モバイルWi-Fiと置き型Wi-Fiルーターどっちがいい?用途・料金・失敗回避で選ぶ

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「引っ越しが来週なのに、Wi-Fiがない!工事は最短1か月かかるって言われたし……」「テレワーク始めたけど、外出先でもPCで作業したいから持ち運べる方がいいのかな」——工事不要のWi-Fiを検討しているとき、最初にぶつかるのがこの壁です。

モバイルWi-Fiルーター(ポケット型Wi-Fi)と、置き型Wi-Fiルーター(ホームルーター)。どちらも「工事なしですぐ使える」のに、何が違うの? どっちを選べばいいの?——そこがすっきりしなくて、検索し続けている方がほとんどのはずです。

結論を先に言います。

  • 外でも使いたい(通勤・出張・カフェ)→ モバイルWi-Fiルーター
  • 自宅での安定を最優先したい(会議・ゲーム・家族で大量使用)→ 置き型(ホームルーター)
  • どちらかひとつで全部まかなおうとして迷っている → “併用”という第三の答えもある

この記事では、30秒診断で「あなたに合う方」を整理したあと、比較表・総費用テンプレ・失敗あるある・ケース別結論・今日やることチェックリストまで一気に解説します。読み終わったら、今日動けます。

まず用語整理:置き型Wi-Fiルーター=何?モバイルWi-Fiルーター=何?

「Wi-Fiルーター」という言葉は実はいろんな意味で使われていて、最初に整理しておかないと混乱します。

ホームルーター(置き型)とは

電源コードをコンセントに差し込んで、窓際や棚の上に置いて使うタイプです。「置き型Wi-Fi」「ホームルーター」「据え置き型Wi-Fi」などと呼ばれます。モバイル回線(4Gや5G)を使って通信し、家庭内でWi-Fi電波を飛ばします。

コンセントに刺しっぱなしが基本なので、外には持ち出せません(持ち出しを禁止しているサービスも多い)。その代わり、バッテリー切れがなく、常時接続でアンテナが大きいため、比較的安定した通信ができます。

代表的なサービス例:WiMAX Home Router(UQ WiMAX)、ドコモhome5G、ソフトバンクAir など

モバイルルーター(ポケット型)とは

手のひらサイズの本体を持ち歩き、スマホのように充電しながら使うタイプです。「モバイルWi-Fi」「ポケットWi-Fi」「モバイルルーター」などと呼ばれます。外出先でも自宅でも使えるのが最大のメリットです。

バッテリーで動くため、充電しながらの利用が必要で、連続使用時間に限りがあります(機種によって差があります)。また、本体を常にカバンに入れておく必要があるため、「家に置きっぱなしにして家族で使いたい」という用途には向きにくい面もあります。

代表的なサービス例:WiMAX(UQ WiMAX)、GMOとくとくBB WiMAX、楽天モバイル など

「光回線のWi-Fiルーター」とは別物です

家に光ファイバーを引いた場合にONU(光回線終端装置)と組み合わせて使う「無線LANルーター」は別の機器です。この記事で取り上げるのは、あくまで「光回線の工事なしで使えるモバイル回線を利用したタイプ」に限定しています。

【30秒診断】モバイルと置き型、あなたはどっち?

Q&Aに答えながら、自分がどちらに向いているかを確認してください。

Q1:外出先(通勤・出張・カフェ・大学)でPCやタブレットを使いますか?

YES → モバイルWi-Fiルーター有利
置き型は基本的に外への持ち出しが想定されていません。外でも使いたい人には、モバイル一択に近いです。

NO → 置き型で十分な可能性が高い
家の中だけで使うなら、安定性が高い置き型の方が快適なことが多いです。


Q2:家で同時につなぐ端末は5台以上ありますか?(スマホ・PC・タブレット・テレビ・ゲーム機・スマート家電など)

YES → 置き型が有利(同時接続の安定性)
モバイルルーターは同時接続台数の上限が低い機種も多く、多台数で使うと速度が落ちやすいです。置き型はアンテナが大きく、多台数接続に有利な機種が多いです。

NO → どちらでもOK(台数で決めなくていい)


Q3:オンライン会議・オンラインゲーム・動画配信など「途切れると困る用途」が多いですか?

YES → 置き型が有利(コンセント接続で安定)
モバイルルーターは移動中や充電中の通信が不安定になることがあります。家での安定した接続が最優先なら置き型の方が向いています。

NO(動画視聴やWebブラウジング中心)→ どちらでも


Q4:月にどれくらいのデータを使いそうですか?

