一人暮らしの家電は購入かレンタルか?後悔しない判断基準を徹底解説

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「一人暮らしを始めるけど、冷蔵庫や洗濯機って買った方がいいの?それともレンタルで済ませた方がお得?」

そんな悩みを抱えている人、実は本当に多いんです。進学、就職、転勤、同棲解消──理由はさまざまでも、家電を揃えるタイミングで「初期費用がキツい」「でも長い目で見たら損しそう」と、頭を抱えてしまいますよね。

結論から言うと、「何年住むか」と「手間をどこまで許容できるか」の2軸で、ほぼ答えは決まります。

この記事では、購入とレンタルそれぞれの「見えないコスト」まで含めた総額比較の考え方、あなたに合った選択がわかる診断チャート、そして申し込み・購入前に確認すべきチェックリストまで、すべてお伝えします。読み終わる頃には「自分はこっちだな」とスッキリ決められるはずですよ。

結論|一人暮らしの家電は「何年住むか」でほぼ決まる

最初に、もっとも大切な判断軸をお伝えしておきます。それは「今の住まいに何年住む予定か」ということ。

家電の購入とレンタル、どちらが得かは「月額」だけで比べても答えは出ません。設置、故障対応、そして退去時の処分まで含めた「トータルコスト」で考える必要があるからです。そして、そのトータルコストを左右する最大の要因が「利用期間」なんですね。

30秒診断|あなたは購入派?レンタル派?

まずは簡単な質問に答えてみてください。

Q1. 今の住まいに住む予定は?

  • 1年以内 → レンタル寄り
  • 1〜2年 → 条件次第でどちらも
  • 3年以上 → 購入寄り

Q2. 引っ越しの可能性は?

  • 転勤・転職などで高い → レンタル寄り
  • ほぼない → 購入寄り

Q3. 家電にこだわりはある?

  • 機能やブランドにこだわりたい → 購入
  • 最低限使えればOK → レンタルでも可

Q4. 退去時の手間は気になる?

  • 処分の手配は面倒 → レンタル
  • 自分で対応できる → 購入でもOK

いかがでしょうか。レンタル寄りが多かった人は「借りる」選択肢を、購入寄りが多かった人は「買う」選択肢を軸に、この先を読み進めてみてください。

目安の考え方|「◯年なら購入」とは言い切れない理由

よく「2年以上なら購入がお得」といった目安を見かけます。たしかに参考にはなりますが、実はそう単純ではありません。

なぜかというと、以下のような変動要素があるからです。

  • 購入する家電の価格帯(新品 or 中古、メーカー、スペック)
  • レンタルサービスの月額と契約条件
  • 退去時の処分費用(リサイクル料金+収集運搬費)
  • 引っ越し時の運搬費用

たとえば、中古の冷蔵庫を3万円で買って4年使えば、月あたり約625円。一方、レンタルで月2,000円なら4年で96,000円──と、単純計算でも大きな差が出ます。

ただし、中古家電には「いつ壊れるかわからない」リスクがありますし、退去時には数千円のリサイクル料金がかかります。レンタルなら故障時の対応も回収もお任せできる代わりに、延長すると割高になることも。

だからこそ、「◯年なら絶対こっち」ではなく、自分の状況に合わせて総額で比較することが大切なんです。

比較の前に整理|購入とレンタルで変わるのは「お金」だけじゃない

「結局どっちが安いの?」という疑問は当然ですよね。でも、お金だけで判断すると後悔することがあります。

購入とレンタルでは、費用面以外にもいくつか大きな違いがあるんです。その違いを整理しておきましょう。

7つの比較軸を押さえよう

比較項目購入レンタル
初期費用高い(数万円〜)低い(月額制)
総額(長期)安くなりやすい高くなりやすい
設置・搬入自分で手配 or 店舗依頼業者がセットで対応
故障時自分で修理手配(保証次第)無料交換が多い
処分リサイクル料金+運搬費返却のみでOK
選べる機種自由(新品・中古・メーカー)在庫次第で限定的
所有権自分のもの借り物

