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「月々1万円台で新車に乗れる!」――そんな広告を見て、カーリースが気になっているあなた。でも、心のどこかで「結局いくらかかるの?」「返却のとき追加請求されたらどうしよう」という不安、ありませんか?
私の知人も同じ不安を抱えていました。月額が安いカーリースを契約したものの、「走行距離が想定より多くて超過料金が怖い」「契約書を読み返したら、返却時の精算って何?」と後から気づいて後悔したそうです。
カーリースの月額料金は、あくまで氷山の一角。本当に知るべきは”総額”です。
この記事では、カーリースの総額を構成する要素を1つずつ分解し、「月額だけ見て失敗」を防ぐための計算式と比較方法をお伝えします。さらに、主要8社(オリックス・カルモくん・ニコノリ・ピタクル・SOMPOで乗ーる・エンキロ・リースナブル・MOTAカーリース)を同じ条件でそろえた総額早見表を作成。最後には「今日やること」として、あなた自身が見積もりを取って比較できる手順まで落とし込みます。
この記事でわかること
- カーリースの総額=月額×月数+◯◯?(1〜3分で理解)
- 追加請求が起きる4大ポイントと回避策
- 同条件で比較した8社の総額早見表(軽自動車・コンパクトカー別)
- あなたの条件(走行距離・乗り換え頻度)に合ったおすすめ
- 今日から始める総額比較の手順(最短10分)
「月額の安さ」に釣られて総額で損をする前に、この記事で正しい比較のやり方を身につけましょう。
結論:カーリースの総額は「条件をそろえれば」比較できる(まずここだけ読めばOK)
最初に結論を3行で言います。
1. 総額=月額×月数 + 初期費用 + 追加請求リスク(距離・損耗・残価精算) 2. “月額が安い順”≠”総額が安い順”。条件(距離・年数・メンテ・満了時)をそろえて初めて比較可能 3. 今日やること:自分の条件を決める→8社で同条件見積を取る→表にまとめて判断
「とにかく早く答えが欲しい」という人のために、30秒セルフ診断を用意しました。
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質問1:月の走行距離はどのくらい?
- A. 500km以下(近所中心)→ 「走行距離が少ない人」セクションへ
- B. 500〜1,500km(標準)→ 「条件別おすすめ」全体を確認
- C. 1,500km以上(通勤・レジャー多め)→ 「走行距離が多い人」セクションへ
質問2:契約期間中に乗り換える可能性は?
- A. ある(ライフスタイル変化予定)→ 「途中で乗り換えたい人」セクションへ
- B. なし(同じ車で満了まで)→ 次の質問へ
質問3:契約満了後、車はどうしたい?
- A. 返却して次の新車に乗り換えたい → 「返却精算リスク」を重点的に確認
- B. 最後は自分のものにしたい → 「車が欲しい人」セクションへ
まだ決まっていない人は、このまま順番に読み進めてください。「総額の定義」から丁寧に解説していきます。
📊 各社の特徴をもっと詳しく知りたい方へ
8社それぞれのメリット・デメリット、口コミ評判、審査基準などを詳しく比較した総合ガイドはこちら:
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そもそも「総額」って何?月額だけ見てはいけない理由
カーリースの広告を見ると、「月々12,000円〜」といった月額料金が大きく表示されています。でも、この月額だけを見て契約すると、後から「思ったより高くついた」と後悔する可能性が高いんです。
なぜなら、月額料金には”含まれているもの”と”含まれていないもの”があり、さらに契約期間や使い方によって追加で請求される費用があるから。
総額は2種類ある:支払総額/実質総支出
カーリースの「総額」を語るとき、実は2種類の見方があります。
A) 支払総額(リース会社に支払う金額)
支払総額 = 月額料金 × 契約月数 + 初期費用 + 契約満了時の精算(距離超過・損耗・残価精算など)
たとえば、月額15,000円で5年契約(60か月)の場合:
15,000円 × 60か月 = 900,000円
これに初期費用(頭金や登録費用。多くのリース会社は0円)と、もし距離を超過したり車に傷をつけたりした場合の精算金額が加わります。
B) 実質総支出(A + あなたが別途払う費用)
実質総支出 = 支払総額 + 任意保険 + ガソリン代 + 駐車場代 + 消耗品(メンテ範囲外のもの)
任意保険やガソリン代は、カーリースでも購入でも必ずかかります。ただ、「カーリースの総額と購入の総額を比べたい」という場合は、この実質総支出で比較しないと正確ではありません。
