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「月1円って書いてあるし、残クレ(残価設定)で買うのが得なのでは?」
…これ、スマホを買うときに一度は迷いますよね。
ただ、スマホの“残クレ”は割引というより、ざっくり言うと
「2年後に返す前提で、月額を安く見せる買い方(条件付き)」です。
条件にハマれば便利。でもハマらないと、思ったより高くついたり、手続きで詰まったりします。
ここでは「スマホ 残クレ デメリット」で検索する人が不安に感じるポイントを、決めやすい形に落とし込みます。
先に結論:残クレで後悔しやすいのは“この7つ”
- 返却期限を逃すと、想定より支払いが増える
- 画面割れ・水没などで、追加費用が発生しうる
- 途中でやめると、残債が重く感じやすい(機種変・解約・乗り換え含む)
- 端末が手元に残らない(資産にならない)
- 自由に売りにくい(売るなら買い切りが前提になりやすい)
- データ移行・初期化・返却手続きが面倒(期限もある)
- 条件が更新されやすく、古い情報で判断するとミスる
この7つのうち、あなたにとって致命的なものが1つでもあるなら、残クレは慎重に。
逆に「2年で必ず買い替える」「端末を丁寧に使える」なら、選択肢になります。
そもそも“スマホの残クレ”って何?(実態は返却プログラム)
スマホの残クレは、各社で呼び方が違いますが、仕組みは似ています。
- 端末代の一部(残価)を最後に残す
- 代わりに、毎月の支払いを軽くする
- 期限内に端末を返却して条件を満たすと、残価分の支払いが不要になる
- 返却しない場合は、残価分を分割で払い続ける(または買い取り扱い)
「返すなら安い」「返さないなら普通に払う(or それなりに高い)」が基本の考え方です。
ざっくり比較:各社の“構造”はどこが違う?(まずここだけ)
※細かい条件は機種や時期で変わるので、最終確認は必ず公式で。
| 区分 | 支払い回数のイメージ | 返却タイミングの目安 | 注意点(デメリットに直結) |
|---|---|---|---|
| 24回・残価型 | 23回+残価(最後) | 23か月目まで等 | 返却しないと残価を再分割して払い続ける |
| 48回・早期返却型 | 48回払いの途中で返却 | 13か月目 or 25か月目以降など | 返却条件・査定条件で追加費用が出ることがある |
デメリット1:返却期限を逃すと、想定より支払いが増える
残クレは「返却する前提」で安く見えます。
逆に言うと、返却しなかった瞬間に“安さ”が崩れます。
ありがちな失敗
- 忙しくて返却手続きを先延ばし → 期限超え
- 機種変しようと思ったら「今月が返却期限だった」
- 返却キット待ち・査定完了待ちでズレる
対策はシンプルです。
買った日から23〜25か月目に“返却リマインド”を入れる(カレンダーでOK)。
やるだけで事故はかなり減ります。
デメリット2:端末の状態次第で追加費用が出る(ここが一番怖い)
スマホの残クレで一番揉めやすいのがこれ。
画面割れ・水没・動作不良などで、返却条件を満たさないと追加費用が発生しうる、という点です。
「子どもが落とす」「仕事で雑に扱いがち」「外でよく使う」人ほど、ここが刺さります。
対策
- ケース+ガラスフィルムは、ほぼ必須(コストとして織り込む)
- 補償(メーカー保証/キャリア補償)の条件を確認
- そもそも“残クレ向きの生活か”を見直す(落としがちな人は買い切りが安心)
デメリット3:途中でやめると、残債が重く感じやすい(乗り換えも同じ)
残クレは「2年で返す」前提で設計されているので、途中で予定が変わるとややこしいです。
- 機種変したい
- 他社へ乗り換えたい(MNP)
- 回線を解約したい
- 引っ越しや家計の都合で支払いを整理したい
ここで大事なのは、回線の契約と、端末の支払いは別モノだということ。
回線を変えても、端末代が残るのは普通にあります(ここ、意外と勘違いが多いです)。
対策
- 「1年後に乗り換えたい」なら、最初からその前提でプランを選ぶ
- 乗り換え予定が強い人は、残クレは慎重に(条件が複雑になりがち)
デメリット4:端末が手元に残らない(資産にならない)
残クレで返却するなら、端末はあなたの手元から離れます。
- 思い出の写真が入ってる
- 仕事用の設定が山ほどある
- サブ機として残したい
こういう人は、返却がストレスになりやすいです。
対策
- 返却前のデータ移行を“儀式”にする(後半でチェックリストあり)
- 手元に残したい人は、買い切り(または分割でも返却しない前提)の方が気がラク
デメリット5:自由に売りにくい(「売るなら買い切り」が基本になりやすい)
「返却せずに売れば得なのでは?」と思う人、かなり多いです。
でも、残クレ中は条件が絡むので、自由に売りにくいケースが出ます。
考え方としてはこれだけ。
- 返却する → 残価が免除(ただし条件あり)
- 手元に残す → 残価を含めて支払い続ける → その後に売る
「売る前提」なら、買い切りの方が比較が簡単です。
デメリット6:返却手続きが意外と面倒(しかも期限がある)
返却プログラムは“返すだけ”に見えて、やることが多いです。
- データ移行
- 初期化
- 「iPhoneを探す」「Googleデバイス保護」などの解除
- 梱包・発送(または店舗持ち込み)
- 査定完了まで待つ
対策は、返却1週間前にまとめてやるのではなく、1か月前から軽く準備です。
写真・LINE・2段階認証(SMSが絡むやつ)だけ先に片付けると、返却日がラクになります。
