三井住友銀行と三菱UFJ銀行どっち?後悔しない決め手は”ATM・振込・優遇”の3つ

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「どっちも大手で、どっちも安心。でも同じようで、地味なところで差が出る」

そう感じて検索した方に、この記事はズバリ刺さると思います。実は、手数料の表面上の金額はほぼ同じ。でも”無料にできる条件”と”無料が始まるタイミング”がちょっと違う。そこを間違えると、1回110〜220円がじわじわ積み重なっていきます。

この記事では、三井住友銀行と三菱UFJ銀行を「毎日の生活でどう効くか」の視点だけで比べます。

最初に結論を3つ出してしまいます。

  1. ATMをコンビニで夜・土日によく使う人→ Oliveアカウント(三井住友銀行)が向きやすい
  2. 給与口座としてじっくり使いたい、対面の安心感も欲しい人→ メインバンクプラス(三菱UFJ銀行)が安定しやすい
  3. 迷ったら”ATM頻度 × 他行振込回数 × 条件達成のやる気”で最短決定できる

この記事を読み終えると、「SMBC向きかMUFG向きか」「1本化か2口座か」「今日やること」の3つが決まります。


【30秒診断】三井住友銀行と三菱UFJ銀行、あなたはどっち向き?

まず、この5問に答えてみてください。

Q1:現金の引き出しは月に何回?

  • 0〜1回→ どちらでも大差なし(アプリや振込を中心に使う人)
  • 2〜5回→ ATMの無料条件が合うかどうかが決め手
  • 6回以上→ 本支店ATMの無料時間帯が生活圏に合うかどうかが鍵

Q2:他行振込は月に何回?

  • 0回→ どちらでも問題なし
  • 1〜2回→ Eco通帳(MUFG)かOlive月3回無料(SMBC)で賄える
  • 3回以上→ SMBCのOliveが有利になりやすい(ただし4回目から有料)

Q3:コンビニATMをよく使う?時間帯は?

  • 平日昼間(8:45〜18:00)→ 毎月25日・26日ならどちらも無料の日あり
  • 夜・土日が多い→ Oliveアカウント(SMBC)が向きやすい(本支店ATM 24時間無料、三菱UFJ店舗外ATMもOliveで無料)
  • 自分の行動圏に本支店ATMがある→ 両行ともキャッシュカードなら平日8:45〜21:00は本支店ATM無料(MUFG)または平日8:45〜18:00(SMBC)

Q4:ポイントやカード連携の”条件達成”をやる気になれる?

  • YES(ポイント活用・カード管理が好き)→ Olive(SMBC)のカード一体型管理が向いている
  • NO(シンプルに使いたい)→ メインバンクプラスのEco通帳だけ設定すればOKなMUFGが向いている

Q5:困ったら店舗で相談したい?

  • YES→ 両行とも国内に店舗多数。ただしMUFGは本支店数・出張所が多く、地方でも比較的見つかりやすい
  • NO(スマホで完結)→ どちらでもOK。三井住友銀行アプリ・三菱UFJダイレクトともに主要手続きはスマホで完結

診断まとめ

あなたのパターン向きやすい選択
コンビニATMを夜・土日によく使う三井住友銀行(Olive)
他行振込が月3回以上ある三井住友銀行(Olive)
給与口座として長期安定運用したい三菱UFJ銀行(メインバンクプラス)
条件なしで静かに使いたい三菱UFJ銀行(Eco通帳1設定だけでOK)
ポイント・カードを使いこなしたい三井住友銀行(Olive)
2口座に分けて最適化したい両行で使い分け

どちらか1つに決まらなかった人も大丈夫です。「2口座が正解」というパターンも後で紹介します。


まず結論:違いは”ここだけ見ればOK”(早見表つき)

細かいスペックを並べる前に、「毎日効く差」だけを先に出します。

【表1】ATM・振込・優遇の早見表(2026年3月時点)

