ネットスーパーのデメリット7選|後悔しない使い方

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ネットスーパーは、スマホやパソコンから食品や日用品を注文でき、自宅まで届けてもらえる便利なサービスです。

重い米や水を運ばなくていい。
子どもを連れてスーパーに行かなくていい。
仕事帰りに混んだレジへ並ばなくていい。

そう考えると、かなり魅力的ですよね。

ただし、ネットスーパーにはデメリットもあります。

たとえば、送料がかかる、生鮮食品を自分の目で選べない、配達時間に在宅する必要がある、欠品が出ることがあるなどです。

また、ネットスーパーは通信販売にあたるため、原則としてクーリング・オフの対象ではありません。国民生活センターも、インターネット通販などの通信販売には法律上のクーリング・オフ制度がなく、返品の可否や条件は販売サイトの返品特約に従うと案内しています。

つまり、ネットスーパーは「便利だから何も考えずに使えばOK」というサービスではありません。

でも、デメリットを先に知っておけば大丈夫です。
使い方を工夫すれば、買い物の負担を大きく減らせます。

この記事では、ネットスーパーのデメリットを正直に解説しながら、後悔しない使い方、向いている人・向かない人、実店舗との使い分けまでわかりやすく紹介します。

ネットスーパーのデメリットは「使い方」で変わる

ネットスーパーのデメリットは、サービスそのものが悪いというより、使い方と生活スタイルが合わないと不満になりやすいという意味で考えるとわかりやすいです。

たとえば、毎日その日の気分で食材を選びたい人にとっては、ネットスーパーは少し使いにくいかもしれません。野菜の大きさや肉の脂の入り方を、自分の目で見て選べないからです。

一方で、週1回まとめ買いをする人や、米・水・牛乳・冷凍食品など「買うものがだいたい決まっている人」にはかなり便利です。

つまり、ネットスーパーは万能ではありません。
ただ、実店舗とうまく使い分けると、日常の買い物がかなり楽になります。

まずは、主なデメリットを一覧で見てみましょう。

デメリット 起きやすい理由 対策
送料・手数料がかかる 自宅まで配送してもらうため まとめ買い・送料無料ラインを活用する
生鮮食品を自分で選べない 店員が代わりに商品を選ぶため 定番品中心に使い、こだわる食材は実店舗で買う
実店舗より高く感じることがある 送料やネット限定価格の違いがあるため 送料込みの合計額で判断する
配達時間に在宅が必要 冷蔵・冷凍品を含むため 在宅しやすい曜日・時間に固定する
欠品や代替品がある 店舗在庫や当日の状況に左右されるため 代替品の可否を設定し、早めに注文する
少額注文に向かない 最低注文金額や送料があるため 米・水・日用品と一緒に注文する
返品・交換が面倒 通信販売扱いで条件があるため 注文前に返品条件を確認する

表を見ると、ネットスーパーにはたしかに注意点があります。
ただし、ほとんどのデメリットは「何を買うか」「いつ注文するか」「どのくらいまとめるか」で軽くできます。

ここからは、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

ネットスーパーのデメリット1:送料・手数料がかかる

ネットスーパーでまず気になるのが、送料や手数料です。

実店舗に自分で買いに行けば送料はかかりません。
しかし、ネットスーパーでは商品を自宅まで届けてもらうため、配送料がかかることがあります。

ここで不満になりやすいのは、少額注文をしたときです。

たとえば、1,000円分だけ買いたいのに送料が数百円かかると、「だったら近所のスーパーで買えばよかった」と感じやすくなります。

サービスによっては、最低注文金額が設定されている場合もあります。イオンネットスーパーでは、1回の注文可能金額が税抜700円以上と案内されています。グリーンビーンズでは、最低利用料金が税抜4,000円で、配送料は配送エリアや時間帯などによって税込0円〜1,100円とされています。

つまり、ネットスーパーは「ちょっとだけ買い足す」よりも、「ある程度まとめて買う」ほうが向いています。

送料が気になる場合は、以下のように使うと負担を感じにくくなります。

  • 米・水・飲料など重いものをまとめて注文する
  • トイレットペーパーや洗剤など日用品も一緒に買う
  • 週1回のまとめ買いにする
  • 送料無料ラインがあるサービスでは金額を調整する
  • 少額だけ欲しいときは実店舗やコンビニを使う

