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小学生の子に「そろそろスマホが必要かな」と思いながら、「mineoって安いけど、手続きや安全面で失敗しないか不安…」と立ち止まっていませんか。
私も初めて小学4年生の娘にスマホを持たせるとき、料金の安さに惹かれつつ「本当に大丈夫?」と何度もスマホ画面と娘の顔を見比べたのを覚えています。塾の送迎で連絡がつかなかった日の焦りと、高額請求のニュースを見たときのゾッとする感覚。両方のプレッシャーを抱えながら、どう判断すべきか悩みました。
この記事では、mineoが小学生に向くのか・向かないのかを30秒で判定し、契約の落とし穴から安全設定、家庭ルールの作り方まで、1記事で完結する実用ガイドとしてまとめました。
この記事でわかること:
- mineoが向く家庭・向かない家庭を30秒で判定する方法
- 18歳未満の契約ルール(親名義→利用者登録の具体手順)
- 小学生の生活シーンに合わせた料金プランの選び方
- フィルタリング3層設定(回線オプション・OS標準・アプリ)
- トラブルを防ぐ家庭ルールのテンプレート
読み終えたら「今日やること」が明確になり、後悔のない選択ができるはずです。
mineoは小学生に必要?まずは30秒でわかる結論
いきなり料金やプランの話をする前に、まず「そもそもmineoが向いているのか」を判定しましょう。
向く家庭:こんなケースならmineoがおすすめ
mineoが向くのは、次のような家庭です。
1. お下がりのスマホがある・自宅Wi-Fiを使える
親や兄姉の古いiPhone・Androidがあり、自宅にWi-Fi環境があれば、mineoのSIMだけ契約すれば月1,000~2,000円台で使えます。端末代がかからない分、初期費用を抑えられるのが最大のメリット。
2. 月々の費用をとにかく抑えたい
大手キャリアのキッズプランだと月3,000~5,000円かかることも。mineoなら音声通話付きで月1,298円(3GB)から始められます。「連絡手段として最低限あればいい」という家庭にぴったり。
3. 平日昼休みにスマホをあまり使わない
後で詳しく説明しますが、mineoの「マイそく」プランは平日12~13時に速度制限があります。この時間帯に塾や習い事への連絡が集中しない、または学校でスマホ禁止なら問題なし。
4. 親がある程度スマホに詳しい・設定を自分でできる
mineoはオンライン中心のサービス。店舗は限られていて、初期設定やトラブル対応は基本的に自分でやる必要があります。「説明書を見ながらAPN設定ができる」程度のITリテラシーがあれば大丈夫です。
向かない家庭:別の選択肢を検討したほうがいい
逆に、mineoが向かないのはこんなケースです。
1. 平日昼休みに連絡を取り合うことが多い
mineoの格安プラン「マイそく」は平日12~13時に大幅な速度制限があります。この時間に「お迎え場所変更」「体調不良で早退」などの緊急連絡をする可能性が高いなら、マイピタ(データ容量プラン)を選ぶか、他社を検討すべき。
2. 店舗サポートが必須・設定が不安
「スマホの設定は全部お店でやってもらいたい」という場合、mineoは店舗が少なくオンライン対応が基本なので不向きです。ドコモ・au・ソフトバンクのキッズケータイや、店舗サポートが充実した他の格安SIMのほうが安心。
3. 見守り機能最優先・GPS精度重視
キッズケータイや見守りGPS(みてねみまもりGPSなど)は、位置情報の精度や更新頻度が特化しています。mineoのフィルタリングオプションにもGPS機能はありますが、専用端末ほどの精度は期待できません。「とにかく位置情報が最優先」なら専用デバイスを。
4. クレジットカードが用意できない
mineoの支払いは基本的にクレジットカードのみです(例外として一部のデビットカードが使える場合もありますが、公式には非推奨)。クレカがない場合、口座振替可能な他社(楽天モバイル、LINEMO等)が選択肢になります。
YES/NO判定チャート:あなたの家庭はどっち?