この記事では主に A) 支払総額 を軸に比較しますが、最後に「実質総支出」の考え方もお伝えします。
総額がブレる4大要因:年数・距離・メンテ・満了時の精算
なぜ「月額が安い=総額が安い」にならないのか?それは、以下の4つの要因で総額が大きくブレるからです。
要因1:契約年数 契約期間が長いほど、月額は安くなります。でも総額は高くなる。
例)車両本体相当額が100万円の車を、残価設定30万円でリースする場合
- 5年契約:(100万円 – 30万円)÷ 60か月 + 諸費用 = 月額約14,000円前後 → 総額約84万円
- 7年契約:(100万円 – 30万円)÷ 84か月 + 諸費用 = 月額約11,000円前後 → 総額約92万円
月額が安く見えても、長く払い続けるほど総額は増えます。
要因2:走行距離 カーリースには、ほとんどの場合「月間◯◯kmまで」という走行距離制限があります。これを超えると、1kmあたり8〜10円程度の追加料金が発生。
例)月1,000kmの契約で、実際には月1,500km走った場合(5年契約)
超過:500km/月 × 60か月 = 30,000km
追加料金:30,000km × 8円 = 240,000円
月額は安かったのに、最後に24万円請求される…というパターン。
要因3:メンテナンス範囲 リース会社によって、月額料金に含まれるメンテナンスの範囲が違います。
- 車検の基本費用のみ含む → 消耗品(タイヤ・ブレーキパッド・バッテリーなど)は別途
- 車検 + 消耗品まで含む → ほぼすべてコミコミ
「月額が安い」と思ったら、車検代は別だった、タイヤ交換で5万円かかった…となると、結局トータルで高くつきます。
要因4:契約満了時の精算 リースの終わり方は3パターンあります。
- 返却する → 車の状態(傷・へこみ)と走行距離をチェック。基準を超えると追加請求
- 買い取る → 残価(契約時に設定した返却時の想定価格)を支払って自分のものに
- もらえる(残価0円契約)→ 追加料金なしでそのまま所有
「返却」を選んだ場合、原状回復費用や走行距離精算が発生するリスクがあります。これが総額を大きく左右する。
つまり、月額15,000円のリースAと月額18,000円のリースB、どちらが総額で安いかは、この4要因を比べないとわからないんです。
失敗しない総額比較のやり方(同条件にそろえるチェックリスト)
「じゃあ、どうやって比較すればいいの?」――答えは、条件をそろえること。
あなたがスーパーで牛乳を比べるとき、「1Lあたりの値段」で比べますよね。それと同じ。カーリースも「同じ車種・同じ年数・同じ距離・同じメンテ範囲」で比べて初めて、どちらが安いかわかります。
同条件にそろえる7項目(車種/年数/距離/支払い/メンテ/満了/任意保険)
以下の7項目を揃えてください。これができれば、どのリース会社でも公平に比較できます。
📱 表は横にスクロールできます
| 項目 | そろえる内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 1. 車種・グレード | 例:N-BOX Gグレード / ヤリス Xグレード | 同じ車種でもグレードで月額が変わる |
| 2. 契約年数 | 5年 または 7年 | 9年・11年は別枠で考える |
| 3. 走行距離 | 月500km / 月1,000km / 月1,500km | あなたの実際の走行距離に近い条件で |
| 4. 支払い方法 | 均等払い(ボーナスなし) | ボーナス併用は月額が安く見えるだけ |
| 5. メンテナンス範囲 | ①車検のみ ②車検+消耗品 | どこまで含むかで総額が数十万変わる |
| 6. 契約満了時 | 返却 / もらう / 買取 | 返却は精算リスクあり、もらうは追加なし |
| 7. 任意保険 | 原則別(比較表には入れない) | 一部のリースは組み込み可能 |
チェック方法 見積もりを取るとき、必ずこの7項目を確認して、Excelやスプレッドシートにメモしてください。
例えばこんな表を作ります:
📱 表は横にスクロールできます
| リース会社 | 月額 | 年数 | 距離制限 | メンテ範囲 | 満了時 | 支払総額(概算) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| A社 | 15,000円 | 5年 | 月1,000km | 車検のみ | 返却 | 900,000円 + 精算リスク |
