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「ドコモ光とauひかり、どっちが安いの?」「速度は本当に違う?」「スマホがドコモ(or au)だけど、合わせたほうがお得?」
新しく光回線を引きたい、もしくは乗り換えを検討しているとき、こんな疑問が出てきますよね。
いろんな比較サイトを見たけれど、キャンペーンの話ばかりでよく分からない、という声もよく聞きます。
料金だけ見ると、実は大きな差はありません。でも、以下のような要素で「向き・不向き」が変わってきます。
- 回線の種類(フレッツコラボ vs 独自回線)
- 提供エリア
- スマホとのセット割
- 実測速度や安定性
さらに、数年後の引っ越しや転勤を考えると、「乗り換えやすさ」も実は大事なポイントになります。
この記事では、以下のことをお伝えします。
- ドコモ光とauひかりの基本スペック(料金・速度・エリア・セット割)を整理
- 利用シーン別(テレワーク・ゲーム・動画中心など)にメリット・デメリットを解説
- YES/NO形式のチェックリストで、「あなたはドコモ光向き?auひかり向き?」を診断
- すでにどちらかを契約中の人向けに、「不満があるときはどう考えるか」も触れる
「どちらが絶対に正解」という話ではなく、「あなたの暮らしにフィットする方を一緒に見つける」というスタンスで進めていきます。
ドコモ光とauひかりの基本スペックを比較しよう
まずは、ドコモ光とauひかりの基本的な違いを整理しましょう。
回線の仕組みとサービスの違い
ドコモ光:フレッツ光の回線を借りる「光コラボ」
ドコモ光は、NTT東日本・西日本が提供するフレッツ光の回線を借りてサービスを提供する「光コラボ」です。全国のフレッツ光エリアで利用できるため、地方でも選びやすいのが特徴です。
- 全国のフレッツ光エリアに対応
- 他の光コラボ(ソフトバンク光など)と同じ回線を共有
- プロバイダを選べる(タイプAとタイプBがあり、タイプAの方が月額料金が安い)
auひかり:KDDIの独自回線
auひかりは、KDDIが独自に持っている光ファイバー網を使ってサービスを提供しています。独自回線のため、混雑に強い一方、エリアに制限があります。
- KDDIの独自回線(一部地域ではNTTのダークファイバーも利用)
- 他社と回線を共有しないため、混雑しにくい
- プロバイダは選択肢が7社(So-net、BIGLOBE、GMOとくとくBB等)
マンション/戸建てで提供条件が変わる
マンション・アパートの場合、建物に導入されている設備によって、選べる回線やプランが変わります。
- ドコモ光:フレッツ光設備があれば利用可能
- auひかり:auひかり設備があれば利用可能(ただし、新規導入受付は終了しているため、すでに導入済みの建物のみ)
料金比較|戸建て・マンションでどこが違う?
戸建ての料金比較(2025年時点の目安)
| 項目 | ドコモ光 | auひかり |
|---|---|---|
| 月額料金(タイプA) | 5,720円 | 1年目:5,610円<br>2年目:5,500円<br>3年目以降:5,390円 |
| 契約事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 |
| 工事費 | 19,800円<br>(キャンペーンで実質無料の場合あり) | 41,250円<br>(キャンペーンで実質無料) |
※料金は税込、2年定期契約の場合 ※公式サイトの最新情報をご確認ください
マンションの料金比較(2025年時点の目安)
| 項目 | ドコモ光 | auひかり |
|---|---|---|
| 月額料金(タイプA) | 4,400円 | 4,180円〜<br>(建物の設備により異なる) |
| 契約事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 |
| 工事費 | 16,500円<br>(キャンペーンで実質無料の場合あり) | 33,000円<br>(キャンペーンで実質無料) |
※料金は税込、2年定期契約の場合 ※公式サイトの最新情報をご確認ください
戸建てはauひかりがわずかに安い、マンションはドコモ光がやや安い
戸建ての場合、auひかりの3年目以降(5,390円)はドコモ光(5,720円)よりわずかに安くなります。一方、マンションの場合は、ドコモ光の方がやや安いケースが多いです。
工事費は「実質無料」キャンペーンが主流
