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「家から出ずに荷物を預けられるって、めちゃくちゃ便利そう」「でも、急に必要になったらどうするの?」「月額が安いって書いてあるけど、実際は高くつくんじゃ…?」
宅配型トランクルームを検討している人が抱える不安、よくわかります。便利さの裏にある「すぐ取り出せない」「追加費用がかかる」といったデメリットを知らずに契約すると、後悔することもあるのが正直なところ。
結論から言うと、宅配型トランクルームは“低頻度の保管”に強いサービスです。年に数回しか出し入れしない季節物や思い出の品には最適ですが、毎週使うものや急に必要になるものを預けると、逆に割高・不便になりやすい。
この記事では、宅配型トランクルームのメリット・デメリットを「対策セット」で整理し、料金の落とし穴や失敗しない選び方まで解説します。3分でできる診断もあるので、あなたに向いているかどうか判断できますよ。
この記事でわかること
- 宅配型トランクルームが向く人・向かない人の判断基準(3分診断)
- メリット(自宅完結、少量OK、写真管理、保管環境)
- デメリット(取り出し日数、追加費用、サイズ制限、短期割高)と回避策
- 料金の落とし穴と、頻度別の総額シミュレーション
- 失敗しない選び方と、上手な使い方(運用ルール)
結論:宅配型トランクルームが向く人/向かない人(3分診断)
まずは結論から。宅配型トランクルームが「向く人」「向かない人」の境界線を明確にしておきましょう。
診断(Yes/No):出し入れ頻度は?急に必要になる?荷物は大きい?
以下の質問にYes/Noで答えてみてください。
| 質問 | Yes | No |
|---|---|---|
| ①預けたい物の出し入れは年に数回程度(月1回未満) | □ | □ |
| ②預けたい物は「急に必要」になることがほぼない | □ | □ |
| ③預けたい物は段ボール箱に入るサイズ(大型家電は含まない) | □ | □ |
| ④車がない、または荷物を運ぶのが面倒で自宅完結したい | □ | □ |
| ⑤「どこに何があるか」を写真やリストで管理したい | □ | □ |
| ⑥長期間(半年〜1年以上)預ける前提で考えている | □ | □ |
診断結果
- Yesが5〜6個:宅配型トランクルームにかなり向いています。月額の安さと自宅完結の便利さを存分に活かせるタイプ
- Yesが3〜4個:宅配型でもOKだけど、デメリット(取り出し日数・追加費用)をしっかり確認してから判断を
- Yesが0〜2個:宅配型より店舗型(屋内型・屋外型)のほうが合っている可能性が高い
ざっくり結論:向くのは「季節・思い出・書類」/向かないのは「毎週使う物・大型家電」
診断の結果を見ると、宅配型トランクルームが得意とするのは「出し入れ頻度が低い」「急に必要にならない」「段ボールに入るサイズ」という条件を満たす物だとわかります。
宅配型に向いている物
- 季節物(衣替え、季節家電、スポーツ用品)
- 思い出の品(アルバム、子どもの作品、卒業アルバム)
- 書類・本(確定申告資料、蔵書)
- 趣味用品(コレクション、使用頻度の低い趣味グッズ)
宅配型に向かない物
- 毎週・毎月使う物(キャンプ用品を毎週末使うなど)
- 急に必要になる可能性がある物(冠婚葬祭の服、緊急用品)
- 大型家電・家具(ソファ、冷蔵庫など)
- 貴重品・高額品(補償の上限を超える物)
なぜこうなるか? 宅配型は「配送」というステップが入るため、預けるにも取り出すにも数日かかります。この「タイムラグ」が、頻繁に使う物や急に必要な物との相性を悪くしているんです。逆に言えば、急がない物ならこのタイムラグは問題にならず、自宅完結の便利さだけを享受できます。
宅配型トランクルームとは(仕組みをやさしく)
「そもそも宅配型トランクルームって何?」という人のために、仕組みをざっくり説明しておきましょう。
宅配型トランクルームは、自宅から荷物を送って倉庫に保管してもらい、必要なときに配送で届けてもらうサービスです。イメージとしては「収納のサブスク冷凍庫」みたいなもの。冷凍庫に食材をストックしておくように、普段使わない物を外部の倉庫にストックしておく、という感覚です。
店舗型との違い(”自宅完結”と”配送タイムラグ”)
従来の「店舗型トランクルーム」との違いを整理しておきましょう。
| 比較項目 | 宅配型 | 店舗型(屋内・屋外) |
|---|---|---|
| 荷物の出し入れ | 配送(自宅完結) | 自分で持ち込み |
| 取り出しまでの時間 | 数日〜1週間程度 | 即日(行けばすぐ) |
| 大型物の対応 | 苦手(段ボールサイズ中心) | 得意(大型家具も可) |
| 料金体系 | 月額+取り出し費用 | 月額のみが多い |
