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「友達のInstagramが乗っ取られた」「芸能人のインスタから変なDMが来た」というニュースや話を聞いて、「自分も乗っ取られたらどうしよう…」と不安になっていませんか?
Instagramが乗っ取られると、勝手にスパムDMが送られたり、仮想通貨や副業詐欺の投稿をされたりします。友人やフォロワーに迷惑をかけるだけでなく、店舗や企業のアカウントの場合は、お客さんからの信用を失ってしまうこともあります。
でも、安心してください。正しい設定と日々の習慣を押さえれば、乗っ取りのリスクは大きく下げられます。
この記事では、Instagram乗っ取り防止の対策を、以下の3つのレベルに分けて解説します:
- レベル1: 今すぐ見直したい「基本設定」
- レベル2: 日々の使い方でできる「防止習慣」
- レベル3: もしもの時に備える「バックアップと復旧準備」
記事を読み終わる頃には、「今日、何をすればいいか」がはっきりと分かるはずです。
※もしもInstagramが乗っ取られてしまったら!諦める前に
Instagram乗っ取りとは?起きること・よくある手口を知っておこう
まずは、Instagram乗っ取りとは何か、どんな被害が起きるのかを知っておきましょう。
敵を知ることで、対策の重要性も理解しやすくなります。
乗っ取りにあうと何が起きる?
Instagramアカウントが乗っ取られると、以下のような被害が起こります。
ログインできなくなる
乗っ取り犯は、まずパスワードやメールアドレスを勝手に変更します。
すると、本人がログインしようとしても「パスワードが違います」と表示され、自分のアカウントに入れなくなってしまいます。
勝手に投稿やストーリーズを公開される
乗っ取り犯は、あなたのアカウントを使って、以下のような投稿をします:
- 仮想通貨の詐欺投稿(「○○で簡単に稼げます!」など)
- 副業・投資の勧誘
- フィッシングサイトへのリンク
- 不適切な画像や動画
これらの投稿は、フォロワーに「あなたが投稿した」と思われてしまいます。
プロフィールが改ざんされる
プロフィール文やプロフィール画像が勝手に変更され、詐欺サイトへのリンクが貼られることもあります。
特に、企業や店舗のアカウントの場合、ブランドイメージに大きなダメージを与えることになります。
フォロワーに詐欺メッセージが送られる
乗っ取り犯は、あなたのフォロワーに対して、DMで詐欺メッセージを送ることがあります。
「キャンペーンに当選しました」「プレゼントがあります」といった内容で、フィッシングサイトに誘導したり、個人情報を盗もうとしたりします。
個人アカウントと企業アカウントでの違い
個人アカウントの場合:
友人や家族に迷惑がかかり、信用を失うリスクがあります。また、思い出の写真や動画が削除されてしまう可能性もあります。
店舗・企業アカウントの場合:
お客さんからの信用を失い、ブランドイメージが大きく傷つきます。場合によっては、売上や集客に影響が出ることもあります。
なぜ乗っ取りが起きる?主な原因と攻撃パターン
Instagram乗っ取りは、どのようにして起きるのでしょうか。
主な原因と攻撃パターンを知っておきましょう。
フィッシングDMと偽ログインページ
最も多いのが、フィッシング(偽装)による乗っ取りです。
よくあるパターン:
「著作権違反の通知」「アカウント停止の警告」「本人確認が必要です」といった内容のDMが届きます。そして、「こちらから確認してください」というリンクをクリックさせようとします。
このリンクは、本物そっくりに作られた偽のログインページにつながっています。そこでユーザーネームとパスワードを入力してしまうと、乗っ取り犯に情報が渡ってしまうのです。
プレゼントキャンペーンを装った詐欺
「フォロー&いいねでプレゼント!」といったキャンペーンを装い、外部サイトへ誘導する手口もあります。
外部サイトでInstagramのログイン情報を入力させることで、アカウント情報を盗みます。
パスワードの使い回し
他のサービス(Amazonやメルカリなど)で情報漏洩があった場合、流出したメールアドレスとパスワードの組み合わせで、Instagramにログインを試みる攻撃があります。
もし、Instagramと他のサービスで同じパスワードを使っていると、簡単に乗っ取られてしまいます。
外部アプリ・連携サービス経由
「フォロワー分析」「自動いいね」などの外部アプリやサービスに、Instagramアカウントを連携させることがあります。
これらのサービスが悪意のあるものだったり、セキュリティが甘かったりすると、そこからアカウント情報が漏れることがあります。
共有端末での使用
