小学生のスマホはいつから?持たせるメリット・デメリットと後悔しないルールの作り方

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「周りの友だちがスマホを持ち始めた」「学童の帰りが遅くなってきて心配」「でも、依存やトラブルが怖い…」

こんな悩みを抱えていませんか?

結論から言うと、小学生のスマホは「持たせるか・持たせないか」の二択ではありません。お子さんの生活スタイルや、ご家庭で「どこまで管理できるか」によって、正解が変わるんです。

実際、NTTドコモ モバイル社会研究所の2024年調査によると、小学校高学年のスマホ所有率は初めて50%を超えました。「持っていて当たり前」の時代が、すぐそこまで来ています。

この記事では、スマホ・キッズ携帯・見守りGPSの違いから、フィルタリングの設定方法、親子で揉めないルールの作り方まで、「うちはどうすればいい?」を1〜3分で判断できるようにまとめました。

記事を読み終わる頃には、「最初の1台」を迷わず選べるようになっているはずです。


結論|小学生のスマホは「目的」と「家庭の運用力」で正解が変わる

先に結論:あなたが迷っているポイントはだいたいこの3つ

「小学生にスマホを持たせるべきか」と検索している保護者の方は、たいてい次の3つのどれかで悩んでいます。

1. 安全面の不安 「連絡が取れたほうが安心」と思いつつも、「スマホを持たせたら逆に危険なサイトを見ちゃうんじゃ…」というジレンマ。わかります。防犯のために持たせたいのに、新しい心配が増えるなんて本末転倒ですよね。

2. 依存への恐怖 YouTubeやゲームにどっぷりハマって、宿題も手につかない。夜更かしして翌朝起きられない。そんな未来が頭をよぎると、「まだ早いかも」と踏み切れません。

3. コストの問題 「月いくらかかるの?」というシンプルな疑問。子ども用とはいえ、毎月の出費が増えるのは痛いですよね。

これらの悩み、実はどれも「目的に合った端末選び」と「家庭でのルール設計」で8割は解決できます。逆に言えば、そこを曖昧にしたまま買ってしまうと、後悔することに。

3分診断(YES/NO)で「最初の1台」を決めよう

「結局うちはどれを選べばいいの?」を判断するために、簡単な診断をやってみてください。頭の中で「YES」か「NO」を答えるだけで大丈夫です。

Q1. お子さんに「ひとりで移動する場面」がありますか? (通学路、学童の帰り道、習い事の行き帰りなど)

Q2. 家の固定電話や保護者のスマホで、お子さんとの連絡は足りていますか? (「待ち合わせ場所の変更」など、リアルタイムで伝えたいことがある?)

Q3. 「位置情報(見守り)」が最優先ですか? (いま子どもがどこにいるかをスマホで確認したい)

Q4. 友だちとの連絡(LINEなど)がすでに必要ですか? (グループLINEに入っていないと遊びの約束に参加できない、など)

Q5. 家庭で「守れるルール」を運用できそうですか? (親がスマホの設定をいじれる、ルール違反があったら話し合える、など)


診断結果はこちら!

あなたの回答パターンおすすめの「最初の1台」
Q1:NO または Q2:YESまだ不要 or 固定電話・親のスマホでOK
Q1:YES、Q3:YES、Q4:NO見守りGPS(通話・メッセージは最小限でOK)
Q1:YES、Q3:YES、Q4:NO〜少しありキッズ携帯(通話・SMS・見守りができる)
Q1:YES、Q4:YES、Q5:YESスマホ+強めの制限(学習・連絡・アプリも使える)
Q4:YES、Q5:NOまずキッズ携帯から始めて、様子を見てスマホへ移行

ポイントは「段階導入」という考え方。最初からスマホでなくても、見守りGPSやキッズ携帯で様子を見て、「うちの子はこのくらい使いこなせるな」とわかってからスマホに移行しても遅くはありません。

焦って「みんな持ってるから」で買うと、後から「もっと制限しておけばよかった」と後悔しがちです。


小学生にスマホを持たせるメリット・デメリット(不安を言語化する)

