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「外の壁でよく見かけるから、捕まえて飼ってみたい」「ペットショップで目が合ったレオパを衝動買いしそう……何が要るんだろう」——ヤモリを飼い始める理由は人によって違いますが、最初に感じる不安はだいたい同じです。「ちゃんと生きてくれるの?」「虫を用意できる?」「脱走したらどうする?」。
この記事を開いてくれたということは、少なくともそういう心配を持って調べているはずで、それはいいスタートです。何も調べずに始めた人に比べて、失敗の確率はぐっと下がります。
結論を先に言います。ヤモリを飼うのに必要なものは、大きく4つの柱に整理できます。
- 住まい(ケージ)——脱走できない、隠れられる空間を作る
- 温度と湿度——種類によって全然違う。まずここを把握する
- 餌(主に生き餌)——虫がメイン。カルシウムを一緒に与えることが大事
- 脱走対策——ヤモリは本当に上手に逃げる。ふたと隙間が命綱
この4本柱を押さえてから、種類別の細かい条件を確認する——その順番が、最も混乱しない進み方です。この記事では、買い物リストと今日やることチェックリストまで用意しているので、読み終わったらそのまま動けるはずです。
ヤモリを飼う前に確認:種類で必要なものが変わる
「ヤモリを飼いたい」と言っても、飼う種類によって必要なものが大きく変わります。これを知らずに用品を買い始めると、「買ったものが合わなかった……」という失敗が起きやすいのです。
ニホンヤモリとペットヤモリ(レオパ・クレス等)の主な違い
日本でよく見かける「ニホンヤモリ(Gekko japonicus)」と、ペットショップで売られているヒョウモントカゲモドキ(レオパ)・クレステッドゲッコー(クレス)では、生態がかなり違います。
| 項目 | ニホンヤモリ | ヒョウモントカゲモドキ(レオパ) | クレステッドゲッコー(クレス) |
|---|---|---|---|
| 生活スタイル | 樹上性・壁面をよく登る | 地表性・床を歩く | 樹上性・枝や壁を登る |
| 温度の目安 | 25〜30℃(暖かい環境) | 25〜30℃(床暖重視) | 22〜26℃(比較的涼しい) |
| 湿度の目安 | 60〜80%(高め) | 40〜60%(低め) | 60〜80%(高め) |
| 餌への慣れやすさ | 生き餌ほぼ必須。人工餌に慣れにくい | 人工餌(レオパゲル等)に慣れやすい | 専用フードで飼いやすい |
| UVBライト | 必要なことが多い | 補助的(無くても可だが議論あり) | 補助的(あると良い) |
| ケージの高さ | 高さが必要(30cm以上推奨) | 低くてOK(横長) | 高さが必要(45cm以上推奨) |
| 初心者向け度 | やや難しい(野生個体は特に) | 飼いやすい(入門種として人気) | 飼いやすい |
表を見るだけでも、「同じヤモリでもずいぶん違う」と感じてもらえたと思います。
特に初心者に強くおすすめしたいのが、レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)からスタートすることです。人工餌に慣れやすく、温度管理がやりやすく、丈夫で、何より「触って慣れる」という楽しみを比較的安全に体験できます。クレスも人工フードへの適応が早く、扱いやすい種です。
ニホンヤモリは「庭で見つけた」「子どもが捕まえた」という流れで飼い始めるケースが多いですが、生き餌中心・湿度管理・ストレスへの配慮と、慣れないうちは難しい部分があります。後ほど野生個体の注意点もまとめます。
