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キャットタワーを選ぼうと思っても、種類が多すぎて迷いますよね。
「据え置き型と突っ張り型、どっちがいいの?」
「うちの猫が使ってくれなかったらどうしよう」
「子猫やシニア猫でも安全に使える?」
こんな不安を感じる方は多いはずです。
結論から言うと、キャットタワーはデザインだけで選ぶと失敗しやすいアイテムです。大切なのは、愛猫の年齢・性格・体格と、部屋の広さ・設置場所・安全性をセットで考えることです。
この記事では、キャットタワーの選び方を、初めて購入する方にもわかりやすく整理します。購入前に確認したいチェックポイントも紹介するので、愛猫に合う一台を選ぶ参考にしてください。
キャットタワーの選び方は「猫・部屋・安全性」で考える
キャットタワー選びで最初に見るべきなのは、価格や見た目ではありません。
まずは、次の3つを確認しましょう。
まずは、次の3つを確認しましょう。| 確認すること | 見るポイント | 失敗しやすい例 |
|---|---|---|
| 猫に合っているか | 年齢、体格、運動量、性格、頭数 | シニア猫に高すぎるタワーを選ぶ、怖がりな猫に隠れ家のないものを選ぶ |
| 部屋に合っているか | 設置スペース、天井高、生活動線、窓や壁との位置 | 置いてみたら圧迫感が強い、ドアや収納の開閉を邪魔する |
| 安全に使えるか | 安定性、耐荷重、段差、滑りにくさ、パーツの強度 | ジャンプのたびに揺れる、ハンモックの耐荷重が足りない |
キャットタワーは、猫にとって遊び場であり、休憩場所であり、爪とぎ場所にもなる家具です。だからこそ「おしゃれだから」「安いから」だけで選ぶよりも、毎日安全に使えるかを優先したほうが満足度は高くなります。
特に初めて購入する場合は、まず「安定感のある据え置き型」「高すぎない段差」「掃除しやすい素材」を軸に選ぶと失敗しにくいです。
そもそもキャットタワーは必要?
室内で暮らす猫にとって、キャットタワーは必ずしも絶対に必要なものではありません。
ただし、室内だけで過ごす猫にとって、上下運動ができる場所や、安心して休める高い場所を用意することは大切です。猫は平面だけでなく、高さのある空間も使って生活します。家具の上、棚の上、窓辺などに登りたがる猫が多いのも、そのためです。
キャットタワーには、主に次のような役割があります。
- 上下運動で運動不足を補う
- 高い場所から部屋を見渡せる
- 爪とぎ場所になる
- ひとりで休める居場所になる
- 窓の外を眺める刺激になる
- 多頭飼いで距離を取りやすくなる
たとえば、猫がカーテンに登る、棚の上に飛び乗る、家具で爪とぎをする場合は、「登りたい」「爪をとぎたい」という自然な行動の行き場が足りていない可能性があります。
キャットタワーを置くことで、そうした行動を完全になくせるわけではありませんが、猫にとって使いやすい場所を用意することで、家具やカーテンへのいたずらを減らせることがあります。
キャットタワーの種類は大きく4タイプ
キャットタワーにはいくつか種類があります。まずは、家の環境と愛猫のタイプに合うものを選びましょう。
キャットタワーにはいくつか種類があります。まずは、家の環境と愛猫のタイプに合うものを選びましょう。| 種類 | 特徴 | 向いている猫・家庭 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 据え置き型 | 床に置くだけで使える一般的なタイプ | 初めて買う人、賃貸、模様替えしたい家庭 | 軽すぎるものは揺れやすい |
| 突っ張り型 | 床と天井で固定する背の高いタイプ | 活発な成猫、上下運動が好きな猫、省スペースで置きたい家庭 | 天井の強度や高さの確認が必要 |
| ロータイプ | 高さが低めで段差が少ないタイプ | 子猫、シニア猫、足腰が弱い猫、慎重な性格の猫 | 運動量の多い猫には物足りない場合がある |