両社とも、工事費は「実質無料」キャンペーンを実施していることが多いです。ただし、「実質無料」とは、分割払いの工事費と同額の割引が毎月適用される仕組みです。
そのため、契約期間中に解約すると、残りの工事費残債を一括請求されることがあるので注意が必要です。
提供エリアの違い|まずは”そもそも契約できるか”を確認
ドコモ光:全国のフレッツ光エリアに対応
ドコモ光は、フレッツ光の回線を使うため、日本全国のフレッツ光エリアで利用できます。地方でも選びやすいのが大きなメリットです。
auひかり:関西・中部・沖縄の戸建ては提供エリア外
auひかりの戸建て(ホーム1ギガ)は、以下のエリアでは提供されていません。
- 関西エリア:大阪府、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県、兵庫県、福井県(嶺北地方)
- 東海エリア:愛知県、静岡県、三重県、岐阜県
- 沖縄県
これは、KDDIが関西ではeo光、東海ではコミュファ光と業務提携しており、競合を避けるためです。
auひかりマンションは導入済み建物のみ
auひかりのマンションタイプは、沖縄県以外の全国で提供されていますが、すでにauひかり設備が導入されている建物に限られます。新規導入の受付は終了しているため、導入済みの建物でなければ契約できません。
申し込み前にエリア確認をしよう
実際に申し込む前に、必ず公式サイトのエリア確認ページで確認してください。
- ドコモ光:NTT東日本・西日本のフレッツ光エリア確認ページ
- auひかり:auひかり公式サイトのエリア確認ページ
速度・安定性の違い|ゲーム・テレワーク・動画で見る
料金と同じくらい気になるのが、速度と安定性ですよね。
最大速度ではなく「実測平均」で見るとどう違う?
最大速度は両社とも1Gbps
ドコモ光もauひかりも、最大速度は1Gbps(1ギガプラン)です。スペック上は同じですが、実測平均ではauひかりの方が速いというデータが多く見られます。
実測平均速度の比較(2025年時点の参考データ)
| 回線 | 下り平均速度 | 上り平均速度 | Ping値 |
|---|---|---|---|
| ドコモ光 | 約270Mbps | 約210Mbps | 約25ms |
| auひかり | 約630Mbps | 約590Mbps | 約15ms |
※「みんなのネット回線速度」等のデータを参考にした目安です ※プロバイダ・時間帯・建物の配線方式により個人差があります
auひかりが速い理由:独自回線で混雑しにくい
auひかりは、KDDIの独自回線を使っているため、他社と回線を共有しません。そのため、夜間などの混雑時間帯でも速度が落ちにくい傾向があります。
一方、ドコモ光はフレッツ光の回線を複数の光コラボ事業者と共有しているため、時間帯によっては混雑しやすいことがあります。
ドコモ光でも「IPv6(IPoE)」で改善できる
ドコモ光でも、プロバイダが提供する「IPv6(IPoE)」接続サービスを使うことで、混雑を回避し、比較的高速な通信が可能になります。特に、GMOとくとくBBなどのプロバイダは、v6プラスに対応しており、速度に定評があります。
テレワーク・オンライン会議が多い人にとっての違い
安定した上り下り速度が必要
テレワーク・オンライン会議では、安定した上り速度(アップロード)と下り速度(ダウンロード)が必要です。特に、ビデオ通話や大容量データのやりとりが多い場合、速度の安定性が重要になります。
auひかり:混雑に強い
auひかりは、独自回線のため混雑に強く、夜間でも安定した速度が期待できます。上り速度も速いため、大容量ファイルのアップロードがスムーズです。
ドコモ光:プロバイダ選びで改善できる
ドコモ光でも、IPv6対応のプロバイダ(GMOとくとくBB、OCNインターネット等)を選ぶことで、混雑を回避し、安定した通信が可能になります。
オンラインゲーム・動画視聴がメインの人にとっての違い
FPS・格ゲーなど遅延にシビアなゲーム
FPSや格闘ゲームなど、遅延にシビアなゲームをプレイする場合、Ping値(応答速度)が重要になります。Ping値が低いほど、遅延が少なくなります。
- auひかり:平均Ping値約15ms(低遅延)
- ドコモ光:平均Ping値約25ms
auひかりの方がPing値が低く、遅延が少ない傾向があります。本格的にオンラインゲームをプレイする場合は、auひかりが有利です。
動画視聴中心なら、どちらでも十分
YouTubeやNetflixなどの動画視聴中心なら、1Gbpsクラスならどちらでも十分です。4K動画でも、25Mbps程度あれば快適に視聴できるため、過度に心配する必要はありません。