| 保管環境 | 温湿度管理されることが多い | サービスによる |
最大の違いは「自宅完結 vs 自分で行く」と「配送タイムラグ vs 即時性」。どちらが良い悪いではなく、使い方によって向き不向きがあるということです。
箱単位/アイテム単位とは(費用と便利さが変わる)
宅配型トランクルームには、大きく分けて「箱単位」と「アイテム単位」の2つのタイプがあります。
箱単位(ボックスプラン) 専用の段ボール箱に荷物を詰めて、箱ごと預ける。取り出すときも箱ごと届く。月額は安め(1箱あたり数百円〜)。ただし「箱の中の一部だけ取り出したい」は難しい(サービスによる)。
アイテム単位(写真撮影あり) 預けた荷物を1点ずつ写真撮影・リスト化してくれる。取り出すときは「この1点だけ」が可能。月額は箱単位より高めになることが多い。衣類や本など、点数が多い人に便利。
どちらが良いかは「何を預けるか」「どう取り出したいか」で変わります。季節家電のように「箱ごと出す」物なら箱単位、衣類のように「1点だけ出したい」ことがあるならアイテム単位、という使い分けが基本です。
写真管理・リスト化のメリット(探さない収納)
宅配型トランクルームの多くは、預けた物を写真で確認できる機能があります(アイテム単位プランの場合は1点ずつ、箱単位の場合は「箱の中身を撮影」など)。
これの何がいいかというと、「どこに何があるか」がスマホで確認できること。家のクローゼットだと「あれ、どこにしまったっけ?」が起きがちですが、宅配型なら写真やリストを見れば一発でわかります。
メリット(生活が変わるポイントを具体例で)
ここからは、宅配型トランクルームの具体的なメリットを見ていきましょう。
メリット1:家から出ずに預けられる(重い荷物問題が消える)
宅配型の最大のメリットは「自宅完結」。集荷を依頼すれば、自宅まで取りに来てくれます。重い段ボールを車に積んで、トランクルームまで運んで、鍵を開けて…という手間がゼロ。
特に効くのは、車を持っていない人、重い物を運ぶのが難しい人(高齢者、体力に自信がない人、妊娠中の人など)、そもそも近くにトランクルームがない人。「預けたいけど、運ぶのが面倒で先延ばしにしてた」という人には、この「手間ゼロ」がかなり効きます。
メリット2:少量から始めやすい(収納の”逃げ場所”が作れる)
店舗型トランクルームは「0.5畳〜」「1畳〜」のように、ある程度まとまったスペースを借りる形が多いです。一方、宅配型は「1箱から」始められるサービスが多く、少量の荷物でも気軽に使えます。
「クローゼットがあと段ボール3箱分だけ足りない」という微妙な収納不足を解消するのに、宅配型はぴったり。「収納のちょっとした逃げ場所」として使えるのが魅力です。
メリット3:写真で管理できて、どこに何があるか迷わない
先ほども触れましたが、写真管理・リスト管理ができるのは大きなメリット。家の中の収納は「入れたら見えなくなる」けど、宅配型はスマホで「何を預けているか」がいつでも確認できます。
特に、衣類や本をアイテム単位で預ける場合は、1点ずつ写真が撮られるので「この服、預けてたっけ?」という確認がラク。断捨離の判断材料にもなります。
メリット4:保管環境(温湿度管理等)で劣化リスクを減らせる可能性
宅配型トランクルームの倉庫は、温度・湿度が管理されていることが多いです(サービスや倉庫による)。自宅の押し入れやクローゼットより、カビや虫のリスクが低い環境で保管できる可能性があります。
特に、大切な衣類、革製品、書籍など「湿気に弱い物」を預けるなら、保管環境は重要なチェックポイント。ただし、すべてのサービスが同じ環境というわけではないので、公式サイトで「温度・湿度管理」について確認しておくと安心です。
生活シーン別にメリットをまとめると…
| 生活シーン | 宅配型トランクルームの効き方 |
|---|---|
| 単身・ワンルーム | クローゼットが狭い→季節物を外に出すだけで部屋がスッキリ |
| 子育て家庭 | サイズアウトした子ども服、思い出の品を保管。いつか下の子に渡すまで |
| 在宅ワーク | 仕事部屋を確保するため、使わない趣味道具を一時避難 |
| 引っ越し前後 | 新居に入りきらない物を一時保管。整理の猶予ができる |
デメリット(よくある後悔)と回避策セット
メリットだけ見て契約すると後悔することがあります。ここからは、宅配型トランクルームのデメリットを「よくある後悔」として整理し、回避策もセットで紹介します。
デメリット1:すぐ取り出せない → 回避策
宅配型の最大のデメリットは「すぐ取り出せない」こと。店舗型なら「今日行って、今日持ち帰る」ができますが、宅配型は依頼してから届くまで数日〜1週間程度かかります。
回避策