在宅ワーク中心(動画・会議を多用)→ 1か月に50〜100GB以上が目安
スマホの補助・外出時の調べもの程度 → 10〜30GB以下

ここでのポイントは「無制限と書いてあっても、条件付きで速度が制限されるサービスが多い」ことです。詳しくは後の比較表と失敗あるあるで説明します。


Q5:引っ越しの予定が多い・短期で使いたいですか?

YES → モバイルが有利(住所縛りがない)
置き型は「契約した住所での利用が条件」になっているサービスが多く、引っ越し時に手続きや審査が必要なことがあります。モバイルは住所を問わず使えるケースが多い。


診断のまとめ

状況おすすめ
外出先でも使いたいモバイルWi-Fiルーター
家で安定して使いたい(会議・ゲーム・家族利用)置き型(ホームルーター)
外でも家でもどちらも使いたい両方の併用(または光回線の検討)
引っ越し・短期・住所を問わず使いたいモバイルWi-Fiルーター

「どちらかひとつで全部まかなおう」と無理をすると後悔しやすいです。「外でよく使う人が置き型を選んで外では使えなかった」「家族で共有するためにモバイルを選んだら接続が遅かった」——こういう失敗が実際に多いのです。

違いを一発で比較:モバイルWi-Fi vs 置き型(判断の肝)

比較項目モバイルWi-Fiルーター置き型(ホームルーター)
利用できる場所外出先でも自宅でも ◎基本は自宅のみ △
通信の安定性移動中・充電中は不安定になりやすい △コンセント接続で安定しやすい ◎
通信速度(体感)外出先では場所により差あり △屋内で電波が届けば安定 ○
データ容量・制限無制限プランあり(条件付き)無制限プランあり(条件付き)
同時接続台数機種により5〜15台程度 △機種により10〜40台以上 ◎
電源バッテリー(充電必要・連続時間あり)△コンセント(切れない) ◎
月額料金感比較的安い傾向 ○やや高い傾向 △(安定性とのトレード)
引っ越し対応住所を問わず使いやすい ◎住所・エリア条件あり △
端末代かかる場合が多いかかる場合が多い
解約費・縛りあり(プランによる)あり(プランによる)

※上記は一般的な傾向の整理です。各サービスの具体的な仕様・料金・制限は必ず公式サイトで最新情報を確認してください。

この表でポイントになるのは「通信の安定性」と「使う場所」の2つです。シンプルに言うと、コンセントに差しっぱなしの置き型は「家の中で常に繋がっている」という安心感があります。一方、モバイルは「どこでも使える」かわりに「充電切れ・電波弱い場所・多台数での速度低下」という弱点を持っています。

もうひとつ注意したいのが「同時接続台数」です。置き型は比較的多台数に対応していますが、モバイルルーターは機種によっては「5台まで」という制限があることも。家族全員がスマホやPC、テレビゲームを同時につなぐと、台数オーバーで繋がらなくなる場合があります。

“結局いくら?”をぼかさない:総費用(実質月額)で比べるコツ

Wi-Fiルーターの広告には「月額○○円から!」という数字が目立ちますが、これはあくまでも「最安のプランの月額部分だけ」のことが多いです。実際に2〜3年使ったときの総額を自分で計算しないと、後で「こんなにかかると思わなかった……」と後悔しやすくなります。

実質月額の計算テンプレ

実質月額 =(月額×契約月数 + 初期費用 + 端末代 − キャッシュバック・割引合計)÷ 契約月数

例として「36か月のプラン」を想定してみると、こんなふうに埋められます。

項目候補A候補B候補C
月額(税込)
契約月数か月か月か月
初期費用
端末代(合計)
キャッシュバック・割引合計−円−円−円
総額
実質月額

この表を実際の候補3つで埋めると、一気に比較がしやすくなります。

見積もりで確認すべき7つのポイント

  1. 端末は購入?レンタル?:レンタルは月額が上がることが多い。購入は解約時の手元残価も確認。
  2. 最低利用期間と解約費:「2年縛り」「3年縛り」など、途中解約で違約金が発生するプランは解約費を総額に含めて計算。
  3. “無制限”の条件(速度制限の実態):「無制限」と書いてあっても、一定期間内に大量通信すると速度が低下するサービスが多くあります。制限の条件(1日あたり・1か月あたり・ピーク時間帯など)を公式ページで必ず確認してください。
  4. 登録住所の利用条件(置き型):契約した住所でのみ利用可能なサービスが多い。引っ越し時は手続きと審査が必要なことも。
  5. 初期契約解除制度:電気通信事業法に基づき、契約から8日以内であれば解約できる制度があります(詳細は各事業者の説明を確認)。
  6. エリアの確認:自宅・職場・よく行く場所が対応エリアかどうかは、各社の公式エリアマップで確認が必須です。
  7. 速度が出ない場合のサポート:初期不良の返品条件・スピードテストによる保証があるかどうかも、できれば確認しておくと安心です。

