シニアにおすすめのスマホはどれ?おすすめ9機種と失敗しない選び方

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シニア向けのスマホを選ぼうと思っても、「らくらくスマホがいいのか」「iPhoneでも使えるのか」「親に持たせるならどれが安心なのか」と迷いますよね。

結論から言うと、シニアにおすすめのスマホは、本人の使い方で変わります。

電話とメールが中心で、操作に不安がある人なら、らくらくスマートフォンやBASIOのようなシニア向けスマホが安心です。LINE、写真、地図、動画も使いたい人なら、AQUOS wishシリーズやarrows We2などの一般Androidも候補になります。家族がiPhoneを使っていて教えやすいなら、iPhoneも選択肢です。

ただし、端末代の安さだけで選ぶのはおすすめしません。

シニアのスマホ選びでは、次のような点が大切です。

  • 文字や画面が見やすいか
  • 電話をかけやすいか
  • 迷惑電話や詐欺電話への対策があるか
  • 電池持ちは十分か
  • 困ったときに店舗や家族に相談しやすいか
  • 月額料金が無理なく続けられるか
  • 家族が操作を教えやすいか

2026年6月時点では、ドコモの「らくらくスマートフォン F-53E」や、FCNTのSIMフリー端末「らくらくスマートフォン Lite MR01」、au・UQ mobileの「BASIO active3」、各社で扱いのある「arrows We2」などが、シニア向けに検討しやすい端末です。ドコモ公式では、らくらくスマートフォン F-53Eを2025年1月30日発売の製品として案内しており、FCNT公式ではらくらくスマートフォン Lite MR01を約6.1インチの大画面を備えたSIMフリー端末として紹介しています。

この記事では、シニアにおすすめのスマホを、具体的な機種・取り扱い通信事業者・選び方・注意点までわかりやすく解説します。

シニアにおすすめのスマホ早見表

まずは、シニアにおすすめしやすいスマホを一覧で整理します。機種ごとに向いている人が違うため、「有名だから」「安いから」だけで選ばず、本人の使い方と相談しやすい通信事業者をセットで確認しましょう。

おすすめ機種 取り扱いのある通信事業者・購入先例 向いている人 主な特徴
らくらくスマートフォン F-53E NTTドコモ 初めてスマホを使う人、ドコモショップで相談したい人 大きく見やすい表示、押しやすい画面、シニア向けの操作性
らくらくスマートフォン Lite MR01 IIJmio、イオンモバイル、SIMフリー販売 格安SIMでらくらくスマホを使いたい人 SIMフリー、約6.1インチの大画面、らくらくスマートフォン標準ホーム
BASIO active3 au、UQ mobile au・UQ mobileでシニア向けスマホを選びたい人 約6.1インチ画面、4,500mAhバッテリー、電話しやすい設計
arrows We2 ドコモ、au、UQ mobile、ソフトバンク、楽天モバイル、IIJmioなど 迷惑電話対策や電池持ちを重視したい人 防水・防塵、耐衝撃、4,500mAhバッテリー、迷惑電話対策機能
AQUOS wish4 / wish5 ドコモ、ワイモバイル、楽天モバイル、SIMフリー販売など。機種世代により異なる 価格を抑えて普通のスマホを使いたい人 シンプルで扱いやすく、日常使いに十分な機能。防水・防塵にも対応
AQUOS sense9 ドコモ、au、楽天モバイル、IIJmio、mineo、SIMフリー販売など 写真・動画・電池持ちも重視したい人 画面・カメラ・電池持ちのバランスがよく、長く使いやすい
iPhone 17e / iPhone 16eなど Apple、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル、ワイモバイルなど。取扱機種は各社で異なる 家族がiPhoneを使っていて、操作を教えやすい人 写真共有、ビデオ通話、位置情報共有がしやすく、家族でサポートしやすい

この中で、スマホ操作に不安が強い人は「らくらくスマートフォン」や「BASIO active3」から見ると選びやすいです。LINEや写真も使いたい人は「arrows We2」や「AQUOS wishシリーズ」、家族がiPhoneを使っている人は「iPhone」も候補になります。
ただし、販売状況や価格は変わるため、購入前には各通信事業者の公式サイトや店舗で最新の取扱いを確認してください。