送料は「損」と考えることもできますが、重い荷物を運ぶ手間や買い物に使う時間を減らせるなら、十分に価値があります。

特に、子育て中の家庭や高齢者、車を使わず買い物している人にとっては、送料以上に助かる場面も多いはずです。

ネットスーパーのデメリット2:生鮮食品を自分の目で選べない

ネットスーパーで不安になりやすいのが、野菜・肉・魚などの生鮮食品です。

実店舗なら、トマトの赤さ、キャベツの重さ、肉の脂の入り方、魚の状態を自分で見て選べます。

でも、ネットスーパーでは店員さんが代わりに商品を選びます。
そのため、「思ったより小さかった」「もう少し脂の少ない肉がよかった」「バナナが青すぎた」と感じることがあります。

これは、ネットスーパーの大きなデメリットです。

ただし、すべての生鮮食品がネットスーパーに向かないわけではありません。

比較的注文しやすいのは、以下のような商品です。

  • もやし
  • 豆腐
  • 牛乳
  • ヨーグルト
  • 納豆
  • 冷凍野菜
  • カット野菜
  • いつも買うメーカーの肉・加工品

一方で、慎重に選びたいのは以下です。

  • 大きさや形を見たい野菜
  • 脂の入り方を見たい肉
  • 鮮度をしっかり確認したい魚
  • 賞味期限を長く残したいパンや惣菜
  • 贈り物や来客用の果物

ネットスーパーを上手に使うコツは、こだわりが強い食材は実店舗で買い、定番品や重いものはネットスーパーに任せることです。

最初から肉も魚も野菜も全部ネットスーパーでそろえようとすると、少し不満が出やすいです。

まずは、牛乳・卵・冷凍食品・日用品のように「失敗しにくい商品」から試すと、ネットスーパーの便利さを実感しやすくなります。

ネットスーパーのデメリット3:実店舗より価格が高く感じることがある

ネットスーパーは、実店舗より高く感じることがあります。

理由は大きく3つあります。

1つ目は、送料がかかること。
2つ目は、店頭の特売やタイムセールが反映されない場合があること。
3つ目は、商品価格やキャンペーン内容が実店舗と異なることがあることです。

実際、イオンネットスーパーのFAQでも、店頭で実施している割引企画・ポイント倍付企画は、一部を除き対象外と案内されています。

つまり、実店舗で「今日だけ安い!」となっている商品が、ネットスーパーでも同じ価格とは限りません。

ただし、ネットスーパーには別の節約効果もあります。

実店舗に行くと、つい予定外の商品を買ってしまうことがあります。
「お菓子が安いから買っておこう」「新商品が気になる」「子どもにねだられた」など、気づけばカゴの中が増えていることもありますよね。

ネットスーパーなら、カートの合計金額を見ながら買い物できます。
予算を超えたら、不要なものを削ることも簡単です。

そのため、価格だけを見ると高く感じても、無駄買いを減らせる人にとっては、結果的に食費管理がしやすくなる場合があります。

判断するときは、商品単価だけでなく、以下をまとめて考えましょう。

  • 送料を含めた合計額
  • 買い物に行く時間
  • 交通費やガソリン代
  • ついで買いの減り方
  • 重い荷物を運ばなくてよい負担軽減

「1円でも安く買いたい日」は実店舗。
「時間と体力を節約したい日」はネットスーパー。
このように分けると、無理なく使えます。

ネットスーパーのデメリット4:配達時間に在宅する必要がある

ネットスーパーは、自宅まで届けてくれるのが大きな魅力です。

でも、その反面、配達時間に在宅する必要があります。

冷蔵品や冷凍品、生鮮食品があるため、通常の宅配便のように気軽に再配達できない場合があります。サービスによっては、配達当日に不在で注文がキャンセルになった場合、商品代金や配送料相当額を請求されることもあります。グリーンビーンズの公式FAQでも、配送当日に不在で注文がキャンセルになった場合、商品代金および配送料等相当額を請求することがあると案内されています。

これはかなり大事な注意点です。

特に、仕事の予定が変わりやすい人、子どもの送迎で外出が多い人、急な用事が入りやすい人は、受け取り時間の設定に気をつける必要があります。

対策としては、以下のように使うのがおすすめです。

  • 在宅しやすい夜の時間帯にする
  • 休日の午前中にまとめて受け取る
  • 家族の誰かがいる時間に合わせる
  • 配達時間の変更ルールを確認しておく
  • 置き配や非対面受け取りの可否を確認する