カフェやネットカフェなど、共有のパソコンやスマホでログインした後、ログアウトし忘れると、次に使う人にアカウントを使われてしまう可能性があります。
これらの手口を知っておくことで、「どんな行動が危険か」が分かりやすくなります。
レベル1: いますぐ見直したいInstagramの「基本設定」3つ
ここからは、具体的な対策に入っていきます。
まずは、今すぐ見直したい「基本設定」から始めましょう。
推測されにくい強力なパスワードを設定する
パスワードは、アカウントを守る最初の砦です。
でも、推測されやすいパスワードを使っていると、簡単に突破されてしまいます。
よくあるNGパターン
以下のようなパスワードは、避けましょう:
生年月日:
「19950826」のように、生年月日をそのまま使うのは危険です。SNSのプロフィールから簡単に推測されます。
電話番号:
電話番号も、推測されやすいパスワードです。
ユーザーネーム由来:
ユーザーネームに数字を足しただけのパスワード(例: hanako123)も、簡単に破られます。
簡単な単語:
「password」「123456」「iloveyou」といった、よくある単語や数字の並びは、真っ先に試されます。
強力なパスワードの条件
推測されにくい強力なパスワードは、以下の条件を満たしています:
長さは12文字以上:
パスワードは長いほど、破られにくくなります。最低でも12文字以上を目指しましょう。
英大文字・小文字・数字・記号を混ぜる:
「A」「a」「1」「!」のように、複数の種類の文字を混ぜることで、推測されにくくなります。
意味のないランダムな文字列:
「Xp9$mK2@vL4n」のように、意味のないランダムな文字列が理想です。
覚えにくいと感じるかもしれませんが、後で紹介するパスワードマネージャーを使えば、覚える必要はありません。
パスワードマネージャーの活用
パスワードマネージャーは、複雑なパスワードを自動で生成・保存してくれるツールです。
メリット:
- 複雑なパスワードを覚える必要がない
- サービスごとに異なるパスワードを使える
- 自動入力で楽にログインできる
無料で使えるものもあれば、有料の高機能なものもあります。自分に合ったものを選びましょう。
(特定のサービス名は挙げませんが、「パスワードマネージャー おすすめ」で検索すると、比較情報が見つかります)
メールアドレス・電話番号など連絡先情報を最新にしておく
アカウントが乗っ取られたとき、Instagramは登録されているメールアドレスや電話番号に、復旧用のリンクやコードを送ります。
でも、ここが古い情報のままだと、復旧できなくなってしまいます。
よくある「放置パターン」
以下のような場合、連絡先情報が古くなっていることがあります:
機種変更:
スマホを新しくしたときに、電話番号が変わることがあります。
キャリア変更:
ドコモからauに変えた、などのキャリア変更で、電話番号が変わることもあります。
プロバイダメールの廃止:
プロバイダを解約したときに、登録していたメールアドレスが使えなくなることがあります。
学校・会社のメール:
卒業や退職で、学校や会社のメールアドレスが使えなくなることもあります。
今すぐ確認する方法
Instagramの設定から、登録されているメールアドレスと電話番号を確認しましょう。
確認手順:
- プロフィール画面で、右上のメニュー(三本線)をタップ
- 「設定とプライバシー」を選択
- 「アカウントセンター」を選択
- 「個人の情報」を選択
- 「連絡先情報」で、メールアドレスと電話番号を確認
もし古い情報が残っていたら、今すぐ更新しましょう。
二段階認証(2FA)を設定する
二段階認証(2FA)は、Instagram乗っ取り防止の最も重要な設定です。
二段階認証とは?
通常、Instagramにログインするときは、ユーザーネームとパスワードを入力します。
二段階認証を設定すると、これに加えて、もう一つの「認証コード」の入力が必要になります。
仕組み:
- ユーザーネームとパスワードを入力
- 登録した電話番号や認証アプリに、6桁のコードが届く
- そのコードを入力して、初めてログインできる
つまり、たとえパスワードが盗まれても、コードがなければログインできないのです。
二段階認証の設定方法
Instagramアプリから、以下の手順で設定できます:
手順:
- プロフィール画面で、右上のメニュー(三本線)をタップ
- 「設定とプライバシー」を選択
- 「アカウントセンター」を選択
- 「パスワードとセキュリティ」を選択
- 「二段階認証」を選択
- 認証方法を選ぶ(SMS or 認証アプリ)
画面の指示に従って進めれば、数分で設定できます。
SMSと認証アプリ、どちらを選ぶ?
