壁掛けテレビのコンセントどうする?新築・既存別の配線計画と失敗しない位置決め

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「せっかく壁掛けテレビにしたのに、電源コードがダラーンと垂れてる…」

これ、実は壁掛けテレビで一番多い”やっちゃった”なんです。テレビを壁に取り付けること自体は難しくないのに、コンセントの位置や配線の計画が甘いと、見た目が残念なことになりがち。しかも、ゲーム機やレコーダー、サウンドバーまで繋げると、配線がカオス化して「壁掛けにした意味…」と後悔する人も少なくありません。

でも安心してください。この記事を読めば、あなたの状況に合った「コンセントのベスト解」が見つかります。

新築・リフォーム中の方は「どこに何を設置すべきか」が明確になり、既存住宅の方は「今あるコンセントをどうするか」の判断軸がわかる。さらに、施工会社や電気工事店に何を伝えればいいのか、そのまま使えるチェックリストも用意しました。

結論から言うと、新築なら先回り設計がカギ、既存住宅なら現実解の選び分けがカギです。では、具体的に見ていきましょう。

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結論|壁掛けテレビのコンセントは「3パターン」から選ぶ

壁掛けテレビのコンセント問題、実はあなたの状況によって「正解」が変わります。大きく分けると3つのパターン。まずは自分がどこに当てはまるか確認してみてください。

パターンA(新築・リフォーム):テレビ裏に”専用コンセント+配線ルート”を作るのが最強

壁を作る段階なら、最初から理想の位置にコンセントを設置できます。これが圧倒的に有利。

具体的には、テレビ裏に専用コンセント(AC電源+アンテナ端子)を設置し、そこから床付近のテレビボードまで空配管(CD管やPF管)を通しておく方法です。壁の中に配線の通り道を作っておけば、あとからケーブルを追加・交換するのも簡単。

「え、そこまで必要?」と思うかもしれませんが、5年後にテレビを買い替えて端子の位置が変わったり、ゲーム機が増えたりしたとき、この「先回り」が効いてきます。

パターンB(既存住宅・工事OK):テレビ裏へ増設・移設して”見えない化”

すでに住んでいる家でも、電気工事を入れればテレビ裏にコンセントを増設・移設できます。「コンセントが下にしかない」「位置が微妙にズレてる」という場合は、この方法が現実的。

壁内配線(隠蔽配線)ができれば見た目は新築並みにスッキリします。ただし、壁の材質や構造によって工事の難易度と費用が変わるので、見積もり時に確認が必要です。

パターンC(工事なし・最小):既存コンセント+配線モール・収納で”見える量を減らす”

「工事はちょっと…」「賃貸だし…」という方は、今あるコンセントを活かしつつ、配線モール(カバー)やテレビボード・収納で目立たなくする方法があります。

完全に見えなくするのは難しいですが、壁の色に合わせたモールを使ったり、機器をまとめて収納したりすれば、かなりスッキリ見せられます。

3パターン比較表

項目パターンA(新築・リフォーム)パターンB(既存・工事あり)パターンC(工事なし・最小)
見た目◎ 完璧にスッキリ○ かなりスッキリ△ 工夫次第
費用目安新築時なら追加数千円〜数万円増設:1万円〜3万円程度モール・収納代のみ
工事規模壁施工時に同時対応電気工事(半日〜1日程度)DIY可能(配線接続は除く)
将来の拡張性◎ 空配管で対応しやすい○ 配管があれば◎△ 限定的
こんな人向けこれから家を建てる・リフォームする持ち家で工事OKな方賃貸・工事したくない方

この表を見て「自分はパターンBかな」と思った方、次のセクションで「具体的にどう決めるか」を深掘りしていきます。パターンCの方も、配線の隠し方は後半で詳しく解説するので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

壁掛けテレビの設置から配線の相談まで、まとめてプロに任せたい方はこちら電翔の壁掛けテレビ工事壁掛けテレビ.com


壁掛けテレビのコンセント位置はどう決める?失敗しない考え方

「コンセントの位置なんて、テレビの裏に来るようにすればいいんでしょ?」

…残念ながら、そう単純ではないんです。実際、「テレビの真ん中あたりに付けたら金具と干渉して大失敗」という事例が後を絶ちません。ここでは、失敗しないための考え方を順番に解説します。