- 「急に必要になるもの」は家に残す:冠婚葬祭の服、季節の変わり目に使う物、子どもの行事で必要になりそうな物は預けない
- 代替手段を確認しておく:「急ぎ便」「翌日配送」があるサービスもある(追加料金がかかることが多い)。事前に確認しておくと安心
- 余裕を持った依頼をする:季節の変わり目は「1週間前」に依頼する習慣をつける
「急に必要になったらどうしよう」が不安なら、そもそも「急に必要になりそうな物は預けない」というルールを先に決めておくのが一番の対策です。
デメリット2:月額以外の費用がある → 回避策
「月額○○円〜」という広告を見て「安い!」と思っても、実際には「取り出し送料」「作業費」「短期解約ペナルティ」などの追加費用がかかることがあります。
回避策
- 総額で考える:月額だけでなく「取り出し1回あたりの費用」「年間の取り出し予定回数」を掛け算して、年間総額で比較する
- 頻度を最適化する:取り出し回数が増えるほど費用は上がる。季節ごとにまとめて取り出すなど、回数を減らす工夫を
- 公式FAQで確認:「取り出し送料」「梱包作業費」「短期解約の条件」を必ず確認
料金の落とし穴については、後ほど詳しくシミュレーションします。
デメリット3:サイズ・重量制限 → 回避策
宅配型トランクルームは「段ボール箱に入るサイズ」が基本。大型の家電や家具は預けられないことが多いです。また、1箱あたりの重量制限(例:20kg、25kgなど)があるサービスも。
回避策
- 預ける物の向き不向きを把握する
- 大型物は店舗型を検討する
預けるのに向く物/向かない物(理由つき)
| 分類 | 向く物 | 理由 |
|---|---|---|
| 衣類 | ○ | 段ボールに入る、軽い、写真管理と相性◎ |
| 本・書類 | ○ | サイズ小さい、重量は注意(詰めすぎ禁止) |
| 季節家電(扇風機等) | △ | 小型ならOK、大型は店舗型向き |
| アウトドア用品 | △ | 小物はOK、テント・自転車等は店舗型向き |
| 大型家電(冷蔵庫等) | × | サイズオーバー、重量オーバー |
| 大型家具 | × | サイズオーバー |
| 貴重品・高額品 | × | 補償上限を超える可能性、そもそも預けられないことも |
この表を見ると、宅配型は「小〜中型で、重すぎない物」に向いていることがわかります。大型物は店舗型、貴重品は自宅保管、という使い分けが基本です。
デメリット4:短期利用だと割高になりがち → 回避策
宅配型トランクルームには「最低保管期間」が設定されていることがあります。たとえば「最低2ヶ月」「最低6ヶ月」など。この期間内に取り出す(または解約する)と、追加料金がかかったり、残りの月額分を払う必要があったりします。
回避策
- 最低保管期間を確認する:契約前に公式FAQで確認
- 短期なら店舗型も検討:1〜2ヶ月だけ預けたいなら、店舗型のほうが総額で安くなることも
- 長期前提で使う:宅配型は「半年〜1年以上預ける」前提で使うと、月額の安さが活きる
デメリット5:預けたまま忘れる → 回避策
「とりあえず預けよう」で送った荷物を、そのまま数年放置…というケースは意外と多いです。月額は払い続けているのに、中身を忘れてしまう。これ、もったいないですよね。
回避策
- 月1回の棚卸し(5分でOK):アプリやWebで預けている物を確認する習慣をつける
- 「1年使わなかったら見直し」ルール:1年間一度も取り出さなかった物は、「本当に必要か」を考える。不要なら処分して保管料を節約
- 手放す基準を先に決める:「次のシーズンも使わなかったら処分」など、ルールを決めておく
体験談①:短期で取り出して高くついた話
Aさん(30代・単身)は、引っ越しの一時保管として宅配型トランクルームを利用。「月額が安いから」と選んだものの、1ヶ月後に全箱取り出したら、取り出し送料が想像以上にかかって「店舗型のほうが安かったかも…」と後悔。
その後、宅配型は「長期保管」、短期の一時保管は「店舗型」と使い分けるようになり、トータルコストを抑えられるようになったそうです。
料金の”落とし穴”を解体:月額が安く見える理由と、総額の考え方
宅配型トランクルームの料金、ここが一番「思ってたのと違う」が起きやすいポイントです。「月額○○円〜」という数字だけ見て判断すると、後で「高くついた…」となりがち。総額で考える習慣をつけましょう。
総額は「月額+取り出し(送料/作業費)×回数+短期条件の可能性」
宅配型トランクルームの料金は、ざっくりこの式で考えられます。
年間総額 =(月額 × 12ヶ月)+(取り出し費用 × 取り出し回数)+(短期ペナルティがあれば)
月額が安くても、取り出し回数が多いと総額は上がります。逆に、取り出し回数が少なければ、月額の安さをそのまま享受できます。
頻度別シミュレーション(表):年2回/月1回/週1回でどう変わる?