以下のチャートで、mineoに向いているかを簡単にチェックできます。
| 質問 | YES | NO |
|---|---|---|
| お下がりスマホまたはSIMフリー端末がある | → 向く | → 端末購入が必要(費用検討) |
| 自宅にWi-Fi環境がある | → 向く | → データ量多めプラン必要 |
| 平日昼休みに連絡する機会が少ない | → 向く | → マイそくは避ける |
| クレジットカードを持っている | → 向く | → 他社検討 |
| 初期設定を自分でできる | → 向く | → 店舗サポート重視なら他社 |
| 月額費用を2,000円以内に抑えたい | → 向く | → キャリアプランも選択肢 |
3つ以上YESなら、mineoは有力候補です。ただし、1つでも「絶対譲れないNO」があるなら、その条件に合う他社を検討しましょう。
なぜこの結論になるのか、もう少し具体的に説明します。mineoの最大の魅力は「コストパフォーマンス」です。大手キャリアのキッズプランと比べて月2,000~3,000円安くなるケースも珍しくありません。ただし、その代わりに「店舗サポートの手薄さ」「昼休み時間帯の速度制限(マイそくの場合)」というトレードオフがあります。
つまり、「自分でなんとかできる」「昼休みはスマホ使わない」という家庭にとっては最高のコスパですが、そうでない家庭には不向き、ということです。
「なんとなく向いてそう」と思えたら、次のセクションで契約ルールを確認しましょう。ここで詰まる人が意外と多いので要注意です。
小学生でmineoを使うときの”契約ルール”が一番大事(ここで詰みやすい)
mineoの料金が安い、フィルタリングもある、端末もお下がりでOK――と思って申し込もうとしたら「18歳未満は申し込みできません」と表示されて、「え、じゃあ無理じゃん!」と諦めた…なんて話、実はよく聞きます。
でも安心してください。小学生でもmineoは使えます。ただし、契約の”ルール”を理解していないと、申し込みの途中で止まってしまいます。
18歳未満は申し込み不可→親が契約し「利用者登録」で子どもを紐づける
mineoの公式サイトには「18歳未満の方はお申し込みいただけません」と明記されています(mineo公式FAQ)。これは小学生が自分の名前で契約できない、という意味です。
では小学生は使えないのかというと、そうではありません。正しい手順はこうです:
1. 親(または親権者)が自分の名義で契約する
まず、保護者が自分の名前・自分のクレジットカードで契約します。契約者は18歳以上である必要があります。
2. 申し込み時に「利用者登録」で子どもの情報を登録する
申し込みの途中で「ご利用者さま情報の登録」という画面が出てきます。ここで「ご契約者さま以外」にチェックを入れ、実際に使う子どもの名前・生年月日・性別などを入力します。
これで「契約者=親、利用者=子ども」という形になります。SIMカードは親名義で届きますが、それを子どものスマホに挿して使うことができます。
利用者登録を忘れた場合の対処法:
申し込み時に利用者登録をし忘れても大丈夫です。契約後にmineoマイページから「利用者登録情報照会・変更」で追加できます。ただし、フィルタリングオプションの申し込み時に利用者の年齢が必要になる場合があるので、なるべく早めに登録しておきましょう。
支払いは基本クレカ(例外条件も)— 申し込み前チェック
mineoの支払い方法は基本的にクレジットカードのみです。しかも、契約者と同一名義のクレジットカードが必須。つまり、親が契約するなら親名義のクレカが必要です。
よくある失敗例:
- 「父親が契約するのに、母親のクレカで申し込もうとして審査に落ちた」
- 「18歳・19歳の高校生が自分名義で契約しようとしたが、自分名義のクレカがなくて詰んだ」
例外として使えるケース:
一部のデビットカードが使える場合もありますが、mineo公式は「原則クレジットカードのみ」としており、デビットカードは保証外です。使えたという報告はあるものの、確実性を求めるならクレジットカードを用意しましょう。
クレカがない場合の対策:
- 新規でクレジットカードを作る(審査に時間がかかるので早めに)
- 口座振替が使える他の格安SIM(楽天モバイル、LINEMO等)を検討する
申し込み〜利用開始までの流れ(7ステップのチェックリスト)
契約ルールが分かったところで、実際の申し込みから利用開始までの流れを7ステップで整理します。
ステップ1:端末準備(SIM/eSIM確認)