| 壁付け・ステップ型 | 壁にステップや棚を取り付けるタイプ | 部屋をすっきり見せたい家庭、猫用動線を作りたい家庭 | 壁への穴あけや下地確認が必要なことが多い |
迷った場合は、最初の一台としては据え置き型が扱いやすいです。設置しやすく、移動もでき、猫が使わなかった場合も置き場所を変えやすいからです。
一方で、元気に走り回る若い猫や、高い場所が好きな猫には、突っ張り型や背の高い据え置き型も候補になります。ただし、高さがあるほど安全確認は重要になります。
キャットタワー選びで失敗しない7つの基準
ここからは、購入前に必ず見ておきたいポイントを具体的に解説します。
1. 安定性は最優先で見る
キャットタワー選びで一番大切なのは、安定性です。
猫はタワーにそっと登るだけではありません。助走をつけて飛び乗ったり、上から勢いよく降りたり、複数の猫が同時に使ったりします。そのたびにグラグラするようでは、猫が怖がって使わなくなることもあります。
安定性を見るときは、次の点を確認しましょう。
- 台座が広いか
- 本体にある程度の重さがあるか
- 支柱が細すぎないか
- 支柱が複数本で支えられているか
- 高さに対して土台が小さすぎないか
- 壁際に設置しやすい形か
- 転倒防止ベルトや固定パーツがあるか
特に大型猫や多頭飼いの場合は、見た目のかわいさよりも、土台の広さと支柱の太さを優先してください。
軽量でスリムなキャットタワーは設置しやすい反面、猫が勢いよく飛び乗ったときに揺れやすいことがあります。レビューを見る場合も、「かわいい」「組み立てやすい」だけでなく、「揺れにくい」「倒れにくい」「大型猫でも使えた」といった安全面の口コミを確認すると安心です。
2. 耐荷重は「本体」と「パーツごと」に確認する
耐荷重は、キャットタワー全体だけでなく、ハンモック・ステップ・ベッド・隠れ家など、パーツごとに見ることが大切です。
たとえば、本体の耐荷重は十分でも、ハンモックの耐荷重が愛猫の体重に合っていなければ危険です。猫は気に入った場所に何度も乗るため、負荷がかかる部分ほど傷みやすくなります。
多頭飼いの場合は、猫が同じベッドやハンモックに一緒に入ることもあります。そのため、1匹ずつの体重だけでなく、同時に乗る可能性も考えて選びましょう。
目安としては、愛猫の体重に対して余裕のある耐荷重を選ぶのが基本です。ぴったりではなく、少し余裕を見ておくと安心です。
3. 高さは年齢と運動量に合わせる
キャットタワーは高ければ高いほど良い、というわけではありません。
高い場所が好きな猫には背の高いタワーが向いていますが、子猫やシニア猫、足腰に不安がある猫には高すぎるタワーは危険になることがあります。
| 猫のタイプ | おすすめの高さ | 選び方のポイント |
|---|---|---|
| 子猫 | 低め〜中くらい | 段差が低く、落下しにくいものを選ぶ |
| 若く活発な成猫 | 中〜高め | 上下運動ができ、揺れにくいものを選ぶ |
| シニア猫 | 低め | ステップが広く、段差がゆるやかなものを選ぶ |
| 大型猫 | 中くらい〜高め | 高さよりも土台・支柱・寝床の広さを重視する |
若い猫なら高さのあるタワーで運動量を確保できますが、シニア猫の場合は「登れるか」だけでなく「安全に降りられるか」まで見てください。
猫は登るよりも、降りるときに負担がかかることがあります。ステップの間隔が広すぎると、ジャンプで降りるしかなくなり、足腰に負担がかかります。
4. ステップの広さと段差を見る
キャットタワーを選ぶときは、全体の高さだけでなく、ステップの配置も重要です。
猫が使いやすいタワーは、上までスムーズに移動できるようにステップが配置されています。反対に、ステップ同士の間隔が広すぎたり、足場が小さすぎたりすると、猫が使いにくく感じることがあります。
特にチェックしたいのは、次のポイントです。
- ステップの幅に余裕があるか
- 足を滑らせにくい素材か
- 上り下りの動線が自然か