まず決めるのは”テレビの中心高さ”より「機器の置き場」

意外に思うかもしれませんが、最初に決めるべきは「テレビに繋ぐ機器をどこに置くか」です。

テレビ本体は壁に掛けますが、レコーダー、ゲーム機、サウンドバー、Wi-Fiルーター、Fire TV Stickなど、繋げたい機器は意外と多いですよね。これらを「どこに、いくつ置くか」を先に決めないと、コンセントの数も位置も決められません。

たとえば、テレビ下にテレビボードを置いてレコーダーとゲーム機を収納するなら、テレビ裏と床付近の2か所にコンセントが必要になります。フロート収納(壁付けの棚)を使うなら、その高さにもコンセントがあると便利。

よくある失敗例として、「テレビ裏だけにコンセントを付けたら、ゲーム機の電源コードが届かなくて結局コードが垂れ下がった」というケースがあります。機器の置き場を先に考える、これ鉄則です。

金具と干渉しない位置(テレビ裏の”ど真ん中”が危険な理由)

「テレビの真ん中の裏あたりにコンセントを…」と思いがちですが、これが危険なんです。

壁掛けテレビは壁掛け金具で固定しますが、この金具は基本的にテレビの背面中央付近に設置されます。つまり、テレビの中心=金具がある場所。ここにコンセントがあると、金具とコンセントが干渉して取り付けられなくなってしまうんです。

安全なのはテレビ背面の上部、かつ左右どちらかに寄せた位置。特に有機ELテレビは本体が薄いため、背面と壁の隙間が狭くなります。そのため、コンセントはテレビの上側に設置するのがおすすめ。上側は壁との隙間が広く、プラグの出っ張りも収まりやすいです。

イメージとしては、テレビ背面の左上あたりにACコンセントとアンテナ端子左下または下のテレビボード付近に機器用コンセントという配置が定番です。

テレビの端子位置(左・下・背面)と”配線の逃げ”を見越す

テレビ本体の端子(HDMI、USB、アンテナ入力など)がどこにあるかも重要です。

最近のテレビは、端子がテレビ正面から見て左側の側面にあることが多いです。これを知らずにコンセントを右側に設置してしまうと、配線が背面をぐるっと回ることになり、見た目も配線の取り回しも悪くなります。

購入予定のテレビ、または今使っているテレビの端子位置を確認して、端子に近い側にコンセントを設置するのがコツ。メーカーの公式サイトや取扱説明書で「背面図」を見ると、端子の位置がわかります。

将来の買い替えに備える(空配管・点検性・余長)

「今は55インチだけど、次は65インチにしたい」

こういう”将来の買い替え”を見越した設計も大事です。テレビが大きくなると、金具の位置やコンセントの「隠れる範囲」も変わります。

そこで役立つのが空配管。壁の中にケーブルを通すための管を入れておけば、あとから配線を追加・変更できます。新築やリフォーム時には、ぜひ検討してください。

また、コンセント周りに点検口を設けたり、ケーブルに余長(よちょう)を持たせたりしておくと、将来の変更がグッと楽になります。「今は完璧でも5年後に困る」を避ける設計、意識してみてください。


既存のコンセント、どうする?(残す・移設・増設・塞ぐの判断基準)

既存住宅でよくある悩みが「今あるコンセント、どうすればいいの?」ですよね。邪魔になるのか、使えるのか、増やすべきか…判断基準を整理します。

そのまま使う(テレビ裏に隠れるならOK)/ただし”プラグの出っ張り”に注意

まず確認したいのが、今のコンセント位置がテレビで隠れるかどうか。隠れるなら、そのまま使える可能性が高いです。

ただし注意点がひとつ。コンセントにプラグを差すと、プラグ部分が壁から数センチ飛び出します。この出っ張りがテレビ背面に当たると、テレビが壁から浮いてしまったり、最悪の場合は取り付けできなかったりします。

