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「AppleCare+は高いけど安心そう」
「モバイル保険は安いけど、大丈夫なのかな?」
iPhoneを買うとき、こんな風に悩んでいませんか?
画面割れは起きそう。水濡れも少し不安。盗難・紛失は…人によって温度差がありますよね。しかもApple WatchやAirPods、iPadなど複数デバイスを持っていると、「全部に保険かけたら高すぎる」と思うのも当然です。
結論から言うと、AppleCare+とモバイル保険は、何を重視するかで最適解が変わります。
- 正規修理・バッテリー交換・Appleサポート重視 → AppleCare+
- 複数端末・月額を抑えたい・自己負担ゼロ寄り → モバイル保険
でも、これだけでは判断できませんよね。この記事では、以下のことをお伝えします。
- 料金・自己負担・補償範囲を「同じ物差し」で比べる比較表
- 紛失・盗難・バッテリー・自然故障の「落とし穴」を整理
- あなたの状況別(単体/複数端末/中古/盗難不安)のおすすめ
- 加入期限と注意点
数字と条件を整理して、自分に合う方を選べるようにしていきます。
結論|AppleCare+とモバイル保険、向いている人はこう違う
まず、結論を先にお伝えします。
先に答え:あなたが重視すべき比較軸は4つ
AppleCare+とモバイル保険を選ぶとき、重視すべき比較軸は4つあります。
①費用(月額・2年総額)
- AppleCare+: 機種により異なるが、月額1,000〜1,600円程度(iPhone 16シリーズの場合)
- モバイル保険: 月額700円(非課税)で主端末1台+副端末2台まで補償
②自己負担(修理時に払う金額)
- AppleCare+: 画面割れ3,700円、その他損傷12,900円、盗難・紛失12,900円(税込)
- モバイル保険: 修理費10万円まで自己負担0円。盗難・修理不能時は主端末25,000円、副端末7,500円が上限
③補償範囲(何が対象?何が対象外?)
- AppleCare+: 過失・事故による損傷(ADH)、自然故障、バッテリー交換(80%未満)、盗難・紛失(盗難・紛失プランの場合)
- モバイル保険: 外装破損、損壊、水濡れ、故障、盗難。ただし「紛失(置き忘れ)」は対象外
④加入条件/修理体験
- AppleCare+: 購入後30日以内に加入。Apple正規修理。エクスプレス交換サービスあり
- モバイル保険: 購入後1年未満(または有償補償サービス加入中)。修理店を自分で選べる。領収書・申請が必要
1分診断:3つの質問でおすすめが分かる(分岐)
Q1: あなたは何台のApple製品を使っていますか?
- iPhone1台だけ → Q2へ
- iPhone+Apple Watch/AirPods/iPadなど複数台 → モバイル保険が有利
Q2: 正規修理(Apple Store・正規サービスプロバイダ)にこだわりますか?
- はい、正規修理が安心 → AppleCare+が向いている
- いいえ、費用が安ければ修理店でもOK → Q3へ
Q3: バッテリー交換を無償で受けたいですか?