漠然と「スマホは心配」と思っていても、具体的に何が心配なのかがわからないと対策の立てようがありません。ここでは、メリット・デメリットを整理して、あなたの不安を言語化していきましょう。

メリット:連絡・防犯・学習・デジタルリテラシー

1. 緊急時の連絡手段になる

学童からの帰り道、習い事の送迎、友だちの家に遊びに行った帰り。小学生になると、親の目が届かない場面が増えてきます。

「電車が止まった」「迎えの時間を変更したい」「今どこにいる?」

そんな時、子どもと直接連絡が取れると安心です。特に共働き家庭では、「連絡手段の確保」がスマホを持たせる一番の理由になっています。愛知県豊川市の調査でも、スマホを持たせた理由の1位は「親子の連絡を取りやすくするため」でした。

2. 防犯・見守りに使える

GPSで子どもの居場所をリアルタイムで確認できるのは、想像以上に心強いものです。

「学童を出たはずなのに、いつまでも帰ってこない」 「習い事に着いたかな?」

そんな時、アプリを開けば位置情報がわかります。設定によっては、特定の場所(学校・自宅など)に着いたら通知が届くようにもできます。

3. 学習ツールとして活用できる

タブレット学習やオンライン授業が普及した今、スマホも「学びの道具」になり得ます。漢字の調べ学習、英語の発音チェック、計算ドリルアプリ。使い方次第で、勉強のハードルを下げてくれることも。

GIGAスクール構想で小学校にもタブレットが導入され、子どもたちのICTスキルは確実に上がっています。家庭でもその延長線上で、「調べる」「まとめる」「発信する」経験を積めるのはメリットです。

4. デジタルリテラシーが身につく

「いつかはスマホを使うことになる」のであれば、親の目が届く小学生のうちに、正しい使い方を学ばせておきたい。そう考える保護者も増えています。

「このサイトは信用していいの?」「知らない人からメッセージが来たらどうする?」といったことを、実体験を通じて一緒に考えられるのは、むしろチャンスかもしれません。


デメリット:依存・課金・SNSトラブル・睡眠/生活リズム

1. スマホ依存のリスク

MM総研の調査によると、保護者が子どものスマホで感じている不安の第1位は「スマホ依存」(48.2%)でした。実際にトラブルを経験した家庭でも「依存」が最多です。

NTTドコモ モバイル社会研究所の調査では、小学校高学年のスマホ所有者は1日平均2時間以上利用しているというデータも。YouTubeやゲームは「終わりがない」ので、時間を決めないとズルズルと使い続けてしまいます。

2. 課金トラブル

「気づいたら数万円の請求が…」という課金トラブルは、小学生でも起こります。ゲームアプリのガチャや、動画配信サービスの「投げ銭」など、子どもには金額の感覚がわからないまま課金してしまうケースがあるんです。

ALL CONNECTの2025年調査では、保護者の10%が「課金」を不安に感じていると回答しています。防ぐためには、アプリストアの購入制限を設定しておくことが必須です。

3. SNSトラブル(いじめ・個人情報漏洩・知らない人との接触)

同じ調査で、保護者の不安で最も多かったのは「SNSトラブル」(40%)。スマホ依存(29%)よりも高い数値です。

具体的には、グループLINEでの仲間外れ・悪口、知らない人からのDM、顔写真や学校名などの個人情報をうっかり公開してしまう、といったケースが挙げられます。

SNSは「文字だけのやりとり」になるので、ちょっとした言葉の行き違いがトラブルに発展しやすいのも特徴です。

4. 睡眠・生活リズムへの影響

寝る前にスマホを見ると、画面の光で脳が興奮して寝つきが悪くなります。「布団に入ってからもスマホをいじっている」という状態が続くと、慢性的な睡眠不足に。

翌朝起きられない、授業中に眠い、集中力が続かない…。学力低下や体調不良にもつながりかねません。


メリット・デメリットまとめ

メリットデメリット
緊急時に連絡が取れるスマホ依存(ゲーム・動画)のリスク
GPS で居場所がわかる課金トラブル
学習ツールとして使えるSNSトラブル(いじめ・個人情報)
デジタルリテラシーが身につく睡眠・生活リズムの乱れ