ネットスーパーは便利ですが、「いつでも自由に受け取れる」わけではありません。

そのため、スケジュールが読みにくい人は、最初から週末や在宅勤務の日に固定すると使いやすくなります。

ネットスーパーのデメリット5:欠品や代替品が発生することがある

ネットスーパーでは、注文した商品が欠品になることがあります。

実店舗でも、買いに行ったら売り切れていた、ということはありますよね。
ネットスーパーでも同じように、注文時点ではカートに入れられても、実際に商品を準備するタイミングで在庫がない場合があります。

このとき、サービスによっては代替品が入る場合があります。
たとえば、いつもの牛乳が欠品していたら別メーカーの牛乳、指定した容量の商品がなければ近い容量の商品が選ばれることがあります。

便利に感じる人もいれば、「勝手に違う商品が届くのは嫌」と感じる人もいます。

欠品や代替品で失敗しないためには、注文時の設定を確認しておきましょう。

  • 代替品を希望するか
  • 代替品を希望しないか
  • 欠品時に連絡が来るか
  • どの商品だけ代替OKにするか
  • 注文の締切時間はいつか

特に、アレルギーがある食品、赤ちゃん用の商品、好みがはっきりしている商品は、代替品を希望しない設定にしたほうが安心です。

逆に、牛乳や卵、日用品など「似た商品なら問題ないもの」は、代替品を許可しておくと買い物の失敗が減ります。

ネットスーパーのデメリット6:最低注文金額があり少額注文に向かない

ネットスーパーは、毎回少しだけ買いたい人には向かない場合があります。

サービスによっては、最低注文金額が決まっているためです。

たとえば、グリーンビーンズでは商品代金の合計が税抜4,000円以上で購入手続きへ進める仕組みです。配送料はこの最低利用料金に含まれないため、商品だけで税抜4,000円以上にする必要があります。

一人暮らしで「今日の夕飯だけ買いたい」「牛乳とパンだけ欲しい」という使い方だと、最低注文金額に届かないことがあります。

そのため、ネットスーパーは少額の買い足しよりも、以下のような使い方に向いています。

  • 週1回のまとめ買い
  • 米・水・飲料のまとめ買い
  • 冷凍食品のストック購入
  • 洗剤やトイレットペーパーなど日用品の補充
  • 常備食材の買い足し

一人暮らしでも、使い方を工夫すれば便利です。
たとえば、冷凍食品、レトルト、パスタ、米、日用品をまとめて買えば、最低注文金額を満たしやすくなります。

逆に、毎日その日分だけ少しずつ買いたい人は、近所のスーパーやコンビニのほうが使いやすいこともあります。

ネットスーパーのデメリット7:返品・交換が面倒な場合がある

ネットスーパーで気をつけたいのが、返品・交換です。

実店舗なら、レシートを持って店舗へ行けば相談できることがあります。
しかし、ネットスーパーは通信販売なので、返品の条件はサービスごとのルールに従う必要があります。

国民生活センターは、通信販売には法律上のクーリング・オフ制度がなく、返品の可否や条件について特約があればそれに従うと説明しています。特約がない場合は、商品を受け取った日を含む8日以内であれば、消費者が送料を負担して返品できると案内されています。

食品の場合は、さらに注意が必要です。

生鮮食品、冷蔵品、冷凍品、惣菜などは、自己都合での返品が難しい場合があります。
「思っていたより小さい」「味が好みではなかった」「注文を間違えた」といった理由では、返品できないこともあります。

返品・交換で困らないためには、以下を確認しておきましょう。

  • 返品できる商品とできない商品
  • 商品不良の連絡期限
  • 写真が必要か
  • 問い合わせ方法
  • 返金方法
  • 自己都合返品の可否

特に初めて使うサービスでは、最初から高額な商品やこだわりの強い生鮮食品をまとめて買うより、定番品から試すほうが安心です。

ネットスーパーのデメリットを減らす使い方

ネットスーパーのデメリットは、使い方でかなり減らせます。

ポイントは、ネットスーパーに向いている商品を中心に使うことです。

ポイントは、ネットスーパーに向いている商品を中心に使うことです。
使い方 おすすめ理由 注意点
重いものを中心に注文する 米・水・飲料を運ぶ負担が減る 保管場所を確認してから注文する
週1回のまとめ買いにする 送料の負担を感じにくい 冷蔵庫の空きスペースを確認する
生鮮食品は定番品から試す 品質の不安を減らしやすい こだわりの強い食材は実店舗で選ぶ
注文履歴を活用する いつもの商品を短時間で注文できる 不要なものまで惰性で買わないようにする
在宅日を決めて注文する 受け取り忘れを防ぎやすい 急な予定変更時のルールを確認する