- はい、バッテリー交換を重視 → AppleCare+が向いている
- いいえ、それよりも月額を抑えたい → モバイル保険が向いている
この診断で、大まかな方向性が見えたと思います。次は、具体的な数字で比較していきましょう。
まず比較表|料金・自己負担・補償範囲を”同じ物差し”で比べる
AppleCare+とモバイル保険を、同じ物差しで比べていきます。
比較表(必須):月額/2年総額/自己負担/上限/対象台数/修理先/加入期限
以下の比較表は、iPhone 16 Pro(例)を前提にしています。機種により料金は変動するため、購入前に公式サイトで最新情報を確認してください。
| 項目 | AppleCare+(通常) | AppleCare+ 盗難・紛失プラン | モバイル保険 |
|---|---|---|---|
| 月額料金 | 約1,280円(税込) | 約1,580円(税込) | 700円(非課税) |
| 2年総額 | 約30,720円 | 約37,920円 | 約16,800円 |
| 画面割れ時の自己負担 | 3,700円(税込) | 3,700円(税込) | 0円(修理費10万円以内) |
| その他損傷時の自己負担 | 12,900円(税込) | 12,900円(税込) | 0円(修理費10万円以内) |
| 盗難・紛失時の自己負担 | 対象外 | 12,900円(税込) | 25,000円(主端末上限) |
| 年間補償上限 | 12ヶ月で2回まで | 12ヶ月で2回まで | 年間10万円まで(通算) |
| 対象台数 | 1台のみ | 1台のみ | 最大3台(主1台+副2台) |
| 修理先 | Apple正規修理 | Apple正規修理 | 自分で選べる(領収書必要) |
| 加入期限 | 購入後30日以内 | 購入後30日以内 | 購入後1年未満 |
| バッテリー交換 | 80%未満で無償 | 80%未満で無償 | 対象外 |
| エクスプレス交換 | あり | あり | なし |
この表から分かること
- 月額料金: モバイル保険が約半額
- 自己負担: モバイル保険は修理費10万円以内なら0円だが、盗難時は25,000円上限
- 対象台数: モバイル保険は最大3台まで補償
- 修理先: AppleCare+は正規修理、モバイル保険は自分で選べる
見落としがちな違い:紛失・盗難・バッテリー・自然故障の扱い
比較表だけでは見えにくい「落とし穴」を整理します。
紛失の扱い
- AppleCare+ 盗難・紛失プラン: 紛失(置き忘れ)も対象。ただし「探す」がオンになっていることが必須
- モバイル保険: 紛失(置き忘れ)は対象外。盗難(不法に奪われた場合)のみ対象
買って2週間、カフェにiPhoneを置き忘れて紛失…。こんなケースでは、AppleCare+ 盗難・紛失プランなら12,900円で交換できますが、モバイル保険では補償されません。
盗難の条件
- AppleCare+ 盗難・紛失プラン: 警察への届出が必須。「探す」がオンになっていることが必須
- モバイル保険: 盗難の場合は25,000円(主端末)が上限。盗難証明が必要
バッテリー交換
- AppleCare+: バッテリー容量が80%未満になれば無償交換
- モバイル保険: バッテリー交換は対象外(経年劣化は補償対象外)
2年以上使うと、「あれ?減りが早い」と感じることがあります。AppleCare+なら、80%未満で無償交換できるのは地味に大きいメリットです。
自然故障
- AppleCare+: 自然故障(落下や液体接触によらない故障)も2年間補償
- モバイル保険: 自然故障も補償対象だが、メーカー保証期間(1年)内は対象外のケースもある
「正規修理にこだわるか」で体験が変わる(時間/手間/安心感)
正規修理にこだわるかどうかで、体験が大きく変わります。
AppleCare+(正規修理)の体験
- Apple Store・正規サービスプロバイダで修理
- エクスプレス交換サービス: 代替機が届くのと同時にiPhoneを修理に出す。スマホがない時間を最小限に抑えられる
- Appleサポートが受けられる(電話・チャット)
- 純正部品・正規の修理品質
モバイル保険(修理店を自分で選ぶ)の体験
- 提携修理店でキャッシュレス修理(一部機種)、または自分で修理店を選んで後日申請
- 領収書・修理報告書を保管して、マイページから申請
- 保険金が支払われるまで1〜2ヶ月かかることもある
「時間がかかっても、費用を抑えたい」という人はモバイル保険。「すぐに代替機が欲しい」「正規修理の安心感が大事」という人はAppleCare+が向いています。
AppleCare+を選ぶべき人|強みと弱みを正直に
AppleCare+の強みと弱みを、一次情報ベースで整理します。
AppleCare+の強み:正規修理・バッテリー・サポート(一次情報で)
AppleCare+の強みは、以下の3つです。
①正規修理の安心感
- Apple正規修理(新品の部品、または性能および信頼性において新品と同等の再生部品)
- エクスプレス交換サービス: 代替機が届くのと同時に修理に出せる
