部屋の印象を変えたいなら何を変える?失敗しない模様替え術

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部屋の印象を変えたいと思っても、「家具を全部買い替えないと無理かな」「賃貸だから大きく変えられないかも」と迷ってしまいますよね。

でも、部屋の雰囲気は大きなリフォームをしなくても変えられます。

結論から言うと、まず変えるべきなのは、目に入りやすく、面積が大きい場所です。具体的には、カーテン、ラグ、照明、家具の配置、収納まわり。この5つを見直すだけでも、部屋の印象はかなり変わります。

反対に、最初から小物をたくさん買い足すと、かえって散らかって見えることもあります。まずは「何を足すか」よりも、「どこを整えると部屋全体が変わるか」を考えるのが大切です。

この記事では、部屋の印象を変えたい人に向けて、費用別・場所別・賃貸での注意点まで、具体的にわかりやすく解説します。

部屋の印象を変えたいなら、まず変えるべきは5つ

部屋の印象を変えたいとき、最初に高い家具を買う必要はありません。むしろ、部屋の中で大きく見える場所から整えたほうが、少ない費用でも変化を感じやすくなります。

まずは、次の5つを見直してみてください。

変える場所 印象が変わる理由 おすすめ度 向いている人
カーテン 窓まわりは面積が大きく、色や素材が部屋全体の雰囲気に影響しやすい 部屋が古く見える、生活感が強いと感じる人
ラグ 床の見え方が変わると、部屋の明るさや落ち着きが変わる 床色が好みではない人、部屋をやわらかく見せたい人
照明 光の色や当たり方で、部屋の温かさ・清潔感・落ち着きが変わる 部屋が無機質、落ち着かない、夜の雰囲気を変えたい人
家具の配置 動線や視線の抜けが変わり、部屋が広く見えやすくなる お金をかけずに印象を変えたい人
収納・余白 物が見えすぎないだけで、部屋全体がすっきり見える 片付けてもおしゃれに見えない、生活感を減らしたい人

この5つの中でも、最初に見てほしいのは「カーテン・ラグ・照明」です。なぜなら、どれも部屋に占める見た目の影響が大きく、変えたときの印象差が出やすいからです。

カーテンは部屋の雰囲気を大きく左右する

カーテンは、部屋の中でもかなり目立つアイテムです。窓が大きい部屋では、カーテンの色や素材がそのまま部屋全体の印象につながります。

たとえば、白やベージュ系のカーテンにすると、部屋は明るくやわらかい雰囲気になります。グレーやネイビー系にすると、落ち着いた印象になります。リネン風やコットン風の素材を選ぶと、ナチュラルでやさしい雰囲気を出しやすいです。

ただし、カーテンはサイズ選びを間違えると一気に残念な印象になります。短すぎるとちぐはぐに見えますし、長すぎると床にたまってだらしなく見えることがあります。

買い替える前には、今使っているカーテンそのものではなく、カーテンレールを基準に測ることが大切です。特にネットで購入する場合は、幅と丈の測り方を必ず確認してから選びましょう。

ラグは床の印象と居心地を変えやすい

床は、思っている以上に部屋の印象を左右します。フローリングの色が暗いと部屋全体が重く見えやすく、反対に明るい床は広く軽やかに見えやすいです。

とはいえ、賃貸では床を張り替えることは簡単ではありません。そこで使いやすいのがラグです。

ラグを敷くと、床の見える面積が変わります。部屋の中心にラグを1枚敷くだけでも、空間にまとまりが出ます。ソファやローテーブルの下に敷けば、「ここがくつろぐ場所」と視覚的にわかりやすくなります。

色選びに迷う場合は、まずベージュ、アイボリー、グレージュ、ライトグレーなどを選ぶと合わせやすいです。柄ものを選ぶ場合は、カーテンやクッションなど他のアイテムの色とつながりを持たせると、部屋にまとまりが出ます。

照明を変えると「生活感」がやわらぐ

部屋の印象を変えたいなら、照明はかなり重要です。

同じ家具、同じカーテンでも、光の色が変わるだけで部屋の見え方は変わります。白っぽい光は作業しやすく清潔感が出やすい一方で、夜に強すぎると落ち着かない印象になることがあります。オレンジがかった光は、リラックス感や温かみを出しやすいです。

特におすすめなのは、天井照明だけに頼らないことです。部屋全体を上から明るくするだけでなく、フロアライトやテーブルライトを使って、低い位置に光を足すと雰囲気が出ます。

ただし、古い照明器具を使っている場合は安全面も確認しましょう。一般社団法人日本照明工業会では、照明器具は使用年数により劣化し、設置から10年を適正交換時期、15年を耐用の限度とする目安を示しています。2026年5月時点で、長く使っている照明器具がある場合は、見た目だけでなく安全面からも確認しておくと安心です。

家具の配置を変えるだけでも見え方は変わる

お金をかけずに部屋の印象を変えたいなら、まず家具の配置を見直しましょう。

部屋が狭く見える原因は、家具そのものよりも、家具の置き方にあることがあります。入口から見たときに背の高い家具が目に入る、通路がふさがっている、床がほとんど見えない。このような状態だと、部屋は実際よりも狭く、重たく見えます。