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シニアにおすすめのスマホはどれ?まず使い方別に選ぼう

シニア向けスマホを選ぶときは、最初に「何に使うか」を決めることが大切です。

スマホに慣れていない人へ、いきなり多機能な端末を渡しても、使いこなせずに放置してしまうことがあります。反対に、LINEや写真、地図アプリを使いたい人に、機能を絞りすぎたスマホを選ぶと物足りなくなることもあります。

まずは、使い方別に向いているスマホを整理します。

使い方 向いているスマホ おすすめの考え方
電話とメールが中心 らくらくスマートフォン、BASIO 電話のかけやすさ、文字の見やすさ、店舗サポートを重視する
LINEや写真も使いたい arrows We2、AQUOS wishシリーズ 価格と使いやすさのバランスを見る
動画や地図も使いたい AQUOS senseシリーズ、iPhone 画面の見やすさ、電池持ち、動作の安定感を重視する
家族がiPhoneを使っている iPhone 家族が教えやすく、写真共有やビデオ通話もしやすい
料金を抑えたい AQUOS wish、arrows We2、SIMフリー端末+格安SIM 端末代だけでなく、通話定額とサポートも確認する

この表の通り、シニア向けスマホは「高齢者だからこれ」と一択で決めるものではありません。本人の使い方と、家族や店舗のサポート体制まで含めて選ぶと失敗しにくくなります。

電話とメール中心ならシニア向けスマホが安心

電話、メール、SMS、写真を少し使うくらいなら、シニア向けスマホが安心です。

らくらくスマートフォンやBASIOは、文字やアイコンが見やすく、電話やメールにたどり着きやすいように作られています。スマホに慣れていない人でも、最初のハードルが低いのがメリットです。

特に、ガラケーから初めてスマホに変える人や、アプリをたくさん使う予定がない人には向いています。

LINEや写真も使いたいなら一般Androidも候補

LINE、写真、地図、天気、ニュース、動画なども使いたいなら、一般向けAndroidスマホも候補になります。

AQUOS wishシリーズやarrows We2は、シニア専用ではありませんが、価格を抑えやすく、防水・防塵、電池持ち、迷惑電話対策などを備えた機種があります。arrows We2はドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル、IIJmioなどで公式に取り扱いが確認できる端末です。

一般Androidは、家族がAndroidを使っている場合に教えやすい点もメリットです。

家族がiPhoneならiPhoneも選びやすい

家族がiPhoneを使っているなら、シニア本人にもiPhoneを選ぶのは十分ありです。

iPhoneは価格が高めになりやすいですが、家族が操作を教えやすく、FaceTimeでのビデオ通話、写真共有、位置情報共有などを使いやすいメリットがあります。Apple公式のiPhoneページでは、2026年6月時点でiPhone 17シリーズやiPhone 17eなどが現行ラインナップとして紹介されています。

ただし、iPhoneは「かんたんスマホ」ではありません。本人が操作にかなり不安を感じている場合は、家族が初期設定やホーム画面整理までしっかり手伝う前提で選びましょう。

初めてなら店舗サポートのある会社を優先する

初めてスマホを持つシニアなら、端末そのものよりもサポート体制が大切です。

料金だけを見るとオンライン専用プランや格安SIMは魅力的です。しかし、初期設定、LINEの登録、写真の送り方、迷惑電話対策、機種変更時のデータ移行などでつまずくことがあります。

近くに相談できる店舗があるか、電話サポートがあるか、家族がどこまで手伝えるかを確認してから選びましょう。

シニア向けスマホ・一般Android・iPhoneの違い

シニアにおすすめされるスマホは、大きく3タイプに分けられます。

それぞれメリットと注意点があるため、違いを知ってから選びましょう。

タイプ 主な機種例 メリット 注意点
シニア向けスマホ らくらくスマートフォン、BASIO 文字・画面・電話操作がわかりやすい 家族が一般スマホと違う操作に戸惑うことがある
一般Android arrows We2、AQUOS wish、AQUOS sense 価格と機能のバランスがよく、選択肢が多い 初期設定で文字サイズやホーム画面を調整したい
iPhone iPhone 17e、iPhone 16e、中古iPhoneなど 家族が教えやすく、長く使いやすい 端末代が高め。操作が簡単とは限らない