仮の数字でシミュレーションしてみましょう(実際の料金はサービスによって異なります。必ず公式で確認してください)。
前提(仮)
- 月額:500円/箱
- 取り出し費用:1,100円/回(送料・作業費込み)
- 預ける箱数:3箱
| 取り出し頻度 | 年間月額 | 取り出し費用 | 年間総額 | 1ヶ月あたり換算 |
|---|---|---|---|---|
| 年2回(季節の変わり目) | 18,000円 | 2,200円 | 20,200円 | 約1,683円 |
| 月1回 | 18,000円 | 13,200円 | 31,200円 | 2,600円 |
| 週1回 | 18,000円 | 57,200円 | 75,200円 | 約6,267円 |
この表を見ると、取り出し頻度が上がるほど総額が跳ね上がるのがわかりますね。年2回なら月1,700円程度ですが、週1回だと月6,000円以上。同じ月額でも、使い方で3倍以上の差が出ます。
この表の読み方
- 年2回程度の取り出しなら、宅配型のコスパは◎
- 月1回以上取り出すなら、店舗型と総額比較してから決めるべき
- 週1回以上なら、宅配型は向いていない可能性が高い
損しにくい使い方:取り出し回数を減らす(季節でまとめる、箱の分け方)
料金を抑えるコツは「取り出し回数を減らす」こと。そのためには、箱の分け方が重要です。
- 季節ごとに箱を分ける:「春夏物」「秋冬物」など、取り出すタイミングが同じ物を同じ箱に
- 「ごちゃ混ぜ」禁止:いろんな物を1箱に詰めると、部分的に必要になったとき箱ごと取り出すハメに
- 「絶対出さない箱」を作る:思い出の品、数年に1回しか見ない書類など、取り出し頻度がほぼゼロの物は別箱にして、コストを抑える
失敗しない選び方(比較の観点だけを提示)
宅配型トランクルームにはいくつかのサービスがあり、それぞれ特徴が異なります。ここでは「どこがいい」ではなく「何を比較すればいいか」という観点を整理します。
比較軸:取り出し日数/箱orアイテム単位/写真管理の粒度/補償/最低保管期間の有無
サービスを比較するときは、以下のポイントをチェックしましょう。
| 比較軸 | 確認すべきこと |
|---|---|
| 取り出し日数 | 依頼から届くまで何日かかる?急ぎ便はある? |
| 箱orアイテム単位 | 箱ごと預ける?1点ずつ取り出せる? |
| 写真管理の粒度 | 箱の中身を撮影してくれる?1点ずつ撮影? |
| 補償 | 破損・紛失時の補償上限は? |
| 最低保管期間 | 短期解約のペナルティは? |
| 温湿度管理 | 倉庫の保管環境は? |
比較軸:取り出し費用の内訳(送料・梱包作業費など)と確認ポイント
「取り出し1回○○円」といっても、内訳はサービスによって違います。
- 送料:配送にかかる費用。地域によって変わることも
- 梱包作業費:アイテム単位で取り出す場合、スタッフが箱から出して梱包する作業費がかかることも
- 急ぎ便の追加料金:通常より早く届けてほしい場合の追加費用
「思ったより高かった」を避けるために、契約前に「取り出し費用の内訳」を公式FAQで確認しておきましょう。
比較軸:預けられない物(危険物・高額品など)は必ず公式で確認
宅配型トランクルームには「預けられない物」があります。一般的には、危険物、生鮮食品、生き物、違法な物、現金・貴重品などが禁止されていますが、細かいルールはサービスによって異なります。
たとえば「楽器は預けられる?」「ブランド品は?」「美術品は?」といった疑問は、必ず公式FAQで確認してください。高額品は補償上限を超える可能性もあるので、保管するかどうかは慎重に判断しましょう。
上手な使い方:宅配型は「保管の設計」と「運用ルール」で化ける
宅配型トランクルームは、ただ「預ければいい」というものではありません。「何を、どう分けて、どう管理するか」を先に設計しておくと、使いやすさが格段に上がります。
まず分類:①季節 ②思い出 ③書類 ④趣味 ⑤非常用(非常用は原則家に)
預ける物を、まず5つのカテゴリに分類してみましょう。