- お下がりのiPhoneやAndroidスマホを用意
- SIMロック解除が必要か確認(2021年10月以降の端末は原則不要)
- mineoの動作確認済み端末検索でお使いの機種が対応しているか確認
つまずきポイント:
古いキャリア端末(ドコモ・au・ソフトバンク)はSIMロック解除が必要な場合があります。各キャリアのマイページまたは店舗で解除手続きをしておきましょう(無料~3,300円)。
ステップ2:申し込み(親名義)
- mineo公式サイトから「お申し込み」を選択
- プラン(マイピタ or マイそく)、回線タイプ(A/D/S)、コース(データ容量or速度)を選ぶ
- 契約者情報(親の氏名・住所・生年月日など)を入力
- 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)をアップロード
つまずきポイント:
回線タイプ(Aプラン=au回線、Dプラン=ドコモ回線、Sプラン=ソフトバンク回線)は、使う端末が元々どこのキャリアで使っていたかで決めます。SIMフリー端末ならDプランが安定していると言われることが多いです。
ステップ3:利用者登録(子ども)
- 申し込み途中の「ご利用者さま情報の登録」画面で「ご契約者さま以外」にチェック
- 子どもの氏名・生年月日・性別・職業(学生)を入力
ステップ4:フィルタリング/ペアレンタル設定
- 申し込み時に「安心フィルタリング」オプション(月額385円)を追加するか選択
- 後から追加もできますが、申し込み時なら最大5ヶ月無料キャンペーンが適用される場合があるので要チェック
- iPhoneの場合はスクリーンタイム、Androidの場合はGoogleファミリーリンクも併用推奨(詳細は後述)
つまずきポイント:
フィルタリングオプションを申し込んでも、専用アプリ「i-フィルター」のインストールと設定を自分でやらないと機能しません。SIMカードが届いてから設定するので、手順書をブックマークしておくと安心。
ステップ5:料金上限/アプリ課金の制限
- iPhone:設定 > スクリーンタイム > コンテンツとプライバシーの制限 > iTunes StoreとApp Storeでの購入を「許可しない」
- Android:Googleファミリーリンクで購入承認を必須に設定
ステップ6:緊急連絡先・位置情報共有の設定
- iPhone:「探す」アプリで位置情報共有を有効化
- Android:Googleファミリーリンクで位置情報を確認可能に
- 緊急連絡先(親・祖父母など)を電話帳に登録し、子どもと確認
ステップ7:初期設定・動作確認
- SIMカードが届いたら、スマホに挿入
- APN設定(ネットワーク設定)を行う(iPhoneは構成プロファイルをダウンロード、Androidは手動入力)
- 通話・データ通信・SMSが使えるか確認
- フィルタリングアプリが正常に動作しているか確認
つまずきポイント:
APN設定を忘れるとデータ通信ができません。mineoのユーザーサポートページに詳しい手順が載っているので、見ながら設定しましょう。初期設定が不安な場合、一部のmineoショップ(限定)でサポートしてもらえることもありますが、基本はオンラインガイドを見ながら自力で行う前提です。
回避策:
設定でつまずきそうなら、家電量販店のスマホコーナーや知り合いのITに詳しい人に頼むのも手です。また、mineoコミュニティ「マイネ王」で質問すると、経験者からアドバイスがもらえることもあります。
ここまでクリアできれば、あとは使い方次第。次は「実際いくらかかるの?」という料金の話に進みましょう。
料金はどのくらい?小学生の使い方別おすすめプラン(”安い”を具体化)
「mineoは安い」とよく聞きますが、実際のところ月いくらかかるのでしょうか。小学生の使い方別に、具体的な料金シミュレーションをしてみます。
データ量の目安(低学年/高学年、Wi-Fi中心/外でも動画あり)
まず、小学生がどれくらいデータを使うかの目安を整理しましょう。
【低学年:連絡中心・ほぼWi-Fi環境】
- 使い方:親への連絡(LINE通話・メッセージ)、たまにYouTube視聴(自宅Wi-Fi)
- 外出時のデータ使用:月1~2GB程度
- おすすめコース:マイピタ3GB(1,298円/月)
低学年の場合、スマホは「親との連絡手段」がメイン。学校ではスマホ禁止のことが多く、習い事の行き帰りにLINEで「着いたよ」と連絡する程度なら、月3GBで十分です。
