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「連絡がつく安心はほしい。でも、スマホを渡すのは怖い」——この矛盾、めちゃくちゃ分かります。
正直、私も最初は「小学生にスマホなんて早いでしょ」と思っていました。でもね、習い事の送迎や学童のお迎え連絡、友達と遊びに行ったときの「今どこ?」を考えると、何かしらの連絡手段は欲しくなるんですよね。
大丈夫です。小学生のSIMは”最安値を追いかける”より「見守り」と「段階設計」さえ押さえれば、ほぼ失敗しません。
この記事では、あなたの家庭にぴったり合う答えを一緒に探していきましょう。3〜5分で「うちはこれだな」と判断できる構成にしました。
結論|小学生のSIMは「何をさせたいか」で最適解が変わる
いきなり結論から言います。「小学生におすすめのSIM」は、ご家庭の使い方によって3パターンに分かれます。
パターン①:通話・位置確認が中心(低学年向け) 通話できて、親が居場所を把握できればOK。LINEはまだ早いかな…というご家庭。楽天モバイルの「最強こども割」(3GB以下で月528円〜)やpovo2.0(基本料0円+必要分だけ課金)が向いています。
パターン②:LINEも使わせたい(高学年向け) 友達との連絡にLINEが必要。でも、動画やゲームでギガを使いすぎるのは困る。LINEMOのベストプラン(3GBで月990円、LINEギガフリー)が強い選択肢です。
パターン③:見守り機能を最優先したい とにかく安全第一。フィルタリングや位置確認、利用時間制限がしっかりしているものがいい。トーンモバイル(月1,100円〜、見守り機能が標準装備)が得意な領域です。
「うちはどのパターンかな?」と迷ったら、次の3分診断で確認してみてください。
まず3分診断|あなたの家庭はどのタイプ?
SIMを選ぶ前に、4つの質問に答えてみてください。これで「うちが重視すべきポイント」がはっきりします。
子どもは低学年?高学年?
低学年(小1〜小3)の場合 行動範囲はまだ狭め。一人で電車に乗ることはほぼない。スマホ操作も慣れていないので、シンプルな機能で十分。むしろ余計な機能があると混乱します。「通話+位置確認」ができればOKというケースが多いです。
高学年(小4〜小6)の場合 友達との約束が増える、塾や習い事の帰りが遅くなる、グループLINEに入りたがる…と、コミュニケーションの幅が広がってきます。「連絡+最低限のデータ通信」が必要になってくる時期ですね。
連絡手段は?
ここ、意外と見落としがちなポイントです。
- 電話だけでいい → 楽天モバイル(Rakuten Linkで通話無料)、povo2.0(基本0円で通話は22円/30秒)
- SMS(ショートメッセージ)も使いたい → 音声SIMならどこでも対応可能
- LINEを使わせたい → データ通信が必要。LINEMOならギガを消費せずLINEが使える
実際のところ、「LINEだけでいいんです」という親御さん、結構多いんですよ。LINEさえあれば電話もビデオ通話もできますからね。
見守りはどこまで必要?
見守り機能には、大きく3つのレベルがあります。
レベル1:位置情報だけ分かればいい → iPhoneの「探す」やGoogleの「ファミリーリンク」など、端末側の機能で対応可能。SIM側で特別な機能は不要。
レベル2:利用時間やアプリも制限したい → 端末の機能(iPhoneのスクリーンタイム、Androidのファミリーリンク)で十分カバーできます。
レベル3:フィルタリング+AIによる自動検知まで欲しい → トーンモバイルの「TONEファミリー」がダントツ。不適切な自撮りを検知してブロックする機能まであります。
正直なところ、レベル1〜2は端末側の設定でほぼ対応できます。SIM選びで見守り機能を最重視するなら、トーンモバイル一択と言っていいでしょう。
端末は?