この表を見ると、購入は「自由度が高いけど手間もかかる」、レンタルは「ラクだけど選択肢が限られる」という傾向が見えてきますね。

単純に「月額×利用月数」だけで比較してしまうと、設置費用や故障時の修理代、退去時の処分費用といった「隠れコスト」を見落としてしまいます。これが後悔の原因になりやすいポイントなんです。

一人暮らし特有の「ズレ」に注意

一人暮らしの場合、家族世帯とは事情が違う部分があります。

引っ越し頻度が読めない
転勤族の人はもちろん、「とりあえず1年契約だけど、状況次第で延びるかも」という人は多いはず。購入した家電を引っ越しで運ぶとなると、冷蔵庫だけで1万円近くかかることもあります。

部屋が狭い=サイズ選びがシビア
一人暮らし向けの物件は、玄関や廊下が狭いことがほとんど。「買ったはいいけど搬入できなかった」というトラブルは意外と多いんです。レンタルなら業者が下見してくれるサービスもあります。

自炊頻度・洗濯頻度で必要スペックが変わる
毎日自炊する人と、ほぼ外食の人では、冷蔵庫の必要容量がまったく違います。洗濯も、週末にまとめて回す人と毎日回す人では、洗濯機のサイズ感が変わってきますよね。

こうした「一人暮らしならではの事情」を踏まえたうえで、次は具体的な費用の内訳を見ていきましょう。

総額で比較する|購入とレンタルの「見えないコスト」一覧

ここからが本題。購入とレンタル、それぞれの「本当の総額」を構成する要素を洗い出してみます。

購入の総額=本体+送料・設置+保証+修理+引っ越し+処分

購入した場合に発生する可能性があるコストは、以下の通りです。

1. 本体価格
新品か中古か、メーカーやスペックによって幅があります。一人暮らし向けの冷蔵庫(150L前後)なら新品で3〜5万円、中古なら1〜2万円程度が目安。洗濯機(5〜6kg)も同様の価格帯です。

2. 送料・設置費
大型家電は送料がかかることが多いです。設置サービスを利用すると、1台あたり数千円の追加費用が発生することも。ただし、家電量販店の購入時サービスで無料になるケースもあります。

3. 延長保証
メーカー保証は1年が一般的。延長保証(3〜5年)をつける場合、本体価格の5〜10%程度が目安です。中古の場合は保証がない、または短期間のことが多いので注意。

4. 故障時の修理費
保証期間外に壊れたら、修理代は自己負担です。冷蔵庫のコンプレッサー交換など、部品によっては2〜3万円かかることもあります。

5. 引っ越し時の運搬費
大型家電1台の運搬は、単身パックでも別料金になることがあります。冷蔵庫・洗濯機のセットで1〜2万円程度は見ておきましょう。

6. 処分費用(家電リサイクル料金+収集運搬料)
これが見落としがちなポイント。冷蔵庫や洗濯機は「家電リサイクル法」の対象なので、普通のゴミとしては捨てられません。リサイクル料金は主要メーカーの場合、冷蔵庫(170L以下)で約3,700〜5,200円、洗濯機で約2,500〜3,300円。これに加えて収集運搬料が1,500〜3,000円程度かかります。合計で5,000〜8,000円は見ておく必要があります。

レンタルの総額=月額×月数+送料/設置/回収条件+破損/解約条件

レンタルの場合も、月額料金だけでは総額は見えません。

1. 月額料金×利用月数
これが基本。冷蔵庫で月1,500〜3,000円、洗濯機で月1,000〜2,500円程度が相場です。セットプランだと割安になることも。

2. 初期費用(送料・設置費)
サービスによって異なります。無料のところもあれば、初回だけ配送・設置費がかかるところも。エリアによっては追加料金が発生することもあるので、申し込み前に要確認です。

3. 解約手数料・最低利用期間
「いつでも解約OK」と謳っていても、最低利用期間(例:3ヶ月)内の解約には手数料がかかることがあります。急な転勤などで予定より早く退去する可能性がある人は、この条件をしっかりチェックしましょう。

4. 破損時の費用
通常使用の範囲内なら無料修理・交換のサービスが多いですが、過失による破損は別途費用がかかることも。規約の「通常使用」の定義を確認しておくと安心です。

