失敗しないペットカメラの選び方|画質・夜間撮影・便利機能を徹底比較【2025年版】

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「留守番中、うちの子は何してるかな?」
「いたずらしてないか、体調は悪くないか心配…」

仕事中や外出中に、愛犬・愛猫の様子が気になって仕方ない。そんな飼い主さんの不安を安心に変えてくれるのが、ペットカメラ(見守りカメラ)です。

最近では、フルHD画質は当たり前、4Kの高画質モデルや、外出先からおやつをあげられる「トリーツ発射機能」付きまで、その機能は驚くほど多彩。しかし、種類が多すぎて「結局、どれを選べばいいの?」と迷ってしまいますよね。

この記事では、ペットカメラ選びで失敗しないための6つの基本機能をチェックリスト化し、さらにあると嬉しいプラスαの機能、そしてあなたの使い方に合わせたおすすめの機種まで、徹底的に比較・解説します。

ペットカメラに必要な基本機能6つ

高価な多機能モデルを買っても、使わなければ意味がありません。まずは、全ての飼い主さんに共通して重要となる、6つの基本機能をおさえましょう。

(図解:6つの機能(画質、視野角、暗視、通話、検知、保存)がアイコンと共に円状に配置されているイメージ)

1. 画質:最低でも「フルHD(200万画素)」以上を

ペットの表情や、遠くでしている小さなイタズラまでしっかり確認するには、**フルHD(1920×1080ピクセル)以上の画質が必須です。最近では、より鮮明な2K(約300万画素)4K(約800万画素)**のモデルも手頃な価格で登場しています。

2. 視野角:部屋全体を見渡せる「広角レンズ」

部屋の隅々まで見渡したいなら、レンズの視野角(写せる範囲)が重要です。水平方向に100°以上あれば、部屋全体をほぼカバーできます。さらに、後述する「パン・チルト機能」があれば、死角はほぼなくなります。

3. 暗視(ナイトビジョン)機能:夜の様子もしっかり確認

夜間や、カーテンを閉め切った暗い部屋でも、赤外線LEDによって白黒映像ではっきりと様子を確認できる機能です。夜行性の猫や、夜勤で家を空けることが多い飼い主さんには必須の機能と言えるでしょう。

4. 双方向通話機能:声かけで安心させてあげる

カメラに内蔵されたマイクとスピーカーを通して、外出先のスマホとペットカメラ間で会話ができる機能です。あなたの声を聞かせてあげることで、ペットを安心させたり、イタズラを制止したりできます。

5. 検知機能:動きや音をスマホに通知

ペットの動き(動体検知)や、鳴き声(音声検知)をカメラが察知すると、スマホにプッシュ通知を送ってくれる機能です。常に映像を確認していなくても、ペットに変化があった瞬間に気づくことができます。

6. 保存方式:映像をどうやって記録するか

録画方法は主に2種類。それぞれのメリット・デメリットを理解して選びましょう。(詳しくは後述)

  • SDカード保存: 月額料金がかからない。
  • クラウド保存: データを安全に保管できる。

あると便利な+α機能【遊び/健康管理】

基本機能に加えて、以下のような機能があると、ペットとのコミュニケーションがもっと楽しく、安心なものになります。

  • パン・チルト機能(首振り)
    スマホの操作で、カメラの向きを上下左右に動かせる機能。活発に動き回るペットを追いかけられます。
  • 自動追尾(自動トラッキング)
    動くペットをカメラが自動で追いかけて撮影してくれる機能。フレームアウトを防ぎます。
  • おやつ(トリーツ)発射機能
    外出先からボタン一つでおやつをあげられる、大人気の機能。お留守番のご褒美に。
  • レーザーポインター
    スマホからレーザーポインターを操作して、猫ちゃんと遊ぶことができます。
  • 温湿度センサー
    部屋の温度や湿度をチェックし、熱中症や寒さ対策に役立ちます。