手元にある端末によって、選択肢が変わります。
- お下がりiPhone/Androidがある → SIMだけ契約すればOK。ただし、古すぎる機種はOSアップデートが終了していてセキュリティリスクがあるので注意。iPhone 11シリーズ以降、Android端末なら発売から3〜4年以内が目安です。
- 新しく端末も買いたい → 楽天モバイルやUQモバイルなどキャリアで同時購入すると割引がある場合も。中古スマホ専門店(イオシスなど)で状態のいいものを買う手もあります。
- キッズスマホを検討中 → arrows We2など「子ども向け機能」が最初から入っている機種もあります。
そもそもSIMって何?小学生でも分かる言葉で説明
「SIMカード」って言葉、よく聞くけど実際なんなの?という方のために、超ざっくり説明しますね。
SIM=スマホに”電話番号と通信の権利”を入れるもの
例えるなら、スマホは「電話機の本体」、SIMカードは「電話番号と通信できる権利が入ったチケット」です。
スマホだけ持っていても、SIMがなければ電話もネットもできません(Wi-Fiには繋がりますが)。逆に言えば、SIMさえ挿せば、お下がりのスマホでも電話番号を持った「自分のスマホ」として使えるわけです。
音声SIM/データSIM/eSIMの違い
SIMには種類があります。難しく考えなくて大丈夫、ざっくり覚えればOKです。
| 種類 | 電話 | ネット | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 音声SIM | ○ | ○ | 電話番号がもらえる。一般的なSIM |
| データSIM | × | ○ | ネット専用。電話はできない(LINEなどの通話アプリは使える) |
| eSIM | ○/× | ○ | 物理カードなし。スマホに内蔵されたSIM機能を使う |
小学生に持たせるなら、基本的に「音声SIM」を選びましょう。緊急時に110番や119番に電話できるのは、やっぱり安心感が違います。
キッズ携帯と”SIMスマホ”は何が違う?
ドコモの「キッズケータイ」やauの「マモリーノ」など、いわゆる「キッズ携帯」との違いも整理しておきましょう。
| 項目 | キッズ携帯 | 格安SIM+スマホ |
|---|---|---|
| 電話 | ○(登録番号のみ可の機種も) | ○ |
| LINE | × | ○ |
| ネット検索 | ×(基本できない) | ○(フィルタリング設定推奨) |
| 見守りGPS | ○(専用機能) | ○(端末機能or別アプリ) |
| 月額料金 | 550円〜700円程度 | 500円〜1,500円程度 |
| 契約の条件 | 親が同じキャリアだと安い | 親と別キャリアでもOK |
| 端末の選択肢 | 専用機のみ | 好きなスマホを選べる |
この表を見て「じゃあ結局どっちがいいの?」と思いますよね。
キッズ携帯が向いている家庭:
- 電話だけできればいい
- 親がドコモ/au/ソフトバンクのいずれかを使っている
- ネットは絶対に使わせたくない
格安SIM+スマホが向いている家庭:
- LINEで連絡を取りたい
- 将来的にスマホに移行することを考えている
- 月額を抑えたいが、機能面も妥協したくない
正直なところ、高学年になるとキッズ携帯では物足りなくなるケースが多いです。「どうせスマホに切り替えるなら、最初から格安SIMでいいかな」という選択は、十分ありだと思います。
小学生向けSIMの選び方|料金より先に決める5つの軸
「で、結局どこのSIMがいいの?」と焦る気持ち、分かります。でもちょっと待って。いきなり料金表を見比べても、迷うだけです。
先に「うちの条件」を固めてから、SIMを探す。この順番が大事。5つの軸で整理しましょう。
①見守り(フィルタリング/時間制限/位置情報)
実は、フィルタリングサービスは18歳未満がスマホを使う場合、法律で加入が原則義務化されています。「入れなくていいや」は通用しません。
ただ、見守り機能は大きく分けて2つあります。
端末側の機能(無料)
- iPhone:スクリーンタイム → アプリの利用時間制限、コンテンツ制限、位置共有など
- Android:ファミリーリンク → 同様の機能。Google製で安心
SIM会社のフィルタリングサービス(有料が多い)
- あんしんフィルター → au系(povo、UQモバイル)で無料提供
- i-フィルター → mineo(月385円)、IIJmio(月396円)などで提供
- TONEファミリー → トーンモバイル専用(月308円)、機能が段違いに充実
私のおすすめは、「端末側の設定をメインにして、必要に応じてSIM側のフィルタリングを追加」というやり方。iPhoneのスクリーンタイムだけでも、かなりしっかり制限できますよ。
②連絡(通話が多い?LINE中心?緊急だけ?)
