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「ルールは決めたのに、全然守らない…」
小学生にスマホを持たせているご家庭なら、一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
「1日1時間まで」と決めたはずなのに、気づけば2時間、3時間。「夜9時まで」と約束したのに、布団の中でこっそり動画を見ている。何度言っても変わらなくて、もう疲れた…。
正直に言うと、ルールが守られないのは、子どもが悪いわけでも、親の言い方が悪いわけでもありません。
問題は「ルールの作り方」と「守れる仕組み」にあるんです。
NTTドコモ モバイル社会研究所の調査によると、スマホを所有している小中学生の96%が「何らかの親子ルール」を決めています。つまり、ほとんどの家庭がルールを作っている。でも、守れているかどうかは別の話。
この記事では、「守れるルールの作り方」「設定で自動化する方法」「そのまま使える誓約書テンプレート」を全部まとめました。
読み終わる頃には、「今日から何をすればいいか」が明確になっているはずです。
結論|小学生のスマホルールは「言い方」より「仕組み」で決まる
ルールが続かない家庭の共通点(責めているわけではありません)
最初にお伝えしておきたいのは、「ルールが守られない=親の努力不足」ではないということ。
実際、私も最初は「時間だけ決めればいいだろう」と思っていました。「1日2時間まで」と言い渡して、それで終わり。でも、結果は…ご想像のとおり。毎日「もうやめなさい!」の繰り返しで、お互いにストレスが溜まる一方でした。
ルールが続かない家庭には、いくつかの共通点があります。
1. ルールが「言葉だけ」で終わっている 「○○しちゃダメ」と口で言うだけで、設定や仕組みで止めていない。子どもは「やろうと思えばできる」状態なので、つい破ってしまう。
2. 親が一方的に決めている 子どもが納得していないルールは、守られません。「なんで?」「みんなはもっと使ってるのに」と不満が溜まり、反発につながります。
3. ルールを作ったきりで見直していない 小1のときに決めたルールを、小4になっても同じまま。生活や友達関係が変わっているのに、ルールだけ古いままでは合わなくなって当然です。
4. 違反したときの対応が決まっていない ルールを破ったときに「その場の気分」で対応がブレると、子どもは「前は許してくれたのに…」と混乱します。
どれか1つでも心当たりがあれば、改善の余地があります。逆に言えば、ここを直すだけで「揉めない毎日」がグッと近づきます。
続く家庭がやっている「3点セット」
ルールがうまく回っている家庭には、共通する「3点セット」があります。
1. ルール(言葉) 何をOKにして、何をNGにするか。紙やホワイトボードに書いて「見える化」する。
2. 設定(技術的な制限) スクリーンタイム(iPhone)やファミリーリンク(Android)で、利用時間や課金を「仕組み」で制限。ルールを「物理的に守れる状態」にする。
3. 運用(習慣・声かけ・見直し) 充電場所を固定する、週1で「困ったことある?」と声をかける、3か月に1回ルールを見直す。日常の中で「回し続ける」工夫。
大切なのは、この3つをセットで考えること。
「ルールだけ」では守れません。「設定だけ」では、なぜダメなのか子どもが理解できません。「運用だけ」では、忙しい日々の中で続きません。
3つが揃って、初めて「毎日揉めない」が実現します。
まずはここから|揉めにくいルール7カテゴリ(例つき)
「何を決めればいいかわからない」という方のために、ルールを7つのカテゴリに分解しました。
全部を一気に決める必要はありません。まずは①時間 と ②課金から始めて、様子を見ながら追加していくのがおすすめです。
①時間のルール
NG例:「あまり長く使わない」「ほどほどに」 OK例:「平日は1日1時間まで、休日は2時間まで」「夜8時になったら充電場所に置く」
曖昧な言い方だと、親子で認識がズレます。「1時間」「夜8時」と数字で明確に伝えましょう。
「時間まで」と「時間以内」でも解釈が分かれることがあるので、「○時になったら充電器に置く」のように行動で定義すると揉めにくいです。
②場所のルール
NG例:「自分の部屋であまり使わない」 OK例:「スマホを使うのはリビングだけ。寝室・トイレ・お風呂には持ち込まない」
