モバイルプロジェクターの選び方|後悔しない3分診断と失敗しないチェックリスト

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「モバイルプロジェクター、どれを選べばいいの?」——スペック表を見るたびに、聞き慣れない単語ばかり。ANSIルーメン、解像度、台形補正、Widevine L1…。

ネットで調べても「おすすめ◯選!」ばかりで、結局どれが自分に合うのか分からない。しかも、安いのを買って「暗すぎて昼間は使えない」「ピント合わせが面倒で結局使わなくなった」「Netflixが見られない」なんて後悔はしたくないですよね。

大丈夫です。この記事では、3分診断であなたに必要な条件を絞り込み、買ってから困る失敗パターンを先に潰していきます。

先に結論をお伝えすると、モバイルプロジェクター選びで本当に大事なのは「用途×明るさ×設置のラクさ」の3つだけ。この3つが決まれば、候補は自然と絞れます。

この記事を読み終わるころには、「これなら後悔しない」という1台が見えているはず。それでは、一緒に答えを見つけていきましょう。

結論|モバイルプロジェクターの選び方は「用途×明るさ×設置ラクさ」で決まる

いきなり細かいスペック表を見る前に、最初に決めるべき3つのポイントを整理しましょう。

迷ったらここだけ:初心者向け優先順位3つ

1. 用途を決める(どこで・誰と・何のために使う?)

モバイルプロジェクターは大きく3タイプに分かれます。

  • ピコプロジェクター(手のひらサイズ):寝室で天井投影、キャンプ、出張プレゼン
  • ポータブルプロジェクター(500g〜1kg):リビングで家族、友人と映画鑑賞
  • ビジネス薄型(会議室用):明るい会議室、昼間のプレゼン

「とりあえず全部できるやつ」はありません。寝室で天井投影したいのに1kgの機種を選んだら、持つ手が疲れます。明るい会議室で使いたいのに100ANSIルーメンでは何も見えません。

2. 明るさを決める(ANSIルーメン/ISOルーメン)

モバイルプロジェクター選びで一番の落とし穴が「明るさ表記」。

ここがポイント:

  • ANSIルーメン・ISOルーメン:比較できる(投影面を9分割して測定)
  • ルーメン(独自):比較できない(メーカー独自の測定)

同じ「500ルーメン」でも、ANSIルーメンと独自ルーメンでは明るさが全然違います。比較するなら同じ単位で

明るさの目安:

  • 暗室・寝室:100〜300ANSIルーメン
  • リビング・間接照明:450〜500ANSIルーメン
  • 明るい部屋・会議室:1000ANSIルーメン以上

3. 設置のラクさを決める(台形補正・オートフォーカス)

「毎回ピント合わせが面倒で、結局使わなくなった」——これ、かなり多いです。

  • 自動台形補正:斜めに置いても自動で四角く映る
  • オートフォーカス:自動でピントが合う

この2つがあるだけで、「電源入れてすぐ見られる」が実現します。特に寝室で天井投影したい人、キャンプで使いたい人は、この機能がないと毎回イライラします。

この3つが決まったら、次の診断であなたのタイプを確認しましょう。

3分診断|あなたに合うのはどのタイプ?(ピコ/ポータブル/ビジネス薄型)

以下の質問に「YES」で答えてください。YESが多い項目が、あなたに合うタイプです。

ピコプロジェクター向きチェック

  • □ 主に寝室で天井投影したい
  • □ キャンプや旅行に持って行きたい
  • □ 片手で持てる軽さがいい(300g以下)
  • □ 暗い部屋で使うことが多い
  • □ バッテリー内蔵がいい
  • □ 設置が簡単じゃないと続かない
  • □ 1〜2人で見ることが多い

ポータブルプロジェクター向きチェック

  • □ リビングで家族・友人と映画を見たい
  • □ 80〜100インチくらいの大画面がいい
  • □ 間接照明をつけた状態でも見たい
  • □ 音もそこそこ良い方がいい
  • □ Netflix/Amazon Prime Videoを見たい
  • □ 1〜2ヶ月に1回くらいの頻度で使う
  • □ 予算は3〜5万円

ビジネス薄型向きチェック

  • □ 会議室や明るい部屋で使う
  • □ 昼間のプレゼンで使いたい
  • □ 複数人(5人以上)に見せたい
  • □ 文字やグラフがくっきり見えないと困る
  • □ 持ち運ぶけど、毎日ではない
  • □ 予算は5万円以上でもOK
  • □ USB-CやHDMI接続が必要