- 修理品質が保証される
②バッテリー交換が無償
- バッテリー容量が80%未満になれば無償交換
- 2〜3年使うと体感で「減りが早い」となるが、これをタダで交換できるのは大きい
③Appleサポートが受けられる
- 電話・チャットで専門スタッフに相談できる
- ハードウェアだけでなく、ソフトウェアのサポートも受けられる
一次情報(Apple公式)
- AppleCare+の詳細: https://www.apple.com/jp/support/products/iphone/
- サービス料: 画面割れ3,700円、その他損傷12,900円、盗難・紛失12,900円(すべて税込)
- 加入期限: 購入後30日以内
AppleCare+の弱み:料金と自己負担、加入期限(日本の条件)
AppleCare+の弱みは、以下の3つです。
①料金が高い
- 月額1,000〜1,600円程度(機種により異なる)
- 2年総額で約30,000〜40,000円程度
「一度もトラブルがなければ払い損」になる計算です。
②自己負担が必要
- 画面割れ: 3,700円
- その他損傷: 12,900円
- 盗難・紛失: 12,900円
「保険だから全部タダで新品になる」と思うと痛い目にあいます。
③加入期限が短い
- 購入後30日以内に加入する必要がある
- 31日以上経過した後は、AppleCare+には加入できない
買って1ヶ月以上経ってから「やっぱり保険に入りたい」と思っても、AppleCare+には加入できません。
盗難・紛失を付けるべき人/付けなくていい人(”探す”前提も含め整理)
盗難・紛失プランを付けるべきかどうかは、以下の基準で判断しましょう。
付けるべき人
- 海外旅行に行く機会が多い
- 満員電車によく乗る(スリのリスク)
- カフェや飲食店でiPhoneを置き忘れることがある
- iPhoneの価格が高額(15万円以上)で、紛失時の損失が大きい
付けなくていい人
- 物をなくす習慣がほぼない
- 常にiPhoneをバッグの中に入れている
- 紛失リスクが低いと感じる
重要な条件
- 盗難・紛失の補償を受けるには、「探す」がオンになっていることが必須
- 盗難の場合は、警察への届出が必要
「探す」がオフになっていると、補償されないので注意しましょう。
モバイル保険を選ぶべき人|強みと落とし穴(ここが差別化ポイント)
モバイル保険の強みと落とし穴を整理します。
強み:月額固定・最大3台・自己負担の考え方(上限まで)
モバイル保険の強みは、以下の3つです。
①月額700円(非課税)で最大3台まで補償
- 主端末1台+副端末2台まで補償
- iPhone+Apple Watch+AirPodsなど、複数デバイスを持っている人に有利
例えば、iPhone 16 Pro(本体15万円)+Apple Watch(5万円)+AirPods(3万円)の合計23万円分のデバイスを、月額700円で補償できます。
②修理費10万円まで自己負担0円
- 修理費が10万円以内なら、自己負担0円
- AppleCare+のように「画面割れ3,700円、その他損傷12,900円」という自己負担がない
ただし、盗難・修理不能時は主端末25,000円、副端末7,500円が上限です。
③修理店を自分で選べる
- 提携修理店でキャッシュレス修理(一部機種)
- または、自分で修理店を選んで後日申請
費用を抑えたい人は、非正規修理店で安く修理できます。
落とし穴:紛失の扱い/盗難時の上限/登録条件(新品・中古の注意)
モバイル保険の落とし穴を整理します。
①紛失(置き忘れ)は対象外
- モバイル保険では、「紛失(置き忘れ)」は補償対象外
- 「盗難(不法に奪われた場合)」のみ対象
カフェにiPhoneを置き忘れて紛失…というケースでは、補償されません。
②盗難時の上限は25,000円(主端末)
- 盗難・修理不能時は、主端末25,000円、副端末7,500円が上限
- iPhoneの本体価格が15万円でも、25,000円しか補償されない
AppleCare+ 盗難・紛失プランなら、12,900円のサービス料で新品同等品と交換できますが、モバイル保険では25,000円が上限です。
③登録条件が厳しい
- 新規取得した日から1年未満
- または、メーカー・通信キャリアが提供する有償補償サービスに加入しており、かつ当該サービスにより補償が受けられる状態
中古端末の注意点
- 中古端末でも、購入後1年未満なら登録可能
- ただし、登録時に「破損などなく全機能が正常に動作する」ことが条件
「修理店を自分で選べる」メリット/デメリット(手続き・領収書など)
修理店を自分で選べるメリット・デメリットを整理します。
メリット
- 費用を抑えられる(非正規修理店で安く修理)
- 提携修理店でキャッシュレス修理(一部機種)
デメリット
- 領収書・修理報告書を保管する必要がある
- マイページから申請する手間がかかる
- 保険金が支払われるまで1〜2ヶ月かかることもある
「手続きが面倒」「すぐに代替機が欲しい」という人には向いていません。
キャリア補償も含めて整理|”with AppleCare Services”は何が違う?