大事なのは、本人だけで選ばないことです。スマホは買った後に必ず「わからないこと」が出てきます。そのときに誰が教えるのかまで考えると、失敗しにくくなります。

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シニア向けスマホは画面と操作がわかりやすい

シニア向けスマホは、初めてのスマホでも使いやすいように工夫されています。

大きな文字、見やすいホーム画面、電話やメールへのアクセスのしやすさなどが特徴です。機種によっては、迷惑電話対策や健康管理機能なども用意されています。

ただし、一般的なAndroidやiPhoneと画面構成が違うことがあります。家族が操作を教えるときに「自分のスマホと画面が違って説明しにくい」と感じる場合もあるため、購入前に実機を触って確認すると安心です。

一般Androidは価格と機能のバランスがよい

一般Androidは、価格を抑えながら、LINE、写真、地図、ニュース、動画などを使いやすいのが特徴です。

arrows We2やAQUOS wishシリーズは、シニア専用ではありませんが、はじめてのスマホやライトユーザーにも選びやすい機種です。文字サイズを大きくしたり、ホーム画面を整理したりすれば、シニアでも使いやすくできます。

ただし、最初の設定をそのままにすると、アイコンが多すぎたり通知が多すぎたりして、本人が混乱することがあります。購入後は、使わないアプリをホーム画面から外し、電話・LINE・写真・地図などよく使うものだけを見やすく置きましょう。

iPhoneは家族が教えやすく長く使いやすい

iPhoneは、家族がiPhoneを使っている場合に特におすすめしやすいです。

同じ画面を見ながら教えやすく、写真共有やビデオ通話、位置情報共有も使いやすいです。子ども世代がiPhoneに慣れているなら、トラブル時にも説明しやすいでしょう。

一方で、iPhoneは端末代が高くなりやすいです。新品にこだわらないなら、状態のよい中古iPhoneも候補になります。ただし、中古を選ぶ場合は、バッテリー最大容量、保証、OSサポート、赤ロム保証を必ず確認してください。

迷ったら本人より「教える人」に合わせるのも大切

シニアのスマホ選びでは、本人の使いやすさはもちろん大事です。

ただ、それと同じくらい大事なのが、教える人にとって説明しやすいかです。

家族がiPhoneを使っているならiPhone。家族がAndroidを使っているならAndroid。近くにドコモショップやau Style、UQスポットなどがあるなら、店舗サポートを受けやすい端末。このように、困ったときの相談先から逆算するのも現実的です。

シニアにおすすめのスマホ候補

ここでは、シニアにおすすめしやすい具体的な機種を紹介します。

取り扱いのある通信事業者も添えていますが、在庫や販売条件は時期・地域・店舗・オンラインショップによって変わります。2026年6月時点の情報として確認し、購入前には必ず公式サイトや店舗で最新状況を確認してください。

機種 向いている人 主な特徴 取り扱いのある通信事業者・購入先例
らくらくスマートフォン F-53E 初めてスマホを使う人、ドコモで相談したい人 見やすい画面、らくらくタッチパネル、シニア向け操作 NTTドコモ
らくらくスマートフォン Lite MR01 格安SIMでらくらくスマホを使いたい人 SIMフリー、約6.1インチ大画面、らくらくスマートフォン標準ホーム IIJmio、イオンモバイル、SIMフリー販売
BASIO active3 au・UQ mobileでシニア向けスマホを選びたい人 見やすい画面、電話しやすい設計、シニア向け機能 au、UQ mobile
arrows We2 迷惑電話対策や電池持ちを重視したい人 4,500mAhバッテリー、防水・防塵、耐衝撃、迷惑電話対策機能 ドコモ、au、UQ mobile、ソフトバンク、楽天モバイル、IIJmioなど
AQUOS wish4 / wish5 価格を抑えて普通のスマホを使いたい人 シンプルな機能、耐久性、比較的手に取りやすい価格帯 ドコモ、ワイモバイル、楽天モバイル、SIMフリー販売など。機種世代により異なる
AQUOS sense9 写真・動画・電池持ちも重視したい人 ミドルレンジで長く使いやすい。画面・カメラ・電池のバランスがよい ドコモ、au、楽天モバイル、IIJmio、mineo、SIMフリー販売など
iPhone 17e / iPhone 16eなど 家族がiPhoneを使っていて教えやすい人 家族との写真共有・ビデオ通話・位置情報共有がしやすい Apple、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル、ワイモバイルなど。取扱機種は各社で異なる