5. 返却時の回収費用
返却時の回収が無料のサービスもあれば、有料のところも。また、回収日の指定ができるかどうかも重要。退去日ギリギリで「回収が間に合わない!」となるとかなり焦ります。

家電リサイクル料金について知っておこう

処分費用について、もう少し詳しく説明しておきます。

家電リサイクル法では、エアコン・テレビ・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(衣類乾燥機)の4品目が対象です。これらを処分する際には、リサイクル料金を支払う義務があります。

リサイクル料金はメーカーや製品サイズによって異なります。主要メーカーの場合の目安は以下の通りです。

家電サイズリサイクル料金の目安
冷蔵庫・冷凍庫170L以下約3,700〜5,200円
冷蔵庫・冷凍庫171L以上約4,700〜5,600円
洗濯機・衣類乾燥機全サイズ約2,500〜3,300円

これに加えて、家電量販店や指定引取場所への収集運搬料(1,500〜3,000円程度)がかかります。つまり、冷蔵庫1台を処分するだけで5,000〜8,000円程度かかる可能性があるということです。

この処分費用は購入時には発生せず、退去時にいきなり必要になるもの。だからこそ、見落としやすい「隠れコスト」なんです。レンタルなら返却するだけでOKなので、この費用は発生しません。

購入とレンタルの総額比較シミュレーション

実際にどれくらい差が出るのか、架空のケースで試算してみましょう。

【ケース】冷蔵庫(150L)+洗濯機(5kg)を2年間使用

購入の場合(中古)

  • 本体:冷蔵庫18,000円+洗濯機15,000円=33,000円
  • 送料・設置:5,000円
  • 処分費用:約10,000円(リサイクル料+収集運搬×2台)
  • 合計:約48,000円

購入の場合(新品・型落ち)

  • 本体:冷蔵庫35,000円+洗濯機30,000円=65,000円
  • 送料・設置:無料(量販店キャンペーン利用)
  • 処分費用:約10,000円
  • 合計:約75,000円

レンタルの場合

  • 月額:2点セットで月3,500円×24ヶ月=84,000円
  • 送料・設置・回収:無料
  • 合計:約84,000円

このケースでは購入の方が安くなりますが、差は思ったほど大きくないですよね。しかも、これは故障しなかった場合の試算。レンタルなら故障時は無料で交換してもらえることが多いので、そのリスクヘッジ分を考えると、2年程度なら「ほぼ互角」と言えるかもしれません。

もちろん、これはあくまで一例。価格やサービス内容は変動するので、必ず最新情報を確認してくださいね。

ケース別|あなたは結局どっち?

ここまでの内容を踏まえて、3つのモデルケースで「どちらが向いているか」を見ていきましょう。あなたの状況に近いケースを参考にしてみてください。

ケース1:半年〜1年の仮住まい(レンタルが楽)

想定シーン
就活中の仮住まい、試用期間中の転勤、資格取得のための一時滞在など。

架空の例:大学4年生のAさん
「就職先は決まったけど、配属先が決まるのは入社後。今の部屋には3月まで住んで、4月からは会社の寮か、配属先近くに引っ越す予定。どうせ半年しか使わないし、家電を買うのはもったいない気がして…」

こういうケースは、圧倒的にレンタルが向いています。理由は3つ。

  1. 初期費用を抑えられる:購入だと冷蔵庫+洗濯機で最低5万円以上。レンタルなら月々数千円。
  2. 処分の手間がない:退去時に返却するだけ。リサイクル手配の時間と費用がゼロ。
  3. 引っ越しが身軽:大型家電の運搬費もかからない。

半年〜1年の短期なら、総額で見てもレンタルが割高になりにくいです。むしろ、処分費用や手間を考えたら「レンタルの方が得」というケースも多いでしょう。

ケース2:2年程度の滞在(一番迷う期間)