【結論】ヤモリを飼うのに必要なもの一覧(優先度つき)
必要なものを「最低限」「余裕があれば」「こだわり」の3段階に分けて整理します。最初から全部揃えようとしなくていい——それが最初に伝えたいことです。
最低限セット(まずこれだけ揃える)
この7〜8点があれば、ヤモリを迎えられます。
| 用品 | 役割 | 優先度 | 選び方のコツ |
|---|---|---|---|
| ケージ(フタ付き) | 住まい全体。脱走防止が最重要 | ★必須 | 上フタが網orメッシュで通気確保できるもの |
| シェルター(隠れ家) | 安心できる暗い場所。ストレス軽減 | ★必須 | 乾いたタイプと湿ったタイプの2つが理想 |
| 温湿度計 | 温度・湿度をリアルタイムで確認 | ★必須 | アナログよりデジタル表示のものが読みやすい |
| 霧吹き | 湿度補給・飲み水の補助 | ★必須 | 100円ショップのもので十分 |
| 水入れ | 飲み水。レオパは必須 | ★必須 | 浅くて転倒しにくいものを |
| 保温器具 | 温度維持(特に冬・夜間) | ★必須(季節による) | パネルヒーター(床面積の1/3〜1/2が目安) |
| 生き餌(コオロギ等) | 主食。特にニホンヤモリは必須 | ★必須 | フタホシ・ヨーロッパイエコオロギ等 |
| カルシウム剤 | 骨・脱皮・代謝に必要な栄養補給 | ★必須 | 爬虫類専用のものを(ビタミンD3の有無で種別に使い分け) |
この8点を「まず揃える最低限」として考えてください。最初にケージと温湿度計を設置して数日「テスト運転」してから、ヤモリを迎えるのが理想的な順番です。生き物を迎えてから慌てて環境を整える、というのが最もトラブルになりやすいパターンです。
余裕があれば揃えるセット(失敗が減る)
お財布と相談しながら、できれば早めに追加してほしいものです。
| 用品 | 役割 | なぜ必要か |
|---|---|---|
| サーモスタット | 保温器具の温度を自動で制御 | 夏場の過加温・冬場の温度不足を防げる |
| 予備ケース | 掃除・隔離・脱皮の補助 | 掃除中に仮住まいが必要。体調不良時の分離にも |
| 隙間テープ(防水タイプ) | ケージの微細な隙間を塞ぐ | ヤモリは信じられないほど細い隙間から逃げる |
サーモスタットは、ある程度慣れてから、と思いがちですが、実は最初から入れたほうがトラブルが少ないです。特に夏場は床のパネルヒーターで温度が上がりすぎることがあります。
こだわりセット(飼育の楽しさが広がる)
環境をより豊かにして、観察が楽しくなるものです。
| 用品 | 役割 | 種類による考え方 |
|---|---|---|
| 登り木・コルク板・流木 | 運動・隠れ場所・湿度保持 | 樹上性(ニホン・クレス)は特に有効 |
| 照明(LED) | 昼夜のリズム作り | 多くの種で「あった方が良い」程度 |
| UVBライト | ビタミンD3の体内合成を補助 | 後述の種別判断を参照。必要性は種差がある |
UVBライトについては、「要る・要らない」の議論が出やすい用品です。この点は後の「餌の用意」セクションで詳しく整理します。
ケージの作り方:脱走させない配置が9割
「最初の1週間で脱走してしまった」という話は、ヤモリ飼育の失敗談でダントツに多いです。ヤモリはガラスをよじ登り、フタのわずかな隙間から抜け出し、見失うとなかなか出てきません。「どうせ出ないでしょ」は通用しないと思って準備してください。
ケージ選び:サイズ・通気・フタの構造
ケージの最低サイズは「飼うヤモリの体長の3倍以上の奥行き・幅」が目安です。