この表の中で、スマホが初めての人には、らくらくスマートフォンやBASIOが候補になります。スマホに少し慣れている人や、家族が設定を手伝える人なら、arrows We2、AQUOS wish、AQUOS sense、iPhoneも十分候補になります。

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らくらくスマートフォン|操作に不安がある人向け

らくらくスマートフォンは、初めてスマホを使う人に向いています。

ドコモのらくらくスマートフォン F-53Eは、シニア向けスマホとして販売されている機種です。ドコモショップで相談しやすいため、近くにドコモ店舗があり、対面サポートを重視する人には選びやすいです。

また、らくらくスマートフォン Lite MR01はSIMフリー端末として展開されており、IIJmioやイオンモバイルでも取り扱いが確認できます。IIJの発表では、らくらくスマートフォン Lite MR01は2024年12月17日からIIJmioサプライサービスで販売開始され、通常価格は49,800円と案内されています。

「スマホは難しそう」と感じる人には、まず検討したいタイプです。

BASIO activeシリーズ|通話しやすさと見やすさを重視する人向け

BASIO activeシリーズは、auやUQ mobileで選びやすいシニア向けスマホです。

BASIO active3は、UQ mobile公式でも取り扱いが案内されています。au公式でもBASIO active3の製品情報があり、約6.1インチ画面や4,500mAhバッテリーなどが紹介されています。

auやUQ mobileを使っている家族がいる場合、同じ系列でまとめると相談しやすいことがあります。特に、UQ mobileは店舗サポートと料金のバランスを取りたい人に候補になりやすいです。

arrows We2|迷惑電話対策や防犯機能を重視する人向け

arrows We2は、シニア専用スマホではありませんが、シニアにも検討しやすいAndroidスマホです。

FCNT公式では、arrows We2について4,500mAhの大容量電池、防水・防塵、耐衝撃などが紹介されています。また、ソフトバンクの関連ページでは、迷惑電話対策や還付金詐欺対策のような防犯機能も案内されています。

取り扱い通信事業者が多いのも特徴です。ドコモ、au、UQ mobile、ソフトバンク、楽天モバイル、IIJmioなどで販売・取り扱いが確認できます。

迷惑電話が心配な人、電池持ちを重視する人、価格を抑えて普通のスマホを使いたい人に向いています。

AQUOS wishシリーズ|価格を抑えて普通のスマホを使いたい人向け

AQUOS wishシリーズは、価格を抑えながら日常使いしやすいAndroidスマホです。

AQUOS wish4は、シャープ公式でSIMフリー、Y!mobile、docomo、Rakutenなどの取り扱いが案内されています。AQUOS wish4は、OSバージョンアップ最大2回、セキュリティアップデート3年が予定されていることも公式に説明されています。

AQUOS wish5など新しい世代が販売されている場合もありますが、通信事業者によって在庫や容量、価格が違うことがあります。購入時は、取り扱い事業者と容量、価格、サポート期間を確認しましょう。

「らくらくスマホほど専用画面でなくてもよい」「LINEと写真が使えれば十分」という人に向いています。

AQUOS senseシリーズ|写真・動画・電池持ちも重視する人向け

AQUOS senseシリーズは、AQUOS wishシリーズより少し上の使い勝手を求める人に向いています。

AQUOS sense9は、シャープ公式でSIMフリー版が案内されており、ドコモなどの取り扱いも確認できます。シャープ公式では、AQUOS sense9についてOSバージョンアップ最大3回、セキュリティアップデート5年が予定されていると説明されています。