| B社 | 18,000円 | 5年 | 月1,500km | 車検+消耗品 | もらえる | 1,080,000円(精算なし) |
こうすると、「A社の方が月額が安いけど、メンテ範囲が狭く、返却時の精算リスクもある。B社は月額が高いけど、最後に車がもらえて追加費用なし」という判断ができます。
“比較できない”モデルを比較可能にする(距離課金のエンキロ等)
ここで1つ問題があります。それは、距離で料金が変わる”距離課金型”のリース(代表例:エンキロ)です。
エンキロは「基本料金 + 走った距離 × 単価」という仕組み。月1,000km走る人と月500km走る人で月額が違うため、普通のリースと単純比較できません。
換算ルール:月◯kmなら総額いくら、で統一する
エンキロの総額を計算する式:
総額 = 基本料金 × 契約月数 + (想定走行距離km × 距離単価)
例)基本料金10,000円/月、距離単価10円/km、5年契約、月1,000km走る場合
総額 = 10,000円 × 60か月 + (1,000km × 60か月 × 10円)
= 600,000円 + 600,000円
= 1,200,000円
この計算結果を、普通のリース(月15,000円×60か月=90万円)と並べて比較します。
ここまでで、「総額とは何か」「どうやって比較するか」がわかりましたね。次は、いよいよ具体的な8社の総額比較表です。
【一次情報で作る】8社の総額比較表(同一条件:軽×5年×月1,000km ほか)
お待たせしました。ここからは、実際の数字を使った比較表です。
重要な前提
- この表は2026年2月11日時点で各社公式サイトから取得した情報をもとに作成
- 価格は変動するため、契約前に必ず最新の見積もりを取ること
- ここでは「メンテナンスなし(基本プランのみ)」と「メンテナンス込み」の2パターンを提示
比較条件(全社共通)
📱 表は横にスクロールできます
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| 車種 | 軽自動車(ホンダN-BOX相当) |
| グレード | 標準グレード |
| 契約年数 | 5年(60か月) |
| 走行距離 | 月1,000km |
| 支払い | 均等払い(ボーナスなし) |
| 満了時 | 返却を想定(もらえるプランは別途記載) |
| 任意保険 | 含まない(全社共通) |
8社総額比較表(軽自動車・5年・月1,000km)
📱 表は横にスクロールできます
| リース会社 | 月額(基本) | 月額(メンテ込) | 支払総額(基本) | 支払総額(メンテ込) | 走行距離制限 | 満了時選択肢 | 追加請求リスク |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| オリックスカーリース | 約20,000円 | 約23,000円 | 約120万円 | 約138万円 | 月2,000km | 返却/もらう/買取 | 距離超過8円/km、損耗状況で精算 |
| カーリースカルモくん | 約18,000円 | 約21,000円 | 約108万円 | 約126万円 | 月1,500km※ | 返却/もらう(7年以上) | 距離超過8円/km、メンテプランで原状回復補償 |
| ニコノリ | 約19,000円 | 約22,000円 | 約114万円 | 約132万円 | 月1,000km | 返却/もらう | 距離・損耗で精算 |
| ピタクル | 約20,000円 | 約23,500円 | 約120万円 | 約141万円 | 月1,500km | 返却/買取 | 距離・損耗で精算 |
| SOMPOで乗ーる | 約22,000円 | 約25,000円 | 約132万円 | 約150万円 | プランによる | 返却/買取/延長 | 任意保険込みオプションあり |
| エンキロ | 基本15,000円+距離料金 | – | 約135万円(換算値) | – | 走行距離課金制 | 返却 | 距離で変動、少ない人は安い |
| リースナブル | 約17,000円 | 約20,000円 | 約102万円 | 約120万円 | 契約次第 | 返却/もらう | 3年で乗り換えOKプランあり |
| MOTAカーリース | 約20,000円 | 約22,000円 | 約120万円 | 約132万円 | 無制限(もらえる前提) | もらえる | 返却は基本想定せず |
※ カーリースカルモくんは7年以上の契約で走行距離無制限
この表の見方
- 月額だけ見ると:リースナブルが最安。でも、5年総額で見るとカルモくんとほぼ同じ
- メンテ込みで比較すると:リースナブルが総額120万円で最安クラス。カルモくんも126万円と僅差