「キャッシュバックが大きく見える」「月額が安そう」だけで判断すると失敗しやすいです。上の7点を見積もりのチェックリストとして使ってください。


失敗あるある:先に知ると得する4パターン

「買ってから後悔した」という声の多くは、実はパターンが決まっています。

失敗1:置き型を契約したのに外では使えなかった

よくある場面:「どこでも使えるWi-Fi」と勘違いして置き型を契約。在宅メインだったはずが、リモートワークで近所のカフェにも行くようになって「外で使えない……」と気づく。

原因:置き型(ホームルーター)は持ち出し不可または制限付きのサービスが多い。

回避策:外で使う可能性が少しでもあるなら、契約前に「外出先での利用は可能ですか?」と確認するか、最初からモバイルか両者の併用を検討する。

今日やること:「通勤・出張・外出先でWi-Fiを使う頻度」を手帳かスマホのメモに書き出す。


失敗2:モバイルを家族全員で使ったら遅すぎた

よくある場面:家族4人でスマホ・PC・テレビを同時接続したら、夕方以降は動画がカクカクになった。

原因:モバイルルーターは同時接続台数の上限が低い機種や、多台数での速度低下が起きやすいサービスがある。また、夕方〜夜間は通信が混雑しやすい時間帯。

回避策:家族利用を前提にするなら、同時接続台数が多く対応できる置き型か、家族全員分のスマホに回線を持たせる「個別のモバイルプラン」も選択肢に入れる。

今日やること:家にある「Wi-Fiに接続する可能性がある機器」を全部リストアップして台数を確認する。


失敗3:電波が弱い場所で契約してしまった

よくある場面:マンションの地下や山間部、ビルの中など、電波が届きにくい場所で使おうとしたが、速度が期待より大幅に遅かった。

原因:モバイル回線は電波環境に強く依存します。公式の「エリアマップ」はあくまでも目安で、建物の構造や地形によって実際の電波強度は変わります。

回避策:契約前に必ず公式エリアマップで「自宅の住所」を確認する。できれば近所でその回線を使っている人に体感を聞く、またはお試し期間・初期契約解除制度を活用して実際の速度を確かめてから継続を判断する。

今日やること:検討している3サービスの公式エリアマップで、自宅の住所と職場(または外出先)を確認する。


失敗4:”無制限”と思ったら速度が落ちた

よくある場面:「データ無制限」と書いてあったので安心していたら、月の後半に速度が落ちて動画が止まるようになった。または、在宅ワーク中の昼間だけ急に遅くなる。

原因:「無制限」と表記されていても、「ネットワーク混雑時には速度を制御することがある」「1日に○GB以上使うと速度を制限する場合がある」などの条件が規約に記載されているサービスが多くあります。

回避策:公式の「利用規約」「ご利用の注意事項」「速度制限について」のページを必ず読む。「無制限」の文字より、その横に書かれている小さな条件の方が実態を表していることが多いです。

今日やること:検討しているサービスの公式サイトで「速度制限」「ネットワーク管理」についてのページを開いて読む(検索窓に「サービス名 速度制限 条件」と入れると出てくることが多い)。


ケース別:あなたの生活ならこの選び方が後悔しにくい

ケースA:一人暮らし+外でも使いたい(学生・出張が多い社会人)

結論:モバイルWi-Fiルーター一択に近い

外での使用が前提なので、置き型では対応できません。スマホのキャリアが別途あるなら「スマホはキャリア・外出時Wi-Fiはモバイルルーター・家では同じモバイルルーターを置いておく」という使い方が、費用を抑えながら全場所をカバーする方法です。

注意点:自宅でヘビーに使う(ゲーム・動画大量)場合は、モバイルルーターの通信制限に引っかかるリスクがあります。データの使用量の見積もりを事前に確認してください。

ケースB:在宅ワーク中心(オンライン会議が多い)

結論:置き型(ホームルーター)が有利。光回線も比較検討を

在宅で安定した通信が最優先です。途切れると困るオンライン会議には、バッテリー切れや充電中の通信不安定が起きないコンセント接続の置き型が向いています。

ただし、在宅ワークが長期にわたるなら光回線の方が結果的に安く安定する場合もあります。「工事NG」「短期利用」でないなら、光回線とのコスト比較もしてみてください。

ケースC:家族で使う(同時接続台数が多い)