10ギガプランは誰向け?ドコモ光10Gとauひかり10G
10ギガプランの実測比較
10ギガプラン(最大10Gbps)の実測データを見ると、auひかりがかなり高速な結果が出ています。
- auひかり10ギガ:下り平均約3,000Mbps、上り平均約2,500Mbps
- ドコモ光10ギガ:下り平均約1,500Mbps、上り平均約1,200Mbps
※あくまで傾向であり、環境により異なります
一般家庭では1Gで十分なケースがほとんど
10ギガプランは、複数人で同時に大容量通信をする場合や、本格的なオンラインゲーム・動画配信をする場合に向いています。一般家庭では、1ギガプランで十分なケースがほとんどです。
また、10ギガプランを活かすには、対応ルーター・LANケーブル・パソコンなどの周辺機器も10ギガ対応にする必要があり、費用対効果をよく考える必要があります。
スマホセット割・キャンペーンで見る「お得度」の違い
料金・速度に加えて、スマホとのセット割やキャンペーンも重要なポイントです。
ドコモ光×ドコモスマホ(ahamo含む)のセット割
ドコモ光セット割:スマホ代が毎月最大1,210円割引
ドコモ光とドコモスマホ(ギガプラン等)をセットで契約すると、スマホ代が毎月最大1,210円割引されます。
- 対象プラン:ドコモ MAX、ドコモ mini、5Gギガホ プレミア、ギガライト(1GB超)等
- 割引額:1台あたり最大1,210円
- 家族割引:三親等以内の家族20回線まで適用可能
家族人数が増えるほど効果が大きい
例えば、家族4人全員がドコモスマホで対象プランを契約している場合、毎月最大4,840円(1,210円×4台)の割引になります。年間では約58,000円の節約になるため、長期的に見ると大きな効果があります。
注意:ahamoはセット割対象外
ドコモの格安プラン「ahamo」は、ドコモ光セット割の対象外です。ahamoユーザーは、スマホセット割のメリットを受けられません。
auひかり×au・UQ mobileのセット割
auスマートバリュー:スマホ代が毎月最大1,100円割引
auひかりとauスマホ(使い放題MAX等)をセットで契約すると、スマホ代が毎月最大1,100円割引されます。
- 対象プラン:使い放題MAX、スマホミニプラン等
- 割引額:1台あたり最大1,100円
- 家族割引:家族10回線まで適用可能
- 注意:別途「auひかり でんわ」(月額550円)の契約が必要
UQ mobileも対象
auのサブブランド「UQ mobile」も、auひかりとのセット割(自宅セット割)が適用されます。
- 割引額:1台あたり最大1,100円
家族全員がau系に寄っている家庭には相性が良い
家族全員がauまたはUQ mobileを使っている場合、毎月の通信費を大きく節約できます。
キャッシュバック・工事費無料などのキャンペーン
代理店経由 vs 公式サイトで特典が変わる
ドコモ光もauひかりも、代理店経由で申し込むと、高額キャッシュバックがもらえることがあります。一方、公式サイトで申し込むと、dポイントやau PAYでの還元になることが多いです。
高額キャッシュバックだけで決めない
高額キャッシュバックは魅力的ですが、「受け取り条件」「手続きの手間」も確認してください。
- 受け取り条件:有料オプション加入が必須の場合もある
- 手続き:申請手続きが複雑で、忘れると受け取れないことも
工事費無料キャンペーン
両社とも、工事費を「実質無料」にするキャンペーンを実施していることが多いです。ただし、「実質無料」とは、分割払いの工事費と同額の割引が毎月適用される仕組みなので、途中解約すると残債が請求されます。
トータルコストで考えよう|月額+スマホ+特典
月額料金だけで比較しない
光回線を選ぶときは、月額料金だけでなく、「スマホセット割」「工事費」「キャッシュバック」を含めたトータルコストで考える必要があります。
トータルコストの計算例(戸建て・2年間)
- 月額料金×24ヶ月
- 契約事務手数料
- 工事費(実質無料でなければ)
- スマホセット割×24ヶ月
- キャッシュバック
ざっくりチェックポイント
細かい計算が面倒な人は、以下のポイントだけチェックしましょう。
- 家族で使っているスマホキャリアは?→ドコモならドコモ光、auならauひかり
- 提供エリアに入っている?→auひかりはエリア制限あり
- 速度を重視する?→auひかりが有利
タイプ別|ドコモ光向きの人・auひかり向きの人