【高学年:動画・ゲーム・SNS開始】
- 使い方:友達とのLINE、YouTube視聴(外出先でも)、ゲームアプリ(軽め)
- 外出時のデータ使用:月5~10GB程度
- おすすめコース:マイピタ7GB(1,518円/月)または15GB(1,958円/月)
高学年になると、友達との連絡が増え、YouTubeやTikTokを外出先でも見るようになります。また、ゲームアプリ(ポケモンGO、どうぶつの森など)を入れる子も。この場合、3GBだと足りなくなるので、7GBまたは15GBが安心です。
【Wi-Fi中心だけど安心したい】
- 使い方:自宅Wi-Fiメイン、外出時は最低限の連絡のみ
- おすすめコース:マイピタ3GB(1,298円/月)+ パケット放題1Mbps(無料)
マイピタの3GB以上のコースには「パケット放題1Mbps」というオプションが無料で使えます(別途申し込み必要)。これをONにすると、データ容量を使い切っても最大1Mbpsで通信可能(LINEやメール、低画質動画は見られる速度)。「3GBで足りるか不安だけど、たまに超えちゃうかも」という場合に便利です。
おすすめプラン早見表(マイピタ vs マイそく)
mineoには「マイピタ(データ容量で選ぶ)」と「マイそく(通信速度で選ぶ)」の2つのプランがあります。小学生にはどちらが向くでしょうか。
| プラン種類 | 月額料金(音声通話付き) | 特徴 | 向く子ども |
|---|---|---|---|
| マイピタ 3GB | 1,298円 | データ容量3GB/月。使い切ると200kbpsに制限されるが、パケット放題1Mbps(無料)で補える | 連絡中心・自宅Wi-Fiメイン・低学年 |
| マイピタ 7GB | 1,518円 | データ容量7GB/月。余ったら翌月に繰り越せる | 外出先でもYouTube視聴・友達とのやりとり多め・高学年 |
| マイピタ 15GB | 1,958円 | データ容量15GB/月。ゲームアプリや動画をたっぷり使える | 動画・ゲームヘビーユーザー・中学生に近い高学年 |
| マイそく スタンダード | 990円 | 最大1.5Mbps使い放題。ただし平日12~13時は最大32kbpsに制限 | データ量気にせず使いたい・昼休みに連絡しない子 |
| マイそく ライト | 660円 | 最大300kbps使い放題。動画視聴は厳しいが、LINEやメールは可能。平日12~13時は最大32kbps | スマホは連絡手段のみ・動画は自宅Wi-Fiで見る |
注目ポイント:平日12~13時の速度制限
マイそくの最大の特徴(というか注意点)は、月曜~金曜の12~13時に速度が大幅に制限されることです。この時間帯、スタンダードやライトは最大32kbpsという「ほぼ使えない」速度になります(プレミアムのみ最大200kbps)。
小学生の生活で考えると:
- 学校でスマホ禁止→昼休みは使わない→マイそくでも問題なし
- 習い事が昼間にあり、お迎え連絡が12~13時に集中する→マイそくは不向き、マイピタを選ぶべき
- 塾の送迎が夕方以降→昼休みは関係ない→マイそくでもOK
つまり、昼休みに連絡をする機会が少ないなら、マイそくは最安660円から使えるコスパ最強プランです。逆に、この時間帯に連絡が必要ならマイピタ一択です。
ちなみに、32kbpsってどれくらいの速度かというと、LINEのテキストメッセージもまともに送れないレベル。電話はかけられますが、データ通信はほぼ不可能と思ってください。プレミアム(最大200kbps)なら多少マシですが、それでも動画やマップは厳しいです。
通話はどうする?(短時間が多い/長電話が多い/親子の連絡頻度)
mineoの通話料は22円/30秒(税込)です。つまり、1分44円、10分で440円かかります。親子で毎日電話するとなると、通話料だけで結構な金額になってしまいます。
そこで、通話オプションの出番です。
【通話オプション早見表】
| オプション名 | 月額料金 | 内容 | 向く使い方 |
|---|---|---|---|
| 10分かけ放題 | 550円 | 10分以内の通話が何度でも無料 | 親子の連絡(5~10分程度の通話が月10回以上) |
| 時間無制限かけ放題 | 1,210円 | 通話時間に制限なし | 祖父母との長電話、友達との通話も多い |
| オプションなし | 0円(通話した分だけ) | 22円/30秒 | ほとんどLINE通話で済ませる、電話はほぼ使わない |
小学生の場合、おすすめは?