特に有機ELテレビのような薄型モデルは壁との隙間がわずかなので、L字型プラグ横向きに差せるタップの使用を検討してください。

移設する(邪魔・見える・足りない時)…電気工事が必要な範囲を明確に

「コンセントがテレビからはみ出して見える」「金具と干渉する」という場合は、コンセントの移設を検討します。

ここで大事なのが、コンセントの移設・増設は電気工事士の資格が必要ということ。DIYでやろうとする方もいますが、電気工事士法で定められた資格者以外がコンセント工事をするのは違法であり、火災や感電のリスクもあります。

具体的には、以下の作業は資格が必要です。

  • コンセントの増設・移設
  • 壁内の配線工事
  • コンセント本体の交換(電線の接続を伴うもの)

逆に、資格がなくてもできるのは「プラグを差す」「テーブルタップを使う」「配線モールを貼る」といった作業。配線モールの中に延長コードを通すのはOKですが、壁の中に延長コードを通すのはNG(延長コードは壁内配線として認められていません)なので注意してください。

増設する(テレビ裏+テレビボード周辺で2点持ちが快適)

もっともおすすめなのが、コンセントを2か所に増設する方法。テレビ裏と、床付近(テレビボード周辺)の2点があると、配線がとても楽になります。

テレビ裏にはテレビ本体用の電源とアンテナ端子。床付近にはレコーダーやゲーム機用のコンセントとHDMI端子。この2点を壁内配線で繋げば、ケーブルが見えない理想的な状態になります。

増設工事の費用は、工事内容や壁の材質によりますが、1か所あたり1万円〜3万円程度が目安。複数か所まとめて依頼すると割安になることも多いです。

塞ぐ・プレート変更する(見た目・安全・将来)

「使わないコンセントが壁に残ってて、見た目が気になる」という場合は、ブランクプレート(穴なしのカバー)に交換する方法があります。これなら見た目スッキリ。

ただし、完全に塞いでしまう(配線ごと撤去する)のは電気工事が必要です。将来また使う可能性があるなら、ブランクプレートで隠しておくだけでも十分かもしれません。


判断チャート:既存コンセント、あなたはどうする?

迷った方のために、簡単なチャートを用意しました。

  1. 今のコンセント、テレビで完全に隠れる?
    • Yes → そのまま使える可能性大。プラグの出っ張りに注意しつつ活用を検討
    • No → 次へ
  2. コンセントが金具と干渉する、または見える位置にある?
    • Yes → 移設を検討。電気工事業者に相談を
    • No → 次へ
  3. コンセントの口数が足りない、または機器の置き場と離れている?
    • Yes → 増設を検討。テレビ裏+床付近の2点持ちがおすすめ
    • No → 現状維持でOK。配線モールや収納で対応可能

このチャートで「移設」「増設」が出た方は、次のセクションで費用や依頼先についても触れますので、参考にしてください。

配線をすっきり隠す具体策(壁内配線〜収納まで)

「配線が見えない」のが壁掛けテレビの醍醐味。ここでは、配線を隠す具体的な方法を工事の規模別に解説します。

壁内配線(隠蔽配線)のメリット・注意点(壁材で難易度が変わる)

配線を壁の中に通す壁内配線(隠蔽配線)は、見た目が最もキレイになる方法です。テレビの電源コード、アンテナ線、HDMIケーブルなどをすべて壁の中に収められます。

ただし、壁の材質によって工事の難易度が大きく変わります。

壁の種類難易度備考
石膏ボード+間柱比較的容易一般的な木造住宅に多い。穴を開けて配線可能
コンクリート(RC造)難しい穴あけが大変。表面に配線スペースがないと困難
タイル・エコカラットやや難しい表面材を傷つけずに施工する技術が必要
鉄骨(軽量鉄骨含む)場所による断熱材の有無や構造で変わる

新築・リフォーム時なら壁を作る段階で配管を入れられるので簡単ですが、既存住宅では壁を開ける必要があり、費用も手間も増えます。まずは業者に現地を見てもらい、可能かどうか確認しましょう。

配線モール・カバーで”生活感を消す”コツ(色・太さ・曲げ)