想定シーン
短大・専門学校の2年間、契約更新を見据えた賃貸、単身赴任(2年予定)など。

架空の例:専門学校生のBさん
「2年間の学校生活。卒業後は地元に帰るか、そのまま東京で就職するかは未定。正直、2年後のことはまだわからないんです…」

2年という期間は、購入とレンタルの「損益分岐点」に近いゾーン。だからこそ迷いますよね。

判断のポイントは以下の3つです。

① 延長の可能性はある?
「2年で確実に退去」なら購入でもOK。でも「延びるかも」ならレンタルの柔軟性が活きます。

② 家電にこだわりはある?
「機能やデザインは自分で選びたい」なら購入。「動けばOK」ならレンタルで十分。

③ 処分の手間は許容できる?
自分でリサイクル手配できる人は購入もあり。「とにかく面倒は避けたい」ならレンタル。

2年間の総額だけで比較すると、購入の方が1〜2万円安くなるケースが多いです。ただし、途中で故障したり、予定より早く退去することになったりすると、逆転する可能性も。

「確実に2年+処分OK」なら購入、「不確定要素が多い」ならレンタル──そんなふうに考えるとスッキリしますよ。

ケース3:3年以上の長期滞在(購入が納得しやすい)

想定シーン
大学4年間、社会人としての安定期、長期契約の賃貸など。

架空の例:社会人3年目のCさん
「転職は考えてないし、今の部屋は気に入ってるから当分引っ越す予定なし。せっかくなら好きな家電を買って、快適に暮らしたいんですよね」

3年以上使うなら、多くの場合で購入の方がお得になります。

計算してみましょう。レンタルで月3,500円×36ヶ月=126,000円。購入なら、新品でも8〜10万円程度で済みます。4年、5年と使えば、差はさらに広がります。

ただし、購入の場合は以下の点を考慮しておきましょう。

  • 故障リスク:保証期間を過ぎてからの故障は自己負担。延長保証をつけておくと安心。
  • 退去時の処分:いつかは処分費用がかかる。でも長期間使えば、月あたりのコストは十分低い。
  • 引っ越し時の運搬:転居の可能性がゼロでないなら、その費用も頭に入れておく。

「長く使う+こだわりたい」なら、購入で自分好みの家電を選ぶのがおすすめです。

レンタルの落とし穴|ここで損しがち

レンタルは「初期費用が安い」「手間がかからない」というメリットがありますが、知っておくべき注意点もあります。

延長すると割高になりやすい

レンタルサービスの多くは、契約期間が長いほど月額が安くなる料金設計です。逆に言えば、短期契約を何度も延長すると、トータルで割高になるということ。

たとえば「まずは3ヶ月契約して、様子を見て延長」というパターン。3ヶ月プランを4回繰り返すより、最初から1年プランで契約した方が安いことがほとんどです。

「どれくらい住むか決めきれない」という気持ちはわかりますが、ある程度の見通しを立てて、最適なプランを選ぶことが大切です。

在庫・納期・対応エリアで詰むことがある

レンタルサービスは万能ではありません。

在庫切れ:人気の家電や繁忙期(2〜4月)は、希望の製品が借りられないことも。
納期:申し込みから配送まで1〜2週間かかるサービスもあります。入居日ギリギリに申し込むと間に合わない可能性が。
対応エリア:全国対応を謳っていても、離島や一部地域は対象外、または追加送料がかかることがあります。

特に引っ越しシーズンは要注意。早めにサービス内容を確認し、余裕を持って申し込みましょう。

破損費・途中解約・回収条件をチェック

契約前に、以下の3点は必ず確認してください。

破損時の対応
「通常使用の範囲内なら無料」という記載があっても、その「範囲」が曖昧なことも。具体的に何が対象になるのか、問い合わせておくと安心です。

途中解約の条件
最低利用期間内の解約には、残り期間分の料金や解約手数料がかかることがあります。「いつでも解約OK」という言葉を鵜呑みにせず、規約をチェックしましょう。

返却・回収の条件
返却時に追加費用がかかるか、回収日時の指定はできるか、退去日までに回収が間に合うか──これらを事前に確認しておかないと、退去直前に慌てることになります。

【レンタル前チェックリスト】

  • 希望の製品の在庫はあるか
  • 配送対応エリアに入っているか
  • 配送日・設置日の希望は通るか
  • 最低利用期間と解約条件
  • 破損時の費用負担
  • 返却・回収の条件と費用