- 季節物:衣替えの服、季節家電、スポーツ用品など
- 思い出の品:アルバム、子どもの作品、卒業記念品など
- 書類:確定申告資料、契約書、保証書など
- 趣味用品:コレクション、使用頻度の低い趣味グッズなど
- 非常用:防災グッズ、緊急時に必要な物(※これは原則、家に残す)
この分類をしておくと「何を預けるべきか」「何を家に残すべきか」が明確になります。
箱の分け方:取り出し単位で分ける(”ごちゃ混ぜ禁止”)
箱の分け方で最もやってはいけないのが「ごちゃ混ぜ」。季節物と思い出の品と書類を1箱に詰めると、取り出すときに必ず困ります。
箱の分け方のコツ
- 取り出すタイミングが同じ物を同じ箱に:春夏物は春夏物だけ、秋冬物は秋冬物だけ
- カテゴリごとに分ける:衣類は衣類、書類は書類
- 「この箱を丸ごと取り出す」がイメージできるか確認:部分的に取り出したい物が混ざっていないか
在庫管理:箱番号+写真+メモ(スマホでOK)
「どの箱に何が入っているか」を把握しておくのは、宅配型を使いこなす上で必須です。
在庫管理のやり方(シンプル版)
- 箱に番号をつける(A-1、A-2、B-1…など)
- 箱に詰める前に中身をスマホで撮影
- スマホのメモアプリに「箱番号」と「主な中身」を記録
【A-1】衣類:冬コート2、ニット5(写真あり)
【A-2】衣類:スーツ1、ワイシャツ10(写真あり)
【B-1】書類:確定申告2020-2024(写真あり)
これだけで「あの服、どの箱だっけ?」がなくなります。サービスによっては、アプリで写真管理してくれるので、それを活用するのもアリ。
月1の棚卸し5分(取り出しゼロでも”手放す判断”ができる)
月に1回、5分だけ「預けている物リスト」を見返す習慣をつけましょう。
- 「この物、本当にまだ必要?」
- 「1年以上取り出していない物はない?」
- 「次のシーズンに使う予定は?」
取り出しゼロでも、この「振り返り」があるだけで「預けたまま忘れる」を防げます。不要だと判断した物は、取り出して処分すれば月額も減らせます。
体験談②:ラベルなし地獄→番号運用で救われた話
Bさん(40代・子育て家庭)は、子どものサイズアウトした服を宅配型で保管。最初はラベルなしで5箱送ったところ、「どの箱にどのサイズが入っているかわからない」状態に。下の子に着せるため取り出そうとしたら、結局5箱全部取り出すハメに…。
その後、箱番号+中身リストを作り直し、「A-1:80-90サイズ」「A-2:100サイズ」と整理。以来、必要な箱だけ取り出せるようになり、取り出し費用も節約できたそうです。
店舗型(屋内/屋外)と比べると?宅配型を選ぶ判断基準
宅配型だけでなく、店舗型(屋内型・屋外型)も選択肢にあるなら、比較して決めましょう。
宅配型が勝つ:手間・少量・管理
- 手間:自宅完結なので、運ぶ手間がゼロ
- 少量:1箱から始められるので、少量の収納不足に対応しやすい
- 管理:写真管理・リスト管理で「どこに何があるか」が把握しやすい
店舗型が勝つ:即時性・大型・頻繁な出し入れ
- 即時性:行けばすぐ取り出せる。急に必要になっても対応可能
- 大型:大型家電・家具も預けられる
- 頻繁な出し入れ:何度出し入れしても追加費用がかからない(月額のみ)
宅配型/屋内型/屋外型 比較表
| 比較項目 | 宅配型 | 屋内型(店舗) | 屋外型(コンテナ) |
|---|---|---|---|
| 即時性 | △(数日) | ◎(即日) | ◎(即日) |
| 費用の出方 | 月額+取り出し費用 | 月額のみが多い | 月額のみが多い |
| 大型対応 | × | ○ | ◎ |
| 少量対応 | ◎ | △ | △ |
| 手間 | ◎(自宅完結) | △(行く必要あり) | △(行く必要あり) |
| 保管環境 | ○(温湿度管理多い) | ○(サービスによる) | △(外気温の影響大) |
この表を見ると、「何を重視するか」で最適な選択肢が変わることがわかります。手間と少量対応を重視するなら宅配型、即時性と大型対応を重視するなら店舗型、という使い分けが基本です。
よくある質問(FAQ)