正直、LINE通話メインならオプション不要です。LINEの音声通話・ビデオ通話はデータ通信を使うので、通話料はかかりません(ただしデータ容量は消費します)。
ただし、次のような場合は通話オプションを検討しましょう:
- 祖父母がLINEを使えない→電話で連絡する機会が多い
- 習い事の送迎で「今どこ?」と頻繁に電話する
- 緊急時に110番や119番にかける可能性(これは通話オプション関係なくかけられます)
節約テクニック:
最初の1~2ヶ月は通話オプションなしで使ってみて、通話料がいくらかかるか確認してから、必要なら10分かけ放題を追加する、という方法もあります。mineoはオプションの追加・解除が簡単なので、柔軟に調整できます。
ここまでで、料金のイメージが具体的になったと思います。次は、保護者が一番気にする「安全面」の話、つまりフィルタリングと見守り設定について詳しく見ていきましょう。
フィルタリングと見守り設定(ここが”親の安心”の本丸)
料金が安くても、子どもが危険なサイトを見てしまったり、知らない人と連絡を取ってしまったら意味がありません。ここでは、フィルタリングと見守り設定を「3層」で考える方法を解説します。
フィルタリングは「3層」で考える(回線オプション/OS標準/アプリ)
フィルタリングと聞くと「とりあえず有料オプションに入ればOK」と思いがちですが、実は回線オプション・OS標準機能・アプリの3層を組み合わせるのが最も安全です。
【3層フィルタリングの全体像】
| 層 | 具体例 | できること | できないこと | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| 回線オプション | mineo「安心フィルタリング」(i-フィルター) | 有害サイトブロック、アプリ制限(Android)、利用時間制限、位置情報確認 | iOS版ではアプリ制限不可 | 月額385円(最大5ヶ月無料キャンペーンあり) |
| OS標準機能 | iPhone「スクリーンタイム」、Android「Googleファミリーリンク」 | アプリ使用時間制限、課金制限、位置情報共有、ダウンタイム設定 | ブラウザ閲覧の詳細制限は弱い | 無料 |
| 専用アプリ | i-フィルター(直接契約)、他社フィルタリングアプリ | 高度なブラウザ制限、SNS監視、検索ワード確認 | 回線レベルの制限はできない | 有料(300~400円程度) |
なぜ3層が必要?
例えば、回線オプションだけだと「アプリ経由でアクセスした場合にブロックが効きにくい」ケースがあります。逆に、OS標準機能だけだとブラウザの閲覧履歴や検索ワードの詳細チェックができません。3層を組み合わせることで、抜け穴をなくせるのです。
現実的な組み合わせ例:
- 低学年(コスト重視)
OS標準機能(スクリーンタイム or ファミリーリンク)のみ → 無料
まずはこれで様子見。有害サイトにアクセスしそうなら、回線オプションを追加。 - 高学年(バランス重視)
OS標準機能 + mineo安心フィルタリング → 月385円
友達とのLINEやネット検索が増える高学年は、回線レベルのフィルタリングも入れておくと安心。 - 中学生に近い(しっかり管理)
OS標準機能 + mineo安心フィルタリング + 定期的な履歴チェック → 月385円
SNSトラブルやいじめが心配なら、週1回くらい検索履歴やメッセージ履歴を一緒に確認する習慣を。
mineoの見守り/フィルタリング系オプションの特徴と注意点(料金・無料期間・OS差)
mineoの「安心フィルタリング」は、日本PTA全国協議会推薦の「i-フィルター」を使ったサービスです。
【安心フィルタリングの主な機能】
- 有害サイトブロック:出会い系、アダルト、違法サイト、SNSいじめ関連サイトなどをカテゴリ別にブロック
- アプリ制限(Androidのみ):インストール済みアプリの起動を制限できる
- 利用時間制限:スマホを使える時間帯を設定(例:平日は21時まで、休日は22時まで)
- 位置情報確認(Androidのみ):子どもの現在地や移動履歴を確認できる
- 検索ワード・書き込み確認:どんな言葉で検索したか、SNSに何を書き込もうとしたかをチェック
- 利用状況メール通知:週次または日次で子どものスマホ利用状況をメールで受け取れる
【料金と無料期間】
- 月額:385円(税込)