項目三井住友銀行(SMBC)三菱UFJ銀行(MUFG)
他行ネット振込(3万円未満)154円154円
他行ネット振込(3万円以上)220円220円
振込を無料にする条件Oliveアカウントで月3回まで無料メインバンクプラス+Eco通帳で月1回、給与受取(10万円以上/月)で月3回
本支店ATM(平日)キャッシュカードで8:45〜18:00無料キャッシュカードで8:45〜21:00無料
コンビニATM(通常日)時間内110円、時間外330円同程度の手数料
コンビニATM無料の条件Oliveの「選べる特典」で月1〜2回無料メインバンクプラス条件次第で月1〜2回無料
毎月の無料デー毎月25日・26日(平日のみ)8:45〜18:00毎月25日・月末日(平日のみ)8:45〜18:00
優遇の開始タイミングOlive申込み後すぐ(月途中でも翌月から)月末判定→翌月20日から適用
三菱UFJ店舗外ATMの相互利用Oliveならいつでも無料自行ATMとして利用可能
三井住友銀行本支店ATMの相互利用自行ATMとして利用可能SMBCカードで無料時間帯あり
少額送金(ことら送金)三井住友銀行アプリで1回10万円以下・他行含め無料三菱UFJダイレクトでもことら送金対応あり(各行条件要確認)

※上記は各行公式サイト・FAQをもとに2026年3月時点で確認した内容です。条件・手数料は変更の可能性があるため、最新情報は各行公式でご確認ください。

表を読み解くポイント

見ての通り、ネット振込の手数料は両行で完全に同額です。ここだけ見ると「どっちでも同じ」となりますが、差が出るのは「どうやって無料にするか」の手間と確実性です。

SMBCはOliveに申し込むだけで振込3回・ATMも優遇がついてきます。一方MUFGは「Eco通帳だけ設定して1回/月」か「給与受取設定して3回/月」という2ステップ。どちらが自分の生活に合うかが判断軸です。

もう一つ注目してほしいのが、本支店ATMの無料時間帯。MUFGは8:45〜21:00まで、SMBCは8:45〜18:00まで(キャッシュカード利用時)。夕方18時以降に本支店ATMを使いたい人は、MUFGの方が時間的なゆとりがあります。


手数料で損しない:ATMと振込の”現実的な比べ方”

ATM:無料の時間帯・対象ATMが”自分の行動”と合ってるか

「ATM手数料なんて数百円でしょ」と思っていませんか。でも、月に3〜4回コンビニATMを使うと、年間で5,000〜10,000円を超えることもあります。「コーヒー1杯分」が年間で「ランチ10食分」になるイメージです。

両行のATM手数料を、生活シーンごとに整理します(2026年3月時点、各行公式確認)。

【平日の本支店ATM(キャッシュカード利用)】

  • SMBC:8:45〜18:00は無料。それ以外は時間外手数料110円
  • MUFG:8:45〜21:00は無料。それ以外は時間外手数料あり

夕方19時に駅前ATMでサッと引き出したい、という人はMUFGの本支店ATMの方が無料時間が長くて助かります。SMBCの場合、18時を少し過ぎると有料になってしまうのは覚えておきたいポイントです。

【コンビニATM(通常日)】

通常日のコンビニATMは、両行とも無条件では有料です。ただし「無料にできる仕組み」がそれぞれあります。

  • SMBC:毎月25日・26日の平日8:45〜18:00は、コンビニATM手数料が無料
  • MUFG:毎月25日・月末日の平日8:45〜18:00は、コンビニATM手数料が無料

これ、実は両行ともあります。対象日が「26日か月末日か」の違いだけで、給料日前後の引き出しに使えるのは同じです。

では通常日の夜・土日は?