診断結果の見方

ピコプロジェクターのYESが多い → 軽さ・設置のラクさ・バッテリー重視。Anker Nebula Capsule、XGIMI MoGo 3 Proなどがおすすめ。

ポータブルプロジェクターのYESが多い → 明るさ・音質・Google TV搭載重視。XGIMI Halo+、BenQ GS50などがおすすめ。

ビジネス薄型のYESが多い → 明るさ最優先・接続性重視。LG CineBeam、EPSON EB-W06などがおすすめ。

同じくらいYESがある → 次の「スペックチェックリスト」で、譲れない条件を見つけてください。

診断でざっくり方向性が見えたら、次は詳しいスペックの見方を確認していきましょう。

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モバイルプロジェクターの選び方チェックリスト(スペックの見方)

ここからは、各スペック項目を「何を見ればいいか」「どう選べばいいか」に絞って解説します。

【表1】モバイルプロジェクターで”まず見るべき項目”チェック表

項目初心者が見るポイント上級者が見るポイント
明るさANSIルーメン/ISOルーメンで比較
暗室100〜300/リビング450〜500/会議室1000以上
ルーメンの測定方法を確認
独自ルーメンは比較不可
解像度フルHD(1920×1080)推奨
720pは字幕が疲れやすい
4K対応でもネイティブ解像度を確認
「4K入力対応≠4K表示」
投写距離・サイズ100インチに何m必要?
部屋のサイズと要確認
短焦点かどうか
最小〜最大投影サイズ
台形補正・AF自動台形補正(上下±40度以上)
オートフォーカスあり
自動/手動の組み合わせ
4方向補正の有無
バッテリー・電源バッテリー内蔵(2〜3時間)
USB-C PD対応
バッテリー容量(mAh)
USB-C給電のW数
端子HDMI・USB-C・Wi-FiHDMI 2.0対応
USB-C映像入力(DP Alt Mode)
スピーカー内蔵スピーカーのW数
8W以上推奨
Dolby対応
外部スピーカー接続(Bluetooth)
騒音ファン音(dB)
30dB以下が静か
冷却方式
エコモードの有無
OS・アプリGoogle TV/Android TV搭載
Netflix公式対応
Widevine L1対応
Netflix認証の有無

この表を見て「全部大事じゃん!」と思うかもしれませんが、初心者はまず左列だけ見ればOK。右列は「もっとこだわりたい」人向けです。

明るさ(ルーメン表記の注意)

モバイルプロジェクター選びで一番の落とし穴。

なぜ落とし穴なのか?

「5000ルーメン!」と書いてあっても、実際は暗い——これ、よくあります。理由は、測定方法が統一されていないから

  • ANSIルーメン/ISOルーメン:投影面を9分割して各エリアの明るさを測定し、平均値を算出。信頼できる。
  • ルーメン(独自):光源の最大値や一部だけの明るさを測定。メーカーによってバラバラ。

図解イメージ:

ANSIルーメンの測定方法(9分割)
┌─┬─┬─┐
│1│2│3│ ← 各マスの中心で明るさを測定
├─┼─┼─┤
│4│5│6│ ← 9つの平均値 = ANSIルーメン
├─┼─┼─┤
│7│8│9│
└─┴─┴─┘

選び方のコツ

  1. ANSIルーメン/ISOルーメン表記のものを選ぶ
  2. 独自ルーメンは「参考程度」と割り切る
  3. 使う場所の明るさで必要な数値を決める

明るさの目安(再掲)

  • 暗室・寝室:100〜300ANSIルーメン
  • リビング・間接照明:450〜500ANSIルーメン
  • 明るい部屋・会議室:1000ANSIルーメン以上
  • キャンプ(夜):500〜1000ANSIルーメン

解像度(フルHDが必要な人/不要な人)