大切なのは、「メリットを活かしながら、デメリットを最小限に抑える」という発想。そのためには、後述するフィルタリング設定と親子ルールが欠かせません。


キッズ携帯・見守りGPS・スマホの違い(選び方の本体)

「最初の1台」を選ぶとき、多くの保護者が迷うのがこの3つの違いです。それぞれの特徴を比較して、「うちに合う」ものを見つけましょう。

比較表で全体像→「うちに合う」へ落とし込む

項目見守りGPSキッズ携帯スマホ
できること位置情報の確認、SOSボタン、一部は音声メッセージ通話、SMS、位置情報、防犯ブザー通話、メッセージアプリ、ネット検索、アプリ利用、写真撮影
できないこと通話、ネット検索、アプリ利用ネット検索、LINEなどのアプリ利用、写真のSNS投稿基本的に何でもできる(=制限しないと危険)
トラブルリスク低い(ネットにつながらない)低め(ネット閲覧不可、連絡先も限定可)高い(依存、課金、SNSトラブル)
親の管理のしやすさかなり楽(機能が限定的)楽(できることが少ない)大変(フィルタリング・ルール設計が必須)
月額コストの目安500〜1,000円程度500〜1,100円程度1,000〜3,000円程度(格安SIMなら1,000円前後も可)
向いている家庭位置確認が最優先、連絡はほぼ不要通話・SMSで連絡が取れればOK友だちとのLINEが必要、学習にも使いたい

この表を見て、「うちは見守りGPSで十分だな」と思えた方は、無理にスマホを選ぶ必要はありません。一方で、「友だちとLINEができないと困る」という場合は、スマホを選ばざるを得ないでしょう。

結局、どれを選ぶべき?

「位置情報さえわかればOK」→ 見守りGPS 「電話できて、位置もわかればOK」→ キッズ携帯 「LINEやアプリも使いたい」→ スマホ(ただし強い制限を設定)

シンプルに考えると、子どもに「必要な機能」と「親が管理できる範囲」のバランスで決まります。


段階導入(まずはキッズ携帯→必要ならスマホ)という考え方

私が個人的におすすめしたいのは、「段階導入」という考え方です。

いきなりスマホを渡すのではなく、まずはキッズ携帯や見守りGPSで「連絡や見守りのルール」に慣れさせる。そこで「うちの子はルールを守れるな」と確認できてからスマホに移行する、という流れです。

たとえば、こんなステップ。

ステップ1(小1〜小2):見守りGPS → まだ「ひとりで移動」は少ないけど、習い事の送迎時に位置がわかると安心。

ステップ2(小3〜小4):キッズ携帯 → 学童の帰りが遅くなってきた。「今から帰る」と電話できると助かる。

ステップ3(小5〜小6):スマホ(強い制限付き) → 友だちとLINEで連絡を取り合う場面が増えた。フィルタリングとルールを設定した上で解禁。

こうすれば、「スマホを持ったとたんに依存」というリスクを減らせます。お子さん自身も、段階的に「デジタル機器との付き合い方」を学んでいけるので、中学生になってからも困りにくいはずです。


小学生のスマホルールの作り方(親子で揉めない運用)

スマホを買ったはいいけど、「ルールを守らない」「約束を破る」で毎日バトル…。そうならないために、最初に「守れるルール」を設計しておくことが大切です。

ルールは「短く、破りにくく」:紙1枚テンプレ

ルール作りで失敗しがちなのは、「理想を詰め込みすぎて、長くて覚えられない」パターン。親が読み上げただけで、子どもは右から左へ抜けています。

ポイントは、5〜7項目に絞って、紙1枚にまとめること。冷蔵庫やリビングの目につく場所に貼っておくと、「約束したよね」と指差しで確認できます。


【そのまま使える】親子スマホルール テンプレート

◆ 〇〇家 スマホのやくそく ◆

1. 使っていい時間
   ・平日:夕方5時〜夜7時まで(合計2時間以内)
   ・休日:午前10時〜夜7時まで(合計3時間以内)
   ・寝る1時間前(〇時以降)はスマホを充電場所へ