- 初回申込時の無料期間:最大5ヶ月間無料(2025年4月から実施中のキャンペーン。終了時期未定)
- 適用方法:申し込み時にオプション選択、または契約後にマイページから追加
【OS差に注意】
| 機能 | iPhone(iOS) | Android |
|---|---|---|
| Webブラウザフィルタリング | ○(i-フィルター専用ブラウザのみ) | ○ |
| アプリ制限 | ×(できない) | ○ |
| 位置情報確認 | ×(できない) | ○ |
| 利用時間制限 | ○ | ○ |
iPhoneの場合の対策:
i-フィルターだけではアプリ制限や位置情報確認ができないため、スクリーンタイムを併用することが必須です。スクリーンタイムでアプリ使用時間を制限し、位置情報は「探す」アプリで共有すればOK。
データでわかる”なぜ設定が必要か”(怖がらせず、事実として)
「うちの子は大丈夫」と思いたいのが親心ですが、統計を見ると、フィルタリング未設定のリスクは無視できません。
【警察庁の調査データ】
令和4年の警察庁調査によると、SNSをきっかけとした被害児童のうち、約86%がフィルタリング未設定でした(出典:警察庁「令和4年におけるSNSに起因する被害児童の現状」)。
これは「フィルタリングを入れていれば100%安全」という意味ではありませんが、「設定していない場合のリスクが圧倒的に高い」ことを示しています。
【法律の趣旨】
青少年インターネット環境整備法(2009年施行)では、18歳未満がインターネットを利用する場合、保護者が「不要」としない限り、フィルタリングサービスの利用が推奨されています。これは子どもを有害情報から守ることが目的です。
難しい言葉ですが、要するに「子どもにスマホを持たせるなら、フィルタリングは入れるのが基本」ということです。
恐怖を煽るつもりはありませんが、「知らなかった」「まさかうちの子が」という後悔をしないために、最低限の設定はしておきましょう。
設定チェックリスト(iPhone/Android別)
最後に、実際に設定するときのチェックリストをまとめます。SIMカードが届いたら、このリストを見ながら1つずつ設定していきましょう。
【iPhoneの場合】
□ mineoの「安心フィルタリング」を申し込み済み(オプション)
□ i-フィルターアプリをインストール・シリアルID入力
□ スクリーンタイムを有効化(設定 > スクリーンタイム)
□ 休止時間(ダウンタイム)を設定(例:21時~翌7時)
□ App使用時間の制限(SNS 30分/日、ゲーム 1時間/日など)
□ コンテンツとプライバシーの制限 > iTunes/App Store購入を「許可しない」
□ 位置情報サービスをオン > 「探す」で位置共有を設定
□ 子どもと一緒にルールを確認(何時まで使っていいか、どこで使っていいかなど)
【Androidの場合】
□ mineoの「安心フィルタリング」を申し込み済み(オプション)
□ i-フィルターアプリをインストール・シリアルID入力
□ Googleファミリーリンクアプリをインストール(親・子両方)
□ ファミリーリンクで子どものアカウントを管理対象に設定
□ アプリのダウンロード・購入の承認を必須に
□ 利用時間の制限(就寝時間、1日の利用上限など)
□ 位置情報をオン > ファミリーリンクで現在地確認可能に
□ 子どもと一緒にルールを確認
設定のコツ:
最初から厳しくしすぎると、子どもが反発して隠れてスマホを使うようになります。「まずは緩めに設定して、様子を見ながら調整する」くらいの気持ちで始めましょう。また、設定だけして終わりではなく、定期的(週1回など)に「今週はどんなこと調べた?」と会話することが一番の見守りです。
フィルタリングと見守り設定ができたら、次は「家庭ルール」です。技術的な制限だけでなく、親子で約束を決めることが、スマホトラブルを防ぐ最大のポイントになります。
小学生にスマホを持たせるときの家庭ルール(揉めないためのテンプレ)
フィルタリングを設定しても、子どもが納得していないと「なんで制限されるの?」と不満がたまり、結局ルールを破ってしまいます。大事なのは、親子で一緒にルールを決めることです。
最初に決める「3つだけルール」(時間・場所・お金)
ルールを作りすぎると、親も子も守るのが大変になります。最初はシンプルに3つだけ決めましょう。
1. 時間のルール
- 平日:21時まで(宿題が終わってから)
- 休日:22時まで