フルHD(1920×1080)が必要な人

  • 映画・ドラマで字幕を読む
  • 文字やグラフを投影する(プレゼン)
  • 大画面(80インチ以上)で見る

720p(1280×720)でも十分な人

  • アニメ・バラエティ中心
  • 40〜60インチくらいの小さめサイズ
  • 価格を抑えたい

ただし、720pは「読めるけど疲れやすい」という声が多いので、迷ったらフルHD推奨。

注意:「4K対応」の罠 「4K入力対応」と書いてあっても、ネイティブ解像度がフルHDなら、4Kで映りません。プロジェクターのネイティブ解像度を確認しましょう。

投写距離・台形補正・オートフォーカス(設置ストレス)

投写距離

100インチに何m必要?これ、部屋のサイズと要確認です。

  • 一般的なモバイルプロジェクター:100インチに2.5〜3m必要
  • 短焦点プロジェクター:100インチに1〜1.5m

6畳の寝室だと、対角線で約3.5m。壁までの距離は2m取れれば御の字。つまり、100インチは無理。60〜80インチが現実的。

自動台形補正・オートフォーカスの重要性

これがないと、毎回こうなります:

  1. プロジェクターを設置
  2. 斜めに映る→手動で台形補正(面倒)
  3. ピントがボケてる→手動でフォーカス(面倒)
  4. 「もういいや…」→使わなくなる

自動台形補正・オートフォーカスがあれば、電源入れて10秒で見られる。特に寝室・キャンプでは必須です。

台形補正の範囲

  • 上下±40度:標準的
  • 上下±40度+左右±40度(4方向):理想的

スピーカー・騒音(寝室で後悔しがち)

スピーカー出力

  • 3〜5W:聞こえるけど迫力なし
  • 8W以上:映画も楽しめる
  • Dolby対応:音の広がりが良い

ただし、「8Wだから良い音」とは限りません。実際はスピーカーの質による。心配なら、Bluetoothで外部スピーカーに繋げる選択肢も。

騒音(ファン音)

モバイルプロジェクターは熱を持つので、ファンが回ります。このファン音が「うるさい」と感じるかが、寝室利用の満足度を左右します。

  • 25dB以下:図書館レベル(ほぼ無音)
  • 30dB以下:ささやき声レベル(静か)
  • 35dB以上:エアコンの室外機レベル(気になる)

寝室で使うなら、30dB以下を選びましょう。

端子・無線・ミラーリング(繋がらないを防ぐ)

HDMI

  • HDMI 1.4:フルHD対応
  • HDMI 2.0:4K対応

Fire TV Stick、Chromecast、ゲーム機を繋ぐなら、HDMI必須。

USB-C

  • USB-C PD対応:モバイルバッテリーで給電できる(キャンプ便利)
  • DP Alt Mode対応:USB-Cケーブル1本で映像+給電できる(スマホ・PC接続)

Wi-Fi・ミラーリング

Google TV/Android TV搭載なら、Wi-Fi接続でNetflix/YouTubeが見られます。

ただし、スマホのミラーリング(AirPlay/Miracast)でNetflixは見られません。これ、後述の「Netflix問題」で詳しく解説します。

OS・アプリ(Netflix等の配信サービス問題)

ここが一番ややこしい。

Netflix等の配信サービスを見るには?

3つの壁があります:

  1. DRM(デジタル著作権管理):不正コピー防止
  2. Widevine L1対応:技術的条件
  3. Netflix公式認証:ホワイトリスト

確実な方法(3つ)

①Google TV/Android TV搭載プロジェクター(Netflixアプリ対応) → プロジェクター単体でNetflixが見られる。一番ラク。

②Fire TV Stick / Chromecast with Google TV経由 → プロジェクターにHDMI接続。Netflix公式対応デバイスなので確実。

③HDMI接続(PC/ゲーム機) → PC/PS5などをHDMI接続してNetflixを再生。

NG方法

❌スマホのミラーリング(AirPlay/Miracast) → Netflixアプリは無線ミラーリングに非対応。画面が真っ黒になる。

❌Widevine L1対応でもNetflix未認証の機種 → L1対応だけではダメ。Netflix側のホワイトリストに登録されていないと、SD画質に制限される。

分かりやすく整理

方法Netflix見られる?注意点
Google TV搭載プロジェクター⭕ 確実Netflix公式アプリ対応を確認
Fire TV Stick接続⭕ 確実HDMI端子必要
PC/ゲーム機接続⭕ 確実HDMI端子必要
スマホミラーリング❌ 見られない画面が真っ黒
Widevine L1のみ△ SD画質かもNetflix認証が別途必要

詳しくは後述の「失敗あるある」で。

用途別|一人暮らし・出張・キャンプで”正解”は違う

ここまでスペックを見てきましたが、「結局、自分には何が必要?」を確認しましょう。

【表2】用途別おすすめ条件(誰に何が必要?)