- 子猫やシニア猫でも移動できる段差か
- 大型猫が方向転換できる広さがあるか
写真だけではわかりにくい部分なので、商品ページのサイズ表やレビュー写真も確認しましょう。
「高さはあるけれど、途中の足場が小さい」タワーは、猫によっては使いにくい場合があります。特に体の大きな猫は、ステップやベッドのサイズが合わないと、くつろげずに使わなくなることがあります。
5. 素材は「掃除しやすさ」と「猫の好み」で選ぶ
キャットタワーの素材は、主に布製・木製・段ボール製などがあります。
それぞれにメリットと注意点があるため、猫の好みと飼い主さんの掃除のしやすさを合わせて考えましょう。
| 素材 | メリット | 注意点 | 向いている家庭 |
|---|---|---|---|
| 布製 | 柔らかく、猫がくつろぎやすい。滑りにくいものが多い | 毛やほこりがつきやすく、掃除に手間がかかる | 寝心地や滑りにくさを重視したい家庭 |
| 木製 | 拭き掃除しやすく、見た目がすっきりしている | 表面が滑りやすい場合がある | 掃除のしやすさやインテリア性を重視したい家庭 |
| 段ボール製 | 軽く、爪とぎしやすい。処分しやすい | 水や湿気に弱く、耐久性は低め | まず試してみたい家庭、爪とぎ中心で使いたい家庭 |
長く使うなら、掃除のしやすさもかなり大切です。布製は猫が好みやすい一方で、抜け毛が絡みやすいことがあります。木製は掃除しやすい反面、滑りやすい場合があるため、滑り止めマットや布付きステップがあるか確認すると安心です。
また、ハンモックやベッドのカバーが外せるタイプは、清潔に保ちやすくなります。抜け毛や吐き戻しが気になる家庭では、洗えるパーツがあるかも見ておきましょう。
6. 爪とぎポールは素材と交換可否を確認する
キャットタワーの支柱には、爪とぎ用の麻縄や綿縄が巻かれていることが多いです。
爪とぎは猫にとって自然な行動です。爪のケアだけでなく、気分転換やマーキングの意味もあります。そのため、キャットタワーに爪とぎ場所があると、家具や壁への爪とぎ対策にもつながります。
爪とぎポールを見るときは、次の点を確認しましょう。
- 麻縄か綿縄か
- 爪とぎできる面積が十分か
- ポールだけ交換できるか
- とぎカスが出やすい素材か
- 猫が体を伸ばして爪とぎできる高さか
麻縄はバリバリとした感触で、しっかり爪とぎしたい猫に向いています。綿縄はやわらかめで、とぎカスが出にくい傾向があります。
長く使うなら、交換用パーツがある商品を選ぶと便利です。爪とぎ部分だけがボロボロになったときに、本体ごと買い替えずに済むからです。
7. 設置場所まで決めてから購入する
キャットタワーは、買ってから置き場所を考えるより、置き場所を決めてから買うほうが失敗しにくいです。
おすすめの設置場所は、次のような場所です。
- 窓の近く
- リビングの壁際
- 家族の気配を感じられる場所
- 猫が普段よく過ごす場所
- 平らで安定した床の上
窓際に置くと、猫が外の景色を眺められるため、退屈しにくくなります。ただし、窓の鍵や網戸の状態には注意してください。タワーから窓に近づけるようになるため、脱走対策もセットで考える必要があります。
また、エアコンの風が直接当たる場所、キッチンの近く、倒れたときに危険な家具や家電の近くは避けたほうが安心です。
置く場所を決めたら、横幅・奥行き・高さを測りましょう。突っ張り型を選ぶ場合は、天井高だけでなく、天井の材質や強度も確認しておく必要があります。
猫のタイプ別に見るキャットタワーの選び方
同じキャットタワーでも、猫によって合う・合わないがあります。ここでは、猫のタイプ別に選び方を整理します。
子猫には低めで段差の小さいものを選ぶ
子猫は好奇心旺盛ですが、ジャンプ力やバランス感覚はまだ発達途中です。
そのため、最初から背の高いタワーを置くよりも、低めで段差が小さいタイプを選ぶほうが安心です。ステップが広く、足を滑らせにくい素材のものを選びましょう。