- 食事中・お風呂中は使わない
2. 場所のルール
- リビングで使う(自分の部屋には持ち込まない)
- 学校では電源オフ(学校のルールに従う)
- 外出時は親と一緒のときだけ使う(高学年は習い事の行き帰りOK)
3. お金のルール
- アプリの課金は必ず親に相談
- 勝手に課金したら1ヶ月スマホ没収
- 有料アプリは親のクレカで購入(子どもは自分で買えないように設定)
ルールを決めるときのポイント:
- 一方的に親が決めるのではなく、子どもの意見も聞く(「21時は早すぎる!」と言われたら、22時で合意するなど)
- 「なぜそのルールが必要か」を説明する(例:夜遅くまで使うと睡眠不足になって、翌日ぼーっとしちゃうから)
- 紙に書いて冷蔵庫に貼るなど、見える化する
SNS/ゲーム/動画は”段階解放”がうまくいく(学年別の例)
小学生の間にスマホデビューする場合、いきなり全部解禁すると収拾がつかなくなります。学年に応じて「段階的に解放」するのがおすすめです。
【低学年(1~3年生)】
- SNS:まだ不要。LINE通話で親とやりとりのみ
- ゲーム:知育系アプリ(ポケモンスマイル、Think!Think!など)のみ
- 動画:YouTube Kidsで視聴(年齢制限あり)
【中学年(4~5年生)】
- SNS:LINEで友達とのやりとり解禁(ただしグループ通話は親の承認制)
- ゲーム:ライトなゲーム(どうぶつの森、マインクラフト)はOK。課金は親に相談
- 動画:通常のYouTubeも可(ただし1日1時間まで)
【高学年(6年生)】
- SNS:InstagramやTikTokの閲覧は可(投稿は中学生になってから)
- ゲーム:友達と一緒にやるゲーム(フォートナイト、Apex等)も検討(ただしボイチャは親監視)
- 動画:制限なし(ただし就寝1時間前は見ない)
段階解放のメリット:
子どもは「次の学年になったら○○ができる」という目標ができ、ルールを守るモチベーションが上がります。また、親も「いきなり全部解禁して失敗した…」という後悔を避けられます。
ルール破りのときの”親の対応テンプレ”(感情的にならない言い回し例)
ルールを作っても、子どもは必ず破ります(というか、試します)。そのとき、感情的に怒鳴っても逆効果。冷静に対応するための言い回しテンプレを用意しておきましょう。
【ケース1:時間を過ぎても使っている】
❌ NG対応:「何時だと思ってるの!さっさと寝なさい!」
○ OK対応:「今21時15分だね。ルールでは21時までだったよね。今日はあと5分で終わりにして、明日からは時間を守ろうね。」
【ケース2:勝手に課金していた】
❌ NG対応:「勝手に課金するな!スマホ取り上げ!」
○ OK対応:「課金は相談してからって約束だったよね。今回は課金した分、お小遣いから引くね。次からは必ず相談してね。もし守れなかったら、1ヶ月スマホお休みになるよ。」
【ケース3:深夜にこっそり使っていた】
❌ NG対応:「信じられない!もうスマホ没収!」
○ OK対応:「夜中に使ってたの、見ちゃったよ。約束破ったから、今週末はスマホなしね。来週からまた使えるようにするから、今度はちゃんと約束守ろうね。」
対応のコツ:
- 「何度も守れないなら、スマホを持つのはまだ早いのかもね」と冷静に伝える
- 罰を与えるときも、期限を決める(1週間だけ、1ヶ月だけ、など)
- 子どもが反省したら、「次は頑張ろうね」とチャンスを与える
実際のエピソード:
うちの娘が小4のとき、夜中にこっそりYouTubeを見ているのを見つけました。最初は「なんで?」と怒りそうになりましたが、冷静に「約束破ったから、今週末はスマホなしね」と伝えました。娘は泣きましたが、週末が終わったら「もう夜中には見ない」と約束を守るようになりました。感情的にならず、淡々とルールを適用することが大事です。
ここまで読んで「mineoにするか、他にするか、まだ迷ってる…」という方のために、よくある質問をまとめました。
よくある質問(Q&A)
Q1:お下がりiPhoneでも大丈夫?バッテリーが心配…
A:バッテリーが80%以上残っていれば使えます。ただし、70%以下だと1日持たない可能性があるので、Appleストアや街の修理屋さんでバッテリー交換(5,000~10,000円程度)を検討しましょう。また、防水ケースやスマホリング、画面保護フィルムは必須です。子どもは落とします(経験談)。
Q2:昼休みの速度制限って実際困る?