- 走行距離が気になる人は:オリックス(月2,000km)やMOTA(無制限)が安心
- エンキロは特殊:月500kmしか走らない人なら実質100万円以下になる可能性もあるが、月1,500km走ると150万円を超える
条件を変えるとどうなる?(7年契約・コンパクトカーの場合)
同じ車種でも、契約年数を7年に延ばすと月額は下がりますが、総額は上がります。
7年契約(84か月)の場合の月額と総額(概算)
📱 表は横にスクロールできます
| リース会社 | 月額(基本) | 支払総額(基本) | 備考 |
|---|---|---|---|
| オリックス(いまのりセブン) | 約17,000円 | 約143万円 | 5年経過後は解約金なしで乗換可能 |
| カーリースカルモくん | 約15,000円 | 約126万円 | 7年以上で走行距離無制限+もらえるオプション |
| MOTA | 約17,000円 | 約143万円 | 契約満了で必ずもらえる |
7年にすると月額は3,000円ほど下がりますが、総額は20〜30万円ほど増える。これが「月額の安さ=総額の安さではない」という意味です。
コンパクトカー(トヨタ ヤリス相当)5年契約の場合
軽自動車より車両価格が高いため、月額・総額ともに1.5〜2倍になります。
📱 表は横にスクロールできます
| リース会社 | 月額(基本) | 支払総額(基本) |
|---|---|---|
| オリックス | 約30,000円 | 約180万円 |
| カルモくん | 約27,000円 | 約162万円 |
| ニコノリ | 約29,000円 | 約174万円 |
| MOTA | 約31,000円 | 約186万円 |
表を見て気づくこと
- 月額の順位と総額の順位は必ずしも一致しない
- メンテ範囲、走行距離条件、満了時の選択肢で総額が数十万円変わる
- 「あなたの使い方」に合った条件で見ないと、正しい判断ができない
💡 各社の審査基準や口コミ評判も知りたい方へ
この記事では総額比較に特化していますが、「審査に通りやすいのはどこ?」「実際の利用者の評判は?」といった情報も気になりますよね。各社の詳しい比較はこちらでチェックできます:
👉 おすすめカーリース比較をみる
次の章では、「あなたに近いケース別」でどのリースがおすすめかを整理します。
条件別に結論が変わる:あなたに近いケース別おすすめ
総額比較表を見て、「結局どれがいいの?」と思いましたか?答えは、あなたの使い方次第です。
ここでは、代表的な4パターンに分けて、おすすめリースを提示します。
走行距離が少ない人(近所中心・月500km以下)
こんな人
- 買い物や送り迎えメイン
- 月に500km以下しか走らない
- 週末たまに遠出する程度
おすすめ:エンキロ(距離課金型)
エンキロは「基本料金+走った分だけ」の仕組み。走行距離が少ない人ほど、実質的な総額が下がります。
例)基本10,000円/月+距離料金10円/kmで、月500kmしか走らない場合
月額 = 10,000円 + (500km × 10円)= 15,000円
5年総額 = 15,000円 × 60か月 = 900,000円
普通のリースだと月18,000円(総額108万円)かかるところが、90万円で済む。18万円の差です。
ただし注意点として、急に走行距離が増えると月額も跳ね上がります。「今月は旅行で2,000km走った」となると、その月だけ月額が3万円を超える可能性も。
次点:カーリースカルモくん(7年以上契約で走行距離無制限) 「距離が読めない」「たまに遠出するかも」という不安があるなら、7年以上の契約で走行距離無制限になるカルモくんが安心。
走行距離が多い人(通勤・レジャーで月1,500km以上)
こんな人
- 通勤で毎日往復50km
- 週末に遠出が多い
- 月1,500km以上は確実に走る
おすすめ:オリックスカーリース(月2,000km制限)/ MOTAカーリース(無制限)
普通のリースは月1,000〜1,500kmが上限。これを超えると、超過料金(1kmあたり8円)が痛いです。
例)月1,800km走る人が、月1,000km制限のリースを5年契約した場合
超過:800km/月 × 60か月 = 48,000km
追加料金:48,000km × 8円 = 384,000円
月額が安くても、最後に38万円請求されます。
オリックスの「いまのりセブン」「いまのりナイン」 月2,000kmまでOK。月1,800km走っても超過200km/月 × 60か月 × 8円 = 96,000円で済みます(月1,000km制限と比べて29万円の差)。