(写真:スマホ画面に映る愛犬に、ペットカメラからおやつが発射される瞬間のイメージ)

タイプ別おすすめモデル5選【2025年最新】

「選び方のポイントはわかったけど、具体的にどの商品がいいの?」
そんなあなたのために、2025年6月時点で特に評価が高く、様々なニーズに応える人気モデルを5つ厳選してご紹介します。

1.【コスパ最強の万能モデル】TP-Link Tapo C210/C220

  • こんな人におすすめ: 「初めてペットカメラを買う」「まずは手頃な価格で基本的な機能を試したい」
  • 特徴:
    • 圧倒的なコストパフォーマンス: 5,000円前後という低価格ながら、300万画素(2K)の高画質、パン・チルト(首振り)機能、自動追尾、双方向通話、高性能ナイトビジョンと、必要な機能が全て揃っています。
    • 設定が非常に簡単: 専用アプリ「Tapo」の指示に従うだけで、数分で設定が完了します。初心者でも迷うことはありません。
    • プライバシーモード: レンズを物理的に隠せるプライバシーモードを搭載。在宅中に撮影される心配がなく安心です。
  • 価格帯: 4,000円~6,000円
  • 保存方式: microSDカード / クラウド(Tapo Care)

2.【おやつ機能の代名詞】Furbo ドッグカメラ

  • こんな人におすすめ: 「留守番中のご褒美をあげたい」「愛犬とのコミュニケーションを重視したい」
  • 特徴:
    • ポンっと飛び出すおやつ機能: スマホアプリからいつでもおやつをあげられる、ペットカメラの「遊び機能」のパイオニア。愛犬の最高の笑顔が見られます。
    • 犬の行動に特化したAI通知: 吠えたり、いたずらをしたり、家族が帰宅したりといった犬特有の行動をAIが検知し、スマホに通知してくれます。
    • デザイン性の高さ: インテリアに馴染む、暖かみのあるデザインも人気の理由です。
  • 価格帯: 20,000円~30,000円
  • 保存方式: クラウドのみ(有料プラン「Furboドッグシッター」への加入が必要)

3.【コンパクト&高機能】ATOM Cam 2

  • こんな人におすすめ: 「カメラを目立たせたくない」「屋外や水回りなど、色々な場所に設置したい」
  • 特徴:
    • 驚きのコンパクトさと価格: 3,000円台という超低価格と、手のひらに収まるコンパクトさが最大の特徴です。
    • 防水・防塵性能: 屋外にも設置できるIP67の防水・防塵性能を備えており、玄関先のペットの脱走対策や、ベランダの様子を見るのにも使えます。
    • カラーナイトビジョン: 真っ暗な場所でも、内蔵ライトによってカラー映像で確認できる独自の機能を搭載しています。
  • 価格帯: 5,000円~6,000円
  • 保存方式: microSDカード / クラウド

4.【高画質とAIを両立】SwitchBot 見守りカメラ プラス

  • こんな人におすすめ: 「ペットの細かな表情までしっかり見たい」「他のスマート家電と連携させたい」
  • 特徴:
    • 300万画素の高画質: 鮮明な映像で、ペットの毛並みや小さな表情の変化まで捉えることができます。
    • AIによる高精度な検知: ペットだけでなく、人間の動きや赤ちゃんの泣き声なども識別して通知。誤検知が少ないと評判です。
    • SwitchBotシリーズとの連携: 同じSwitchBotシリーズのハブミニやカーテンと連携させることで、「ペットがケージから出たら、エアコンと照明をつける」といった自動化が可能です。
  • 価格帯: 7,000円~8,000円
  • 保存方式: microSDカード / クラウド

5.【猫と遊べるレーザーポインター付き】Eufy Pet Camera D605

(写真:猫と遊べる機能を搭載したEufyのペットカメラ製品画像)