  • SMBC:Oliveアカウントの「選べる特典」で月1〜2回コンビニATM手数料が無料になる。さらに、三菱UFJ銀行の店舗外ATMはOliveアカウントならいつでも手数料無料で使えるという利点がある
  • MUFG:メインバンクプラスの優遇条件を満たしていれば月1〜2回無料(Eco通帳設定の場合)

ここで面白いのが、SMBCのOliveアカウントを持っていると三菱UFJ銀行の店舗外ATMも無料で使える点です。駅前に「みんな知ってるあの青いATM」が多い地域に住んでいる人は、Oliveを作るだけで実質利用できるATNの台数が増えます。

振込:月◯回ならどっちが得?(無料枠に乗るかどうかが本質)

2026年3月時点の各行公式確認より、ネット振込の手数料は以下のとおりです。

【表2】他行ネット振込の月間コスト試算

月の他行振込回数SMBCダイレクト(通常)SMBC(Olive)MUFG(通常)MUFG(給与受取設定)
月0回0円0円0円0円
月1回154〜220円0円154〜220円0円
月2回308〜440円0円308〜440円0円(Eco通帳のみなら154〜220円)
月3回462〜660円0円462〜660円0円(給与受取設定の場合)
月4回616〜880円154〜220円(4回目から)616〜880円154〜220円(4回目から)

※3万円未満は154円、3万円以上は220円。SMBCはOliveで月3回まで、MUFGはメインバンクプラス+給与受取(10万円以上/月)で月3回まで、Eco通帳のみの場合は月1回まで無料(2026年3月時点、各行公式確認)。

表を見ると、「月3回以内なら両行とも無料にできる」という点では同じです。ただし条件の設定方法が違います。

SMBCのOliveは申し込むだけで振込3回無料が付きます。MUFGで月3回無料にするには給与受取口座の設定(10万円以上/月)が必要です。「振込を月3回無料にしたいだけ」ならSMBCの方が条件が軽い、という見方ができます。

ただし、もしあなたがすでにMUFGを給与口座にしているなら、追加手続きなしで3回/月の無料枠が手に入ります。この場合はMUFGで完結する方がシンプルです。

ことら送金:少額なら最強の無料ルート

「ことら送金」という名前を聞いたことがありますか? 個人間の少額送金を無料にできる仕組みで、1回あたり10万円以下の送金を他行含め手数料無料で行えます(利用可能金融機関に限る)。

三井住友銀行の場合、三井住友銀行アプリのみでの提供です(SMBCダイレクトのウェブ版からは使えません)。相手先の銀行がことら送金に対応していることが条件になります(2026年3月時点、SMBC公式確認)。

友人への割り勘、家族への仕送り、少額の個人間のやりとりなら、ことら送金を使えば154円も220円も払わずに済みます。「月1〜2回の他行振込は全部ことら送金で賄える」という人も多いはずです。


優遇プログラムの落とし穴:無料になる”タイミング”を間違えない

手数料の話で一番多い「しくじりパターン」を先に共有します。

「給与口座をMUFGに変えたから、今月から振込無料になるはず!」と思って振り込んだら、しっかり154円引かれていた——。

これは実際によくある話です。なぜ起きるかというと、優遇には「判定日」と「適用期間」があり、すぐには効かないからです。

MUFG:メインバンクプラスの「判定日→優遇期間」

三菱UFJ銀行の「スーパー普通預金(メインバンクプラス)」の優遇は、次のような流れで決まります(2026年3月時点、MUFG公式確認)。

  1. 毎月末の平日窓口営業日に、前月の取引内容を判定
  2. 判定結果をもとに翌月20日から翌々月19日までが優遇適用期間

つまり、今月給与受取を設定しても、手数料が無料になるのは最短でも翌月20日以降です。「設定したのにすぐ無料にならない」という問い合わせが多い理由はここにあります。

サブスクリプションの無料トライアルに例えると、「申し込んだ日ではなく、翌月20日からトライアルが始まる」イメージです。

また、優遇条件にはいくつか外れるパターンがあります。代表的なのは以下です。

  • Oliveアカウントと「スーパー普通預金(メインバンクプラス)」は別の商品です。SMBCのOliveの話とMUFGのメインバンクプラスを混同しないようにしましょう
  • テレフォンバンキング(オペレーター対応)での他行振込は優遇対象外
  • 「振込手数料を含んだ金額」方式での振込は優遇対象外になる場合がある