連絡手段によって、必要なオプションが変わります。
通話が多い場合 楽天モバイルの「Rakuten Link」アプリを使えば国内通話が無料(一部対象外あり)。通話定額オプションを付けなくて済むので、コスパ最強です。
他社だと、5分かけ放題(月550円前後)や10分かけ放題(月700円前後)のオプションがあります。小学生が5分以上電話することは稀なので、付けるなら5分で十分。
LINE中心の場合 LINEMOは「LINEギガフリー」が標準装備。トーク、音声通話、ビデオ通話がデータ消費ゼロで使えます。「友達とはLINE通話で十分」という家庭には最高の選択肢。
緊急連絡だけの場合 povo2.0なら、普段はトッピングなしの0円運用で、着信だけ受けられます。外出時だけ「1日使い放題(330円)」をトッピングするという使い方も。
③ギガ(最初は少なめ→足りなければ増やすのが安全)
小学生のデータ使用量、実際どれくらい必要なのか。目安を表にまとめました。
| 使い方 | 目安の月間データ量 |
|---|---|
| LINEのトーク・通話のみ | 0.5GB以下 |
| たまにネット検索、地図アプリ | 1〜2GB |
| YouTubeを週に1〜2時間 | 3〜5GB |
| 毎日動画を観たい | 10GB以上 |
最初から大容量プランを契約する必要はありません。「足りなくなったら上げる」のスタンスで、まずは3GB程度から始めるのがおすすめ。
よくある失敗談: 「子どもが動画を観まくって、月半ばでギガ切れ。追加チャージで結局高くついた…」
これを防ぐには、端末側で動画アプリの利用時間を制限しておくのが一番。ギガの管理は親の仕事だと割り切りましょう。
④契約(親名義が基本・利用者登録・解約のしやすさ)
契約名義は「親名義」が基本です。
なぜかというと、未成年名義だと契約できるサービスが限られる(povoは13歳以上から)、本人確認書類の用意が面倒、将来の解約・MNP(番号移行)がスムーズにできない、といった理由があります。
親名義で契約して「利用者登録」で子どもを登録する。これが最もトラブルの少ない方法です。
楽天モバイルは例外 楽天モバイルの「最強こども割」は、子ども本人の楽天IDで契約する必要があります。12歳以下のお子さん用に楽天IDを作成し、そのIDで申し込む流れです。
解約のしやすさもチェック 「やっぱり合わなかった」となったとき、すぐ解約できるかは重要。最低利用期間や解約金の有無を確認しておきましょう。2025年現在、多くの格安SIMは解約金なしですが、端末セット購入の場合は注意が必要です。
⑤端末(古い端末のリスク、電池、OS、破損)
お下がり端末を使う場合、以下をチェックしてください。
- OSバージョン:古すぎるとセキュリティ更新が受けられない。iPhone 11以降(iOS 26対応)、Androidは3〜4年以内の機種が安心
- バッテリー:劣化していると半日持たないことも。設定→バッテリー→バッテリーの状態で確認
- SIMロック:2021年10月以降に発売された端末は原則SIMフリー。それ以前の端末はSIMロック解除が必要な場合あり
- 対応バンド:使いたいSIMの回線(ドコモ/au/ソフトバンク)に対応しているか確認
中古端末を買う場合のコツ 「赤ロム」(前の持ち主の未払いで通信停止になる端末)を掴まないよう、保証のある専門店(イオシス、じゃんぱらなど)で購入するのがおすすめ。メルカリやヤフオクは安いですが、リスクも高いです。
おすすめ候補の出し方|使い方別にまとめました
ここからは具体的なSIMの候補を紹介します。ただし、「このSIMが最安!」という断定はしません。キャンペーンや家庭の条件で最適解は変わるからです。
あくまで「こういう使い方ならこのSIMが向いている」という視点で読んでください。
通話もLINEもほどほど(バランス型)
LINEMO ベストプラン
- 月額:〜3GB 990円 / 〜10GB 2,090円(2段階制)
- 特徴:LINEギガフリー、ソフトバンク回線で速度安定
- フィルタリング:無料
- 向いている人:LINEが使えれば十分、通信品質も重視したい