二段階認証には、SMSを使う方法と、認証アプリを使う方法があります。
SMS(テキストメッセージ):
メリット:
- 設定が簡単
- 特別なアプリが不要
デメリット:
- 電話番号が変わると使えなくなる
- 海外旅行中など、SMSが届かない環境では困る
認証アプリ(Google Authenticatorなど):
メリット:
- 電話番号が変わっても使える
- オフラインでもコードを生成できる
- より安全性が高い
デメリット:
- 認証アプリのインストールが必要
- スマホを紛失すると、復旧が少し面倒
おすすめは、認証アプリです。ただし、最初は「SMSで設定してみて、慣れたら認証アプリに切り替える」という段階的なやり方でもOKです。
大切なのは、「二段階認証を設定すること」です。
レベル2: 日々の使い方でできる「乗っ取り防止習慣」
基本設定ができたら、次は日々の使い方で気をつけることを見ていきましょう。
怪しいDM・リンクを開かない・教えない
Instagram乗っ取りの多くは、怪しいDMやリンクから始まります。
よくある怪しいDMの文面
以下のような内容のDMが届いたら、要注意です:
「著作権違反の通知」:
「あなたの投稿が著作権に違反しています。24時間以内に対応しないとアカウントが削除されます」といった、焦らせる内容。
「本人確認が必要です」:
「セキュリティのため、本人確認が必要です。こちらのリンクから手続きしてください」といった内容。
「キャンペーンに当選しました」:
「おめでとうございます! プレゼントが当たりました。こちらから受け取ってください」といった、嬉しい内容で油断させる手口。
「投票してください」:
「あなたに投票したいので、こちらのリンクから投票してください」といった内容。
これらのDMには、フィッシングサイトへのリンクが貼られています。
公式かどうかを確認するポイント
本当に公式からの連絡かどうか、以下のポイントで確認しましょう:
送信アカウント:
Instagramの公式アカウントは「instagram」「creators」など、公式マークがついています。公式マークがないアカウントからのDMは、疑ってかかりましょう。
リンクURL:
公式のリンクは「instagram.com」や「facebook.com」から始まります。それ以外のURLは、怪しいと考えましょう。
日本語がおかしい:
機械翻訳のような不自然な日本語や、誤字が多い場合は、詐欺の可能性が高いです。
友人から来たDMでも油断しない
「友達からDMが来たから安心」と思うかもしれませんが、その友達のアカウントが乗っ取られている可能性もあります。
以下のような場合は、一度確認しましょう:
- いつもと違う口調や文章
- 突然、リンクだけを送ってくる
- 「急いで」「今すぐ」といった言葉で焦らせる
「あれ、おかしいな」と感じたら、別の連絡手段(LINEや電話)で、本人に確認するのが安全です。
ログイン履歴・ログインアラートを定期的にチェック
自分以外の誰かが、勝手にログインしていないかを確認する習慣も大切です。
ログインアクティビティの確認方法
Instagramには、「どこから」「いつ」ログインされたかを確認できる機能があります。
確認手順:
- プロフィール画面で、右上のメニュー(三本線)をタップ
- 「設定とプライバシー」を選択
- 「アカウントセンター」を選択
- 「パスワードとセキュリティ」を選択
- 「ログイン場所を確認」または「ログインアクティビティ」を選択
ここで、見覚えのない端末や地域からのログインがないかを確認します。
不審なログインを見つけたら
もし、身に覚えのないログインを見つけたら、すぐに以下の対応をしましょう:
パスワードを変更する:
乗っ取り犯がまだログインできないように、すぐにパスワードを変更します。
全端末からログアウトする:
ログインアクティビティ画面から、「すべてのセッションからログアウト」を選択します。これで、自分以外の端末からログアウトさせることができます。
二段階認証を強化する:
まだ設定していなければ、すぐに二段階認証をオンにします。すでにオンになっている場合は、認証方法を見直しましょう。
定期的にチェックする習慣
ログイン履歴は、月に1回くらいの頻度でチェックする習慣をつけましょう。
カレンダーに「毎月1日はログイン履歴チェックの日」と設定しておくと、忘れにくくなります。
連携アプリ・外部サービスを見直す
過去に連携した外部アプリが、知らないうちにアカウント情報にアクセスしている可能性があります。
連携アプリとは?