また、子猫は成長が早いため、長く使う予定なら、低い位置にも休める場所があり、成猫になっても使えるサイズのものを選ぶと無駄になりにくいです。
ただし、最初から高すぎるタワーを自由に使わせると、落下の心配があります。慣れるまでは見守りながら使わせると安心です。
シニア猫にはロータイプや階段付きが向いている
シニア猫には、高さよりも安全性を優先しましょう。
若いころは高い場所が好きだった猫でも、年齢とともにジャンプ力が落ちたり、関節に負担がかかりやすくなったりします。高いタワーを使っている場合でも、途中で休める広いステップがあるか確認してください。
シニア猫には、次のようなキャットタワーが向いています。
- 高さが低め
- 段差が小さい
- ステップが広い
- 滑りにくい
- ベッド部分に入りやすい
- 下の段にも休憩場所がある
無理に高い場所へ登らせる必要はありません。低めでも、窓の外が見える位置や、静かに休める場所に置いてあげるだけで、猫にとって安心できる居場所になります。
大型猫には広さと支柱の太さを重視する
大型猫の場合は、一般的なキャットタワーではステップやベッドが小さく感じることがあります。
特に、メインクーン、ノルウェージャンフォレストキャット、ラグドールなど体の大きな猫種は、寝床の広さや支柱の強度をしっかり確認しましょう。
大型猫向けに見るべきポイントは、次のとおりです。
- ベッドやハンモックが大きい
- ステップの奥行きがある
- 支柱が太い
- 台座が広い
- 耐荷重に余裕がある
- 低い位置にもくつろぎ場所がある
大型猫は、上るときよりも飛び降りるときの衝撃が大きくなります。高さだけでなく、降りやすい導線があるかも確認してください。
多頭飼いは「取り合いにならない設計」が大切
多頭飼いの場合、キャットタワーは1匹分ではなく、複数の猫が同時に使うことを前提に選びましょう。
ベッドが1つしかない、通り道が狭い、逃げ場がないタワーだと、猫同士で場所の取り合いになることがあります。
多頭飼いでは、次のような設計が向いています。
- ベッドやハンモックが複数ある
- 隠れ家が複数ある
- ステップが広め
- 上り下りのルートが複数ある
- すれ違いやすい
- 耐荷重に余裕がある
猫同士の関係があまり近くない場合は、大きなタワーを1つ置くより、低めのタワーを複数箇所に分けて置くほうがうまくいくこともあります。
大切なのは「仲良く一緒に使えるか」ではなく、「それぞれが安心して使える場所を確保できるか」です。
怖がりな猫には隠れ家付きがおすすめ
慎重な性格の猫や、来客・物音が苦手な猫には、隠れ家付きのキャットタワーが向いています。
ドーム型のハウスや箱型スペースがあると、猫が自分のタイミングで身を隠せます。特に、家族の生活音が多いリビングに置く場合は、隠れられる場所があると安心しやすくなります。
ただし、隠れ家の入口が狭すぎると、体の大きな猫は入りにくいことがあります。サイズ表を確認し、愛猫が無理なく入れるか見ておきましょう。
部屋別に見るキャットタワーの置き場所
キャットタワーは、置き場所によって使ってくれるかどうかが変わります。
同じタワーでも、部屋の隅に置いたときは使わなかったのに、窓際に移動したらよく使うようになることもあります。
リビングに置くなら壁際がおすすめ
リビングに置く場合は、壁際がおすすめです。
壁際に置くと、生活動線を邪魔しにくく、タワー自体も安定しやすくなります。猫も部屋全体を見渡しやすく、家族の気配を感じながら過ごせます。
ただし、人の出入りが多すぎる場所や、テレビの音が大きい場所は落ち着かないことがあります。猫がゆっくり眠れる位置かどうかも考えてあげましょう。
窓際に置くなら脱走対策もセットで考える
窓際は、猫にとって魅力的な場所です。
外の鳥や車、人の動きが見えるため、室内猫にとって良い刺激になります。日向ぼっこが好きな猫にも向いています。
ただし、窓際に置くと、猫が窓や網戸に近づきやすくなります。網戸が外れやすい、窓の鍵が甘い、ベランダに出られる位置にある場合は注意が必要です。