写真をよく撮る人、動画を見る人、長く使いたい人には、AQUOS wishよりAQUOS senseのほうが満足しやすい場合があります。

ただし、シニア向け専用画面ではないため、文字サイズやホーム画面の整理は家族が手伝うとよいでしょう。

iPhone|家族がiPhoneで教えやすい人向け

iPhoneは、家族がiPhoneを使っている場合におすすめしやすいスマホです。

同じiPhone同士なら、操作を教えやすく、写真や動画の共有、FaceTimeでのビデオ通話、位置情報共有もしやすくなります。

2026年6月時点では、Apple公式のiPhoneページでiPhone 17eなどが現行ラインナップとして紹介されています。楽天モバイルのiPhone比較ページでも、iPhone 17eやiPhone 16eなどが比較対象として掲載されています。

ただし、iPhoneは端末代が高めです。費用を抑えたい場合は、中古iPhoneも候補になりますが、バッテリー状態と保証は必ず確認してください。

中古iPhone・中古Android|費用を抑えたい人向けだが注意が必要

中古スマホは、端末代を抑えたい場合に候補になります。

ただし、シニア向けに中古スマホを選ぶ場合は慎重に考えましょう。古すぎる端末は、OSアップデートが短かったり、電池が劣化していたり、サポートが受けにくかったりします。

中古を選ぶなら、次の点を確認してください。

  • 赤ロム保証があるか
  • バッテリー状態がわかるか
  • OSアップデートがまだ期待できるか
  • 初期不良保証があるか
  • 家族が操作を教えられる機種か
  • 画面が小さすぎないか

「安いから」だけで選ぶと、結局使いにくくて買い替えになることがあります。

シニアスマホを選ぶときに見るべき7つのポイント

ここからは、機種を選ぶときに必ず確認したいポイントを整理します。

シニア向けスマホは、スペック表だけでは判断しにくいです。本人が毎日使う場面を想像しながら選びましょう。

確認項目 見るべきポイント 確認しないと起きやすい失敗
画面の見やすさ 画面サイズ、文字サイズ、明るさ、アイコンの見やすさ 文字が読みにくく、使わなくなる
電話のしやすさ 電話アプリの見つけやすさ、音量、通話定額 電話をかけるたびに迷う、通話料が高くなる
迷惑電話対策 警告表示、録音、迷惑電話ブロック、家族相談 詐欺電話や営業電話に不安が残る
電池持ち バッテリー容量、充電しやすさ、長く使えるか 外出中に電池切れしやすい
防水・耐久性 防水・防塵、落下への強さ、ケースの有無 水濡れや落下で故障しやすい
家族の教えやすさ 家族と同じOSか、設定を手伝えるか 困ったときに説明しにくい
サポート 店舗相談、電話サポート、初期設定サポート 契約後に聞ける人がいない

この7つの中でも、最初に見てほしいのは「画面の見やすさ」と「サポート」です。どれだけ性能がよくても、本人が見づらい・聞ける人がいない状態では、使い続けるのが難しくなります。