キャリア補償(ドコモ・au・ソフトバンク)も選択肢に入れて整理します。
キャリア補償の特徴(申込タイミング・月額・交換の考え方)
キャリア補償の特徴を見ていきましょう。
ドコモ: ケータイ補償サービス
- 月額料金: 機種により異なる(約800〜1,600円程度)
- 補償内容: 修理金額の一部補償、交換電話機の提供
- 申込タイミング: 購入当日を含めた14日以内
au: 故障紛失サポート with AppleCare Services
- 月額料金: 機種により異なる(約800〜1,600円程度)
- 補償内容: AppleCare+のサービス+auの独自サービス
- 申込タイミング: 購入時のみ
ソフトバンク: あんしん保証パック with AppleCare Services
- 月額料金: 機種により異なる(約800〜1,600円程度)
- 補償内容: AppleCare+のサービス+ソフトバンクの独自サービス
- 申込タイミング: 購入時のみ
キャリア補償の特徴
- AppleCare+のサービスを受けられる
- 2年以上使い続けても、補償が継続される(AppleCare+は2年間のみ)
- 盗難・紛失時は12,900円で交換(AppleCare+と同じ)
AppleCare+ / キャリア補償 / 保険会社型の選び分け(俯瞰表)
AppleCare+、キャリア補償、保険会社型(モバイル保険など)を俯瞰して比較します。
| 項目 | AppleCare+ | キャリア補償 | 保険会社型(モバイル保険など) |
|---|---|---|---|
| 月額料金 | 1,000〜1,600円程度 | 800〜1,600円程度 | 700円程度 |
| 補償期間 | 2年間(月払いなら継続可) | 継続可能 | 継続可能 |
| 対象台数 | 1台のみ | 1台のみ | 最大3台 |
| 正規修理 | ◎(Apple正規修理) | ◎(Apple正規修理) | △(自分で選ぶ) |
| バッテリー交換 | ◎(80%未満で無償) | ◎(80%未満で無償) | ×(対象外) |
| 盗難・紛失 | ○(盗難・紛失プラン) | ○ | △(盗難のみ、上限あり) |
| 自己負担 | 3,700〜12,900円 | 3,700〜12,900円 | 0円(修理費10万円以内) |
| 加入期限 | 購入後30日以内 | 購入時のみ | 購入後1年未満 |
選び分けの基準
- 正規修理・バッテリー・Appleサポート重視 → AppleCare+ / キャリア補償
- 複数端末・月額を抑えたい → モバイル保険
- 2年以上使い続けたい → キャリア補償
- キャリアを変更する予定がある → AppleCare+ / モバイル保険
かんたん試算|2年間で「払う総額」と「起きがちな故障」で考える
2年間で「払う総額」を、ケース別に試算します。
※以下の試算は、iPhone 16 Pro(例)を前提にしています。前提条件を明記していますので、ご自身の状況に合わせて読み替えてください。
モデルケース①:画面割れが1回起きたら(※前提を明記して試算)
前提条件
- iPhone 16 Pro(Apple Storeで購入)
- 2年間で画面割れが1回起きた
- 盗難・紛失はなし
AppleCare+(通常)の場合
- 月額料金: 約1,280円 × 24ヶ月 = 約30,720円
- 画面割れ修理のサービス料: 3,700円
- 合計: 約34,420円
モバイル保険の場合
- 月額料金: 700円 × 24ヶ月 = 約16,800円
- 画面割れ修理の自己負担: 0円(修理費10万円以内)
- 合計: 約16,800円
保険なしの場合
- 画面割れ修理費用: 約42,800円(Apple公式の修理料金)
- 合計: 約42,800円
結論: 画面割れが1回起きた場合、モバイル保険が最も安い。