場所を限定する理由は「親の目が届く」から。子どもを監視したいわけではなく、何かあったときにすぐ気づける環境を作るためです。
特に就寝前のスマホは睡眠に影響するので、「夜は必ずリビングの充電ステーションへ」をルール化している家庭が多いです。
③課金のルール
NG例:「勝手に課金しない」 OK例:「アプリの購入・課金は、必ず親に相談して許可を取る。無断課金は禁止」
NTTドコモ モバイル社会研究所の調査では、「勝手に課金・ネット購入をしない」が最も多いルールで、8割を超える家庭が設定しています。
ルールを決めるだけでなく、App Store / Google Play の「購入時に承認が必要」設定を必ずオンにしてください。これで、子どもが購入しようとすると親のスマホに通知が届きます。
④アプリ・SNSのルール
NG例:「変なアプリは入れない」 OK例:「新しいアプリをインストールするときは、必ず親に見せて相談する」 OK例:「LINEは家族と○○ちゃん(友だち)だけ。知らない人からの友だち追加は受けない」
「変な」「危ない」は子どもには判断できません。「新しいアプリは親に相談」をルールにして、親が一緒に確認する形にしましょう。
SNSは、学年によって対応を変えるのがおすすめ。低学年なら「まだ使わない」、高学年なら「使い方のルールを決めて許可制」など。
⑤個人情報のルール
NG例:「個人情報に気をつけて」 OK例:「名前、学校名、住所、電話番号は、ネットに絶対に書かない」
「個人情報」という言葉は、小学生には抽象的すぎます。具体的に「書いてはいけないもの」をリスト化してあげてください。
「位置情報がわかる写真」も要注意。制服、表札、近所の特徴的な建物が映り込むと、住所が特定されるリスクがあります。
⑥写真・動画のルール
NG例:「人の写真を勝手に撮らない」 OK例:「友だちの顔が写った写真は、本人と親の許可なくSNSに載せない」 OK例:「自分の顔写真も、ネットには載せない」
写真・動画は、一度ネットに上げると取り消せません。「友だちの顔」「自分の顔」「位置情報がわかるもの」は載せないをルール化しましょう。
「撮ること」と「載せること」を分けて考えると、子どもにも理解しやすいです。
⑦困ったとき・トラブル時のルール
NG例:「困ったら言いなさい」 OK例:「怖いことがあったら、怒らないから必ず教えてね。合言葉は『〇〇〇』」
子どもがトラブルを隠す一番の理由は、「怒られると思っている」から。
「何があっても、最初に相談してくれたら絶対に怒らない」という姿勢を、言葉にして伝えておくことが大切です。家庭内で「合言葉」を決めておくと、相談のハードルが下がります。
⑧ルール違反時の対応
NG例:「破ったらスマホ没収」 OK例:「ルールを破ったら、1週間スマホをお休みして、一緒にルールを見直す」
「没収」で終わらせると、子どもとの信頼関係が崩れます。「罰」ではなく「お休み期間」→「話し合い」→「再スタート」の流れにすると、お互いに冷静になれます。
7カテゴリの優先順位
全部を一度に決めると、子どもが覚えきれません。最初に決めると揉めにくい順番は次のとおり。
- 時間(毎日使うから、ここが曖昧だと毎日揉める)
- 課金(金銭トラブルは取り返しがつかない)
- 場所(寝室への持ち込みを止めるだけで夜更かしが減る)
- 個人情報・写真
- アプリ・SNS
- 困ったとき
- 違反時
まずは1〜3を決めて、1か月様子を見てから残りを追加していくと、親も子も負担が少ないです。
学年別の落としどころ(低学年・高学年)
同じ「小学生」でも、1年生と6年生では生活も友達関係も全然違います。学年に合わせて、ルールの「厳しさ」と「項目」を調整しましょう。
小1〜小3:最初は「少なく・分かりやすく」
低学年のうちは、ルールの数を絞って、シンプルに。5〜7項目が目安です。
おすすめのルール例(小1〜小3)
- スマホを使うのは1日30分〜1時間まで
- 使っていいのはリビングだけ
- 夜7時になったら充電器に置く
- アプリを入れたいときは親に言う
- 知らない人とやりとりしない
- 困ったらすぐ教えてね
この年代は「なぜダメなのか」を理解するのが難しいので、設定で物理的に制限するのが現実的。スクリーンタイムやファミリーリンクで時間制限をかけておけば、「もうやめなさい!」と言わなくても自動で止まります。
小4〜小6:友達関係が絡むのでSNS・連絡ルールを厚めに