窓際に置く場合は、網戸ロックや脱走防止フェンスなどもあわせて検討しましょう。
寝室に置くなら静かさを重視する
怖がりな猫や、ひとりで落ち着きたい猫には、寝室や静かな部屋も向いています。
ただし、夜中にタワーで遊ぶ猫の場合、飼い主さんの睡眠を邪魔することがあります。鈴付きのおもちゃが付いているタイプや、揺れるパーツが多いタイプは、音が気になる場合もあります。
寝室に置くなら、くつろぎ重視のロータイプや、音の出にくいシンプルなタイプが使いやすいです。
キッチンやエアコンの風が当たる場所は避ける
キッチン周辺は、火・刃物・熱い鍋・猫が食べてはいけない食材などがあるため、キャットタワーの設置場所としてはあまり向いていません。
また、エアコンの風が直接当たる場所も避けたほうが安心です。猫によっては、風や乾燥を嫌がることがあります。
キャットタワーは、猫が安心して休む場所でもあります。暑すぎる、寒すぎる、音が大きい、危険なものに近い場所は避けましょう。
キャットタワーを使ってくれないときの対策
せっかく買ったのに、猫がキャットタワーを使ってくれないこともあります。
その場合、すぐに「失敗した」と判断する必要はありません。猫は新しいものに慎重なことがあり、慣れるまで時間がかかる場合があります。
まずは置き場所を変えてみる
猫が使わないときは、まず置き場所を見直しましょう。
人通りが多すぎる場所、部屋の奥で外が見えない場所、猫が普段あまり行かない場所に置いていると、使ってくれないことがあります。
猫がよく過ごす場所の近くや、窓の近く、飼い主さんの気配がある場所に移動すると、使い始めることがあります。
匂いに慣れるまで待つ
新品のキャットタワーは、素材や接着剤の匂いが残っていることがあります。
猫は匂いに敏感です。人間には気にならない程度でも、猫にとっては警戒する理由になることがあります。
届いたらすぐに使わせようとせず、しばらく風通しのよい場所に置いたり、猫が使っている毛布を近くに置いたりして、少しずつ慣らしてあげましょう。
おやつやおもちゃで良い印象を作る
無理に抱っこして乗せると、猫がキャットタワーを嫌な場所だと覚えてしまうことがあります。
使ってほしいときは、おやつやお気に入りのおもちゃを使って、自分から近づけるようにしましょう。最初は一番下の段におやつを置く程度で十分です。
猫が少しでも乗ったら、静かに見守りましょう。大げさに触ったり、すぐ写真を撮ろうと近づいたりすると、落ち着かなくなることがあります。
購入前の最終チェックリスト
最後に、キャットタワーを購入する前に確認したい項目をまとめます。
最後に、キャットタワーを購入する前に確認したい項目をまとめます。| チェック項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 設置スペース | 横幅・奥行き・高さを測ったか |
| 安定性 | 台座の広さ、支柱の太さ、本体重量を確認したか |
| 耐荷重 | 本体だけでなく、ハンモックやステップの耐荷重も見たか |
| 猫との相性 | 年齢・体格・性格・運動量に合っているか |
| ステップ | 段差が高すぎず、足場に余裕があるか |
| 素材 | 滑りにくさ、掃除のしやすさ、毛のつきやすさを確認したか |
| 爪とぎ | 素材と交換パーツの有無を確認したか |
| 設置場所 | 窓・エアコン・キッチン・生活動線との位置を確認したか |
| 組み立て | 自分で組み立てられるか、工具や作業スペースはあるか |
| メンテナンス | カバーが洗えるか、パーツ交換できるか |
このチェックリストで不安が多い商品は、購入後に後悔しやすい可能性があります。特に、安定性・耐荷重・設置スペースは妥協しないほうが安心です。
デザインが気に入っても、猫が安全に使えないと意味がありません。迷ったときは「長く安全に使えるか」を基準に選びましょう。
キャットタワーの選び方でよくある質問
キャットタワーは何歳から使えますか?