これらを確認してからの申し込みをおすすめします。

購入の落とし穴|買った後に困るポイント

購入の場合も、買えば終わりではありません。盲点になりやすいポイントを押さえておきましょう。

搬入経路とサイズを確認しないと大変なことに

「買った冷蔵庫が玄関を通らない!」──笑い話のように聞こえますが、実際によくある失敗なんです。

確認すべきは以下のポイント。

玄関ドアの幅:60cm程度が一般的。大きめの冷蔵庫だとギリギリのことも。
廊下の幅:曲がり角がある場合は、回転させて運べるかも確認。
階段・エレベーター:エレベーターがない物件は階段搬入。追加料金がかかることも。
設置場所:冷蔵庫は放熱スペースが必要。洗濯機は防水パンのサイズを確認。

購入前に、設置場所と搬入経路の寸法を測っておくことをおすすめします。家電量販店で相談すれば、搬入可否のアドバイスをもらえることもありますよ。

故障時の対応と保証について

新品でも、壊れるときは壊れます。特に一人暮らしで困るのが「冷蔵庫が急に動かなくなった」というケース。夏場だと、中の食材が全部ダメになってしまいますよね。

メーカー保証は通常1年
多くの家電は、購入から1年間はメーカー保証の対象です。この期間内なら、通常使用での故障は無料で修理してもらえます。

延長保証の検討
家電量販店で購入する場合、有料の延長保証(3〜5年)をつけられることが多いです。料金は本体価格の5〜10%程度。「故障したときの出費が怖い」という人は検討の価値ありです。

中古は保証が短い・ないことも
中古家電は保証期間が短い(3ヶ月程度)か、そもそも保証がないこともあります。その分安いわけですが、故障リスクは自己責任。購入先の保証内容を必ず確認しましょう。

処分は「家電リサイクル法」に従う必要がある

退去時に避けて通れないのが、家電の処分問題。冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビの4品目は、家電リサイクル法の対象です。粗大ゴミとしては出せません。

正規の処分ルートは3つ

  1. 新しい製品を買う店舗に引き取ってもらう:買い替え時なら、購入店に回収を依頼できます。
  2. 以前購入した店舗に引き取りを依頼:処分だけの場合は、購入した店舗に連絡。
  3. 自治体の指定引取場所に持ち込む:自分で運べるなら収集運搬料を節約できます。

いずれの場合も、リサイクル料金(冷蔵庫で約4,000〜5,000円、洗濯機で約2,500〜3,300円)は必要です。

悪質な回収業者に注意
「無料回収」を謳うトラック巡回や、チラシで見かける格安業者。実は、一般廃棄物処理業の許可なく回収している違法業者であることも多いんです。国民生活センターへの相談は年間2,000件を超えており、「作業後に高額請求された」「不法投棄された」といったトラブルが報告されています。

処分は必ず正規のルートで行いましょう。分からないことがあれば、お住まいの自治体に問い合わせれば、適正な処分方法を教えてもらえます。

結局どれを揃える?一人暮らし家電の優先順位と選び方

「購入かレンタルか」の次に悩むのが、「何から揃えるか」ではないでしょうか。全部いっぺんに揃えるのは大変。優先順位をつけて、必要なものから段階的に揃えていく方法もあります。

最初に必要な家電は生活スタイル次第

「一人暮らしの必需品」としてよく挙げられるのは、冷蔵庫・電子レンジ・洗濯機の3点。ただ、本当に「最初から」必要かどうかは、あなたの生活スタイルによります。

冷蔵庫
自炊派:必須。作り置きや食材保存には欠かせません。
外食・コンビニ派:飲み物や調味料を保存する程度なら、100L以下の小型でも。

電子レンジ
ほぼ全員必要。コンビニ弁当を温める、冷凍食品を解凍する、残り物を温め直す──生活のあらゆる場面で活躍します。

洗濯機
近くにコインランドリーがあるなら、なくてもなんとかなります。ただ、「毎回コインランドリーに行くのが面倒」「夜遅くに洗濯したい」という人は、やはりあった方が便利。