高学年になると、友達同士のLINEグループが始まります。ここでトラブルが起きやすくなるので、SNS関連のルールを厚くしましょう。
追加すべきルール例(小4〜小6)
- LINEのグループトークでは、悪口・仲間外れの話題には参加しない
- 夜9時以降はLINEを返さなくてもOK(相手にも伝えておく)
- 知らない人からの友だち追加は、すぐにブロック&親に報告
- 顔写真、制服、位置情報がわかるものはSNSに載せない
また、高学年は「段階的に自由度を上げる」考え方が効果的。
「最初の3か月はこのルール。守れたら、次は○○を解放するね」と伝えると、子ども自身が「ルールを守るメリット」を実感できます。
守れる仕組み|設定(スクリーンタイム等)でルールを自動化する
「ルールを決めても、結局子どもが破る」なら、設定で物理的に守れる状態を作るのが近道です。
ここでは、iPhone(スクリーンタイム)、Android(ファミリーリンク)、キャリアのフィルタリングでできることを整理します。
iPhone(スクリーンタイム)でできること
| 機能 | 何ができる? |
|---|---|
| 休止時間 | 「夜9時〜朝7時は使用不可」など、時間帯で制限 |
| App使用時間の制限 | アプリごとに「1日○時間まで」を設定 |
| コンテンツとプライバシーの制限 | 年齢に不適切なアプリ・Webサイトをブロック |
| iTunesおよびApp Storeでの購入 | アプリのインストール・課金に親の承認を必須に |
| 位置情報の共有 | 「探す」アプリで子どものいる場所を確認 |
ポイント:休止時間を設定しておけば、「もうやめなさい」と言わなくても、時間になったらアプリが使えなくなります。親も子もストレスが減る。
Android(ファミリーリンク)でできること
| 機能 | 何ができる? |
|---|---|
| 利用時間の上限 | 1日の利用時間を設定(曜日ごとに変更可) |
| おやすみ時間 | 夜間は端末をロック |
| アプリの管理 | インストールの承認制、特定アプリの利用時間制限 |
| コンテンツの制限 | Google Playで年齢に合わないアプリ・コンテンツをブロック |
| 位置情報 | 子どもの現在地をGoogleマップで確認 |
ポイント:ファミリーリンクは「親のスマホから子どものスマホを管理する」アプリ。設定画面に行かなくても、親のスマホから制限を変更できるのが便利です。
キャリアのフィルタリング(あんしんフィルター等)の位置づけ
大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)は、18歳未満の契約時にフィルタリングサービスの加入が必須(法律で義務化)。
| サービス名 | 主な機能 |
|---|---|
| あんしんフィルター | 有害サイトのブロック、アプリ制限、利用時間管理 |
フィルタリングは「有害サイトをブロックする」のが主な役割。OS標準のペアレンタルコントロール(スクリーンタイム/ファミリーリンク)と併用するのがおすすめです。
結論:どれを使えばいい?
- iPhone:スクリーンタイム+あんしんフィルター(キャリア)
- Android:ファミリーリンク+あんしんフィルター(キャリア)
この2つをセットで使えば、有害サイトのブロック、利用時間の制限、課金の承認制、位置情報の共有がすべてカバーできます。
そのまま使える|スマホルール誓約書テンプレ(2種類)
「ルールを紙に書いておきたい」という方のために、そのまま使えるテンプレートを2種類用意しました。
- A:ライト版(10行・シンプル)→ 低学年や、まずお試しで使いたい方向け
- B:しっかり版(署名・期間・見直し日入り)→ 高学年や、きちんと文書化したい方向け
A:ライト版(10行テンプレ)
◆ ○○家 スマホのやくそく ◆
1. スマホを使うのは、1日 時間まで
2. 夜 時になったら、充電場所に置く
3. 使っていいのはリビングだけ
4. 新しいアプリは、親に相談してから
5. 課金は絶対にしない
6. 知らない人とはやりとりしない
7. 自分や友だちの顔写真はネットに載せない
8. 困ったことがあったら、すぐに親に言う
9. やくそくを守れなかったら、1週間お休み
10. やくそくは、 か月ごとに見直す
作った日: 年 月 日
B:しっかり版(署名・期間入りテンプレ)
◆ スマートフォン利用に関する親子のやくそく ◆
【利用開始日】 年 月 日