「フォロワー分析ツール」「自動投稿サービス」「キャンペーン応募」などで、Instagramアカウントと連携したことはありませんか?
これらの外部アプリは、Instagramのアカウント情報にアクセスする権限を持っています。
連携アプリのリスク
信頼できるサービスであれば問題ありませんが、以下のようなリスクもあります:
悪意のあるアプリ:
最初から個人情報を盗む目的で作られたアプリもあります。
セキュリティの甘いアプリ:
悪意はなくても、セキュリティが甘いアプリから情報が漏れることがあります。
長期間放置:
一度連携したまま、何年も放置しているアプリはありませんか? 使っていないアプリは、リスクだけが残ります。
連携アプリの確認と解除方法
定期的に、連携アプリを見直しましょう。
確認手順:
- プロフィール画面で、右上のメニュー(三本線)をタップ
- 「設定とプライバシー」を選択
- 「アカウントセンター」または「セキュリティ」を選択
- 「アプリとウェブサイト」を選択
ここで、現在連携しているアプリの一覧が表示されます。
使っていないアプリや、覚えのないアプリがあれば、すぐに連携を解除しましょう。
「必要なものだけに絞る」考え方
連携アプリは、「今、実際に使っているもの」だけに絞りましょう。
過去にキャンペーンで連携したアプリや、一度だけ使った分析ツールなどは、思い切って解除することをおすすめします。
必要最小限にしておくことで、リスクを減らせます。
レベル3: もしもの時に備える「バックアップと復旧準備」
万が一、乗っ取られてしまったときのために、事前に準備しておくことがあります。
バックアップコードを発行して安全な場所に保管する
二段階認証を設定した後は、バックアップコードを発行しておきましょう。
バックアップコードとは?
バックアップコードは、二段階認証が使えないときに使える「予備の鍵」です。
こんなときに役立ちます:
- スマホを紛失・故障した
- 認証アプリをインストールしていたスマホを機種変更した
- SMSが届かない環境にいる
バックアップコードがあれば、これらの状況でもログインできます。
バックアップコードの発行方法
二段階認証の設定画面から発行できます。
手順:
- プロフィール画面で、右上のメニュー(三本線)をタップ
- 「設定とプライバシー」を選択
- 「アカウントセンター」を選択
- 「パスワードとセキュリティ」を選択
- 「二段階認証」を選択
- 「バックアップコード」または「リカバリーコード」を選択
8〜10個のコードが表示されるので、これを保存します。
保管方法の注意点
バックアップコードは、安全な場所に保管しましょう。
おすすめの保管方法:
紙に書いて保管:
紙に書いて、自宅の金庫や引き出しなど、安全な場所に保管します。
パスワード管理アプリに保存:
パスワードマネージャーを使っている場合は、そこに保存するのも安全です。
避けるべき保管方法:
スマホのスクショだけ:
スマホのスクショだけで保管すると、スマホを紛失したときに困ります。また、クラウドの自動バックアップで、意図せず共有されてしまうリスクもあります。
共有アルバムやSNS:
Google フォトの共有アルバムや、SNSに投稿するのは絶対にやめましょう。
メールで自分に送る:
メールアカウントが乗っ取られた場合、バックアップコードも盗まれます。
バックアップコードは、「オフラインで、自分だけがアクセスできる場所」に保管するのが基本です。
公式ヘルプからの復旧フローをざっくり知っておく
万が一、アカウントが乗っ取られてしまったときの流れを、ざっくりと知っておきましょう。
Instagram公式の復旧フロー
Instagramの公式ヘルプセンターには、「アカウントが不正アクセスされた場合」の対処法が載っています。
大まかな流れ:
- ログインできる場合:
すぐにパスワードを変更し、二段階認証を設定します。また、「すべてのセッションからログアウト」を実行して、乗っ取り犯をログアウトさせます。
- ログインできない場合:
ログイン画面から「パスワードを忘れた場合」を選び、登録しているメールアドレスや電話番号に復旧用のリンクを送ってもらいます。
- メールアドレスも変更されている場合:
Instagram公式の「アカウント復旧フォーム」から、本人確認の手続きを行います。自分の顔写真と、手書きのコードを一緒に撮影して送る、といった本人確認が求められることがあります。