2. 使っていい場所
   ・リビングで使う(自分の部屋・トイレはNG)
   ・食事中は使わない

3. アプリのルール
   ・新しいアプリを入れるときは、必ず親に相談
   ・課金は禁止(どうしても必要なときは親と相談)

4. SNS・メッセージのルール
   ・知らない人からの連絡は無視して、すぐ親に報告
   ・悪口や意地悪なメッセージは絶対に送らない
   ・顔写真、学校名、住所は絶対に載せない

5. 困ったらすぐ相談
   ・怖いことがあったら、怒らないから教えてね
   ・合言葉:「〇〇〇」(←家族で決めた言葉)

6. やくそくを守れなかったとき
   ・1週間、スマホをお休み(親が預かる)
   ・話し合って、ルールを見直す

サインした日:  年  月  日
子ども:________
親:________

このテンプレートのポイントは3つ。

1. 具体的な時間・場所を書く 「ほどほどに」「あまり使いすぎない」では、親子で認識がズレます。「平日は2時間以内」「寝室では使わない」と数字や場所で明確にしましょう。

2. 「罰」ではなく「お休み」と表現する ルール違反があったときの対応は、「罰を与える」のではなく「いったんお休み」→「話し合って再スタート」という形に。取り上げっぱなしだと、子どもとの信頼関係が崩れます。

3. 「困ったら相談」を最重要項目に トラブルが起きたとき、子どもが「怒られる」と思って隠してしまうのが一番危険。「怒らないから教えてね」「合言葉を言ったら、まず話を聞くからね」という姿勢を約束しておくと、早めに対処できます。


フィルタリング/ペアレンタルコントロールを併用する理由

「ルールを決めたから大丈夫」と思っていませんか?

残念ながら、ルールだけでは防げないトラブルがあります。

子どもは好奇心のかたまりです。「見ちゃダメ」と言われると、逆に見たくなるもの。友だちから「このサイト面白いよ」と言われれば、つい覗いてしまうかもしれません。

だからこそ、技術的な制限(フィルタリング・ペアレンタルコントロール)と、親子の約束(ルール)をセットで使う必要があるんです。

対策役割限界
フィルタリング有害サイトへのアクセスを自動でブロック完璧ではない(すり抜けることも)
ペアレンタルコントロールアプリの制限、利用時間の管理、位置情報の共有子どもが解除方法を調べることも
親子ルール「なぜダメか」を理解させる、相談しやすい関係を作る技術的に止められない

どれか1つだけでは穴があります。フィルタリング+ペアレンタルコントロールで「技術的な壁」を作りつつ、ルールで「考え方の軸」を育てる。この両輪が揃って、初めて安心・安全なスマホ利用が実現します。

ちなみに、18歳未満の子どもにスマホを持たせる場合、フィルタリングの設定は「青少年インターネット環境整備法」で保護者の責務として定められています。法律でも「親の責任」とされているんですね。


買ってから困らない初期設定チェック(最小でOK)

「スマホを買ったけど、どこから設定すればいいかわからない」

そんな声をよく聞きます。設定項目は山ほどありますが、最低限これだけ押さえておけばOKという5つのポイントをまとめました。

課金・アプリ・時間・夜間・位置情報の5点セット

【初期設定チェックリスト(最小構成)】

設定項目やること確認場所の目安
1. 課金制限アプリ購入・課金に親の承認を必須にApp Store/Google Playの「購入とダウンロード」設定
2. アプリ制限インストールできるアプリを親が承認制にスクリーンタイム(iPhone)/ファミリーリンク(Android)の「コンテンツ制限」
3. 利用時間管理1日の利用時間上限を設定スクリーンタイム/ファミリーリンクの「使用時間の制限」
4. 夜間の休止就寝時間帯はスマホが使えないように「休止時間」または「おやすみ時間」設定
5. 位置情報共有親のスマホから子どもの居場所を確認できるように「探す」(iPhone)/「ファミリーリンク」「Googleファミリー」(Android)

細かい設定手順は機種やOSバージョンによって変わるので、ここでは「どの項目を探せばいいか」だけ示しています。実際の設定画面で迷ったら、「スクリーンタイム 設定方法」などで検索すると、最新の手順が見つかるはずです。