モデルケース②:水濡れ/その他損傷が起きたら
前提条件
- iPhone 16 Pro(Apple Storeで購入)
- 2年間で水濡れ/その他損傷が1回起きた
- 盗難・紛失はなし
AppleCare+(通常)の場合
- 月額料金: 約1,280円 × 24ヶ月 = 約30,720円
- その他損傷修理のサービス料: 12,900円
- 合計: 約43,620円
モバイル保険の場合
- 月額料金: 700円 × 24ヶ月 = 約16,800円
- 水濡れ修理の自己負担: 0円(修理費10万円以内)
- 合計: 約16,800円
保険なしの場合
- 水濡れ修理費用: 約105,800円(Apple公式の修理料金・その他修理扱い)
- 合計: 約105,800円
結論: 水濡れ/その他損傷が起きた場合も、モバイル保険が最も安い。
モデルケース③:盗難・紛失が怖い人(対象/条件/上限を整理)
前提条件
- iPhone 16 Pro(本体価格約15万円)
- 2年間で盗難・紛失が1回起きた
AppleCare+ 盗難・紛失プランの場合
- 月額料金: 約1,580円 × 24ヶ月 = 約37,920円
- 盗難・紛失時のサービス料: 12,900円
- 合計: 約50,820円
- 手元に残る: 新品同等品(約15万円相当) – 約50,820円 = 約99,180円の価値
モバイル保険の場合
- 月額料金: 700円 × 24ヶ月 = 約16,800円
- 盗難時の補償金: 25,000円(主端末上限)
- 合計: 約16,800円の支出 – 25,000円の補償 = -8,200円
- 手元に残る: 約8,200円(新しいiPhoneを買う必要あり)
保険なしの場合
- 盗難・紛失時: 新しいiPhoneを買う必要(約15万円)
- 合計: 約150,000円
結論: 盗難・紛失が怖い人は、AppleCare+ 盗難・紛失プランが圧倒的に有利。
重要な条件
- AppleCare+ 盗難・紛失プラン: 「探す」がオンになっていることが必須。盗難の場合は警察への届出が必要
- モバイル保険: 紛失(置き忘れ)は対象外。盗難(不法に奪われた場合)のみ対象
失敗しない選び方チェックリスト(10項目前後)
自分に合う保険を選ぶための、チェックリストです。
□ 端末は1台?複数?
- 1台のみ → AppleCare+ / キャリア補償
- 複数台(iPhone+Apple Watch+AirPodsなど) → モバイル保険
□ 正規修理の安心感が必要?
- はい、正規修理が安心 → AppleCare+ / キャリア補償
- いいえ、費用が安ければ修理店でもOK → モバイル保険
□ バッテリー交換を重視?
- はい、バッテリー交換を無償で受けたい → AppleCare+
- いいえ、それよりも月額を抑えたい → モバイル保険
□ 盗難・紛失の不安は強い?
- はい、盗難・紛失が怖い → AppleCare+ 盗難・紛失プラン
- いいえ、それほど心配していない → AppleCare+(通常) / モバイル保険
□ 中古端末/整備済製品?
- はい、中古端末を使っている → モバイル保険(購入後1年未満なら登録可能)
- いいえ、新品を使っている → どちらでもOK
□ 子どもが使う?屋外が多い?
- はい、子どもが使う・屋外が多い → AppleCare+(正規修理の安心感)
- いいえ、大人が室内メインで使う → モバイル保険でもOK
□ 申込期限に間に合う?
- 購入後30日以内 → AppleCare+にも間に合う
- 購入後31日〜1年未満 → モバイル保険のみ選択可能
□ 免責(自己負担)を許容できる?
- はい、自己負担(3,700〜12,900円)は許容できる → AppleCare+
- いいえ、自己負担0円が良い → モバイル保険
□ 修理手続き(領収書/申請)が面倒じゃない?