「壁内配線は大変そう…」という方におすすめなのが配線モール(配線カバー)。壁の表面にケーブルを這わせつつ、カバーで覆って目立たなくする方法です。

配線モールを使いこなすコツは3つ。

1. 色を壁に合わせる 白い壁なら白いモール、木目の壁なら木目調のモール。最近は100均でも手に入りますが、ホームセンターに行くと色やサイズのバリエーションが豊富です。

2. 太さに余裕を持たせる 「ぴったり入るサイズ」を選ぶと、ケーブルを追加したいときに困ります。少し太めのモールを選んでおくと、あとから楽です。

3. 曲げパーツを活用する 直角に曲がる部分は専用の曲げパーツ(コーナー部材)を使うとキレイに仕上がります。カッターで切って曲げることもできますが、見た目を重視するならパーツを使いましょう。

テレビボード・フロート収納・壁面収納で「機器+配線」をまとめる

配線を隠すもうひとつの王道が、収納で隠す方法。テレビボードの中や、壁付けのフロート収納にレコーダーやゲーム機をまとめて入れれば、配線も一緒に隠せます。

ポイントは、収納の背面にコンセントを設置する(または配線穴を開ける)こと。収納の中で電源が取れれば、外に線を出す必要がなくなります。

フロート収納(壁に浮いているように見える棚)は見た目もおしゃれで、掃除もしやすいと人気。ただし、重い機器を載せるなら壁の補強が必要な場合もあるので、取り付け前に確認してください。

HDMI・LAN・アンテナ端子まで”接続口を集約”する考え方(AVコンセント等)

電源だけでなく、HDMI端子やLAN端子、アンテナ端子も壁に埋め込むと、さらにスッキリします。

「AVコンセント」や「マルチメディアコンセント」と呼ばれる製品を使えば、1つのプレートにAC電源、アンテナ端子、HDMI端子、LAN端子などをまとめて設置可能。テレビ裏のプレートと、テレビボード側のプレートをケーブルで繋げば、ゲーム機やレコーダーからの映像・音声もすべて壁の中を通せます。

新築・リフォームなら、この「端子集約」をぜひ検討してください。既存住宅でも、大掛かりにはなりますが対応可能な場合があります。

完成形のイメージ

理想的な壁掛けテレビ周りを言葉で描いてみましょう。

壁にはテレビだけが浮かんでいるように見える。コンセントもケーブルも一切見えない。テレビ下にはすっきりとしたフロート収納があり、中にレコーダーとゲーム機が収まっている。収納の背面にはコンセントがあり、HDMIケーブルは壁の中を通ってテレビに繋がっている──。

この完成形を目指して、あなたの状況に合った方法を選んでくださいね。

Type-C(USB-C)コンセントでテレビ周りがもっと快適になる

ここまでは「テレビ本体の配線をどうするか」を中心に解説してきました。でも実は、テレビ周りにはもうひとつの”配線問題”があるんです。

それが、ゲーム機のコントローラー、スマホ、ワイヤレスヘッドセット、タブレットなどの充電ケーブル。テレビを見ながらスマホを充電したり、ゲームの合間にコントローラーを充電したり…。気づけばACアダプタがずらっと並んで、コンセントがパンク状態になっていませんか?

そこで注目したいのが、Type-C(USB-C)コンセントの導入です。

Type-C導入で何が変わる?(ACアダプタ渋滞が消える)

USB-Cコンセントとは、壁のコンセントプレートに直接USB-Cポートが付いているもの。ACアダプタを介さずに、ケーブルを直接挿して充電できます。

これがあると、ACアダプタを何個も並べる必要がなくなります。見た目がスッキリするのはもちろん、「アダプタが熱を持つ」「コンセントの口が足りない」という問題も解消。

特にテレビ周りは、テレビ本体、レコーダー、ゲーム機本体…とACコンセントの需要が多い場所。充電系をUSB-Cに逃がせると、AC電源に余裕ができて快適になります。

ゲーム機・コントローラー・ヘッドセット・スマホ充電との相性

USB-Cコンセントと相性がいいのは、こんな機器たちです。

機器USB-C充電の可否備考
Nintendo Switchのコントローラー(Joy-Con)本体に装着して充電、または充電グリップを使用
PS5のDualSenseコントローラーUSB-C対応。約3時間でフル充電
Xbox ワイヤレスコントローラーUSB-Cモデルあり(電池式モデルは非対応)
ワイヤレスヘッドセット(ゲーミング)多くの製品がUSB-C充電対応
スマートフォン(iPhone 15以降、Android)iPhone 15からUSB-C採用。Androidは多くが対応
タブレット(iPad、Android)最新モデルはほぼUSB-C