【見直し予定日】 年 月 日(3か月後を目安に)
■ 利用時間
・平日:1日 時間まで / 休日:1日 時間まで
・夜 時以降は使用しない(充電場所に置く)
■ 利用場所
・リビングでのみ使用する
・寝室、トイレ、お風呂には持ち込まない
■ アプリ・課金
・新しいアプリのインストールは、親の許可を得てから行う
・課金(ゲーム内購入・サブスク登録など)は、親の承認なく行わない
■ SNS・連絡
・LINEの友だち追加は、親に報告する
・知らない人からの連絡は無視し、すぐに親に伝える
■ 個人情報・写真
・名前、学校名、住所、電話番号をネットに書かない
・自分や友だちの顔写真は、SNSに投稿しない
■ 困ったとき
・怖いことや嫌なことがあったら、怒らないから必ず教えてね
■ やくそくを守れなかったとき
・1週間スマホをお休みし、一緒にルールを見直す
・話し合いの上、新しいルールを決める
【署名】
保護者:________
子ども:________
作成日: 年 月 日
カスタムのコツ
テンプレートは「たたき台」です。そのまま使うのではなく、お子さんと話し合いながら、家庭に合う形に調整してください。
- 時間や曜日は、習い事や生活リズムに合わせて変える
- 「友だちとのLINEは夜○時まで」など、具体的な状況を追加する
- 子どもから「これも入れてほしい」という提案があれば、採用する
「自分も決めた」という感覚があると、子どもはルールを守りやすくなります。
ケーススタディ|うまくいった家庭・揉めた家庭から学ぶ
ルールの作り方には「正解」があるわけではありませんが、うまくいった家庭と揉めた家庭には、明確な違いがあります。
ここでは3つのケースを紹介します。どれも「特別な家庭」ではなく、ごく普通のご家庭の話。参考にしてみてください。
ケース1:成功例|「3点セット」で半年揉めなかったAさん家
状況:小3の息子にスマホデビュー。ゲームとYouTubeが好きで、親は「依存が心配」。
やったこと:
- ルール:「平日は1時間、休日は2時間。夜8時に充電場所へ」を紙に書いてリビングに貼った
- 設定:ファミリーリンクで利用時間を設定。時間になると自動でロック
- 運用:毎週日曜日の夕食時に「今週どうだった?」と5分だけ振り返り
結果:最初の1週間は「もっと使いたい」と言われたが、「ルールを守れたら1か月後に10分延長を考えよう」と伝えたら納得。半年間、大きな揉め事なし。
ポイント:
- 「設定で自動ロック」がかかるので、親が毎回「やめなさい」と言わなくて済んだ
- 「振り返り」を習慣にしたことで、子どもが「自分でも管理している」感覚を持てた
ケース2:失敗→改善例|ルールだけ作って揉めまくったBさん家
状況:小5の娘にスマホを渡した。「1日2時間まで」と口で言っただけ。
失敗したこと:
- ルールを紙に書かなかった(「言った・言わない」で揉める)
- スクリーンタイムを設定しなかった(娘は「あと少し」を繰り返して3時間超え)
- 違反時の対応を決めていなかった(その場の気分で「今日は特別」「今日はダメ」がブレた)
結果:毎晩「いい加減にしなさい!」の怒鳴り合い。親子関係がギスギス。
改善したこと:
- ルールを紙に書いて、娘と一緒に署名
- スクリーンタイムで「夜9時以降は使用不可」を設定
- 「ルールを破ったら、1週間利用時間を30分減らす」を事前に決めた
改善後:設定でロックがかかるので、親が怒る必要がなくなった。「仕組みが悪者」になってくれるので、親子関係が改善。
ポイント:
- 「言葉だけのルール」は守られない。設定で物理的に止める
- 「親が怒る」から「仕組みが止める」に変えると、親子関係が楽になる
ケース3:部分的成功例|LINEトラブルから学んだCさん家
状況:小6の娘にスマホを渡した。LINEグループで友達と連絡を取り合うように。
起きたこと:
- 夜10時過ぎてもLINEの通知が鳴り止まない
- 「既読無視は失礼」と思い、返信し続けて睡眠不足に
- ある日、グループ内で悪口が始まり、娘が巻き込まれて学校で気まずくなった
対応したこと:
- 「夜9時以降はLINEを返さなくてもOK」をルール化。友達にも「うちのルール」として伝えた
- 「悪口が始まったら見ない・参加しない・親に報告」の3原則を決めた
- 週1回、「LINEで困ったことある?」と聞く習慣を作った
結果:夜のやりとりは減った。悪口が始まったとき、娘から報告があり、早めに対処できた。