  • こんな人におすすめ: 「留守番中の猫の運動不足を解消したい」「猫じゃらしのように遊びたい」
  • 特徴:
    • 3種類のレーザーポインター機能: スマホから手動で操作できるモード、自動で動くモード、指定した範囲を動くモードの3種類で、猫の狩猟本能を刺激します。
    • 回転するおやつ発射機能: おやつを発射する角度を3段階で調整でき、飽きさせない工夫がされています。
    • 2Kの高画質と追尾機能: 高画質で動き回る猫をしっかり捉える、基本性能の高さも魅力です。
  • 価格帯: 20,000円前後
  • 保存方式: 本体内蔵メモリ(ローカル保存) / クラウド

シチュエーション別の選び方早見表

あなたの暮らしやペットのタイプに合わせて、最適な機能の組み合わせを見つけましょう。

こんな飼い主さん・ペットにおすすめの機能組み合わせ
ワンルームで一人暮らしフルHD画質+広角レンズ+SDカード保存
広いリビング・多頭飼いパン・チルト機能+自動追尾+クラウド保存
夜勤が多い・夜行性の猫高性能な暗視機能+音声検知
寂しがりやな犬・猫に双方向通話+おやつ発射機能
シニアペットや子犬・子猫温湿度センサー+動体検知の感度設定

クラウド録画 vs SDカード保存のメリット・デメリット

録画データの保存方法は、ランニングコストと安全性に関わる重要なポイントです。

保存方法クラウド録画SDカード保存
月額費用かかる(数百円〜1,000円程度)かからない
データ消失リスク低い(サーバーに保存)高い(カメラ本体の盗難・故障でデータも失う)
容量プランによる(ほぼ無制限)SDカードの容量に依存
利便性いつでもどこでも過去の映像を確認できるSDカードをPC等に移さないと確認できない場合も

結論: 手軽さとコストを重視するなら「SDカード」、大切な映像を確実に保存したいなら「クラウド」がおすすめです。両方に対応しているモデルが最も安心です。

購入前チェックリスト7項目

「これに決めた!」その前に、最後の確認です。見落としがちなポイントをチェックしましょう。

  1. □ 自宅のWi-Fiは「2.4GHz帯」に対応しているか?
    (多くのペットカメラはこの周波数帯にしか対応していません)
  2. □ 設置したい場所にコンセントはあるか?
  3. □ カメラの設置方法は?(置き型、壁掛け、天井付けなど)
  4. □ アプリの評価や使いやすさはどうか?(アプリストアのレビューを確認)
  5. □ クラウド録画の有料プランの料金はいくらか?
  6. □ 保証期間や、サポート体制はしっかりしているか?
  7. □ 技適マークは付いているか?
    (日本国内で合法的に使用できる無線機器の証明です)

設置〜初期設定まで10分で終わる手順

最近のペットカメラは、設定がとても簡単です。

  1. カメラ本体をコンセントに繋ぐ。
  2. スマホに専用アプリをダウンロードする。
  3. アプリの指示に従い、Wi-Fiのパスワードなどを入力する。
  4. 画面に表示されるQRコードをカメラに読み込ませる。
  5. 設定完了!

ほとんどの製品が、開封から10〜15分程度で使えるようになります。

まとめ:あなたに最適なペットカメラを見つけるロードマップ

最後に、あなたと愛するペットに最適な一台を見つけるための考え方をまとめます。

  1. まずは基本の6機能(画質・視野角・暗視・通話・検知・保存)で候補を絞る。
  2. 次に、自分の家の環境やペットの性格に合わせて、+αの機能(パン・チルト、おやつ機能など)を選ぶ。
  3. 最後に、購入前チェックリストで、設置環境やランニングコストを確認する。

ペットカメラは、離れていても愛する家族の安全を見守り、心をつなぐことができる素晴らしいツールです。この記事を参考に、あなたの不安を安心に変える、最高のパートナーを見つけてくださいね。

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