注意点として、ゲーム機の本体(Nintendo Switch、PS5、Xboxなど)は基本的にAC電源が必要です。USB-Cで充電できるのは「コントローラー」「ヘッドセット」「スマホ」などの周辺機器・小物類。この違いは覚えておいてください。

選び方のポイント(出力W数・PD対応・ポート数・設置場所・安全)

USB-Cコンセントを選ぶときは、出力W数をチェックしましょう。W数が低いと、充電に時間がかかったり、機器によっては充電できなかったりします。

参考までに、パナソニックの埋込USB-Cコンセントのラインナップを見てみましょう。

製品タイプ最大出力特徴
1ポート(18W)18W小型。スマホ充電に十分。家具への組み込みにも
2ポート(USB-A+C、18W)各18WType-A機器も使いたい方向け
2ポート(USB-C×2、最大60W)ポート①60W、ポート②10WノートPCも充電可能(※)

(※)2ポート同時使用時はポート①が50W、ポート②が10Wに制限されます。また、コンセント内部が高温になると出力が低減する仕様です。詳細はメーカー公式サイトでご確認ください。

PD(Power Delivery)対応の製品なら、対応機器への急速充電が可能。スマホやタブレットを素早く充電したい方は、PD対応かどうかも確認しましょう。

そして大事なのが安全性。USB-Cコンセントを選ぶ際は、電気用品安全法に適合した製品(PSEマーク付き)を選んでください。格安の海外製品は安全基準を満たしていない場合があり、発熱や火災のリスクがあります。

おすすめの設置場所(テレビボード横・ソファ横・デスク兼用など)

USB-Cコンセントを設置するなら、テレビボードの中や横がおすすめ。ゲームのコントローラーやヘッドセットを「使わないときはここで充電」という習慣ができます。

ほかにも、こんな場所が人気です。

  • ソファ横の壁:くつろぎながらスマホ充電
  • リビングのデスクスペース:テレワーク用ノートPCにも対応(60W対応モデルなら)
  • ベッドサイド:寝る前のスマホ充電に

新築・リフォームなら、あらかじめ複数か所に設置しておくと便利です。既存住宅でも、コンセント増設のついでにUSB-Cポート付きのものを選ぶ、という手があります。

設置場所×機器×必要端子の整理表

「結局、どこに何を付ければいいの?」という方のために、テレビ周りの設置場所と必要な端子を整理しました。

設置場所主な機器必要な端子
テレビ裏テレビ本体AC電源、アンテナ端子(地デジ・BS)、LAN(有線接続する場合)
テレビボード内・周辺レコーダー、ゲーム機本体、ルーターAC電源(複数口)、HDMI、LAN
テレビボード横・上コントローラー充電、スマホ、ヘッドセットUSB-C(18W以上推奨)
ソファ横スマホ、タブレットUSB-C、(AC電源もあると便利)

この表を参考に、施工会社や電気工事店に相談してみてください。

USB-Cコンセントの設置を含め、壁掛けテレビ工事をまとめて依頼したい方はこちら

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工事の前に確認すること(費用・依頼先・安全)

「いざ工事を頼もう」となったとき、何を確認すればいいのか。ここでは、工事前に知っておきたいポイントを整理します。

どこまでが”DIYでOK”で、どこからが資格者工事か(安全最優先)

繰り返しになりますが、コンセントの増設・移設・配線工事は電気工事士の資格が必要です。無資格で工事を行うと、電気工事士法違反となり、3万円以下の罰金または3か月以下の懲役が科される可能性があります。

それ以上に怖いのが火災や感電のリスク。配線の接続不良は火災の主要な原因のひとつです。また、無資格工事が原因で事故が起きた場合、火災保険が適用されない可能性もあります。