LINEMOは「LINEのトーク・通話・ビデオ通話がギガを消費しない」のが最大の強み。小学生の連絡手段としてLINEを考えているなら、最有力候補です。
楽天モバイル(最強こども割)
- 月額:3GB以下 528円〜(家族割+こども割適用時)
- 特徴:Rakuten Link通話無料、子ども名義で契約が必要
- フィルタリング:あんしんコントロール by i-フィルター 月330円(3ヶ月無料)
- 向いている人:通話もデータも安く、家族で楽天経済圏の方
12歳以下なら「最強こども割」で毎月440円の割引。家族割と合わせると、3GB以下で月528円という破格の料金になります。通話無料が標準なのも嬉しいポイント。
安さ重視(低容量・調整しやすい)
povo2.0
- 月額:基本0円 + トッピング(1GB 7日間 390円、3GB 30日間 990円など)
- 特徴:必要なときだけ課金、au回線で安定
- フィルタリング:あんしんフィルター for au(無料)
- 向いている人:普段はWi-Fi環境、外出時だけ通信したい
「緊急用のお守りスマホ」ならpovo一択。基本0円で、半年に1回でもトッピング購入すれば維持できます。子どもの行動範囲が限られている低学年には特に向いています。
mineo マイピタ
- 月額:1GB 1,298円 / 5GB 1,518円 / 10GB 1,958円
- 特徴:3キャリア回線から選べる、パケットシェアで家族でデータ分け合い
- フィルタリング:安心フィルタリング 月385円
- 向いている人:データを家族で分け合いたい、コミュニティサポートを活用したい
mineoの「パケットシェア」は、家族間でデータをシェアできる独自機能。「子どもがギガ足りない…」となっても、親のギガを分けてあげられます。
見守り最優先(フィルタリングと管理が強い)
トーンモバイル
- 月額:基本1,100円 + TONEファミリー 月308円 = 約1,408円〜
- 特徴:動画以外データ使い放題、AI見守り機能が段違い
- 向いている人:見守り機能を最も重視したい、初めてのスマホで不安
トーンモバイルの「TONEファミリー」は、見守り機能のラインナップが圧倒的。位置情報の追跡、アプリ制限、利用時間制限に加え、「自撮り被害防止機能」(不適切な写真をAIが検知してブロック)まで備えています。東京都を含む九都県市から推奨を受けている実績も安心材料です。
緊急用・お守り運用(必要な時だけ課金しやすい型)
povo2.0(再掲)
- 使い方例:普段は0円、出かける日だけ「1日使い放題(330円)」をトッピング
- 半年に1回、最低でも250円のトッピングを購入すれば維持可能
- 緊急時は128kbpsの低速でもLINEのメッセージは送受信可能
IIJmio 2ギガプラン
- 月額:2GB 850円(音声SIM)
- 特徴:業界最安クラス、通話オプションも安い
- みまもりパック 月550円(i-フィルター+ウイルスバスター)
IIJmioは「とにかく固定費を抑えたい」という家庭に人気。2GBで850円は業界最安水準です。
比較表|主要SIMの料金・回線・見守り機能まとめ
| SIM | 最安プラン(税込) | 回線 | 通話オプション | フィルタリング | 店舗サポート |
|---|---|---|---|---|---|
| LINEMO | 990円/3GB | ソフトバンク | 5分かけ放題 550円 | 無料 | × |
| 楽天モバイル | 528円〜/3GB(割引適用時) | 楽天(+au) | 無料(Rakuten Link) | 330円 | ○ |
| povo2.0 | 0円(基本料) | au | なし(従量22円/30秒) | 無料 | × |
| トーンモバイル | 1,100円〜(動画以外使い放題) | ドコモ | IP電話無料(050) | 308円(TONEファミリー) | ○(ドコモショップ) |
| mineo | 1,298円/1GB | 3キャリア選択可 | 10分かけ放題 550円 | 385円 | ○(一部) |
| IIJmio | 850円/2GB | ドコモ/au | 5分かけ放題 500円 | 396円 | × |