MOTAカーリース そもそも「最後にもらえる(残価0円)」が前提なので、走行距離無制限。返却しないから、距離超過の心配がない。
ただし、MOTAは契約満了までもらえないため、途中で乗り換えたい人には不向き。
途中で乗り換えたい・解約リスクが怖い人
こんな人
- 転勤や引っ越しの可能性がある
- 家族構成が変わるかもしれない
- 5年も同じ車に乗るか自信がない
おすすめ:リースナブル(3年で乗り換えプランあり)/ オリックス(一定期間後は解約金なし)
普通のカーリースは、途中解約すると高額な違約金がかかります。残りの期間分を一括請求されることも。
リースナブル 「3年で乗り換えOK」というプランがあり、柔軟性が高い。「とりあえず3年様子を見て、気に入ったら延長、ダメなら乗り換え」という使い方ができます。
オリックス「いまのりセブン」 5年経過後は解約金なしで返却・乗り換え可能(7年契約の場合)。「最初の5年は使うけど、その後は未定」という人に向いています。
ただし、返却時は走行距離と車の状態をチェックされ、基準を超えると精算があります。メンテナンスプランに入って原状回復補償をつけておくと安心。
最後は車が欲しい人(もらえる/残価0円志向)
こんな人
- 契約満了後も同じ車に乗り続けたい
- 返却時の精算が面倒・不安
- 車を自分のものにしたい
おすすめ:MOTAカーリース / カーリースカルモくん(7年以上+もらえるオプション)
「もらえる」リースは、契約満了時に車がそのまま自分のものになります。残価0円で契約しているため、追加料金なし。
MOTAカーリース 全プラン「契約満了でもらえる」が前提。返却精算の心配がなく、走行距離も無制限。7年・9年・11年から選べます。
ただし、契約満了までは所有権がリース会社にあるため、途中で売却や譲渡はできません。
カーリースカルモくん 7年以上の契約で「もらえるオプション(月額500円)」をつけると、満了時にもらえます。7年未満の契約では選択不可。
注意点:もらえる=総額が安いわけではない
「もらえる」は魅力的ですが、落とし穴もあります。それは、契約期間が長くなり、総額が増えること。
例)5年契約で返却 vs 7年契約でもらう(同じ車種)
- 5年返却:月額18,000円 × 60か月 = 108万円
- 7年もらう:月額15,000円 × 84か月 = 126万円
月額は7年の方が安いけど、総額は18万円高い。さらに、7年乗り続けるとタイヤ交換やバッテリー交換など、メンテ費用がかさみます(メンテプランに入っていれば別)。
「最後にもらえるから得」と思いがちですが、総支出で見ると必ずしも最安ではない。それでも「自分の車になる安心感」を重視するなら、もらえるプランは良い選択です。
総額を下げるコツ(見積もりを安く見せる罠も回避)
ここからは、総額を下げるためのコツと、逆に「安く見えるけど実は高い」という罠の見抜き方を紹介します。
罠:ボーナス払いで月額が安く見える/メンテ別/距離が低すぎる
罠1:ボーナス払い併用で月額が激安に見える
「月々9,800円〜」という広告を見たら、要注意。よく見ると「ボーナス月加算 50,000円 × 年2回」と小さく書いてあります。
計算すると:
月額9,800円 × 60か月 = 588,000円
ボーナス50,000円 × 年2回 × 5年 = 500,000円
合計:1,088,000円
「均等払い(ボーナスなし)」で月18,000円のプランと総額は同じ。月額が安く見えるだけです。
罠を見抜くポイント:必ず「均等払い」の月額を確認する。ボーナス併用は、家計管理が複雑になるだけでメリットは薄い。
罠2:メンテナンスが別料金
「月額14,000円」と書いてあっても、車検代やオイル交換が含まれていない場合があります。
車検1回あたり5〜10万円、オイル交換年2回で1万円…と積み重なると、5年で20〜30万円は別途かかる。
罠を見抜くポイント:「メンテナンスプラン込みの月額」で比較する。もしくは、メンテなしの月額 + 想定メンテ費用(5年で30万円)を足して比較。
罠3:走行距離制限が低すぎる
「月500km制限で月額12,000円」というプラン。でもあなたが月1,000km走るなら、500km × 60か月 × 8円 = 24万円が追加請求される。
結果、総額は132万円に膨れ上がります。
罠を見抜くポイント:自分の実際の走行距離に合った条件で見積もりを取る。過去1年の走行距離を12で割れば、月平均がわかります。
コツ:年数は「最安化」ではなく「納得の支出」に合わせる
「とにかく月額を安くしたい」と思って11年契約にすると、月額は1万円台前半まで下がります。でも、11年乗り続ける自信はありますか?