用途妥協していい点妥協すると後悔する点
一人暮らし(寝室・天井投影)・音質(イヤホンでOK)
・解像度(720pでもいける)
・最大投影サイズ
・軽さ(300g以下)
・自動台形補正・オートフォーカス
・静音性(30dB以下)
・バッテリー内蔵
家族(リビング)・バッテリー(コンセントあり)
・軽さ(持ち運ばない)
・明るさ(450ANSI以上)
・解像度(フルHD)
・音質(8W以上)
・Google TV搭載
出張プレゼン・音質(会議室は静か)
・Netflix対応
・明るさ(1000ANSI以上)
・起動の速さ
・HDMI/USB-C接続
・薄型・軽量
キャンプ・解像度(720pでOK)
・音質(自然音が主役)
・明るさ(500〜1000ANSI)
・バッテリー(2時間以上)
・USB-C PD給電
・防塵防滴(IPX3以上)

この表を見て、「これは譲れない」という条件が見えたら、次は具体的な選び方。

一人暮らし(天井投影/静音/暗室前提)

優先ポイント

  1. 軽さ(300g以下):片手で持って天井に向けられる
  2. 自動台形補正・オートフォーカス:寝転んで操作したい
  3. 静音性(30dB以下):寝る前に使うから
  4. バッテリー内蔵:コンセントの位置を気にしなくていい

妥協していい点

  • 音質:イヤホンやBluetoothスピーカーで補える
  • 最大投影サイズ:6畳なら60インチで十分

おすすめ候補

  • Anker Nebula Capsule 3(約200ANSI、フルHD、Google TV搭載)
  • XGIMI MoGo 3 Pro(約450ISO、フルHD、回転ヘッド)

出張プレゼン(明るい会議室/即起動/持ち運び)

優先ポイント

  1. 明るさ(1000ANSI以上):昼間の会議室でも見える
  2. 起動の速さ:5秒以内
  3. HDMI/USB-C接続:PC直結
  4. 薄型・軽量:ビジネスバッグに入る

妥協していい点

  • Netflix対応:プレゼン用だから不要
  • 音質:会議室は静かだからスピーカー弱くてもOK

おすすめ候補

  • LG CineBeam PF510Q(約450ANSI、フルHD、1kg)
  • EPSON EB-W06(約3700ルーメン、WXGA、ビジネス向け)

キャンプ(電源/耐環境/簡単設置)

優先ポイント

  1. バッテリー(2時間以上):電源ないところで使う
  2. USB-C PD給電:モバイルバッテリーで延長できる
  3. 明るさ(500〜1000ANSI):夜の屋外は意外と明るい(月明かり、ランタン)
  4. 防塵防滴(IPX3以上):屋外で使うから

妥協していい点

  • 解像度:720pでも自然の中なら気にならない
  • 音質:自然音がメインだから

おすすめ候補

  • Anker Nebula Cosmos 4K SE(約1000ANSI、フルHD、5時間バッテリー)
  • BenQ GS50(約500ANSI、フルHD、IPX2、2.5時間バッテリー)

用途が決まったら、次は「買ってから困ること」を先に潰しましょう。

よくある失敗と対策(買ってから困らないために)

ここが競合記事との最大の差別化ポイント。買ってから後悔することを先回りして解説します。

【表3】失敗あるある→原因→対策チェック表

失敗パターン原因対策(買う前)対策(買った後)
暗い・独自ルーメンを信じた
・部屋の明るさを考慮せず
・ANSIルーメンで比較
・使う場所の明るさを確認
・遮光カーテンを閉める
・間接照明に切り替え
ピント面倒・オートフォーカスなし
・毎回手動調整
・オートフォーカス搭載を選ぶ・三脚で固定して動かさない
・位置を決めてマーキング
斜め投影で歪む・自動台形補正なし
・補正範囲が狭い
・自動台形補正(±40度以上)
・4方向補正あり
・プロジェクターの高さを調整
・三脚で水平に
音がうるさい・ファン音が大きい
・寝室で使うのに35dB以上
・30dB以下を選ぶ
・静音モードの有無確認
・エコモードに切り替え
・外部スピーカーで音量でカバー
Netflix見られない・スマホミラーリングNG
・Widevine L1のみでは不十分
・Google TV搭載を選ぶ
・Fire TV Stick併用前提
・Fire TV Stick購入
・PC/ゲーム機HDMI接続
接続が面倒・ケーブル多い
・Wi-Fi設定が分からない
・Google TV搭載(Wi-Fi完結)
・USB-C PD対応
・Fire TV Stick使う
・HDMIケーブルを常設
バッテリー足りない・2時間映画が最後まで見られない
・キャンプで電源切れ
・バッテリー3時間以上
・USB-C PD給電対応
・モバイルバッテリー併用
・65W以上のPD充電器