詳しい手順は、Instagramの公式ヘルプセンターで確認できます。「Instagram ヘルプセンター アカウント 不正アクセス」で検索すると、公式の情報が見つかります。
復旧には時間がかかることも
アカウントの復旧には、数日から数週間かかることもあります。
特に、メールアドレスや電話番号も変更されてしまった場合は、本人確認に時間がかかります。
だからこそ、「事前の対策」が何より大切なのです。
被害にあったときに周囲へ伝えるべきこと
もし乗っ取られてしまったら、周囲への連絡も忘れずに行いましょう。
個人アカウントの場合
家族や友人に、以下のことを伝えましょう:
今、アカウントが乗っ取られている:
「私のInstagramが乗っ取られています。今、アカウントからのDMやリンクは開かないでください」と伝えます。
LINEやメールなど、Instagram以外の方法で連絡:
Instagramのコメントやストーリーズで伝えようとしても、乗っ取り犯に削除される可能性があります。別の連絡手段を使いましょう。
復旧したら改めて連絡する:
復旧が完了したら、「無事に復旧しました。ご心配おかけしました」と連絡しましょう。
店舗・企業アカウントの場合
お客さんやフォロワーに、被害を伝える必要があります。
伝え方の例:
プロフィール文に記載:
アカウントが復旧できた場合、プロフィール文に「○月○日、当アカウントが不正アクセスされる被害がありました。現在は復旧済みです」と記載します。
固定投稿で告知:
被害の状況と、お客さんへのお詫びを投稿し、プロフィールに固定しておきます。
他のSNSでも告知:
TwitterやFacebookなど、他のSNSでも同じ内容を告知します。
落ち着いて・簡潔に
被害を伝えるときは、落ち着いて、簡潔に伝えることが大切です。
避けるべき表現:
- 感情的な言葉遣い
- 犯人への批判
- 過度な謝罪
伝えるべきこと:
- 被害の事実
- 現在の状況(復旧済み / 対応中)
- お客さん・フォロワーへのお願い(DMやリンクを開かないでください、など)
個人・店舗・企業アカウントで変わる「守り方」のポイント
アカウントの種類によって、守り方のポイントも変わります。
個人アカウントの場合
個人アカウントは、自分一人で管理することが多いです。
管理しやすいメリット
個人アカウントのメリットは、管理がシンプルなことです。
- パスワードを知っているのは自分だけ
- ログインする端末も、自分のスマホだけ
- 二段階認証のコードも、自分のスマホに届く
このシンプルさが、セキュリティにもつながります。
油断しやすいポイント
ただし、個人アカウントには油断しやすいポイントもあります:
「私は有名人じゃないから大丈夫」という油断:
乗っ取り犯は、フォロワー数に関係なく、無差別に狙ってきます。フォロワーが少なくても、乗っ取られるリスクはあります。
家族とスマホを共有している:
子どもが勝手にスマホを触って、怪しいリンクをクリックしてしまうこともあります。スマホにロックをかけるなど、対策をしましょう。
店舗・クリエイター・企業アカウントの場合
店舗や企業のアカウントは、複数人で管理することが多く、個人アカウントとは違う注意が必要です。
複数人で運用するリスク
複数人で1つのアカウントを運用する場合、以下のリスクがあります:
パスワードの共有:
複数人がパスワードを知っている場合、誰かのスマホやメモから漏れるリスクが高まります。
退職者・担当変更:
担当者が退職したり、担当が変わったりしても、パスワードを変更しないことがあります。すると、元担当者がまだログインできる状態になってしまいます。
ログイン端末が多い:
複数の端末からログインしていると、どの端末が今ログインしているのか分からなくなります。
運用ルールの例
店舗・企業アカウントでは、以下のような運用ルールを決めておきましょう:
二段階認証のコード管理者を限定する:
二段階認証のコードを受け取る電話番号やメールアドレスは、責任者1〜2名に限定します。
退職・担当変更時にパスワードを必ず更新する:
担当者が変わるときは、必ずパスワードと連絡先情報を更新します。
ログイン端末を最小限に絞る:
必要最小限の端末からしかログインしないようにします。