DIYでできる作業(資格不要)

  • プラグをコンセントに差す
  • テーブルタップ・延長コードを使う
  • 配線モールを壁に貼る(電線の接続を伴わないもの)
  • 配線カバーの中にテーブルタップのコードを通す

資格が必要な作業

  • コンセントの増設・移設・交換
  • 壁内への配線工事(電線を壁の中に通す)
  • ブレーカーからの分岐工事
  • アンテナ端子・LAN端子の設置(電線接続を伴うもの)

安全第一で、電気工事は必ずプロに依頼してください。

見積もりで確認すべき項目(増設・移設・壁内配線・下地補強・穴あけ・補修)

業者に見積もりを依頼するとき、以下の項目を確認しましょう。

確認項目なぜ確認が必要か
コンセント増設・移設の費用工事内容で大きく変わる
壁内配線(隠蔽配線)の可否と費用壁の材質・構造で変わる
壁の下地補強テレビの重量に耐える補強が必要な場合がある
穴あけ・補修の費用既存壁に穴を開ける場合、補修費用も含めて確認
空配管(CD管)の設置費用将来の拡張性を考慮するなら必要
壁掛け金具の取り付け電気工事と別業者になる場合もある

「コンセント増設のついでに壁掛け金具も付けてほしい」という場合、対応できる業者とできない業者があります。壁掛けテレビ専門の業者なら、コンセント工事から金具取り付けまでワンストップで対応してくれることが多いので、検討してみてください。

新築なら「いつ伝える?」(配線計画のタイミングと伝え方)

新築・リフォームの場合、電気配線の打ち合わせ前に壁掛けテレビの計画を固めておくのがベスト。

具体的には、以下のタイミングで伝えましょう。

  1. 設計段階:壁掛けにする予定の壁を伝え、下地補強を依頼
  2. 電気配線打ち合わせ:コンセント位置、アンテナ端子、空配管の希望を伝える
  3. 壁施工前:最終確認。テレビサイズ・金具の種類・機器の配置を伝える

「あとで考えよう」と後回しにすると、壁ができてからでは対応できない(または追加費用がかかる)ことが多いです。早めの相談が吉。

施工会社に伝えるチェックリスト(コピペで使えます)

施工会社や電気工事店に相談するとき、以下の情報をまとめて伝えると話がスムーズです。そのままコピペして使ってください。

【壁掛けテレビ 配線計画チェックリスト】

■ テレビについて
- テレビのサイズ:      インチ
- テレビのメーカー・型番(予定含む):
- 有機EL or 液晶:

■ 取り付け位置について
- 取り付け予定の壁:
- テレビ中心の高さ(床から):      cm
- 壁の材質(わかれば):石膏ボード / コンクリート / タイル / その他

■ 壁掛け金具について
- 金具のタイプ:固定式 / 角度調整式 / アーム式 / 未定
- 金具のメーカー・型番(あれば):

■ 接続機器について
- レコーダー:あり / なし
- ゲーム機:あり(機種:      )/ なし
- サウンドバー:あり / なし
- Fire TV Stick等:あり / なし
- その他機器:

■ 機器の設置場所
- テレビボード(床置き)/ フロート収納 / 壁面収納 / クローゼット内 / その他

■ コンセント・端子の希望
- テレビ裏コンセント:希望する / 既存を使う / 相談したい
- 床付近(テレビボード周辺)コンセント:希望する / 既存を使う / 相談したい
- アンテナ端子(地デジ・BS):必要 / 不要
- LAN端子:必要(有線接続希望)/ 不要(Wi-Fi使用)
- HDMI端子(壁内配線):必要 / 不要 / 相談したい
- USB-Cコンセント:希望する / 不要 / 相談したい
- 空配管(CD管):希望する / 不要 / 相談したい

■ その他要望・質問
(自由記入)

よくある質問(Q&A)

最後に、壁掛けテレビのコンセントに関するよくある質問にお答えします。

Q. 壁の中に延長コードを通してもいいですか?

A. いいえ、NGです。 延長コードは「移動用」として設計されており、壁内配線として使用することは認められていません。壁内に配線を通す場合は、電気工事士による正規の配線工事が必要です。延長コードを壁内に入れると、発熱や火災のリスクがあるため、絶対にやめてください。