あとから足せる家電

最初からフル装備にする必要はありません。生活しながら「あった方が便利」と感じたら追加すればOKです。

掃除機
フローリングなら、最初はフロアワイパーだけでも十分。本格的な掃除機は、生活が落ち着いてからでも遅くありません。

炊飯器
自炊派でも、パックご飯やレンジ調理で代用できます。毎日ご飯を炊きたい人は買う価値あり。

テレビ
スマホやPCで動画を見る人なら、なくても困らないかも。大画面で見たい派は検討を。

電気ケトル
あると便利ですが、なくても電子レンジで代用可能。

スペックの決め方

家電を選ぶときのサイズや容量の目安をお伝えします。

冷蔵庫の容量
自炊頻度が高い人:150〜200L
たまに自炊する人:100〜150L
ほぼ外食・飲み物程度:100L以下

洗濯機の容量
毎日洗う派:5kg程度
週2〜3回まとめ洗い派:6〜7kg
週末にまとめて洗う派:7〜8kg

電子レンジ
温め機能だけでOK:単機能タイプ(5,000〜10,000円)
オーブン機能も欲しい:オーブンレンジ(15,000〜30,000円)

「大は小を兼ねる」と思って大きすぎるサイズを選ぶと、部屋のスペースを圧迫したり、電気代が無駄にかかったりします。今の生活スタイルに合ったサイズを選びましょう。

申し込み・購入前チェックリスト(5分で後悔を減らす)

最後に、購入・レンタルを問わず、申し込み前に確認しておくべき項目をまとめました。5分でざっとチェックするだけで、後悔を大幅に減らせますよ。

設置・搬入の確認

確認項目チェック内容
玄関・廊下の幅製品サイズ+10cm程度の余裕があるか
階段・エレベーター搬入ルートを確認。階段搬入の場合、追加料金の有無
設置場所のスペース本体サイズ+放熱・ホース接続スペース
電源コンセント設置場所の近くにあるか。容量は足りるか
給排水(洗濯機)蛇口の高さ、排水口の位置、防水パンのサイズ

契約・費用の確認

確認項目購入の場合レンタルの場合
本体価格/月額税込価格を確認月額と初期費用の総額
送料・設置費無料 or 有料か無料 or 有料か
保証期間メーカー保証・延長保証の内容故障時の対応(無料交換か)
解約・返品条件返品可能期間があるか最低利用期間、解約手数料
処分・返却リサイクル費用の目安返却時の回収費用・条件

納期・タイミングの確認

確認項目チェック内容
配送日入居日に届くか。時間指定は可能か
設置日配送と設置は同日か。別日の場合のスケジュール
回収日(レンタル)退去日までに回収してもらえるか

このチェックリストを手元に置いて、申し込み前に一つずつ確認していくと安心です。特に引っ越しシーズン(2〜4月)は、早めの手配を心がけてくださいね。

まとめ|一人暮らしの家電は「購入かレンタルか」を総額と手間で決めよう

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。最後に、この記事のポイントを振り返っておきましょう。

購入とレンタル、どちらを選ぶかは「何年住むか」が最大の判断軸
1年以内の短期ならレンタル、3年以上の長期なら購入が向いていることが多いです。2年程度は「条件次第」なので、自分の状況に照らして判断を。

月額だけでなく「総額」で比較することが大切
購入なら本体+送料・設置+保証+修理リスク+引っ越し費用+処分費用。レンタルなら月額×月数+初期費用+解約条件+回収費用。これらをすべて含めて比較しましょう。

家電リサイクル法と悪質業者に注意
冷蔵庫や洗濯機の処分にはリサイクル料金がかかります。「無料回収」を謳う違法業者には絶対に頼まないでください。

申し込み・購入前のチェックで後悔を防ぐ
搬入経路のサイズ、契約条件、納期──事前に確認しておくだけで、トラブルの大半は避けられます。

次にやること

  1. 利用期間の見通しを立てる:「確実に◯年」「延びるかも」を整理
  2. 設置場所と搬入経路のサイズを測る:玄関幅、設置スペース、防水パンなど
  3. 購入 or レンタルの見積もりを取る:総額で比較できる材料を集める

一人暮らしのスタートは、期待と不安が入り混じる時期ですよね。家電選びで「損したかも」と後悔するのはもったいない。この記事が、あなたの「後悔しない判断」の助けになれば嬉しいです。

新生活、応援しています!

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