補足:フィルタリングはキャリアのサービスも活用を

携帯電話会社(キャリア)と契約している場合、「あんしんフィルター」などのフィルタリングサービスを利用できます。契約時に説明を受けているはずですが、「よくわからないまま何も設定していない」という方も多いのが実情。

ショップに行けば設定をサポートしてもらえるので、「フィルタリングの設定をお願いします」と頼んでみてください。


トラブルが起きた日の「親の動き方」(慌てない手順)

どんなに対策していても、トラブルが起こる可能性はゼロにはなりません。大事なのは、起きたときに慌てないこと


【トラブル別・親の対応フローチャート】

■ 課金トラブルが発覚したとき

  1. まず、何にいくら使われたか確認する(購入履歴をチェック)
  2. 子どもに「どうしてそうなったか」を聞く(責めない)
  3. 返金申請ができるか調べる(AppleやGoogleの返金ポリシーを確認)
  4. 購入制限の設定を見直す
  5. 再発防止のルールを話し合う

■ SNSでトラブルが起きたとき(悪口・仲間外れなど)

  1. 子どもの話を最後まで聞く(遮らない)
  2. スクリーンショットで証拠を残す
  3. 相手の保護者や学校と連携が必要か判断
  4. 必要に応じて、アプリの利用を一時停止
  5. 「相談してくれてありがとう」と伝える

■ 知らない人から連絡が来たとき

  1. 絶対に返信しない・会わない
  2. スクリーンショットを残し、ブロック
  3. 状況によっては警察やキャリアの相談窓口へ
  4. フィルタリング設定を再確認

共通して言えるのは、「まず話を聞く」「責めない」「一緒に考える」という姿勢。

子どもが「親に言ったら怒られる」と思っていると、被害が大きくなるまで隠し続けてしまいます。普段から「何かあったら教えてね」という関係を作っておくことが、最大の予防策です。


【ケーススタディ】こんなとき、うちはどうする?

ここでは、よくある2つの家庭のケースを紹介します。「うちと似てる!」と思えるものがあれば、参考にしてみてください。

ケース1:低学年+学童利用の家庭

状況 小学2年生の子どもがいる共働き家庭。学童保育を利用していて、お迎えの時間が18時すぎになることも。「今から帰る」と連絡が取れると安心。

選んだもの:キッズ携帯

理由 ・まだLINEは必要ない(友だちとの約束は学校で直接話す) ・「電話で連絡が取れる」「GPSで居場所がわかる」が満たせれば十分 ・スマホを渡すと、YouTubeやゲームに夢中になりそうで怖い

設定したルール ・帰りの電車に乗る前に「今から帰る」と電話する ・家に着いたら充電器に置く ・学校では電源を切ってランドセルに入れておく

結果 最初は電話するのを忘れることもあったけど、1か月ほどで習慣に。親としては、「電車に乗った」「学童を出た」が通知でわかるだけで、仕事中の安心感がまったく違う。


ケース2:高学年+友だちとのLINEが必要な家庭

状況 小学5年生の女の子。クラスの友だちがほぼ全員LINEを使っていて、「遊びの約束がLINEで回ってくる」とのこと。仲間外れになるのでは…と心配している。

選んだもの:スマホ(格安SIM+中古iPhone)

理由 ・LINEができないと、本当に遊びの輪から外れてしまいそう ・月額を抑えたいので、格安SIM(月1,000円程度)を選択 ・端末は親のお下がりのiPhoneを使用(初期費用ゼロ)

設定したルール・制限 ・スクリーンタイムで1日2時間まで ・夜21時以降は休止モードで使用不可 ・新しいアプリのインストールは親の承認制 ・LINEの友だち追加は親に報告 ・知らない人からの連絡は即ブロック&報告

最初の1か月は「練習期間」 いきなり全開放ではなく、最初の1か月は「使い方を覚える期間」として、通話・LINE・学習アプリのみ許可。慣れてきたタイミングで、少しずつアプリを解放していった。

結果 最初は「もっと使いたい」と言っていたけど、「ルールを守れたら、できることが増えるよ」と伝えたら納得してくれた。3か月経った今では、自分から「もう時間だから」と切り上げるようになった。