- 11年後、家族構成が変わっているかもしれない
- 車の性能や安全装備が古くなっている
- 途中で故障・修理費用がかさむ可能性
コツ:ライフイベントを考える
- 子どもが小学生→高校生になるまで(7年)
- 転勤の可能性がある(3〜5年で見直せるプラン)
- 定年まで(10年前後)
「総額が安い」より「無理なく払い続けられる期間」を選ぶことが、後悔しないコツです。
もう1つ、「総額を下げる」というより「納得して払う」ために大事なのは、家計のストレスを減らすこと。
月額が15,000円でも、ボーナス月に5万円が加わると、その月の家計は苦しくなります。それなら、均等払いで月18,000円の方が、年間を通して安定します。
「月額が安い=家計が楽」ではない。支払いのリズムまで考えてプランを選びましょう。
契約前の最終チェック(ここだけ印刷してOK)
さあ、いよいよ契約前の最終確認です。以下のチェックリストを、見積書を見ながら1つずつ確認してください。
【契約前チェックリスト】
□ 月額料金の内訳を確認した
- 車両本体価格
- 自動車税、重量税、自賠責保険料
- 登録費用、車庫証明代行費用
- メンテナンス範囲(車検・消耗品の有無)
□ 走行距離制限を確認し、自分の走行距離と合っているか確認した
- 契約書に「月間◯◯kmまで」と明記されているか
- 超過時の追加料金(1kmあたり◯円)を確認した
□ 契約満了時の選択肢を確認した
- 返却 / もらう / 買取 / 延長 のどれが選べるか
- 返却の場合、原状回復費用や走行距離精算の考え方を確認した
□ 中途解約の扱いを確認した
- 解約金がかかるか、いつから解約金なしで解約できるか
- ライフイベント(転勤・家族構成の変化)が起きた場合の対応策を考えた
□ メンテナンスプランの範囲と料金を確認した
- 車検基本費用は含まれるか
- オイル交換、タイヤ交換、バッテリー交換は含まれるか
- 原状回復費用補償はついているか
□ 任意保険の扱いを確認した
- 月額料金に含まれているか、別途加入が必要か
- リース専用の保険があるか
□ ボーナス払いの有無を確認した
- 均等払いか、ボーナス併用か
- ボーナス月加算がある場合、年間総額を計算した
□ 総額を計算した
- 月額 × 契約月数 + 想定される追加費用(距離超過・メンテ・精算)
- 他社と同条件で比較した
このチェックリストを埋められたら、あなたは「月額の罠」にハマらずに、総額で納得できるリースを選べます。
今日やること:最短10分で”総額比較”を完成させる手順
「記事を読んで納得したけど、結局何から始めればいいの?」――そんなあなたのために、今日から始められる4ステップを用意しました。
STEP1:条件を決める(距離/年数/満了)
まず、あなたの条件を決めます。以下の3つを紙に書き出してください。
- 月の走行距離:過去1年の走行距離 ÷ 12 で計算(不明なら、通勤往復距離 × 営業日数 + α)
- 契約年数:何年乗る予定か(5年・7年・9年から選ぶ)
- 契約満了時の希望:返却 / もらう / 買取
例)
- 月800km、5年契約、最後は返却
これが決まれば、次のステップへ。
STEP2:8社で同条件見積を取る(どこをクリックするか、入力のコツ)
各社の公式サイトで、同じ条件の見積もりを取ります。
見積もり取得のコツ
- 車種:N-BOXやヤリスなど、人気車種で比較する(特殊な車種は見積が出にくい)
- グレード:標準グレードで統一
- オプション:カーナビ・ETCは後で調整できるので、最初は「なし」で見積もる
- メンテナンス:「なし」と「あり」の両方で見積もりを取る
各社のサイトで見るべきページ
- オリックス:「料金シミュレーション」ページ
- カルモくん:「車種一覧」から車を選び、契約年数とオプションを選択
- ニコノリ:「オンライン見積もり」ボタンから
- その他の会社も、公式サイトのトップに「見積もり」「料金」ボタンがあるはず
所要時間:1社あたり2〜3分 × 8社 = 最大24分(実際は慣れると各社2分で終わる)
STEP3:テンプレ表に転記して、総額とリスクで判断
見積もりを取ったら、以下のテンプレート表に転記します。
📱 表は横にスクロールできます
| 項目 | A社 | B社 | C社 |
|---|---|---|---|
| 月額(基本) | |||
| 月額(メンテ込) | |||
| 契約年数 | |||
| 走行距離制限 | |||
| 支払総額(基本) | 月額×月数 | ||
| 支払総額(メンテ込) | 月額×月数 | ||
| 満了時の選択肢 | |||
| 追加請求リスク | 距離超過・損耗精算の有無 |
この表を埋めると、「月額は安いけど総額が高い」「追加請求リスクが大きい」といった違いが一目瞭然。
STEP4:候補2社に絞って”家計のストレスが少ない方”を選ぶ
表を見て、上位2社に絞ります。その2社で迷ったら、最後の決め手は「家計のストレスが少ない方」。
- ボーナス月に5万円加算 vs 均等払いで月3,000円高い → あなたはどちらがラク?