ネットスーパーを上手に使う人は、「全部をネットで買おう」とは考えていません。

重いもの、かさばるもの、いつも買うものはネットスーパー。
鮮度や見た目を確認したいものは実店舗。

このように分けると、ストレスが少なくなります。

ネットスーパーで買うと便利なもの

ネットスーパーと相性がよいのは、重いもの・かさばるもの・いつも買うものです。

具体的には、以下のような商品です。

  • お茶
  • 牛乳
  • 冷凍食品
  • レトルト食品
  • 缶詰
  • トイレットペーパー
  • ティッシュ
  • 洗剤
  • おむつ
  • ペット用品

こうした商品は、実店舗で買うと運ぶのが大変です。

特に、米や飲料はかなり重いですよね。
車がない人、自転車や徒歩で買い物している人、子どもを連れて買い物する人にとっては、家まで届けてもらえるだけで大きな助けになります。

また、いつも同じメーカーを買う商品もネットスーパー向きです。
たとえば、牛乳、ヨーグルト、納豆、洗剤、柔軟剤などは、商品選びで大きく迷うことが少ないため、ネットでも注文しやすいです。

ネットスーパーで慎重に選びたいもの

一方で、ネットスーパーで慎重に選びたい商品もあります。

代表的なのは、生鮮食品です。

  • 葉物野菜
  • 果物
  • 刺身
  • 惣菜
  • パン
  • 賞味期限が気になる商品

もちろん、ネットスーパーの品質が悪いという意味ではありません。
ただ、自分の好みが強く出る商品は、実店舗で選んだほうが満足しやすいことがあります。

たとえば、バナナひとつでも、「青めが好き」「すぐ食べたいから黄色がいい」「少し斑点があるくらいが甘くて好き」と好みがあります。

肉も同じです。脂が多いほうが好きな人もいれば、赤身が多いほうが好きな人もいます。

こうした細かい好みがある商品は、ネットスーパーだとズレが起きやすいです。

最初のうちは、失敗しても困りにくい商品から試し、品質に納得できるサービスなら生鮮食品を増やしていくのがおすすめです。

ネットスーパーが向いている人

ネットスーパーが向いているのは、買い物の「手間」や「重さ」を減らしたい人です。

特に、以下に当てはまる人には向いています。

  • 子育て中で買い物に行きにくい人
  • 共働きで平日の買い物時間を減らしたい人
  • 米・水・飲料など重いものをよく買う人
  • 高齢者や体力に不安がある人
  • 車を使わず買い物している人
  • 週1回のまとめ買いができる人
  • 買い物リストを決めてから注文できる人

たとえば、小さな子どもを連れてスーパーへ行くのは、想像以上に大変です。
カートに乗りたがらない、商品を触りたがる、レジでぐずる、荷物を持ちながら抱っこする。

それだけで、ぐったりしますよね。

ネットスーパーなら、家で落ち着いて注文できます。
子どもが寝たあとに注文したり、通勤中に買い物リストを確認したりすることもできます。

「買い物に行かないだけで、こんなに楽なんだ」と感じる人も多いはずです。

ネットスーパーが向かない人

反対に、ネットスーパーが向かない人もいます。

以下に当てはまる人は、実店舗のほうが満足しやすいかもしれません。

  • 食材を自分の目で選びたい人
  • 毎日少しずつ買いたい人
  • 特売品を見ながら献立を決めたい人
  • 送料や手数料が気になる人
  • 在宅時間が読みにくい人
  • 欠品や代替品にストレスを感じやすい人
  • その日にすぐ商品が必要な人

ネットスーパーは、計画的に買う人には向いています。
でも、スーパーを歩きながら「今日はこれが安いから鍋にしよう」「魚がよさそうだから焼き魚にしよう」と決める人には、少し物足りないかもしれません。

また、在宅時間が読みにくい人にも不便です。

配達時間に家にいられないと、受け取りのストレスが増えます。
その場合は、店舗受け取り、置き配対応、宅配ボックス対応などが使えるか確認しておきましょう。

一人暮らしでネットスーパーを使うと損?