SMBC:Oliveの「無料回数」「対象取引」の区切り

SMBCのOliveは月3回まで他行振込手数料が無料ですが、4回目からは通常の154円/220円がかかります(2024年改定後の料金、2026年3月時点)。

よくある失敗はこれです。

  • 「Oliveだから無制限無料だと思っていた」→ 3回で上限
  • 「コンビニATMをOliveの特典で無料にしようとしたら、今月の特典枠を使い切っていた」→ 特典は毎月選んで使う仕組みなので、月ごとに確認が必要

コンビニATMの手数料無料については、Oliveの「選べる特典」の中から「コンビニATM手数料無料」を選ぶ月は月1〜2回の無料が付く形です。毎月自動では付きません。毎月自分で選ぶ必要があります(2026年3月時点、SMBC公式確認)。

よくある失敗パターン3選

ケース①「夜にコンビニATMで引き出したら手数料がかかった」

本支店ATMなら無料時間帯でも、コンビニATMは別料金。”三井住友銀行の本支店ATMに近い場所にいるかどうか”と”コンビニATMにいるかどうか”は別物です。特にSMBCの場合、18時以降の本支店ATMでの引き出しは時間外手数料が発生します(Olive利用者など一部除く)。

ケース②「優遇が始まる前に振込して手数料が引かれた」

MUFGのメインバンクプラスは翌月20日から適用。「今月末に設定したから来月1日から無料」ではないので注意が必要です。

ケース③「ことら送金を使おうとしたら相手の銀行が対象外だった」

ことら送金はすべての銀行・金融機関に対応しているわけではありません。振り込む前に「相手先がことら送金に対応しているか」を三井住友銀行アプリで確認しましょう。


アプリの使いやすさは”目的別”に見る

「アプリはどっちが使いやすい?」という問いには、正直なところ「何のためにアプリを使いたいか」で答えが変わります。万能比較をするのをやめて、目的別に整理します。

こんな人はSMBC(三井住友銀行アプリ・Olive)が合いやすい

  • カードの利用明細と銀行残高を一つのアプリでまとめて管理したい
  • Vポイントの管理もアプリで一体化したい(カード・ポイント・銀行の”Olive一体型”運用)
  • ことら送金で個人間の送金を素早くこなしたい
  • スマートフォンアプリで残高通知・即時アラートを細かく設定したい

Oliveは「銀行口座・カード決済・ポイント・資産運用」を1アプリで一体管理できる設計です。家計管理好きな人や「アプリを減らしたい」という人にはフィット感が高い。

こんな人はMUFG(三菱UFJダイレクト)が合いやすい

  • 「余計な機能はいらない、振込と残高確認だけできれば」という人
  • 給与口座として長期間使い続ける安定感を重視する人
  • 相続・ローン相談・住所変更など対面で相談したい場面が多い人
  • auじぶん銀行との連携などMUFGグループのサービスを活用したい人

三菱UFJダイレクトはシンプルな操作性で、振込・定期預金・ローン返済など基本的な取引はすべてアプリで完結します。機能が豊富すぎて迷うよりも、「必要なことだけ」がわかりやすく配置されている印象です。

まずはここだけチェック(どちらのアプリでも共通)

アプリを使い始める際に最初に設定すると後で楽になるポイントは、どちらの銀行でも共通しています。

  • ログインパスワード・Eメールアドレスの登録(優遇を受けるための前提条件)
  • ワンタイムパスワードの設定(振込に必要。スマートフォンアプリ版がおすすめ)
  • 残高通知の設定(残高が減ったときのアラート。不正利用の早期発見にも有効)

どちらの銀行のアプリも、ワンタイムパスワードの設定が振込の”解禁キー”になっています。口座を開いたらなるべく早く設定してしまいましょう。


迷ったら「2口座で最適化」も正解(家計の導線テンプレ)

「1本化しないと管理がグダグダになる」と思い込んでいませんか? 実は、2口座に分けることで手数料も管理もラクになるケースはよくあります。

2口座運用の家計導線イメージ

パターンA:SMBC給与口座+MUFG貯金・振込口座

給与(SMBC)
  ├── 生活費・クレカ引き落とし(SMBCカード/Olive)
  ├── 現金引き出し(Olive → 三菱UFJ店舗外ATMも無料で利用可)
  └── 貯金・定期(MUFG口座に自動送金)
        └── 大きめの振込・定期積立(MUFG側でまとめて管理)