ポイント:
- LINEのルールは「友達にも伝える」ことで守りやすくなる
- 「困ったら報告」のハードルを下げるには、普段から聞く習慣が大切
3つのケースから言えること
- 成功の共通点:ルール+設定+運用の「3点セット」が揃っている
- 失敗の共通点:ルールが「言葉だけ」で、設定や運用が欠けている
- 改善の鍵:「親が怒る」から「仕組みで止める」に切り替えること
よくある揉めポイント別の処方箋
「うちはこれで困っている」という方のために、よくある揉めポイントと対処法をまとめました。
YouTubeやゲームが止まらない
原因:「あと1本だけ…」がエンドレスに続く。終わりがないコンテンツは、自分でやめるのが難しい。
処方箋:
- スクリーンタイム/ファミリーリンクでアプリごとの時間制限を設定
- 「○時になったら終わり」ではなく、「○本見たら終わり」など回数で区切る
- タイマーが鳴ったら自分で止める「練習期間」を設け、できたら褒める
夜更かしがやめられない
原因:布団にスマホを持ち込んでいる。暗い部屋でスマホを見ると、さらに眠れなくなる悪循環。
処方箋:
- 夜は「リビングの充電ステーション」に置くルールを徹底
- スクリーンタイム/ファミリーリンクで休止時間を設定(夜9時〜朝7時など)
- 「なぜ睡眠が大事か」を子どもに説明して納得してもらう
友だちのLINEに返信しないといけない気がする
原因:「既読無視は失礼」という空気感。夜遅くまでやりとりが続いてしまう。
処方箋:
- 「夜9時以降は返信しなくてOK」をルール化し、友だちにも伝えておく
- 「うちはスマホのルールが厳しいから」と言えば、相手も納得しやすい
- 必要に応じて、クラスの親同士で「夜9時以降はやりとりしない」を共有
課金してしまった(後から気づいた)
原因:購入時のパスワード設定ができていなかった、または子どもがパスワードを知っていた。
処方箋:
- App Store/Google Play の「購入には承認が必要」設定を即オン
- クレジットカード情報は登録せず、必要なときだけプリペイドカードでチャージ
- すでに課金してしまった分は、Apple/Googleの返金申請を試す(認められる場合もある)
隠れて使っている(ルールを破っている)
原因:ルールが厳しすぎる、または「破っても怒られるだけで済む」と思っている。
処方箋:
- まず「なぜ隠れて使いたくなったのか」を責めずに聞く
- ルールが現実に合っていない場合は、見直しを提案
- 設定で物理的に使えなくする(休止時間、アプリ制限)ことで、「隠れて使う」余地を減らす
親の管理に疲れてきた
原因:毎日「やめなさい」と言い続けるのが苦痛。チェックする時間もない。
処方箋:
- 設定(スクリーンタイム等)で自動化すれば、親が見ていなくても制限がかかる
- 「週1回、日曜日だけ確認する」など、チェックの頻度を決めて習慣化
- 完璧を目指さない。「致命的なトラブルを防ぐ」ができていればOK
まとめ|「小学生 スマホ ルール」を決めるなら、最初に「仕組み」を固定しよう
最後に、この記事のポイントを振り返ります。
1. ルールが守られないのは「言葉だけ」で終わっているから ルール+設定+運用の「3点セット」で考える。言葉だけでなく、仕組みで守れる状態を作る。
2. ルールは7カテゴリで整理する 時間、場所、課金、アプリ・SNS、個人情報、写真・動画、困ったとき、違反時。優先順位は「時間→課金→場所」から。
3. 学年に合わせてルールの厳しさ・項目を調整する 低学年はシンプルに、高学年はSNS関連を厚くする。段階的に自由度を上げる考え方が効果的。
4. スクリーンタイム/ファミリーリンク+フィルタリングを併用 設定で「物理的に守れる状態」を作れば、親も子もストレスが減る。
5. ルールは「親子で話し合って決める」→「見える化」→「定期的に見直す」 一方的に押し付けたルールは守られない。3か月に1回、または長期休暇のタイミングで見直し会議を。
読後アクション(今日から始める4ステップ)
- 家族会議:この記事のテンプレートを印刷して、子どもと一緒に埋める
- 設定:スクリーンタイム or ファミリーリンクで、時間制限と課金承認をオン
- 見える化:誓約書をリビングの目につく場所に貼る
- 見直し予定を決める:カレンダーに「3か月後」の見直し日を入れる
「毎日揉めない」は、今日から作れます。まずは1つ、できることから始めてみてください。