一人暮らしでも、ネットスーパーは使えます。

ただし、毎回少額しか買わない人は、送料や最低注文金額の影響を受けやすいです。

一人暮らしでネットスーパーを使うなら、以下のような注文がおすすめです。

  • 水・お茶
  • 冷凍食品
  • レトルト食品
  • パスタ・乾麺
  • 缶詰
  • 調味料
  • トイレットペーパー
  • 洗剤

これらは日持ちしやすく、まとめ買いしても無駄になりにくい商品です。

反対に、生鮮食品を大量に買うと、食べきれずに傷ませてしまうことがあります。

一人暮らしの場合は、ネットスーパーだけで完結しようとせず、重いもの・ストック品はネットスーパー、少量の生鮮食品は実店舗という使い分けが現実的です。

子育て世帯にネットスーパーは向いている?

子育て世帯には、ネットスーパーはかなり向いています。

理由は、買い物の負担が大きいからです。

子どもを連れてスーパーに行くと、買い物だけでなく、移動、抱っこ、会計、袋詰め、荷物運びまで発生します。おむつや飲料を買った日は、荷物もかなり重くなります。

ネットスーパーなら、こうした負担を減らせます。

特に相性がよいのは以下です。

  • おむつ
  • おしりふき
  • ミルク
  • 牛乳
  • 冷凍食品
  • 子ども用の定番食品

ただし、注意点もあります。

子育て中は、子どもの体調や予定が急に変わることがあります。
配達時間に在宅できるかどうかは、少し余裕を持って考えておきましょう。

また、注文履歴を使うと便利ですが、毎回同じものを惰性で買いすぎることもあります。月に1回くらいは注文履歴を見直すと、無駄買いを減らせます。

高齢者にネットスーパーをすすめるときの注意点

高齢者にも、ネットスーパーは便利です。

重い荷物を持たなくてよいこと、暑い日や雨の日に外出しなくてよいことは、大きなメリットです。

ただし、ネット注文に慣れていない場合は、最初のハードルが高く感じられます。

家族が高齢の親にネットスーパーをすすめるなら、いきなり「自分で注文してね」と言うより、一緒に注文してみるのがおすすめです。

確認したいポイントは以下です。

  • 配達エリアに入っているか
  • 受け取り方法はわかりやすいか
  • 支払い方法に無理がないか
  • いつも買う商品をお気に入り登録できるか
  • 注文履歴から再注文できるか
  • 家族が代わりに注文をサポートできるか

最初は、米、水、牛乳、卵、トイレットペーパーなど、いつも買う定番品だけでも十分です。

「便利なサービスを使いこなす」ことよりも、買い物の負担を少し減らすことを目的にすると、取り入れやすくなります。

ネットスーパーと実店舗はどう使い分ける?

ネットスーパーを使うときは、実店舗と競わせる必要はありません。

むしろ、両方を使い分けるのが一番現実的です。

買い物内容 おすすめの買い方 理由
米・水・飲料 ネットスーパー 重くて運ぶ負担が大きい
日用品 ネットスーパー かさばるものを自宅で受け取れる
肉・魚・野菜 実店舗も併用 鮮度や大きさを見て選びやすい
急ぎの買い物 近所のスーパー・コンビニ すぐに手に入る
献立を考えるのが面倒な日 食材宅配・ミールキットも選択肢 必要な食材がまとまって届く

ネットスーパーは、実店舗の代わりというより、買い物の負担を減らす道具です。

全部を置き換えようとすると不満が出やすいですが、向いている商品だけ任せればかなり便利になります。

ネットスーパーを選ぶときのチェックポイント

ネットスーパーを選ぶときは、価格だけで決めないほうがよいです。

次の項目を確認しましょう。

  • 自宅が配達エリアに入っているか
  • 送料はいくらか
  • 最低注文金額はいくらか
  • 配達時間帯を選びやすいか
  • 欠品時の代替品設定ができるか
  • 返品・交換条件が明記されているか
  • よく買う商品がそろっているか
  • 支払い方法が使いやすいか
  • 初回クーポンやキャンペーンがあるか

特に重要なのは、配達エリアと配達時間です。

どれだけ安くても、希望する時間に受け取れなければ使いづらいです。
また、最低注文金額が高いサービスは、まとめ買い向きです。一人暮らしや少量注文が多い人は、最低注文金額が低めのサービスのほうが合う場合があります。

よくある質問

ネットスーパーは実店舗より高いですか?