SMBCを日常の”動くお金”用にして、MUFGを”貯めるお金”の拠点にする分け方です。Oliveアカウントなら三菱UFJ銀行の店舗外ATMも無料で使えるので、ATMの選択肢も広がります。

パターンB:MUFG給与口座+SMBC日常払い出し口座

給与(MUFG) → メインバンクプラス優遇(振込月3回無料)
  ├── 固定費・ローン(MUFG口座引き落とし)
  ├── 貯金・定期(MUFG内で管理)
  └── 生活費を月初に移動(SMBC → Olive → コンビニATM自由に利用)

MUFGに給与を置いてメインバンクプラスの優遇を最大限使いつつ、生活費だけSMBCのOliveに移してコンビニATMの自由度を確保するパターンです。

「1本化しない=負け」ではありません。

口座を2つ持つと「管理が大変」と感じる人も多いですが、仕組みを一度作ってしまえば毎月の操作はほぼゼロです。「給与口座+自動送金の設定」さえしてしまえば、あとは残高を確認するだけ。むしろ「全部を1口座に突っ込んで、手数料を毎回払い続ける」よりずっと効率的なことが多いです。


こんな人はこっち(ケーススタディ)

ケースA:現金をコンビニATMで夜・土日によく引き出す

結論:三井住友銀行のOliveアカウントが向いている

夜間・土日のコンビニATMは、通常であれば両行とも有料(SMBCは時間外330円、MUFGも同程度)です。

ただし、SMBCのOliveアカウントを使うと本支店ATMは24時間無料、さらに三菱UFJ銀行の店舗外ATMもいつでも無料で使えます(2026年3月時点、SMBC公式確認)。コンビニATM(セブン・ローソン・イーネット)は「選べる特典」で月1〜2回無料にできます。

落とし穴: コンビニATMの無料特典は「月に特典として選ぶ」仕組みなので、選ぶのを忘れると無料にならない。毎月の確認を習慣にしましょう。

今日やること: 三井住友銀行アプリをダウンロードし、Oliveアカウントの申し込み手続きを確認する。


ケースB:他行振込が月3〜4回ある(家賃・仕送り・習い事など)

結論:SMBCのOliveか、MUFGの給与受取設定で月3回無料枠を使う

月3回以内に収まるなら、両行ともに「無料枠3回」の設定が可能です(SMBCはOlive申し込みのみ、MUFGは給与受取10万円以上/月の設定が必要)。

月4回以上になるなら、ことら送金で1回10万円以下の送金を無料化する手段を組み合わせると実質的なコストを下げられます。

落とし穴: MUFGの無料優遇は給与受取設定後すぐには始まりません。翌月20日から適用です。急ぎで振込が必要な月は、優遇が始まる前に手数料がかかる可能性があります。

今日やること: ①今月の他行振込回数を数える。②3回以内に収まるなら、どちらの銀行の無料枠設定を使うかを決める。③ことら送金の対象金融機関リストを確認する。


ケースC:ポイントやカードをとことん活用したい”やり込み派”

結論:三井住友銀行のOlive(Vポイント連携)が向いている

Oliveは銀行・クレジットカード・ポイントを1アプリで管理できる設計になっています。カードの利用でVポイントを貯め、投資や支払いに使うという連携がしやすい構造です。

注意点: OliveとSMBCポイントパックは併用できません。また、条件達成を管理するのが苦手な方には、かえってストレスになる場合があります。「仕組みを作ったら放置したい」という人には向かない可能性があります。

今日やること: 三井住友カードの公式サイトでOliveフレキシブルペイの詳細を確認する。


ケースD:住所変更・相続・ローン相談など、店舗での対応が必要になりがち

結論:MUFGの方が安心感は高い(ただし生活圏で逆転する場合あり)

三菱UFJ銀行は国内の本支店・出張所・店舗外ATMの数が多く、地方都市でも比較的対面窓口が見つかりやすいのが特徴です。相続手続き、ローンの繰り上げ返済相談、外国送金の相談など「スマホだけでは完結しにくい手続き」には窓口の存在が大きく効いてきます。

三井住友銀行も全国に支店・ATMを持ちますが、生活圏によっては近くにない場合もあります。

今日やること: Googleマップで自宅・職場の周辺にどちらの支店が多いかを確認する。


よくある質問(FAQ)

Q1. 給与口座にするならどっちが便利?