ここまでの比較をもとに、「どんな人にどちらが向いているか」を整理します。
こんな人はドコモ光向き
ドコモスマホ・ahamoユーザーが家族に多い
ドコモスマホ(対象プラン)を使っている家族が多い場合、ドコモ光セット割で毎月最大1,210円×台数の割引が受けられます。長期的に見ると、大きな節約になります。
転勤や引っ越しが多く、全国どこに行っても使いやすい回線がいい
ドコモ光は、全国のフレッツ光エリアに対応しているため、引っ越し先でも使える可能性が高いです。auひかりは、関西・中部・沖縄の戸建てでは提供エリア外のため、引っ越しが多い人にはドコモ光が安心です。
マンション住まいで、すでにフレッツ光の設備が入っている
マンション・アパートで、すでにフレッツ光の設備が入っている場合、ドコモ光は工事が不要または簡単な工事で済むことが多いです。
プロバイダを自分で選びたい
ドコモ光は、26社以上のプロバイダから自由に選べます(タイプAとタイプBがあり、タイプAの方が安い)。プロバイダにこだわりがある人は、ドコモ光が向いています。
dポイントを貯めている
ドコモ光の契約で、dポイントが還元されることがあります。dポイントを貯めている人は、ドコモ光がお得です。
こんな人はauひかり向き
auスマホ・UQ mobileユーザーが多い
auスマホまたはUQ mobileを使っている家族が多い場合、auスマートバリュー(自宅セット割)で毎月最大1,100円×台数の割引が受けられます。
戸建てで、エリア内に入っている
戸建てで、auひかりの提供エリア内(関西・中部・沖縄以外)に住んでいる場合、auひかりがおすすめです。独自回線で速度・安定性に優れています。
オンラインゲームや大容量通信で、できるだけ速度・安定性を重視したい
FPSや格闘ゲームなど、遅延にシビアなゲームをプレイする場合、auひかりの低Ping値(約15ms)が有利です。また、動画配信やテレワークで大容量データをアップロードする機会が多い人も、auひかりの高速な上り速度が役立ちます。
引っ越しの予定がなく、長期で同じ場所に住む予定
auひかりは、提供エリアに制限があるため、引っ越しが多いと不便です。逆に、長期で同じ場所に住む予定なら、速度・安定性の高いauひかりがおすすめです。
簡易チェックリスト&フローチャート
以下の質問に答えて、「ドコモ光向きか」「auひかり向きか」を診断してみましょう。
質問1:家族で使っているスマホキャリアは?
- ドコモが多い → ドコモ光寄り
- auまたはUQ mobileが多い → auひかり寄り
- 両方混在 or 格安SIM → 次の質問へ
質問2:住まいは戸建て?マンション?
- 戸建て → auひかりのエリア確認をして、エリア内ならauひかり寄り
- マンション → auひかり設備が導入済みならauひかり、フレッツ光設備のみならドコモ光
質問3:転勤・引っ越しの予定は?
- 多い → ドコモ光(全国対応)
- ない → auひかり(速度・安定性重視)
質問4:インターネットの使い方は?
- オンラインゲーム・動画配信が中心 → auひかり(低Ping値・高速上り)
- 動画視聴・ネット検索が中心 → どちらでもOK
質問5:いちばん大事にしたいのは?
- スマホとのセット割 → スマホキャリアに合わせる
- 速度・安定性 → auひかり
- 全国対応・乗り換えやすさ → ドコモ光
「今ドコモ光」「今auひかり」の人が見直すときのポイント
今の回線で不満があるかどうか
今の回線で、速度・料金・サポートなどに不満がない場合は、無理に乗り換える必要はありません。乗り換えには、解約金・工事費・手続きの手間がかかります。
不満が「プロバイダ変更」「プラン変更」で解決できるか
ドコモ光の場合、プロバイダを変更するだけで速度が改善することがあります(事務手数料3,300円で変更可能)。auひかりの場合、プロバイダ変更はできないため、一度解約して再契約する必要があります。
回線自体を変えた方がいいケース
- ドコモ光で速度が遅い → IPv6対応プロバイダに変更してもダメなら、auひかりへの乗り換えを検討
- auひかりで引っ越し先がエリア外 → ドコモ光への乗り換えを検討
乗り換え前に知っておきたい注意点|解約金・工事・将来の乗り換えやすさ
乗り換えを検討する前に、注意点を確認しておきましょう。
工事費・解約金・撤去費用の基本
契約期間中の解約で違約金が発生
ドコモ光もauひかりも、2年定期契約が一般的です。契約期間中に解約すると、違約金が発生します。
- ドコモ光(2年定期契約):戸建て5,500円、マンション4,180円