この表を印刷して、買う前にチェックすると後悔が減ります。

暗い問題/原因と対策

原因

  • 独自ルーメン表記を信じた(「5000ルーメン!」→実際は100ANSIルーメン相当)
  • 部屋の明るさを考慮せず購入

対策(買う前)

  1. ANSIルーメン/ISOルーメン表記のものを選ぶ
  2. 使う場所の明るさを確認
    • 暗室:100〜300ANSI
    • リビング:450〜500ANSI
    • 会議室:1000ANSI以上

対策(買った後)

  • 遮光カーテンを閉める
  • 間接照明に切り替える
  • 投影サイズを小さくする(40〜60インチ)

ピント問題/設置ストレス

原因

  • オートフォーカスなし→毎回手動でピント合わせ
  • 「最初だけだから大丈夫」と思ったが、毎回やるのが面倒で使わなくなった

対策(買う前)

  • オートフォーカス搭載を選ぶ
  • 「手動でもいいや」は後悔フラグ

対策(買った後)

  • 三脚で固定して、一度ピントを合わせたら動かさない
  • プロジェクターと壁の距離を決めて、床にマーキング

音問題/ファン音・スピーカー

ファン音がうるさい

原因

  • ファン音35dB以上を寝室で使用
  • 「気にならない」と思ったが、静かな夜は気になる

対策(買う前)

  • 30dB以下を選ぶ
  • 静音モード・エコモードの有無を確認

対策(買った後)

  • エコモードに切り替え(明るさは落ちるが静か)
  • 外部スピーカーで音量を上げて、ファン音をカバー

スピーカーが弱い

原因

  • 3〜5Wのスピーカー→「聞こえるけど物足りない」

対策(買った後)

  • Bluetoothで外部スピーカーに接続
  • イヤホン使用(寝室なら一人だし)

配信問題/Netflix・Amazon Prime Video

これが一番ややこしい。

原因

  • スマホのミラーリング(AirPlay/Miracast)でNetflixを映そうとした→画面が真っ黒
  • Widevine L1対応と書いてあったが、Netflix側の認証がなくSD画質に制限

なぜスマホミラーリングはNGなのか?

Netflixアプリは、AirPlay/Miracastなどの無線ミラーリングに非対応。DRM(デジタル著作権管理)で保護されているため、画面が真っ黒になります。

なぜWidevine L1だけでは不十分なのか?

Widevine L1は技術的条件ですが、Netflix側で「ホワイトリスト(認証済み端末リスト)」を持っています。L1対応でもこのリストに載っていないと、SD画質(480p)に制限されます。

確実な方法(3つ)

①Google TV/Android TV搭載プロジェクター(Netflix公式アプリ対応) → プロジェクター単体でNetflixが見られる。

②Fire TV Stick / Chromecast with Google TV経由 → プロジェクターにHDMI接続。Netflix公式対応デバイスなので確実。

③HDMI接続(PC/ゲーム機) → PC/PS5などをHDMI接続してNetflixを再生。

対策(買う前)

  • Google TV搭載プロジェクターを選ぶ
  • または、Fire TV Stick併用前提で選ぶ

対策(買った後)

  • Fire TV Stick購入(約5,000円)
  • PC/ゲーム機をHDMI接続

電源問題/バッテリー・USB-C PD

原因

  • 2時間映画が最後まで見られない
  • キャンプで電源切れ→持ち帰って充電→翌日再開

対策(買う前)

  • バッテリー3時間以上を選ぶ
  • USB-C PD給電対応を確認

対策(買った後)