- レオパ(成体15〜20cm程度):60cm×45cm以上の横長ケージが定番
- ニホンヤモリ(成体10〜14cm程度):高さ30cm以上のケージ(壁面登りができるよう)
- クレス(成体15〜25cm程度):高さ45cm以上のケージ(樹上性)
フタ(蓋・扉)は「ロック機能がある」ものを選んでください。 上開きのケージは特に、ヤモリがフタに吸い付いて押し上げることがあります。スライド式ドアで磁石ロックがあるガラスケージか、爬虫類専用ケージが安心です。
通気性も大切で、フタが全面メッシュ(金属網)になっているものだと湿度が逃げやすい種もあります。霧吹きをこまめにする前提でメッシュを選ぶか、半分だけ覆えるフタがある製品を選ぶのもひとつの方法です。
レイアウト:暖かい場所と涼しい場所を作る
ヤモリは変温動物なので、自分で温度を選んで体温を調節します。そのためにケージ内に「暖かい側(ホットスポット)」と「涼しい側(クールスポット)」の両方を作るのが基本です。これを「温度勾配を作る」と言いますが、要するに「片方が暖かくて、もう片方が涼しい」というだけのことです。
温湿度計はケージの端(特にヒーター直上)には置かないでください。局所的な高温を拾って「全体が暑い」と勘違いしてしまいます。
温度・湿度の目安と管理(ここで失敗しやすい)
温度と湿度の管理は、ヤモリ飼育でもっとも「じわじわ失敗する」ポイントです。問題が起きてから気づくのではなく、温湿度計でデータを取り続けることが大事です。
温度:目安レンジと保温の考え方
種類ごとの温度の目安は以下の通りです。
| 種類 | 昼間の温度目安 | 夜間の温度目安 | 保温方法の例 |
|---|---|---|---|
| ニホンヤモリ | 26〜30℃ | 22〜25℃ | パネルヒーター+必要なら保温球 |
| レオパ | 28〜32℃(ホット側) | 24〜26℃ | 床面パネルヒーターが基本 |
| クレス | 22〜26℃ | 18〜22℃ | 夏の冷房管理の方が重要 |
※上記の数値は一般的な飼育ガイドで広く参照されている目安です。個体や季節によって最適値は異なります。設置した温湿度計で実際の環境を確認しながら調整してください。
クレスは特に高温に弱いため、夏場の室温管理(冷房)の方が重要です。30℃を超えると体調を崩しやすくなります。
保温器具を使う場合、サーモスタットを併用して設定温度を超えたら自動でオフになるようにすることを強くおすすめします。特に春〜秋は、昼間の室温上昇でケージ内が意図せず高温になるケースがあります。「電源を入れっぱなしにしていたら、気がついたらケージが40℃超えていた」という状態は命に関わります。
湿度:霧吹きのコツ
霧吹きで湿度を補給するとき、ヤモリに直接水をかけるのは避けてください。特に初期はストレスになります。壁面・床材・流木などに吹きかけて、間接的に湿度を上げるのが基本です。
水滴が壁面に残っていると、ヤモリがそれを飲む様子を観察できることもあります。特にニホンヤモリは動く水を好む傾向があり、水入れから飲まない個体も多いです。そのため霧吹きを定期的に行うことが、飲み水の補給にもなります。
湿度計が常に設定値より低い場合は、フタの通気面積が広すぎることが原因のことが多いです。メッシュの一部をプラ板や濡れタオルで覆って湿度を上げる方法もよく使われます。
よくある失敗パターン
温度が低い:動かない・餌を食べない・消化不良(排泄しない)などが起きます。ケージを触ってみて「なんか冷たいな」と感じたら要確認です。
温度が高すぎる:ぐったりして動かない・口を開けたまま呼吸するなどのサインが出ます。特に夏場に多い失敗です。