定期的なパスワード変更:
3カ月に1回など、定期的にパスワードを変更します。
これらのルールを文書化して、社内で共有しておくと安心です。
「やりすぎ?」「そこまで必要?」と迷ったときの判断軸
「二段階認証とか、パスワード管理とか、面倒くさい…」「そこまでやらなくても大丈夫じゃない?」と思うこともあるかもしれません。
影響度で判断する
対策のレベルは、アカウントの影響度で判断しましょう。
影響度が小さい場合(個人アカウント・フォロワー少ない):
最低限、以下の対策は必須です:
- 強力なパスワード
- 二段階認証
- 怪しいDMを開かない
影響度が大きい場合(店舗・企業アカウント・フォロワー多い):
上記に加えて、以下の対策も検討しましょう:
- バックアップコードの発行と保管
- 定期的なログイン履歴チェック
- 連携アプリの定期見直し
- 運用ルールの文書化
「少し過剰なくらいでちょうどいい」
一度乗っ取られると、復旧に時間がかかるだけでなく、信用を取り戻すのも大変です。
場合によっては、取り返しがつかないこともあります。
だからこそ、セキュリティ対策は「少し過剰かな?」と思うくらいでちょうどいいのです。
「面倒だな」と感じる気持ちも分かりますが、「乗っ取られて困る度合い」と比べて、判断してみてください。
まとめ|Instagram乗っ取り防止で今日からやることリスト
Instagram乗っ取り防止のポイントを整理しましょう。
記事全体のポイント
この記事で紹介した対策を、4つにまとめます:
1. 強力なパスワードと二段階認証をまず設定する
乗っ取り防止の基本は、パスワードと二段階認証です。
- 12文字以上の、推測されにくいパスワードに変更する
- 二段階認証を有効化する(SMSまたは認証アプリ)
- 連絡先情報(メールアドレス・電話番号)を最新にしておく
この3つができれば、乗っ取りのリスクは大きく下がります。
2. 怪しいDM・リンクを開かず、ログイン履歴・連携アプリを定期的に見直す
日々の使い方でも、注意が必要です。
- 「本人確認」「キャンペーン」などを装ったDMのリンクは開かない
- 月に1回、ログイン履歴をチェックする
- 使っていない連携アプリは解除する
これらの習慣をつけることで、乗っ取りを未然に防げます。
3. バックアップコードや復旧フローを事前に知っておく
もしものときのために、準備しておきましょう。
- バックアップコードを発行して、安全な場所に保管する
- Instagram公式の復旧フローを、ざっくりと知っておく
- 被害にあったときに、周囲に伝える内容を考えておく
事前に準備しておくことで、パニックにならずに対応できます。
4. 個人/店舗アカウントの事情に合わせて、運用ルールを決めておく
アカウントの種類に応じて、対策のレベルを調整しましょう。
- 個人アカウント: 基本設定と日々の習慣をしっかり守る
- 店舗・企業アカウント: 複数人での運用ルールを文書化する
影響度が大きいほど、しっかりとした対策が必要です。
今日やるならここから|チェックリスト
記事を読んだ「今日」、以下のチェックリストから、できることを1つ以上実行しましょう。
今日できることチェックリスト
□ パスワードを見直す(12文字以上・英数字記号混在・他サービスと違うものに)
□ 二段階認証をオンにする
□ 連絡先情報(メールアドレス・電話番号)が最新か確認する
□ バックアップコードを発行して保存する
□ ログイン履歴を確認する
□ 連携アプリを見直して、不要なものを解除する
□ 怪しいDMが来ていないか確認する
すべてを一度にやろうとしなくても大丈夫です。
「今日は二段階認証だけ」「明日はログイン履歴をチェック」というように、ひとつずつ進めていきましょう。
完璧を目指すより、一歩ずつ前に進むことが大事
セキュリティ対策は、「完璧にやらなきゃ」と思うと、逆に何もできなくなってしまいます。
大切なのは、できることから少しずつ始めることです。
「二段階認証を設定した」「パスワードを変更した」「ログイン履歴を初めてチェックした」
どんなに小さな一歩でも、前に進むことが大切です。
この記事があなたのInstagramアカウントを守る、最初の一歩になれば嬉しいです。
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