商品によっては、実店舗より高く感じることがあります。

送料がかかる場合や、店頭限定の割引がネットスーパーでは対象外になる場合があるためです。たとえば、イオンネットスーパーでは、店頭で実施している割引企画・ポイント倍付企画は一部を除き対象外と案内されています。

ただし、無駄買いを減らせる人や、買い物時間を短縮したい人にはメリットもあります。商品価格だけでなく、送料・時間・体力の負担まで含めて考えるのがおすすめです。

ネットスーパーの送料はいくらですか?

送料はサービスや地域、配送時間帯、注文金額によって異なります。

たとえば、グリーンビーンズでは配送料が税込0円〜1,100円で、配送エリアや時間帯、予約状況などによって変動すると案内されています。また、合計12,000円以上の注文で配送料が無料になる条件もあります。

実際に使う前に、自分の住所で送料を確認しましょう。

ネットスーパーで野菜や肉を買っても大丈夫ですか?

買っても大丈夫ですが、最初は定番品から試すのがおすすめです。

野菜や肉は、サイズ・鮮度・脂の入り方などに好みが出やすい商品です。こだわりが強いものは実店舗で選び、牛乳・卵・冷凍食品・日用品などからネットスーパーを使い始めると失敗しにくいです。

ネットスーパーで欠品したらどうなりますか?

サービスや注文時の設定によって異なります。

代替品が届く場合もあれば、欠品としてキャンセルされる場合もあります。アレルギーがある商品や、メーカー指定の商品は、代替品を希望しない設定にしておくと安心です。

ネットスーパーは一人暮らしでも使えますか?

使えます。

ただし、少額注文だと送料や最低注文金額の影響を受けやすいです。一人暮らしの場合は、米・水・冷凍食品・レトルト食品・日用品など、日持ちするものをまとめて買う使い方が向いています。

ネットスーパーは高齢者にも使いやすいですか?

買い物の負担を減らせる点では、高齢者にも向いています。

ただし、スマホやパソコンの操作に慣れていない場合は、家族のサポートがあると安心です。最初は家族が一緒に注文し、よく買う商品をお気に入り登録しておくと使いやすくなります。

ネットスーパーで返品はできますか?

返品の可否は、サービスごとの返品条件によります。

通信販売には法律上のクーリング・オフ制度がないため、返品条件は利用するネットスーパーのルールを確認する必要があります。食品は返品できない場合もあるため、注文前に確認しておきましょう。

ネットスーパーと食材宅配はどちらが便利ですか?

目的によって違います。

普段スーパーで買う食品や日用品を届けてほしいなら、ネットスーパーが便利です。
献立を考えるのが面倒、必要な材料をまとめて届けてほしい、という人には食材宅配やミールキットが合う場合があります。

買い物の負担を減らしたいならネットスーパー、料理の準備まで楽にしたいなら食材宅配、と考えると選びやすいです。

まとめ|ネットスーパーのデメリットは使い分けで減らせる

ネットスーパーには、デメリットがあります。

送料がかかる。
生鮮食品を自分で選べない。
配達時間に在宅する必要がある。
欠品や代替品が出ることがある。
返品・交換が面倒な場合もある。

たしかに、実店舗とまったく同じ感覚で使おうとすると、不便に感じることがあります。

でも、ネットスーパーは使い方を間違えなければ、とても便利なサービスです。

米・水・飲料・日用品・冷凍食品などはネットスーパー。
鮮度や見た目を確認したい肉・魚・野菜は実店舗。
急ぎの買い物は近所のスーパーやコンビニ。

このように使い分ければ、デメリットを減らしながら、買い物の負担を軽くできます。

最初からすべての買い物をネットスーパーに変える必要はありません。
まずは、重いものやいつも買う定番品だけ試してみましょう。

「買い物に行く回数が1回減る」だけでも、暮らしはかなり楽になります。

参考リンク

くらしのーと編集部

【記事の制作・編集担当】 くらしノート編集部は、住まい・スキル・通信・お金・防犯など、暮らしの意思決定に必要な情報を編集・発信しています。一次情報(公的機関・自治体・公式発表)を優先し、根拠の薄い情報は掲載しません。体験・取材・事例を踏まえ、読者が「今日やること」まで分かる記事づくりを心がけています。 ※掲載内容は、可能な限り公式情報を確認して作成しています。制度・料金・条件は変更される場合があるため、最新の情報は各公式サイトもあわせてご確認ください。

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