Q. 急ぎで取り出したい時はどうする?
A. サービスによっては「急ぎ便」「翌日配送」オプションがあります(追加料金がかかることが多い)。契約前に「急ぎの取り出しは可能か」「追加料金はいくらか」を確認しておきましょう。そもそも「急に必要になりそうな物は預けない」というルールを先に決めておくのが一番の対策です。
Q. どんな物を預けるのが正解?
A. 「出し入れ頻度が低い」「急に必要にならない」「段ボールに入るサイズ」の3条件を満たす物がベスト。具体的には、季節物(衣替え、季節家電)、思い出の品、書類、使用頻度の低い趣味用品などが向いています。
Q. カビやニオイは大丈夫?
A. 多くの宅配型トランクルームは、温度・湿度管理された倉庫で保管しています。ただし、預ける前に「乾燥させる」「密閉する」は自分でやる必要があります。湿った状態で預けると、管理された倉庫でもカビのリスクは上がります。
Q. 途中解約や全出庫の注意点は?
A. 「最低保管期間」が設定されているサービスがあります。期間内に解約・全出庫すると、追加料金がかかったり、残りの月額分を払う必要があることも。契約前に公式FAQで確認してください。
Q. まずは何箱から始めるべき?
A. 迷ったら「2〜3箱」から始めるのがおすすめ。1箱だと効果を実感しにくく、多すぎると管理が大変になります。まず少量で使い勝手を確認し、必要に応じて増やしていくのが失敗しにくいやり方です。
まとめ:「宅配型トランクルーム メリット デメリット」を踏まえた結論
最後に、この記事のポイントを振り返ります。
押さえておきたい7つのポイント
- 宅配型トランクルームは「低頻度の保管」に強い。 頻繁に出し入れするなら店舗型のほうが向いている
- 向いているのは「季節物・思い出・書類」。 急に必要になる物、大型物、毎週使う物は向かない
- メリットは「自宅完結」「少量OK」「写真管理」「保管環境」 車がない人、重い物を運べない人、少量だけ預けたい人に特に効く
- デメリットは「すぐ出せない」「追加費用」「サイズ制限」「短期割高」「忘れる」 ただし、対策でかなり潰せる
- 料金は「月額+取り出し費用×回数」で総額を見る。 年2回程度の取り出しなら宅配型のコスパ◎、月1回以上なら店舗型と比較を
- 箱の分け方と在庫管理で使いやすさが決まる。 「ごちゃ混ぜ禁止」「箱番号+写真+メモ」が基本
- 月1回の棚卸しで「預けたまま忘れる」を防ぐ。 1年使わなかったら見直し
今日やるToDo
- □ 預ける物リストを作る(季節/思い出/書類/趣味に分類)
- □ 「急に必要になりそうな物」は預けない物リストに
- □ 取り出し頻度を予測する(年何回取り出す?)
- □ 箱の分け方を決める(取り出し単位で分ける)
- □ 確認ToDo:公式FAQで「取り出し費用」「最低保管期間」「補償」をチェック
- □ 在庫管理のルールを決める(箱番号+写真+メモ)
宅配型トランクルームは、使い方次第で「収納の救世主」にも「お金のムダ遣い」にもなります。この記事で紹介した「向き不向き」「料金の総額」「箱の分け方」「在庫管理」を押さえれば、「預けてよかった」と思える使い方ができるはずです。
まずは「預ける物リスト」を作るところから始めてみてください。それだけで、自分に宅配型が向いているかどうかがクリアに見えてきますよ。