| UQモバイル | 1,628円/4GB(トクトクプラン) | au | 10分かけ放題 880円 | 無料(あんしんフィルター) | ○ |
※料金は2026年2月時点の情報です。キャンペーンにより変動する場合があります。
この表の読み方(初めての方へ)
「最安プラン」は、割引適用前の基本料金または割引最大適用時の参考価格です。楽天モバイルの528円は「最強こども割+家族割」適用時なので、条件を満たさないと1,078円/3GBになります。
「店舗サポート」は、対面で相談できるかどうか。オンライン手続きに不安がある方は、楽天モバイルやUQモバイル、トーンモバイル(ドコモショップで契約可)を選ぶと安心です。
最短セットアップ(15分)|親の”見守り設定”をここまでやればOK
「SIMを契約したはいいけど、設定が分からなくて結局何もしてない…」
これ、あるあるです。見守り設定って、やろうと思えばいくらでも細かくできるんですが、最初から完璧を目指すと挫折します。まずは「これだけやっておけばOK」という最低限の設定を15分で終わらせましょう。
iPhoneの場合:スクリーンタイム+ファミリー共有の要点
ステップ1:ファミリー共有をセットアップ(5分)
- 親のiPhoneで「設定」→「自分の名前」→「ファミリー共有」
- 「ファミリーメンバーを追加」→ 子どものApple IDを作成または招待
- 子どもを「ファミリー」に追加
ステップ2:スクリーンタイムを設定(10分)
- 「設定」→「スクリーンタイム」→「ファミリー」→ 子どもの名前を選択
- 休止時間:夜9時〜朝7時などスマホを使わせない時間帯を設定
- App使用時間の制限:「SNS」「ゲーム」などカテゴリごとに1日の上限を設定
- コンテンツとプライバシーの制限:「App Store からの購入」を「許可しない」に。アプリのインストールは親の承認制に
- 位置情報共有:「探す」アプリで子どもの位置を常に確認できるように
これで「夜は使えない」「アプリは勝手に入れられない」「居場所は分かる」という基本的な見守りが完成します。
Androidの場合:ファミリーリンクの要点
ステップ1:ファミリーリンクをインストール(3分)
- 親のスマホに「Google ファミリーリンク(保護者向け)」をインストール
- 子どものスマホに「Google ファミリーリンク(お子様向け)」をインストール
ステップ2:子どものGoogleアカウントを管理下に(5分)
- 親のファミリーリンクアプリを開き、子どものアカウントを追加
- 子どものスマホでファミリーリンクの設定を完了
ステップ3:制限を設定(7分)
- 利用時間の制限:1日の使用上限と「おやすみ時間」を設定
- アプリの管理:インストールを許可制に。アプリごとに使用時間制限も可能
- 位置情報:「現在地の共有」をオンに。リアルタイムで居場所を確認可能
- Google Playの制限:アプリ・映画・ゲームの年齢制限を設定
最低限のおすすめ設定
細かい設定は後からいくらでも追加できます。最初は「これだけ」でOK。
- 夜間のロック(休止時間):夜9時以降はスマホが使えなくなる
- 課金の制限:アプリ内購入、App Store/Google Playでの購入を親の承認制に
- アプリインストールの許可制:勝手に新しいアプリを入れられなくする
- 位置情報の共有:常に子どもの居場所が分かる状態に
設定は”やりすぎると続かない”
最初から細かく制限しすぎると、子どもが「何もできない」と不満を持ち、親も管理が面倒になって結局放置…というパターンに陥りがちです。
「最低限の安全は確保しつつ、少しずつ緩めていく」というスタンスがおすすめ。お子さんの成長に合わせて、制限は調整していきましょう。
よくあるQ&A|検索されやすい不安を先回り
Q:小学生にデータSIMだけで足りる?
A:緊急通報ができないので、基本的には音声SIMをおすすめします。
データSIMはLINE通話などでは連絡できますが、110番や119番への緊急通報ができません。万が一の事態を考えると、音声SIMの方が安心。料金差も月数百円程度なので、ここはケチらない方がいいでしょう。
Q:LINEだけ使わせたいけどできる?