  • モバイルバッテリー併用(65W以上のPD充電器)
  • 映画は前半・後半に分けて見る

ケーススタディ|実際の選び方2パターン

ケースA:一人暮らし・寝室で天井投影したい(20代・社会人)

悩み:「寝る前にベッドで寝転びながら映画を見たい。でも、プロジェクターって設置が面倒そう…。毎回ピント合わせとか無理。」

選択:Anker Nebula Capsule 3

理由:

  • 約200ANSI(暗室なら十分)
  • 重さ約950g(片手で持てる)
  • 自動台形補正・オートフォーカス搭載
  • Google TV搭載(Netflix公式対応)
  • バッテリー2.5時間

1か月後の感想:「電源入れて10秒で見られるのが最高。ピント合わせ不要だから、毎日使ってる。ファン音も静かで寝る前にちょうどいい。」

ケースB:キャンプで友人と映画鑑賞(30代・アウトドア好き)

悩み:「キャンプで夜、テントに映画を映したい。でも、電源がない場所が多いし、明るさも心配…。」

選択:Anker Nebula Cosmos 4K SE

理由:

  • 約1000ANSI(夜の屋外でも明るい)
  • バッテリー5時間(2本立ても余裕)
  • USB-C PD給電対応(モバイルバッテリーで延長)
  • IPX3防滴(小雨程度ならOK)

1か月後の感想:「キャンプで3回使ったけど、毎回盛り上がる。ランタンつけた状態でも見えるから、虫対策しながら映画見られる。バッテリーも5時間持つから安心。」

この2つのケースから分かるのは、「用途が決まれば、必要な機能も決まる」ということ。

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まとめ|モバイルプロジェクターの選び方で後悔しないための要点

ここまでの内容を5つのポイントにまとめます。

1. 用途を決めれば、必要なスペックは自然と決まる

  • 寝室(天井投影)→ 軽さ・静音性・自動補正
  • リビング(家族)→ 明るさ・音質・Google TV
  • 出張(プレゼン)→ 明るさ・起動速度・接続性
  • キャンプ → バッテリー・防滴・USB-C PD

2. 明るさ表記の罠に注意(ANSIルーメン/ISOルーメンで比較)

  • 独自ルーメンは信用しない
  • 使う場所の明るさで必要な数値を決める
  • 暗室100〜300/リビング450〜500/会議室1000以上

3. 設置のラクさが満足度を左右する

  • 自動台形補正・オートフォーカスは必須(特に寝室・キャンプ)
  • 「手動でもいいや」は後悔フラグ

4. Netflix問題は事前に対策できる

  • Google TV搭載プロジェクター or Fire TV Stick
  • スマホミラーリングはNG
  • Widevine L1だけでは不十分(Netflix認証が別途必要)

5. 失敗パターンを知っておけば、後悔は防げる

  • 暗い → ANSIルーメン確認・遮光カーテン
  • ピント面倒 → オートフォーカス搭載
  • 音うるさい → 30dB以下・静音モード
  • Netflix見られない → Google TV/Fire TV Stick
  • バッテリー足りない → 3時間以上・USB-C PD

今日やるToDo(5つのアクション)

記事を読み終わったら、以下の5つを今日中にやってみてください。

□ 1. 用途を1つに絞る 寝室/リビング/出張/キャンプ——どれか1つ決める。「全部できるやつ」はないので、メインを決めましょう。

□ 2. 使う場所の明るさを確認する

  • 暗室にできる?
  • 間接照明くらいは許容できる?
  • 明るい部屋でも使いたい?

この答えで、必要なANSIルーメンが決まります。

□ 3. “譲れない条件”を3つ決める

  • 軽さ / 明るさ / 音質 / 静音性 / 自動補正 / バッテリー / Netflix対応
  • この中から「絶対に譲れない」3つを決める

□ 4. ANSIルーメン/ISOルーメン表記のものをリストアップ

  • Amazon・楽天で「ANSIルーメン」で検索
  • 独自ルーメンだけの製品は除外

□ 5. レビューで”失敗パターン”をチェック

  • 「暗い」「ピント面倒」「音うるさい」「Netflix見られない」
  • このキーワードでレビュー検索して、同じ失敗を避ける

この5つをクリアすれば、あなたは「迷ってる人」から「決めた人」になれます。

あなたの映画時間が、モバイルプロジェクターで、もっと自由で楽しくなりますように。

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