よくある質問(小学生 スマホ)

ここでは、保護者からよく寄せられる質問にQ&A形式で答えます。

Q. 小学生にスマホを持たせるのは「いつから」が多い?

A. NTTドコモ モバイル社会研究所の調査では、スマホ所有率が50%を超えるのは「小学6年生」です。ただし、低学年から持たせる家庭も増えており、2025年の別の調査では小学生全体で56%がスマホを所持しているというデータも。「いつから」に正解はなく、お子さんの生活スタイルやご家庭の方針次第です。


Q. LINEは何歳から使わせていい?

A. LINEの利用規約では、日本国内では年齢制限を設けていません(一部の機能は18歳以上)。ただし、小学生が使う場合は、グループLINEでのトラブル(仲間外れ、悪口など)に注意が必要です。使わせる場合は、「友だち追加は親に報告」「知らない人とはやりとりしない」などのルールを設けましょう。


Q. 学校にスマホを持ち込んでもいい?

A. 文部科学省の方針では、小学校への持ち込みは「原則禁止」です。ただし、遠距離通学や公共交通機関を利用する場合など、やむを得ない事情があれば例外的に認められることがあります。具体的なルールは学校や自治体によって異なるので、担任の先生や学校に確認してみてください。


Q. 格安SIMでも大丈夫?

A. 大丈夫です。実際、2025年の調査では子ども向けスマホの回線は「格安SIMが50%超」でシェア1位。月額1,000円前後で利用でき、家計の負担を抑えられます。ただし、フィルタリングサービスの内容がキャリアによって異なるので、契約前に確認しましょう。iPhoneやAndroidのOS標準機能(スクリーンタイム、ファミリーリンク)も併用すれば、十分な管理ができます。


Q. ルールを破ったらどうすればいい?

A. 「没収」で終わらせないのがポイントです。一度スマホを預かり、「なぜルールを破ったのか」「次はどうすれば守れるか」を一緒に話し合いましょう。そして、ルール自体を見直すタイミングでもあります。子どもの成長に合わせて、「この項目はもう守れるから外してもいいかも」「こっちは追加したほうがいいかも」と調整していくイメージです。


まとめ|「小学生 スマホ」で後悔しないための5つの要点

最後に、この記事のポイントを5つに絞っておさらいします。


1. 「持たせるか・持たせないか」ではなく、「目的に合った端末を選ぶ」 見守りGPS、キッズ携帯、スマホ。それぞれに役割が違います。「うちに必要な機能は何か」を先に考えてから選びましょう。

2. 段階導入で「依存リスク」を減らす いきなりスマホでなくても大丈夫。キッズ携帯で慣れてからスマホに移行する「段階導入」という方法も検討してみてください。

3. フィルタリング+ペアレンタルコントロール+親子ルールの「3点セット」 技術的な制限と、家族の約束を両方使うことで、安心・安全なスマホ利用が実現します。どちらか片方では穴があきます。

4. ルールは「短く、守れるもの」を紙に書く 5〜7項目に絞り、具体的な時間・場所を明記。リビングに貼っておけば、「約束したよね」の確認がスムーズです。

5. 「困ったら相談」できる関係を作る トラブルが起きたとき、子どもが隠さず話してくれることが一番の予防策。「怒らないから教えてね」という姿勢を普段から伝えておきましょう。


「今日やること」5つのToDo

この記事を読んで「よし、動こう」と思った方のために、今日できることをリストにしました。

  • [ ] 学校の「スマホ持ち込みルール」を確認する(連絡帳や学校HPをチェック)
  • [ ] 子どもに「ひとりで移動する場面」がどれくらいあるか整理する
  • [ ] 家族で「まず何から持たせるか」を話し合う(見守りGPS/キッズ携帯/スマホ)
  • [ ] すでにスマホを持たせているなら、フィルタリング設定を再確認する
  • [ ] 「親子スマホルール」のテンプレートを印刷し、家族会議で記入する

小学生のスマホは、「買ったらおしまい」ではなく「買ってからがスタート」です。この記事が、あなたの家庭に合った判断の手助けになれば嬉しいです。

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