A:可能です。以下の設定で「LINEだけ使えるスマホ」を作れます。
- 端末のスクリーンタイム/ファミリーリンクで、LINE以外のアプリを使用禁止に
- ブラウザ(Safari、Chrome)も制限をかける
- App Store/Google Playからの新規インストールを親の承認制に
ただし、LINEにはオープンチャットやニュースタブなど、子どもには見せたくない機能もあります。LINE自体の設定で「オープンチャット」への参加をオフにするなど、アプリ内の設定も忘れずに。
Q:GPSは別に必要?
A:スマホがあればGPS専用端末は不要です。
iPhoneの「探す」やAndroidの「ファミリーリンク」で、スマホの位置情報をリアルタイムで確認できます。わざわざ別のGPS端末を買う必要はありません。
ただし、スマホの電源が切れていると位置情報は取得できない点は注意。バッテリー切れ対策として、モバイルバッテリーを持たせるのも一案です。
Q:名義は子どもにできる?
A:SIMによって異なります。基本は親名義をおすすめします。
- 楽天モバイル:子ども名義での契約可能(最強こども割は子ども名義が条件)
- povo2.0:13歳以上なら子ども本人名義OK。12歳以下は親名義
- LINEMO:18歳未満は親名義での契約が必要
- mineo、IIJmio:18歳未満は親名義のみ
子ども名義だと、将来の乗り換えや解約の手続きが面倒になることも。特別な理由がなければ、親名義で契約して「利用者登録」で子どもを登録する方法がスムーズです。
Q:学校に持たせる時の注意は?
A:学校のルールを必ず確認してください。
文部科学省は2020年に「条件付きで小中学校へのスマホ持ち込みを認める」方針を示しましたが、実際の運用は学校ごとに異なります。
- 持ち込みOKの場合:「朝預けて、帰りに返す」ルールが多い
- 持ち込みNGの場合:ランドセルに入れっぱなしはバレた時にトラブルに
学校に確認する際のポイントは、持ち込み可否、預かりの有無、何かあったときの連絡方法、です。
Q:トラブルが起きたらどうする?(家庭ルール・相談先)
A:事前に「困ったときはすぐ親に言う」ルールを決めておきましょう。
ネット上のトラブル(誹謗中傷、課金、知らない人からの連絡など)は、早めに大人が介入するほど解決しやすいです。
「怒られるかも」と思って隠すと、問題が深刻化します。「どんなことでも、怒らないから教えてね」と伝えておくことが大切。
外部の相談先
- こどもの人権110番(法務省):0120-007-110
- 子どもとネット安全を考える会(いたわり):相談窓口あり
- 各通信会社のサポート:契約しているSIM会社のサポートに相談
小学生におすすめのSIMは”料金より見守り”で選ぶ|今日決める3つのこと
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。最後に、記事の要点を3つにまとめます。
1. SIMを選ぶ前に「何をさせたいか」を決める
- 通話だけなら:楽天モバイル、povo2.0
- LINEも使うなら:LINEMO
- 見守り重視なら:トーンモバイル
2. 見守り設定は”端末側”でほぼカバーできる
- iPhoneのスクリーンタイム、AndroidのファミリーリンクでOK
- SIM側のフィルタリングは「追加の安心」として考える
- 最初は最低限の設定から。やりすぎは続かない
3. 最安を追わない。続けられる料金・サービスを選ぶ
- 月数百円の差より、使い勝手やサポートの安心感
- 「合わなかったら乗り換える」くらいの気持ちでOK
- キャンペーンは変動するので、契約時に最新情報をチェック
「連絡がつく安心」と「使いすぎの心配」、どちらも解決できるのが小学生向けのSIM選びです。
完璧な選択を目指す必要はありません。お子さんの成長に合わせて、設定もSIMも変えていけばいいんです。
まずは今日、この記事で紹介した3分診断をやってみてください。「うちはこのタイプかな」が分かれば、SIM選びは8割終わったも同然ですよ。