文字と画面が見やすいか

シニア向けスマホでは、画面の見やすさがとても大切です。

小さくて軽いスマホは持ちやすい反面、文字が見づらいことがあります。反対に、大きすぎるスマホは画面が見やすいものの、片手で持ちにくい場合があります。

店頭で実機を見る場合は、電話帳、LINE、写真、地図、文字入力の画面を確認しましょう。

電話をかけやすいか

シニア世代では、電話をよく使う人も多いです。

電話アプリが見つけやすいか、よくかける相手をホーム画面に置けるか、通話音量は十分かを確認しましょう。

また、通話定額も大切です。家族や病院、役所などに電話する機会が多い人は、かけ放題や通話定額を付けたほうが安心な場合があります。

迷惑電話・詐欺対策があるか

シニア向けスマホでは、迷惑電話対策も重要です。

知らない番号からの着信に警告を出す機能、通話録音、迷惑電話ブロック、還付金詐欺対策などがあると安心です。

端末だけでなく、通信事業者の迷惑電話対策サービスも確認しましょう。家族が一緒に設定しておくと、本人だけで判断しにくい電話への不安を減らせます。

電池持ちは十分か

スマホに慣れていない人ほど、充電を忘れることがあります。

電池持ちが悪いと、外出先で連絡が取れなくなる不安があります。バッテリー容量だけでなく、本人の使い方に合っているかも確認しましょう。

特に、地図、動画、写真、LINE通話を使う人は電池の減りが早くなりやすいです。

防水・防塵・落下への強さがあるか

シニア向けには、防水・防塵や耐衝撃に対応したスマホも安心です。

台所で水がかかる、雨の日に使う、うっかり落としてしまう、といった場面は珍しくありません。ケースや画面保護フィルムも一緒に用意しておくと安心です。

家族が設定や操作を教えやすいか

親にスマホを持たせる場合、家族が操作を教えやすいかは重要です。

たとえば、家族全員がiPhoneを使っているなら、親もiPhoneにしたほうが説明しやすいことがあります。逆に、家族がAndroidに慣れているなら、Androidのほうが設定を手伝いやすいです。

「本人に合うか」だけでなく、「困ったとき誰が助けるか」まで考えましょう。

店舗や電話サポートを受けられるか

初めてのスマホなら、店舗サポートは大きな安心材料です。

オンライン専用プランは安いことが多いですが、困ったときに店舗で相談できない場合があります。本人が自分で調べるのが苦手なら、少し料金が高くても店舗サポートを受けやすい会社を選んだほうがよいこともあります。

料金で選ぶなら端末代より月額料金を確認しよう

シニア向けスマホを選ぶとき、端末代に目が行きがちです。

しかし、実際に大切なのは毎月の支払いです。端末代が安くても、通話料やサポート料が高ければ、思ったより負担が大きくなることがあります。

通話が多い人は通話定額を確認する

電話をよく使う人は、通話定額を確認しましょう。

シニア世代では、LINE通話より通常の電話を使う人も多いです。病院、役所、家族、友人へ電話する機会が多いなら、かけ放題や通話定額があるプランを選ぶと安心です。

auでは、60歳以上向けの「シニアバリュープラン」が提供されており、5GBのデータ容量、通話定額、迷惑電話対策が含まれるプランとして案内されています。

データ容量は少なめでも足りることが多い

電話、LINE、写真の送受信、ニュース、天気予報が中心なら、大容量プランでなくても足りることが多いです。

ただし、動画をよく見る人、外出先で地図をよく使う人、家にWi-Fiがない人は、少なすぎるプランだと不便になることがあります。

本人が何に使うかを確認してから選びましょう。

店舗サポートつきは安心だが料金は高めになりやすい

ドコモ、au、ソフトバンクなどのキャリアは、店舗サポートを受けやすいのがメリットです。

一方で、月額料金は格安SIMより高くなりやすいです。スマホに慣れるまでは店舗サポートがある会社を選び、慣れてきたら料金を見直す方法もあります。

格安SIMは安いがサポート体制を確認する

IIJmio、mineo、イオンモバイルなどのMVNOは、月額料金を抑えやすいのが魅力です。

ただし、店舗サポートや初期設定サポートは会社によって差があります。家族が設定を手伝えるならよいですが、本人だけで契約・設定するのは難しい場合があります。

MVNOを選ぶ場合は、端末の動作確認、サポート方法、近くの店舗や相談窓口の有無を確認しましょう。

親にスマホを持たせるなら確認したいこと

親にスマホを持たせる場合、機種選びだけでなく、最初の設定がとても大切です。

買って渡すだけでは、使い方がわからず、そのまま使わなくなることがあります。

家族と同じスマホにすると教えやすい

家族と同じスマホにすると、操作を教えやすくなります。

たとえば、子ども世代がiPhoneを使っているなら、親もiPhoneにすると画面を見ながら説明しやすいです。Androidを使っている家族が多いなら、Androidにすると設定を手伝いやすいです。