結論:置き型(ホームルーター)推奨。または光回線の検討

スマホ4台・PC2台・テレビ1台・ゲーム機1台……という家族構成では、同時接続台数と帯域の余裕が重要です。置き型の方が多台数対応に強い機種が多く、コンセント常時接続で安定します。

家族全員が外でも通信する場合は、各自がスマホのキャリアプランを持ちつつ、自宅の回線は置き型、という組み合わせが多い構成です。

ケースD:短期・引っ越しが多い(転勤・仮住まい・期間が決まっている)

結論:モバイルWi-Fiルーター(短期プランやレンタルも選択肢)

置き型は住所登録が必要で、引っ越しのたびに手続きが必要になります。モバイルは住所を問わず使えることが多いため、転勤族や期間が決まっている利用に向いています。

短期(3か月以内)であれば、解約費なしのプランやレンタルサービスも選択肢に入ります。解約費のタイミングを事前に確認してください。

ケースE:光回線が引けない・引きたくない(賃貸・管理規約・工事NG)

結論:置き型(ホームルーター)が筆頭候補、外出頻度次第でモバイル

工事できない・したくないという理由が前提なら、置き型かモバイルを選ぶしかありません。外で使わない・家族利用が多い場合は置き型を、外でも使いたい・一人暮らしの場合はモバイルを選ぶのが基本の分岐です。

「光回線を引けない理由がなくなったときに乗り換えやすいか」(解約費・縛り期間)も、選ぶ際のポイントのひとつです。

今日やること(チェックリスト)

判断を先送りせず、今日これだけやれば候補が絞れます。

  • [ ] ① 外で使うか・家だけか、まずここだけ決める(これだけでモバイル/置き型が半分絞れる)
  • [ ] ② 同時接続する機器を全部リストアップして台数を数える(スマホ・PC・テレビ・ゲーム機・スマート家電など)
  • [ ] ③ 検討しているサービスの公式エリアマップで「自宅」「職場」「よく行く場所」を確認する(エリア外なら候補から外す)
  • [ ] ④ 候補3つの「総費用テンプレ」を実際の数字で埋めて比較する(月額だけでなく端末代・解約費・割引を全部足し引きする)
  • [ ] ⑤ “無制限”の速度制限の条件を必ず読む(公式サイトの利用規約・注意事項ページで「速度制限」を探す)
  • [ ] ⑥ 初期契約解除制度・返品条件を確認してから申し込む(後から「使えなかった」を防ぐため、実際の速度をお試し期間で確認する)

まとめ:モバイルWi-Fiルーターと置き型Wi-Fiルーター、どっちが正解?

シンプルに3行でまとめます。

外でも使うならモバイルWi-Fiルーター。家中心・安定重視・家族利用なら置き型(ホームルーター)。両方が必要なら”両方持ち”または光回線を検討。

判断に迷ったとき、見るべき軸は4つだけです。

  1. 使う場所:外で使うか・家だけか
  2. 同時接続台数:一人か・家族か
  3. 通信の安定性:会議やゲームで途切れると困るか
  4. 総費用:2〜3年でならして月いくらか

「安い方がいい」「早い方がいい」ではなく、「自分の使い方に合っているか」が判断の正解です。

今日やることは6つにまとめました。難しいことは何もなく、「エリア確認」「台数確認」「総費用を計算する」だけで、候補はぐっと絞れます。まず「外で使うか・家だけか」の一点だけ決めるところから始めてください。それだけで、今日の検索が終わります。

※本記事で記載した各サービスの特徴・料金感は、執筆時点(2026年2月)の一般的な傾向整理です。具体的な料金・速度制限の条件・エリア・キャンペーン内容は、各社公式サイトまたは窓口で最新情報をご確認ください。料金・プラン・規約は予告なく変更になる場合があります。

くらしのーと編集部

【記事の制作・編集担当】 くらしノート編集部は、住まい・スキル・通信・お金・防犯など、暮らしの意思決定に必要な情報を編集・発信しています。一次情報(公的機関・自治体・公式発表)を優先し、根拠の薄い情報は掲載しません。体験・取材・事例を踏まえ、読者が「今日やること」まで分かる記事づくりを心がけています。 ※掲載内容は、可能な限り公式情報を確認して作成しています。制度・料金・条件は変更される場合があるため、最新の情報は各公式サイトもあわせてご確認ください。

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