「給与を受け取るだけ」なら両行ともほぼ同じです。振込手数料を無料にしたい場合は、SMBCなら「Olive申込みのみ」、MUFGなら「給与受取設定(10万円以上/月)が必要」という差があります。給与額が月10万円未満の場合、MUFGの振込3回無料が適用されない可能性があるため注意が必要です(2026年3月時点、MUFG公式確認)。

Q2. 口座を2つ持つのってアリ?管理が面倒じゃない?

全然アリです。多くの人が実質的に2〜3口座を使っています。片方を給与・固定費用、もう片方を生活費・現金用と役割分けしてしまえば、アプリで残高を見るだけなので管理負担はほとんどありません。

Q3. 振込手数料を無料にする一番ラクな方法は?

SMBCなら「Oliveアカウントを申し込む」だけで月3回まで無料になります(2026年3月時点)。MUFGなら「Eco通帳(ウェブ通帳)に切り替える」だけで月1回無料、給与受取設定で月3回無料になります。どちらも特別なお金は一切かかりません。

Q4. コンビニATMって結局いくらかかる?無料にできる?

通常日・通常時間帯は、両行とも110〜330円かかります(SMBCは時間内110円、時間外330円など)。無料にする方法は、①毎月25〜26日の平日8:45〜18:00を狙う、②SMBCはOliveの「選べる特典」で月1〜2回無料、③MUFGはメインバンクプラスの条件達成で月1〜2回無料、の3パターンです(2026年3月時点、各行公式確認)。

Q5. 優遇が反映されるのはいつから?(判定日・期間の話)

MUFGのメインバンクプラスは「毎月末の平日窓口営業日に判定→翌月20日から翌々月19日まで適用」です(2026年3月時点、MUFG公式確認)。月末ギリギリに条件を満たしても、次の月20日まで待つ必要があります。SMBCのOliveは申し込み後の翌月から適用されるため、比較的早く恩恵を受けられます(詳細はSMBC公式確認推奨)。

Q6. ことら送金はどんな時に使える?

ことら送金は、1回あたり10万円以下の個人間送金が手数料無料になるサービスです(利用可能金融機関限定)。家族や友人への少額の送金、割り勘の清算などに向いています。三井住友銀行の場合、三井住友銀行アプリからのみ利用可能です(パソコンのSMBCダイレクトからは不可)。送金相手が「ことら送金に対応している金融機関」に口座を持っていることが条件です(2026年3月時点、SMBC公式確認)。

Q7. 両行のATMは相互に使える?

はい、一定の条件で相互利用できます。SMBCのOliveアカウントなら三菱UFJ銀行の店舗外ATMがいつでも手数料無料で使えます(2026年3月時点、SMBC公式確認)。逆に、MUFGカードで三井住友銀行の本支店ATMを利用する場合は無料時間帯があります。どちらのカードを持っていても、相手の銀行ATMをある程度使えるのはメガバンク同士ならではの利点です。

Q8. スマートフォンアプリの安全性は?

両行ともワンタイムパスワードによる二段階認証を採用しています。ただし振込を行う際には、事前にアプリへのワンタイムパスワード設定が必要です。口座を開いたらまず「ワンタイムパスワードの設定」を済ませましょう。不正引き出しの被害にあった場合の補償については各行の公式サイトでご確認ください(条件があります)。

Q9. 地方在住だけど、どちらの方が店舗やATMが多い?