「親にはシニア向けスマホ」と決めつけず、教える人に合わせることも大切です。

LINE・写真・ビデオ通話を最初に設定する

スマホを買ったら、最初に使う機能を絞って設定しましょう。

おすすめは、電話、LINE、写真、ビデオ通話、地図、天気くらいです。最初からアプリをたくさん入れると、どれを使えばよいかわからなくなります。

ホーム画面には、よく使うものだけを置きましょう。

迷惑電話対策と緊急連絡先を設定する

迷惑電話対策と緊急連絡先は、最初に設定しておきたいポイントです。

知らない番号に出ない、怪しい電話は家族に相談する、困ったときにすぐ家族へ電話できるようにする。このルールを決めておくと安心です。

スマホの連絡先には、家族、かかりつけ病院、よく使うタクシー会社、近所の人などを登録しておくと便利です。

パスコード・Apple ID・Googleアカウントを家族で管理しすぎない

親のスマホを家族が設定するとき、アカウント情報をすべて家族が管理してしまうことがあります。

手伝うことは大切ですが、本人が何も知らない状態だと、機種変更やトラブル時に困ります。

パスコード、Apple ID、Googleアカウント、メールアドレス、パスワードの管理方法は、本人と家族で話し合って決めましょう。

本人が使わない機能はホーム画面から減らす

スマホが使いにくくなる原因のひとつが、ホーム画面にアイコンが多すぎることです。

本人が使わないアプリは、ホーム画面から外しましょう。電話、LINE、写真、カメラ、地図、天気、設定くらいに絞ると、迷いにくくなります。

シニアがスマホを使わなくなる原因と対策

スマホを買ったのに、本人があまり使わなくなることがあります。

これは本人のやる気だけの問題ではありません。見づらい、わかりにくい、不安、聞ける人がいないといった原因があります。

文字が小さくて読むのがつらい

文字が小さいと、スマホを見ること自体が負担になります。

購入後は、文字サイズ、表示サイズ、画面の明るさを調整しましょう。LINEやブラウザなど、よく使うアプリの文字サイズも確認すると安心です。

通知が多すぎて不安になる

通知が多いと、「何か押さないといけないのでは」と不安になる人もいます。

使わないアプリの通知はオフにしましょう。ニュース、広告、ゲーム、ショッピングアプリなどの通知が多いと、必要な連絡が埋もれてしまいます。

パスワードがわからなくなる

スマホでは、パスワードや認証コードを求められる場面があります。

本人だけで管理できない場合は、家族と一緒に安全な管理方法を決めましょう。ただし、紙にそのまま書いて人目につく場所に置くのは避けたいところです。

料金が高くなった理由がわからない

通話料、オプション料、データ追加、サポート料などで、月額料金が思ったより高くなることがあります。

契約時には、毎月いくらかかるのかを確認しましょう。特に通話が多い人は、通話定額の有無が重要です。

困ったときに聞ける人がいない

スマホを使い続けるには、困ったときに聞ける人が必要です。

家族、店舗、電話サポート、地域のスマホ教室など、相談先を用意しておきましょう。最初の1カ月は、家族が定期的に使い方を確認してあげると安心です。

買う前に避けたいシニアスマホの失敗例

シニア向けスマホ選びでは、避けたい失敗もあります。

買ってから後悔しないように、次の点を確認しましょう。

安さだけで古い中古スマホを選ぶ

中古スマホは安く買えますが、古すぎる端末は注意が必要です。

OSアップデートが短い、バッテリーが劣化している、画面が小さい、動作が遅い、といった問題があると、シニアには使いにくくなります。

中古を選ぶなら、保証のある販売店で、バッテリー状態やサポート期間を確認しましょう。

画面が小さい端末を選ぶ

小さい端末は持ちやすいですが、文字が見づらいことがあります。

シニア向けには、ある程度画面が大きいスマホのほうが使いやすい場合が多いです。店頭で実際に文字を見てから選びましょう。

家族が教えられない機種を選ぶ

本人に合いそうでも、家族が操作を教えられない機種だと困ることがあります。

特に、独自のホーム画面を持つシニア向けスマホは、家族が普段使っているスマホと操作が違う場合があります。購入前に、教える人が操作画面を確認しておくと安心です。

店舗サポートなしでオンライン契約だけにする

オンライン契約は安くて便利ですが、スマホ初心者には難しいことがあります。

本人が初期設定やトラブル対応を一人でできない場合は、店舗サポートがある会社を選ぶほうが安心です。

通話定額を付けずに電話代が高くなる

電話をよく使う人が通話定額なしで契約すると、通話料が高くなる場合があります。

家族との通話はLINEで済ませられても、病院、役所、予約、問い合わせなどでは通常の電話を使うことがあります。通話時間が多い人は、かけ放題や通話定額を確認しましょう。