Q. コンセントがテレビの壁掛け金具に当たってしまいそうです。どうすればいいですか?

A. コンセントの移設を検討してください。 金具とコンセントが干渉すると、テレビを希望の位置に取り付けられなくなります。移設が難しい場合は、金具の位置をずらす(テレビの位置を変える)という選択もありますが、見た目や使い勝手を考えると、コンセント移設が現実的です。新築中の方は、施工会社に「金具の寸法と位置」を伝えて、干渉しない場所にコンセントを設置してもらいましょう。


Q. ゲーム機はどこに置くのがベストですか?

A. テレビボード内または近くの収納がおすすめです。 ゲーム機は熱を持つので、密閉されすぎない場所に。また、ディスクの入れ替えや本体の操作をすることを考えると、手が届きやすい高さが便利です。配線的には、テレビボード内にコンセントとHDMI端子があると理想的。壁内配線でテレビと繋げれば、ケーブルが見えません。


Q. 賃貸でも壁掛けテレビはできますか?

A. できますが、制限があります。 壁に穴を開ける工事は、基本的に大家さんや管理会社の許可が必要。コンセントの増設・移設も同様です。許可が出ない場合は、「壁に穴を開けずに設置できる壁掛け金具」(突っ張りタイプやディアウォール使用など)を検討してください。配線はモールで隠すことになりますが、見た目は工夫次第でかなりキレイになります。


Q. テレビを買い替えたら、コンセントやHDMI端子の位置が合わなくなるのでは?

A. 空配管を設置しておけば、ある程度対応できます。 テレビのサイズや端子位置はメーカー・機種によって異なるため、買い替え時に「端子が届かない」「金具の位置を変えたい」ということは起こりえます。空配管があれば、ケーブルの追加・交換が容易。また、コンセント位置に余裕を持たせる(テレビの端寄りに設置する)ことで、多少のサイズ変更には対応できます。


Q. USB-Cコンセントで、テレビ本体を充電することはできますか?

A. いいえ、できません。 テレビ本体はAC電源(100V)が必要です。USB-Cコンセントで充電できるのは、スマートフォン、タブレット、ゲームのコントローラー、ワイヤレスヘッドセットなどの小型機器です。テレビ本体の電源とは別に、周辺機器の充電用として活用してください。


壁掛けテレビのコンセントはどうする?後悔しない結論まとめ

最後に、この記事のポイントを振り返りましょう。

要点まとめ

  1. 状況によってベスト解が変わる:新築ならパターンA(先回り設計)、既存住宅ならパターンB(工事で見えない化)またはC(モール・収納で対応)
  2. コンセント位置は「金具と干渉しない場所」が鉄則:テレビ背面の上部・左右寄りがおすすめ。中心は危険
  3. 機器の置き場を先に決める:テレビ本体だけでなく、レコーダー・ゲーム機の配置を考えてからコンセント位置を決定
  4. 2か所のコンセントで快適に:テレビ裏+テレビボード周辺の2点持ちが理想
  5. 電気工事は必ずプロに依頼:コンセント増設・移設・壁内配線は資格が必要。DIYは危険
  6. USB-Cコンセントで充電をスマートに:ACアダプタ渋滞を解消し、テレビ周りをさらにスッキリ

次にやること

  1. 自分の状況を確認:新築・リフォーム中?既存住宅?工事OK?
  2. テレビ周りの機器を整理:何を繋げるか、どこに置くかをリストアップ
  3. 現状のコンセント位置を確認:写真を撮っておくと相談時に便利
  4. チェックリストを埋める:この記事のチェックリストをコピペして記入
  5. 業者に相談:見積もりを取り、具体的なプランを詰める

壁掛けテレビは、配線計画次第で「最高にスッキリ」にも「残念な見た目」にもなります。この記事を参考に、後悔しない壁掛けライフを実現してくださいね。

壁掛けテレビの工事、コンセント増設、USB-C導入まで、まとめて相談できる専門業者

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