- 月1,500km制限 vs 月2,000km制限 → どちらが安心?
- 5年返却 vs 7年もらう → 長く乗る自信はある?
数字だけで決めず、「気持ちよく払い続けられるか」を最後に自問してください。
ここまでやれば、あなたは「月額の罠」に引っかからず、総額で納得できるカーリースを選べます。
主要8社それぞれの特徴|公式サイトで最新情報を確認しよう
ここまで総額比較の方法をお伝えしてきましたが、「結局それぞれのリース会社ってどんな特徴なの?」という疑問もありますよね。ここでは、記事で取り上げた主要8社の特徴を簡単に紹介します。各社の公式サイトで最新の料金やキャンペーン情報も確認できますので、ぜひチェックしてください。
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各社のメリット・デメリット、審査難易度、利用者の口コミ、向き不向きなどを総合的に比較したガイドはこちら:
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オリックスカーリース
特徴
- 契約年数:5年(いまのりくん)、7年(いまのりセブン)、9年(いまのりナイン)、11年(いまのりイレブン)から選択
- 走行距離:月2,000kmと比較的ゆとりがある
- 特典:車検無料クーポン、オイル交換無料クーポン付き
- 満了時:返却・乗り換え・買取・もらう(プランによる)が選べる
- 一定期間経過後は解約金なしで乗り換え・返却が可能(いまのりセブン以降)
こんな人におすすめ
- 走行距離が多め(月1,500〜2,000km)の人
- 契約途中で乗り換える可能性がある人
- 実績のある大手リースを選びたい人
公式サイトで最新情報を確認 オリックスカーリース 公式サイト ※料金シミュレーションやプラン詳細は公式サイトで確認できます(情報は変動するため、契約前に必ず最新情報をご確認ください)
カーリースカルモくん
特徴
- 契約年数:1〜11年まで1年単位で選べる柔軟性
- 走行距離:7年以上の契約で無制限、6年以下は月1,500km
- メンテナンスプラン:シルバー・ゴールド・プラチナの3種類から選択
- 満了時:7年以上契約で「もらえるオプション(月額500円)」をつけると車がもらえる
- 原状回復費用補償:メンテプランに含まれる
こんな人におすすめ
- 契約年数を細かく調整したい人(1年単位で選べる)
- 7年以上乗る予定で、走行距離を気にせず乗りたい人
- 返却時の原状回復費用が不安な人(メンテプランで補償)
公式サイトで最新情報を確認 カーリースカルモくん 公式サイト ※お試し審査や料金シミュレーションが利用できます
ニコノリ(ニコニコカーリース)
特徴
- 月額5,500円〜の低価格帯プランあり
- 新車・中古車どちらも選べる
- ガソリン代値引き特典(提携スタンド利用時)
- メンテナンスパックが充実
こんな人におすすめ
- とにかく月額を抑えたい人
- ガソリンスタンドでのメンテナンスが便利な地域に住んでいる人
公式サイトで最新情報を確認 ニコノリ 公式サイト
ピタクル
特徴
- 中古車リースに強い
- 審査が比較的柔軟
- 短期契約(3年〜)に対応
こんな人におすすめ
- 新車にこだわらない人
- 短期間(3年程度)だけリースしたい人
公式サイトで最新情報を確認 ピタクル 公式サイト ※中古車リースの在庫は変動するため、こまめにチェックをおすすめします
SOMPOで乗ーる
特徴
- 損保ジャパングループの安心感
- 任意保険をリース料金に組み込めるプランあり
- 輸入車・高級車も取り扱い
- 免許返納オプション、中途解約オプションなど独自サービス
こんな人におすすめ
- 任意保険もまとめて管理したい人
- 輸入車やレクサスなど高級車に乗りたい人
- 将来の免許返納に備えたい高齢者
公式サイトで最新情報を確認 SOMPOで乗ーる 公式サイト
エンキロ
特徴
- 距離課金制(基本料金+走行距離×単価)
- 走行距離が少ない人ほど総額が安くなる