FAQ|シニアにおすすめのスマホでよくある質問

シニアにはらくらくスマホとiPhoneのどちらがおすすめですか?

操作に不安が強く、電話やメール中心なら、らくらくスマホが安心です。

一方で、家族がiPhoneを使っていて教えやすいなら、iPhoneもおすすめできます。写真共有やビデオ通話、位置情報共有を使いやすいからです。

本人がどれだけ使えるかだけでなく、家族がどれだけサポートできるかも考えて選びましょう。

高齢の親にスマホを持たせるなら何を重視すべきですか?

画面の見やすさ、電話のしやすさ、迷惑電話対策、店舗サポート、家族の教えやすさを重視しましょう。

端末代が安いだけで選ぶと、使いにくくて結局使わなくなることがあります。

シニア向けスマホは格安SIMでも使えますか?

使える場合があります。

たとえば、らくらくスマートフォン Lite MR01はSIMフリー端末として展開され、IIJmioやイオンモバイルでも取り扱いがあります。ただし、すべての端末がすべての格安SIMで快適に使えるわけではありません。

購入前に、通信事業者の動作確認端末一覧を確認しましょう。

ガラケーからスマホに変えるときの注意点は?

電話帳の移行、メールアドレス、LINEの登録、写真の保存、通話料金、サポート体制を確認しましょう。

ガラケーとスマホでは操作が大きく変わります。最初は、電話・LINE・写真・地図など、使う機能を絞るのがおすすめです。

シニアに中古スマホはおすすめですか?

費用を抑えたい場合は候補になりますが、慎重に選ぶ必要があります。

中古スマホは、バッテリー劣化、OSサポート、保証、赤ロムなどを確認しなければいけません。スマホ初心者には、新品または保証つきの整備済み・中古端末のほうが安心です。

スマホ初心者でもLINEは使えますか?

使えます。

ただし、最初の登録や友だち追加、通知設定は家族が手伝ったほうが安心です。ホーム画面にLINEをわかりやすく置き、家族とのトークだけを最初に使うようにすると慣れやすいです。

月額料金はいくらくらいが目安ですか?

使い方によって変わります。

電話とLINE中心なら、データ容量は少なめでも足りることがあります。ただし、通話が多い人は通話定額を付けたほうが安心です。店舗サポートを重視するならキャリアやサブブランド、料金を抑えたいならMVNOも候補になります。

まとめ|シニアにおすすめのスマホは本人の使い方と家族のサポートで選ぼう

シニアにおすすめのスマホは、ひとつに決まりません。

電話とメール中心で操作に不安があるなら、らくらくスマートフォンやBASIOのようなシニア向けスマホが安心です。LINEや写真も使いたいなら、arrows We2やAQUOS wishシリーズ。写真や動画、長く使うことを重視するならAQUOS senseシリーズ。家族がiPhoneを使っていて教えやすいなら、iPhoneも候補になります。

選ぶときは、次のポイントを確認しましょう。

  • 本人が何に使いたいか
  • 画面や文字が見やすいか
  • 電話をかけやすいか
  • 迷惑電話対策があるか
  • 家族が操作を教えやすいか
  • 店舗や電話でサポートを受けられるか
  • 月額料金が無理なく続くか

シニア向けスマホ選びで大切なのは、「一番人気の機種」を選ぶことではありません。本人が毎日安心して使えて、困ったときに誰かが支えられることです。

まずは、本人がスマホでやりたいことを3つに絞ってみてください。電話、LINE、写真、地図、動画、見守りなど、必要なことが見えてくると、選ぶべき機種と通信事業者も決めやすくなります。

参考リンク

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