湿度が低すぎる:脱皮不全(皮が途中で止まる)のリスクが高まります。特に指先や目の周りに皮が残ると、壊死のリスクもあります。
餌の用意:生き餌が基本、サイズと栄養がカギ
「虫が苦手なんですが……」という声は正直、よく聞きます。レオパやクレスであれば人工餌への切り替えが比較的しやすいですが、ニホンヤモリは野生の生態から生き餌を強く好みます。飼育を始める前に、自分が虫を扱える環境かどうかを正直に考えておくことが大切です。
何を与える?代表的な餌の特徴
| 餌の種類 | 特徴 | 向いている種 |
|---|---|---|
| フタホシコオロギ | 動きがあり食欲を刺激しやすい。鳴き声あり | ニホンヤモリ・レオパ |
| ヨーロッパイエコオロギ | 鳴き声が少ない。丈夫で管理しやすい | 全般的に使いやすい |
| デュビア(ゴキブリの一種) | 匂いが少ない。逃げにくく管理しやすい | レオパに特に人気 |
| ミルワーム | 手軽だが高脂肪。常食は避ける | おやつ程度に |
| 人工餌(レオパゲル等) | 虫不要。慣れさせるにはコツが要る | レオパ・クレス |
| クレス専用フード | クレスに最適化された粉末フード+水 | クレス(完全食に近い) |
ニホンヤモリには、ほぼ生き餌が必要と考えておいてください。「コオロギ嫌だから」という理由でそもそも飼育が難しいケースは実際に多いです。
餌のサイズは「頭の幅より小さいもの」を基本に
餌のサイズが大きすぎると、消化不良・嘔吐・腸閉塞のリスクがあります。目安はヤモリの頭の幅よりも小さいサイズです。幼体には特に小さなサイズ(ピンヘッドコオロギ、SSサイズ等)を使ってください。
餌はピンセットで1匹ずつ与えるか、顔の前で軽く動かして興味を引く方法が一般的です。餌皿に置くだけでは反応しない個体も多いです。
カルシウム添加の考え方
爬虫類の飼育でカルシウム不足は「クル病(骨軟化症)」の原因になります。防ぐためには、餌を与える前にカルシウム剤(パウダー)をまぶす(ダスティング)方法が基本です。
カルシウム剤には「ビタミンD3添加あり」と「なし」の2種類があります。
- ビタミンD3入り:紫外線(UVB)を浴びられない環境で自然なD3合成が期待できない場合に使う。ただし過剰摂取の毒性があるため、週に1〜2回程度の使用が一般的な目安(種や製品の推奨に従うこと)。
- ビタミンD3なし:UVBライトがある環境で、自然合成ができる場合に使う。毎回の給餌に使える。
UVBライトの必要性について少し整理します。レオパは「地表性・薄暗い環境の生き物」のため、UVBなしでも飼育できるという見解が主流ですが、UVBがあると代謝やカルシウム吸収に良い影響があるという研究も出ています。「なくても飼えるが、あればベター」が現在の現実的な認識です。
ニホンヤモリやクレスのような昼行性・樹上性の種は、自然光(または弱いUVBライト)を補助的に使うことが推奨されます。断定はできませんが、「できれば入れた方が良い」という判断をしておくと失敗が少ない、というのが筆者の整理です。
つまずき対処:拒食・脱皮不全・体調不良のチェックリスト
「餌を食べない!」は飼育初期にもっとも焦るサインです。でも落ち着いて、順番に確認してみてください。多くの場合、原因は環境にあります。
拒食のチェック順序
- 温度を確認:ケージが寒すぎませんか? 変温動物は温度が下がると消化酵素の働きが鈍り、食欲がなくなります。まずここ。
- ストレスを確認:迎えてすぐは環境に慣れておらず、3〜7日ほど食べないことは珍しくありません。触りすぎていませんか? シェルターに隠れていますか?