- auひかり(2年契約):4,730円、(3年契約):4,460円
工事費の残債
「実質無料」キャンペーンで工事費を分割払いしている場合、途中解約すると残債を一括請求されます。
auひかり戸建ての撤去工事費
auひかり戸建ては、解約時に撤去工事費として31,680円が発生する可能性があります。ただし、撤去工事は任意(2022年7月以降の契約者の場合)で、撤去しない場合は費用はかかりません。
乗り換え時の”ネットが使えない期間”をどう減らすか
申し込み〜開通までの期間
- ドコモ光:2週間〜1ヶ月程度
- auひかり:1ヶ月〜2ヶ月程度
切替のタイミング
今の回線を解約する前に、新しい回線の開通日を確認しましょう。開通日が決まってから、今の回線の解約予約をすることで、ネットが使えない期間を最小限にできます。
モバイル回線での一時しのぎ
どうしてもネットが使えない期間が発生する場合は、モバイルWi-Fiルーターのレンタルやスマホのテザリングで一時的にしのぐ方法もあります。
数年後のことも考えておきたい「出口戦略」
将来引っ越す可能性が高い人
将来、転勤や引っ越しの可能性が高い人は、エリアの広い回線(ドコモ光)の方が安心です。auひかりは、関西・中部・沖縄の戸建てでは使えないため、引っ越し先で使えないリスクがあります。
しばらく引っ越す予定がない人
逆に、しばらく引っ越す予定がなく、速度を優先したい人は、エリア内の独自回線(auひかり)も候補になります。
「今だけお得」ではなく、「3〜5年単位で見たときの使いやすさ」
光回線は、2〜3年単位で契約することが多いため、「今だけお得」ではなく、「3〜5年単位で見たときの使いやすさ」を考えることが大切です。
- 家族構成の変化(子どもが増える、独立する等)
- スマホキャリアの変更
- 引っ越しの可能性
- インターネットの使い方の変化(テレワーク、オンラインゲーム等)
ドコモ光とauひかりどっちを選ぶ?判断のまとめ
最後に、記事全体の要点を整理します。
料金は大きくは変わらず、「戸建てかマンションか」「スマホキャリア」で差が出やすい
月額料金だけを見ると、ドコモ光とauひかりに大きな差はありません。ただし、「戸建てかマンションか」「スマホキャリア」によって、トータルコストが変わります。
- 戸建て:auひかりがわずかに安い(3年目以降)
- マンション:ドコモ光がやや安い
- スマホセット割:ドコモならドコモ光、auならauひかり
速度・安定性はauひかり有利とされる傾向、エリアはドコモ光が圧倒的に広い
実測平均速度を見ると、auひかりの方が速く、安定している傾向があります。ただし、ドコモ光でもIPv6対応プロバイダを選ぶことで、混雑を回避し、快適に使えます。
一方、提供エリアはドコモ光が圧倒的に広く、全国のフレッツ光エリアに対応しています。auひかりは、関西・中部・沖縄の戸建てでは使えません。
スマホセット割とキャンペーンを含めた「トータルコスト」で比較すべき
月額料金だけでなく、「スマホセット割」「工事費」「キャッシュバック」を含めたトータルコストで比較しましょう。家族でドコモスマホを使っている場合、ドコモ光セット割で年間数万円の節約になることもあります。
将来の引っ越しや乗り換えのしやすさも、長く使うなら重要な軸
光回線は、2〜3年単位で契約することが多いため、「今だけお得」ではなく、「3〜5年単位で見たときの使いやすさ」を考えることが大切です。
- 引っ越しが多い → ドコモ光(全国対応)
- しばらく引っ越す予定がない → auひかり(速度・安定性重視)
いちばん大事にしたいのは、料金?スマホとの相性?速度?それとも、引っ越しなどの柔軟さ?
最後に、あなた自身に問いかけてみてください。
- いちばん大事にしたいのは、料金ですか?
- スマホとの相性ですか?
- 速度・安定性ですか?
- それとも、引っ越しなどの柔軟さですか?
完璧な回線を探すよりも、自分の暮らしやすさに一番近い”今のベスト”を選ぼう
「完璧な回線」を探すよりも、「自分の暮らしやすさに一番近い”今のベスト”を選ぶ」ことが大切です。
- 家族構成
- スマホキャリア
- インターネットの使い方
- 引っ越しの可能性
これらを踏まえて、「自分にとっての最適解」を見つけてください。
どちらを選んでも、「絶対に後悔する」ということはありません。大切なのは、「自分の暮らしに合っているか」です。
この記事が、あなたの光回線選びの参考になれば幸いです。
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