A:マイそくの平日12~13時制限は、学校でスマホ禁止なら全く問題ありません。むしろ「昼休みは使えない」というルールが自動的に守られるので、親としては楽かも。ただし、習い事が昼間で「お迎え場所変更」の連絡が12時台に必要、というケースでは致命的です。この場合はマイピタを選びましょう。
Q3:学校でスマホが禁止/制限の場合は?
A:学校のルールを最優先してください。登下校のみ使用OKなら、学校に着いたら電源オフ、帰りに電源オンというルールを徹底しましょう。学校によっては「登校時に預ける」という仕組みがある場合もあります。事前に学校に確認することをおすすめします。
Q4:キッズ携帯や見守り端末の方が良いケースは?
A:以下の場合は、キッズ携帯や見守りGPS(みてねみまもりGPS、amue link等)の方が向いています:
- 小学1~2年生で、スマホはまだ早い
- 位置情報の精度と更新頻度が最優先
- 月額費用は多少高くても、キャリアの手厚いサポートが必要
- 防犯ブザーや緊急通報機能が欲しい
逆に、「小学4年生以上」「お下がりスマホがある」「親がある程度設定できる」という条件が揃っているなら、mineoのほうがコスパが良く、長く使えます。
Q5:MNP(番号そのまま乗り換え)はできる?
A:できますが、名義に注意。現在のキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク等)で子ども名義になっている場合、mineoに乗り換える前に親名義に変更する必要があります(MNPは同一名義でないと不可)。各キャリアショップで名義変更手続き(手数料3,300円程度)をしてから、mineoに申し込みましょう。
最後に、この記事の要点を振り返ります。
まとめ|mineoは小学生に向く?後悔しない判断ポイント3つ
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。最後に、mineoが小学生に向くかどうかを判断するための3つのポイントをまとめます。
【判断ポイント1:コストと条件のバランス】
mineoは月1,298円~という圧倒的なコスパが魅力ですが、その代わりに「店舗サポートが少ない」「昼休みの速度制限(マイそくの場合)」というトレードオフがあります。「自分で設定できる」「昼休みに連絡しない」という条件が揃っていれば、mineoは最強の選択肢です。
【判断ポイント2:安全設定の3層構造】
フィルタリングは「回線オプション(mineo安心フィルタリング)」「OS標準機能(スクリーンタイム/ファミリーリンク)」「親子の会話」の3層で守ることが大事。どれか1つだけでは不十分です。技術的な制限と、親子のコミュニケーションの両輪で子どもを見守りましょう。
【判断ポイント3:家庭ルールは「3つだけ」から
時間・場所・お金の3つのルールを親子で決め、紙に書いて見える化する。ルールを破ったときは感情的にならず、冷静に対応する。段階解放で「次の学年になったら○○ができる」という目標を作ることで、子どもも納得して使えます。
今日やることチェックリスト:
□ mineoが向くかYES/NOチャートで確認
□ 契約者(親)のクレジットカードを準備
□ お下がりスマホのSIMロック解除・動作確認
□ mineoのプラン(マイピタ or マイそく)を決める
□ 家庭ルール(時間・場所・お金)を子どもと話し合って決める
□ 申し込み後、フィルタリング・スクリーンタイム(またはファミリーリンク)の設定
□ 1週間使ってみて、データ量や通話頻度を見直す
mineoは小学生の「連絡手段」として十分な機能を持っています。ただし、それを安全に使うかどうかは、親の設定と家庭ルール次第。この記事が、あなたの「後悔しない選択」の助けになれば嬉しいです。
最後に、小学生にスマホを持たせるのは不安も多いですが、同時に「自分で考えて行動する力」を育てるチャンスでもあります。完璧を目指さず、子どもと一緒に失敗しながら学んでいく――そんな気持ちで始めてみてください。応援しています。