- はい、手続きは問題ない → モバイル保険でもOK
- いいえ、手続きは面倒 → AppleCare+(正規修理で完結)
□ “結局なにが対象外?”を理解できた?
- はい、理解できた → 自分に合う方を選ぶ
- いいえ、まだ不明点がある → 公式サイトで確認する
まとめ|AppleCareとモバイル保険を比較して分かった、後悔しない選び方
最後に、AppleCare+とモバイル保険の比較結果をまとめます。
要点を3〜5個で振り返り
①重視するポイントで最適解が変わる
- 正規修理・バッテリー・Appleサポート重視 → AppleCare+
- 複数端末・月額を抑えたい・自己負担0円寄り → モバイル保険
- 盗難・紛失が怖い → AppleCare+ 盗難・紛失プラン
②紛失・盗難・バッテリーの「落とし穴」を理解する
- モバイル保険では、「紛失(置き忘れ)」は対象外
- モバイル保険では、盗難時の上限は25,000円(主端末)
- モバイル保険では、バッテリー交換は対象外
③費用だけで選ばない
- 月額だけ見るとモバイル保険が安いが、自己負担・補償範囲・修理体験を総合的に判断する
- 2年間で1回も故障しなければ、どちらも「払い損」になる
④加入期限を逃さない
- AppleCare+: 購入後30日以内
- モバイル保険: 購入後1年未満
⑤公式の条件を確認してから申し込む
- 料金・補償範囲・自己負担・加入条件は、機種や時期で変わる
- 必ず公式サイトで最新情報を確認してから申し込む
最後に「公式の条件を確認してから申し込もう」で締める
AppleCare+とモバイル保険、どちらが良い・悪いではなく、あなたの使い方で決まります。
- 正規修理の安心感・バッテリー交換を重視するなら、AppleCare+
- 複数端末を月額700円で補償したいなら、モバイル保険
- 盗難・紛失が怖いなら、AppleCare+ 盗難・紛失プラン
どちらを選ぶにしても、必ず公式サイトで最新の条件を確認してから申し込みましょう。
- Apple公式: AppleCare+の詳細(https://www.apple.com/jp/support/products/iphone/)
- モバイル保険公式: サービス内容(https://mobile-hoken.com/service.html)
あなたのiPhoneライフが、安心で快適なものになることを願っています。
ケース別おすすめ早見表
| あなたのタイプ | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| iPhone1台のみ・正規修理重視 | AppleCare+ | 正規修理・バッテリー・Appleサポート |
| 複数端末(iPhone+Watch+AirPods) | モバイル保険 | 月額700円で最大3台まで補償 |
| 中古端末を使っている | モバイル保険 | 購入後1年未満なら登録可能 |
| 盗難・紛失が怖い | AppleCare+ 盗難・紛失プラン | 12,900円で新品同等品と交換 |
| 月額を抑えたい | モバイル保険 | 月額700円(AppleCare+の約半額) |
| バッテリー交換を重視 | AppleCare+ | 80%未満で無償交換 |
| 2年以上使い続けたい | キャリア補償 | 補償が継続される |
| すぐに代替機が欲しい | AppleCare+ | エクスプレス交換サービス |
| 手続きが面倒 | AppleCare+ | 正規修理で完結 |
| 費用を最小限に抑えたい | モバイル保険 | 修理費10万円以内なら自己負担0円 |
2年コスト試算表
| ケース | AppleCare+(通常) | AppleCare+ 盗難・紛失 | モバイル保険 | 保険なし |
|---|---|---|---|---|
| 故障なし | 約30,720円 | 約37,920円 | 約16,800円 | 0円 |
| 画面割れ1回 | 約34,420円 | 約41,620円 | 約16,800円 | 約42,800円 |
| 水濡れ1回 | 約43,620円 | 約50,820円 | 約16,800円 | 約105,800円 |
| 盗難・紛失1回 | – | 約50,820円 | -8,200円※ | 約150,000円 |
※モバイル保険の盗難時は、25,000円の補償を受けられるが、新しいiPhoneを買う必要がある