子猫でも使えますが、高すぎるタワーは避けたほうが安心です。最初は低めで段差の小さいタイプを選び、慣れるまでは見守りながら使わせましょう。
特に小さな子猫は、登れても安全に降りられないことがあります。上まで登れるかだけでなく、降りる動線も確認してください。
シニア猫にキャットタワーは必要ですか?
シニア猫にも、安心して休める場所としてキャットタワーが役立つことがあります。
ただし、若い猫向けの高いタワーではなく、低めで段差が少ないものがおすすめです。滑りにくい素材、広めのステップ、下の段にも休める場所があるタイプを選びましょう。
据え置き型と突っ張り型はどちらがいいですか?
初めて買うなら、据え置き型が扱いやすいです。置き場所を変えやすく、賃貸でも使いやすいからです。
一方、活発な猫や高い場所が好きな猫、省スペースで高さを出したい家庭には突っ張り型も向いています。ただし、天井の高さや強度、定期的な締め直しは必ず確認しましょう。
木製と布製はどちらがおすすめですか?
掃除のしやすさを重視するなら木製、猫の寝心地や滑りにくさを重視するなら布製が候補になります。
ただし、木製は滑りやすい場合があり、布製は毛やほこりがつきやすい場合があります。どちらが正解というより、猫の使いやすさと飼い主さんの手入れのしやすさで選ぶのが現実的です。
キャットタワーを使ってくれないときはどうすればいいですか?
まずは置き場所を変えてみましょう。
猫がよくいる場所、窓の近く、飼い主さんの気配を感じられる場所に移動すると使ってくれることがあります。また、新品の匂いが苦手な猫もいるため、数日から数週間かけて慣れる場合もあります。
無理に乗せるのではなく、おやつやおもちゃで少しずつ良い印象を作ってあげるのがおすすめです。
多頭飼いの場合は大きいキャットタワーを1つ買えば十分ですか?
猫同士の関係によります。
仲の良い猫同士なら大きめのタワーを共有できることもありますが、距離を取りたい猫同士の場合は、1つのタワーに集中すると取り合いになることがあります。
多頭飼いでは、ベッドやハンモックが複数あるものを選ぶか、低めのタワーを複数箇所に分けて置く方法も検討しましょう。
ハンモック付きのキャットタワーは危なくないですか?
ハンモック自体が悪いわけではありませんが、耐荷重と固定方法の確認は必要です。
大型猫や多頭飼いの場合、ハンモックに強い負荷がかかります。購入前に、ハンモック部分の耐荷重、支柱への固定方法、口コミでの安定性を確認しましょう。
不安がある場合は、ベッド型や広めの棚板タイプを選ぶほうが安心です。
まとめ|キャットタワーは愛猫の暮らしに合わせて選ぼう
キャットタワーは、猫にとって遊ぶ場所であり、休む場所であり、安心できる居場所にもなるアイテムです。
ただし、どの猫にも同じタワーが合うわけではありません。
活発な猫には上下運動ができる高さが必要です。子猫やシニア猫には、低めで安全に上り下りできる設計が向いています。多頭飼いなら、取り合いにならない広さや休憩場所の数も大切です。
最後に、選び方のポイントをもう一度整理します。
- 初めてなら据え置き型が扱いやすい
- 安定性と耐荷重は最優先で確認する
- 高さは猫の年齢・体格・運動量に合わせる
- 子猫・シニア猫には段差の小さいものを選ぶ
- 大型猫はステップやベッドの広さも見る
- 多頭飼いは休める場所を複数用意する
- 設置場所は購入前に決めておく
- 窓際に置くなら脱走対策も忘れない
キャットタワー選びで迷ったら、「このタワーはうちの猫が安全に上り下りできるか」「落ち着いて休める場所になるか」を基準に考えてみてください。
見た目だけでなく、猫の性格や暮らし方に合ったものを選べば、キャットタワーは愛猫にとってお気に入りの居場所になってくれるはずです。
参考リンク
ASPCA|Destructive Scratching
AAFP/ISFM Feline Environmental Needs Guidelines
International Cat Care|Making your home cat friendly