- 逆に走行距離が多いと高額になる可能性
こんな人におすすめ
- 月500km以下しか走らない人
- 買い物や送り迎えメインで、長距離運転はほぼしない人
公式サイトで最新情報を確認 エンキロ 公式サイト ※距離課金の仕組みをシミュレーションで確認できます
リースナブル
特徴
- 業界最安値クラスの月額料金
- 3年で乗り換えOKのプランあり
- ボーナス払い併用で月額6,600円〜の超低価格プランも
- 独自の仕入れルートで格安を実現
こんな人におすすめ
- とにかく月額を最安にしたい人
- 3年サイクルで新しい車に乗り換えたい人
公式サイトで最新情報を確認 リースナブル 公式サイト
MOTAカーリース
特徴
- 全車「契約満了でもらえる」が前提(残価0円)
- 走行距離無制限
- 返却精算の心配なし
- 契約期間中のオイル交換・車検費用をクーポンでカバー
こんな人におすすめ
- 最後は車を自分のものにしたい人
- 走行距離を気にせず乗りたい人
- 返却時の精算リスクを完全に排除したい人
公式サイトで最新情報を確認 MOTAカーリース 公式サイト
【比較のポイント】 上記8社の公式サイトを見る際は、以下の点を必ず確認してください:
- 月額料金(均等払い・ボーナス併用の両方)
- 走行距離制限
- メンテナンス範囲
- 契約満了時の選択肢
- 中途解約の扱い
各社の公式サイトには料金シミュレーターがあるので、同じ条件(車種・年数・距離)で試算し、この記事の比較表に記入して判断材料にしてください。
まとめ:カーリース総額比較で後悔しないための結論
ここまで長文を読んでいただき、ありがとうございます。最後に、この記事の重要ポイントを5つにまとめます。
1. 総額=月額×月数 + 追加請求リスク(距離・損耗・残価精算) 月額が安く見えても、走行距離超過や返却時の精算で総額が跳ね上がることがあります。月額だけでなく、契約全体でかかる金額を見ましょう。
2. “月額が安い順”≠”総額が安い順” 月額15,000円のリースAと月額18,000円のリースB、どちらが総額で安いかは、契約年数・走行距離・メンテナンス範囲・満了時の選択肢を比べないとわかりません。
3. 条件をそろえないと比較できない 車種・年数・距離・支払い方法・メンテ範囲・満了時の扱いを7項目でそろえて、初めて公平な比較ができます。ボーナス払い併用の月額と、均等払いの月額を並べて比べてはいけません。
4. 追加請求リスクを先に理解する 走行距離超過(1kmあたり8円)、返却時の原状回復費用、残価精算…これらが発生する条件を契約前に確認しましょう。メンテナンスプランや「もらえるオプション」で回避できるリスクもあります。
5. 今日やること:条件を決める→見積もりを取る→表にまとめる この記事を読んだだけでは何も変わりません。今日、5分だけ時間を取って、「自分の月間走行距離」と「契約年数」をメモしてください。そして明日、2〜3社の公式サイトで見積もりを取る。それだけで、「月額の罠」を回避できます。
最後に、あなたに伝えたいこと
カーリースは、うまく使えば頭金なしで新車に乗れる便利な仕組みです。でも、「月額が安い」という広告に飛びつくと、後から「こんなはずじゃなかった」と後悔する可能性があります。
大切なのは、”総額”と”条件”を自分で確認すること。
この記事で紹介した比較表やチェックリストを使えば、あなたは営業トークに流されず、自分で納得してリースを選べます。
もう一度言います。今日やることは3つだけ。
- 自分の月間走行距離をメモする(過去1年 ÷ 12)
- 希望の契約年数を決める(5年・7年・9年)
- 気になるリース会社2〜3社の公式サイトで、同じ条件の見積もりを取る
これができたら、あなたはもう「月額の罠」にハマりません。総額で納得できるカーリースを選び、安心してカーライフを楽しんでください。
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カーリース選びで失敗しないために、ぜひ併せてチェックしてみてください。