- 餌のサイズ・種類を確認:大きすぎる餌は食べません。別の餌に変えてみる価値もあります。
- 脱皮前を確認:脱皮の前後数日は食欲が落ちることがあります。体が白っぽく霞んできたら脱皮前のサインです。
脱皮不全のチェックと対処
脱皮が途中で止まり、古い皮が指先・目の周りなどに残った状態を「脱皮不全」と言います。放置すると血行不良で壊死につながることがあります。
対処はぬるま湯(32℃前後)に軽く浸からせる(5〜10分)ことで、皮が柔らかくなって取れやすくなります。無理に引っ張ると傷つくため、ふやかしてから綿棒で優しく押さえる方法が一般的です。
病院に相談する目安(緊急サイン)
- 1〜2週間以上まったく食べない(幼体の場合は1週間でも要確認)
- 急激な体重減少・骨ばってきた感じ
- 口を開けっ放しにしている・口の中から泡が出る
- 下痢・血便・排泄物が異常な色
- 目が開かない・片目が閉じている
爬虫類を診られる動物病院は地域によって少ないため、元気なうちに「近くで爬虫類を診てくれる病院」を調べておくことをおすすめします。体調が悪くなってから探し始めると、焦りの中で判断が難しくなります。
野生で捕まえたヤモリを飼う場合の注意
庭や公園でニホンヤモリを捕まえた場合、「このまま飼えるかな」と思う気持ちは自然です。でも、野生個体の飼育には特有の注意点があります。
野生個体が抱えやすい問題
- 寄生虫:野生個体には体内・体表に寄生虫がいることが多く、ストレスや免疫低下で発症することがあります。できれば爬虫類を診られる獣医師に診てもらうのが理想です。
- 拒食:野生で捕まえたヤモリは捕獲のストレスで、最初の1〜2週間まったく食べないことがあります。シェルターを多く用意して「隠れられる安心感」を作ることが先決です。
- 環境への慣れ:狭いケージに入ることで強いストレスを感じる個体もいます。観察しながら、無理に触ることは避けましょう。
「飼う/飼わない」の判断材料
正直に言います。野生のニホンヤモリは、最初の1か月が一番難しい。拒食で弱ってしまうケースもあります。「飼いきれない」「上手くいかない」と感じたときは、捕まえた場所の近くに返してあげることが、その個体にとって最善なことがあります。
ヤモリを捕まえたまま飼おうとする行為自体は多くの地域で規制されていませんが、地域によっては条例等で扱いが異なる場合があります。飼育を決める前に、お住まいの自治体のルールを確認してください。
今日やること(チェックリスト)
迷いを終わらせるために、今日の行動リストを作りました。
- [ ] 飼うヤモリの種類を1つ決める(初心者ならレオパかクレスがおすすめ)
- [ ] ケージを置く場所を確認する(直射日光が当たらない・安定した台の上・温度変化が少ない場所)
- [ ] 最低限セット(ケージ・温湿度計・シェルター・霧吹き・保温器具・カルシウム剤)を購入する
- [ ] ケージを組み立て、保温器具を入れて”1日テスト運転”する(ヤモリを入れる前に温湿度を確認)
- [ ] 餌の入手ルートを確保する(近くのペットショップか、コオロギを扱う通販)
- [ ] 爬虫類を診られる動物病院を近くで調べておく(元気なうちに見つけておく)
- [ ] 最初の1週間は”観察メイン”にする(触るのは最低限に。慣れてもらう期間)
まとめ:ヤモリを飼うために必要なもの——失敗しない4本柱と今日の一歩
最後に全体を整理します。
必要なものは「住まい・温度湿度・餌・脱走対策」の4本柱です。
「住まい(ケージ)」は脱走できない構造が命。フタのロック・隙間の確認から始めてください。「温度と湿度」は温湿度計で可視化して、常に数字で確認する習慣をつけましょう。「餌」は種類によって生き餌必須か人工餌OKかが変わります。カルシウム添加はどの種でも必要です。「脱走対策」は甘く見ないで——ヤモリは信じられない場所から逃げます。
種類選びが最初の分岐点です。迷っているなら、まずレオパかクレスから始めることをおすすめします。慣れてきてからニホンヤモリや他の種にチャレンジする流れが、失敗が少なく楽しみが長続きします。
「生き物を飼う」というのは、責任と観察の連続です。でもその分、毎日少しずつ相手を理解していく楽しさもあります。最初は環境作りに集中して、ヤモリが落ち着いてきたら、少しずつ距離を縮めていきましょう。焦らなくていい——それが、うまくいく飼育のいちばん大事な前提です。
※本記事で示した温度・湿度の数値は、一般的な爬虫類飼育ガイドで参照される目安値です。個体の状態や季節・室内環境によって最適値は異なります。気になる症状がある場合は、爬虫類を診られる獣医師に相談してください。