デメリット7:条件が更新されやすく、古い情報で判断するとミスる
これは2026年も普通に起きています。
プログラムの条件変更や、割引の適用条件が変わることがあるため、古い記事を読んで決めると危険です。
対策
- 最終判断は「公式の提供条件書/注意事項」を見る
- 契約前に、“返却期限・追加費用・キャンセル(手続き取り消し)”だけは確認する
「月額が安い=得」じゃない。総額を一発で比べる方法
残クレの判断で迷う理由は、月額だけ見せられて、総額が見えにくいからです。
ここは、ざっくりでもいいので同じ土俵に置きましょう。
比較はこの3パターンだけでOK
- A:残クレで返却(2年で返す前提)
- B:残クレで返却せず買い取り(残価も払う)
- C:買い切り(分割)+2年後に売却(買取相場を使う)
| 比較パターン | 2年間の実質負担(考え方) | 向く人 | 弱点 |
|---|---|---|---|
| A:残クレで返却 | (2年分の支払い)+(補償/ケース等)+(追加費用リスク) | 2年で必ず買い替え、端末を丁寧に使える | 破損で追加費用、返却手続きが必要 |
| B:残クレで買い取り | (2年分の支払い)+(残価の支払い) | 返却したくないが、最初は月額を抑えたい | 結局“安くない”ことがある |
| C:買い切り+売却 | (2年分の支払い)-(2年後の売却額) | 手続きが苦手じゃない、売却で回収したい | 売却相場が下がると期待より回収できない |
ポイントはこれだけです。
「A(返却)」が最安に見える場合でも、“追加費用のリスク”と“手続き”まで込みで納得できるかで決めましょう。
返却で詰まらないチェックリスト(返却1か月前から)
返却直前って、地味にバタつきます。
ここはテンプレで回避しましょう。
| やること | 目安タイミング | つまずきポイント |
|---|---|---|
| バックアップ(写真/LINE/連絡先) | 1か月前〜 | 容量不足・パスワード不明で止まる |
| 2段階認証の整理(SMS/認証アプリ) | 2週間前〜 | 旧端末がないとログインできないサービスがある |
| 端末の初期化 | 返却直前 | 初期化前に移行漏れがあると地獄 |
| “探す”系の解除(iPhone/Android) | 初期化の直前 | 解除しないと返却後に面倒が増える |
| 外装チェック(画面割れ/背面/カメラ) | 1週間前 | 割れ・水没があると追加費用の可能性 |
| 発送/店舗持ち込みの手配 | 1週間前〜 | キット到着待ちで期限ギリになる |
乗り換え(MNP)したい人の正解:端末と回線を分けて考える
ここ、勘違いで損しがちです。
- 回線を乗り換えても、端末代の支払いが残るのは普通
- プログラムによっては、回線解約後も継続できるものがある
- 一方で、割引の適用条件が「機種変更」などに限定されるケースもある
つまり、「乗り換えたいから残クレは得」ではなく、条件の読み方が重要です。
迷う人はこの順番が安全です。
- まず「端末を返す/残す」を決める
- 端末を返すなら、返却期限を最優先で守る
- 回線の乗り換えは、その後に進める(端末の手続きと混ぜない)
残クレが向く人・向かない人(1分診断)
残クレが向く人
- 2年で買い替えるのが当たり前
- ケース・フィルム・補償で丁寧に運用できる
- 返却の手続き(移行・初期化・発送)を面倒と思わない
- 端末を手元に残す必要がない
残クレが向かない人
- 3年以上同じスマホを使いがち
- 落としやすい/子どもが触る/屋外で酷使する
- 忙しくて期限管理が苦手(返却忘れが怖い)
- “売って回収したい”気持ちが強い(自由度が欲しい)
1つでも「向かない」が強いなら、買い切り(または残クレでも返却しない前提)の方がラクなことが多いです。
よくある質問
残クレで買ったスマホ、返却しないとどうなる?
返却しない場合は、残価分を含めて支払いが続きます(仕組みは各社で違うので公式確認が確実)。
画面割れがあると必ず追加費用になりますか?
状態や基準によりますが、返却条件を満たさないと追加費用が発生しうるのが基本です。契約前に「追加費用の上限」「査定基準」を確認しておくと安心です。
乗り換え(MNP)すると残クレは無効になりますか?
「端末の支払い」と「回線」は別扱いになることが多いです。回線解約後も継続利用できる旨が明記されているプログラムもあります。
“月1円”って結局なに?
端末代が極端に安いというより、返却や条件を組み合わせた見せ方になっていることが多いです。総額比較(返却/買い取り/買い切り+売却)で判断するとブレません。
残クレと下取り(買取)は何が違う?
残クレは「期限内返却で残価免除」などの“契約上の条件”が絡み、下取り・買取は「手放した時点で価値が確定する」イメージです。目的(2年で買い替えるのか、売って回収したいのか)で選びましょう。
まとめ|残クレで失敗しないために、今日やること
最後に、これだけやれば判断ミスが減ります。
- 自分は2年で買い替える派?3年以上使う派?を決める
- 返却するなら、返却期限をカレンダーに入れる
- 追加費用が出る条件(破損・水没・動作不良)を確認する
- 「返却」「買い取り」「買い切り+売却」の3択で総額比較する
- 乗り換え予定があるなら、端末手続きと回線手続きを混ぜない
残クレは“悪”ではありません。
でも、向かない人が無理に選ぶとストレスが増えます。
あなたの生活スタイル(落としやすさ・期限管理・買い替え周期)に合うかどうかで決めてください。