三菱UFJ銀行は国内の本支店・出張所数が比較的多く、地方都市でも対面窓口が見つかりやすい印象があります。ただし、これは地域によって逆転することもあります。Googleマップで「三菱UFJ銀行」「三井住友銀行」と検索して、自宅・職場の周辺に多い方を選ぶのが最も確実です。

Q10. 口座開設に費用はかかる?

両行とも個人の普通預金口座の開設は無料です。ただし、MUFGは2022年4月以降に開設した口座で紙の通帳を使う場合は年間550円の手数料がかかる場合があります(18歳未満・70歳以上は対象外)。Web通帳(Eco通帳)に切り替えれば費用はかかりません(2026年3月時点、MUFG公式確認)。


今日やること(チェックリスト)

迷いを終わらせるために、今日の30分でできることをまとめます。

① 直近1か月の「ATM回数」「他行振込回数」を数える(これが9割)

家計アプリや銀行のアプリで過去1か月の出金を見返してみましょう。「ATMで現金を引き出した回数」と「他行への振込回数」が明確になれば、ほぼ答えが出ます。

② 自分の生活圏で”無料になりやすいATM”を確認する

通勤・自宅・よく行く駅周辺に三菱UFJ本支店ATMが多いか、三井住友本支店ATMが多いか。Googleマップで「三菱UFJ銀行ATM」「三井住友銀行ATM」と検索して比べてみてください。

③ 条件設定は「1つだけ」から始める(頑張りすぎない)

MUFGならまずEco通帳(Web通帳)の切り替えだけ。SMBCならOlive申し込みだけ。一度に全部やろうとするとどちらも途中で止まります。「今月中に1つだけ」を目標にしましょう。

④ 迷うなら”2口座スタート”でOK

「どちらにするか」が30分で決まらなかった人は、両方作っても構いません。使ってみて「これが自分に合う」と感じた方をメインにしていく方法も現実的です。口座維持費用は両行とも基本的に無料(条件あり)です。

⑤ 公式で手数料と優遇の「確認日」をメモしておく

手数料や優遇内容は変わることがあります。「2026年○月に確認した内容」とメモしておくと、次に見直す際に「いつのルールか」が一目でわかります。


まとめ:三井住友銀行と三菱UFJ銀行、どっちで後悔しない選び方

三井住友銀行と三菱UFJ銀行のどっちを選ぶかは、「スペックの優劣」よりも「自分の生活習慣との合い方」で決まります。

改めて3パターンで整理します(2026年3月時点情報をもとに)。

SMBC(三井住友銀行)が向いている人

  • コンビニATMを夜・土日によく使う
  • 他行振込が月3回以上ある
  • Olive一体型でカード・ポイント・銀行をまとめたい
  • ことら送金を個人間送金でよく使う

MUFG(三菱UFJ銀行)が向いている人

  • 給与口座として長期間、静かに使い続けたい
  • 本支店ATMを夕方〜夜(18:00〜21:00)に使う機会がある
  • 対面窓口でのサポートを重視する
  • 条件設定をシンプルに(Eco通帳1つだけ)に抑えたい

2口座(両行使い分け)が向いている人

  • 給与はMUFGで安定受取、生活費の現金引き出しはSMBCのOlive経由で自由に
  • どちらかに絞りきれない
  • ATM・振込の無料枠を最大化したい

迷ったら、「ATM回数を数える」→「振込回数を数える」→「Oliveかメインバンクプラスか」の3ステップで今日中に結論が出せます。どちらの銀行も、使い方さえ合っていれば手数料でムダに損することなく使い続けられます。まずは1つ設定を変えてみるところから始めてみてください。

くらしのーと編集部

【記事の制作・編集担当】 くらしノート編集部は、住まい・スキル・通信・お金・防犯など、暮らしの意思決定に必要な情報を編集・発信しています。一次情報(公的機関・自治体・公式発表)を優先し、根拠の薄い情報は掲載しません。体験・取材・事例を踏まえ、読者が「今日やること」まで分かる記事づくりを心がけています。 ※掲載内容は、可能な限り公式情報を確認して作成しています。制度・料金・条件は変更される場合があるため、最新の情報は各公式サイトもあわせてご確認ください。

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