ポイントは、視線が抜ける場所を作ることです。入口から窓までの間に大きな家具を置かない。背の高い家具は壁際に寄せる。床が見える面積を少し増やす。これだけでも、部屋の印象は変わります。

特にワンルームの場合は、家具を増やすより「動きやすい道」を作ることが大切です。部屋の中を歩くときに何度も避ける物があるなら、そこから見直してみましょう。

収納と余白を整えると部屋が広く見える

おしゃれな部屋に見えるかどうかは、家具や雑貨だけで決まりません。実は、余白がとても大切です。

棚の上、テーブルの上、床、ベッドまわりに物が多いと、どんなに素敵な家具を置いても散らかって見えます。反対に、余白があるだけで部屋は整って見えます。

まずは、見せる物と隠す物を分けましょう。

見せる物は、お気に入りの本、花瓶、アート、照明など、部屋の雰囲気をよくする物に絞ります。リモコン、充電器、薬、書類、日用品などは、できるだけボックスや引き出しにしまうと生活感を減らせます。

部屋の印象を変えたいときは、何かを買う前に「見えている物」を減らすだけでも効果があります。

費用別|部屋の印象を変える具体的な方法

部屋の印象を変える方法は、予算によって変わります。ここで大切なのは、いきなり高い買い物をしないことです。

まずは0円でできることを試し、それでも変えたい部分が見えてきたら、少しずつアイテムを足すほうが失敗しにくくなります。

予算 できること 印象の変わりやすさ 注意点
0円 片付け、家具配置の変更、見せる物の整理、部屋の写真を撮って確認 中〜高 物を減らすだけで終わらず、見せ方まで整える
3,000円前後 クッションカバー、ポスター、小さな観葉植物、収納ボックス 小物を増やしすぎると散らかって見える
1万円前後 ラグ、カーテン、間接照明、ベッドカバー サイズと色を確認してから買う
3万円以上 家具の買い替え、照明器具の交換、壁まわりの大きな変更 先に部屋全体の方向性を決めてから買う

予算が少ない場合でも、できることは十分あります。むしろ、片付けや配置変更をしないまま買い物をすると、「買ったのにあまり変わらない」という失敗が起きやすくなります。

0円でできること:配置変更・片付け・見せる場所の整理

まずは、お金をかけずにできることから始めましょう。

おすすめは、部屋の写真を撮ることです。自分の目で見ていると慣れてしまって気づかないのですが、写真にすると「ここがごちゃついている」「色が多い」「床が見えていない」といった部分が見えやすくなります。

次に、家具の位置を少し変えてみます。テーブルの向きを変える、棚を壁側に寄せる、ベッドまわりの物を減らす。それだけでも、部屋の印象は変わります。

片付けるときは、すべてを隠そうとしなくても大丈夫です。見せたい物だけを残し、それ以外をしまう。これだけでも部屋は整って見えます。

3,000円前後でできること:クッションカバー・ポスター・小物

少しだけ買い足すなら、クッションカバーやポスター、収納ボックスなどが取り入れやすいです。

ただし、小物は増やしすぎに注意です。かわいい物を見つけるとつい置きたくなりますが、色や素材がバラバラだと、部屋全体がまとまりにくくなります。

クッションカバーを変えるなら、カーテンやラグの色に近いものを選ぶと自然です。ポスターを飾るなら、部屋の色に合うフレームを選びましょう。小物は「部屋の主役」ではなく、「雰囲気を整える脇役」と考えると失敗しにくいです。

1万円前後でできること:ラグ・カーテン・間接照明

1万円前後の予算があるなら、ラグ、カーテン、間接照明のどれかを優先すると印象が変わりやすいです。

部屋が寒々しく見えるならラグ。古く見えるならカーテン。夜の雰囲気を変えたいなら照明。このように、今の部屋で一番気になるところから選ぶとよいです。

特にカーテンとラグは、色や面積の影響が大きいため、買い替え効果を感じやすいアイテムです。ただし、サイズ選びは慎重にしましょう。ラグが小さすぎると中途半端に見えますし、カーテンの丈が合っていないと部屋全体が雑に見えることがあります。

3万円以上でできること:家具・照明器具・壁まわりの変更

3万円以上の予算を使う場合は、部屋全体の方向性を決めてから買うことが大切です。

たとえば、ナチュラルな部屋にしたいのか、ホテルのような落ち着いた部屋にしたいのか、明るく清潔感のある部屋にしたいのか。方向性を決めずに家具を買うと、ひとつひとつは素敵でも、部屋全体ではまとまりにくくなります。

家具を買い替えるなら、色だけでなく高さも見てください。背の高い家具が多いと圧迫感が出やすく、低めの家具でそろえると部屋が広く見えやすくなります。

照明器具を交換する場合は、取り付け方法を確認しましょう。引掛シーリングに対応しているか、重さは問題ないか、自分で取り付けできるかなどを事前に見る必要があります。不安な場合は、無理に自分で作業せず、管理会社や専門業者に確認するのが安心です。

買う前に確認したい、失敗しない色と素材の決め方

部屋の印象を変えたいときに失敗しやすいのが、色選びです。

好きな色をたくさん入れると、部屋がにぎやかになりすぎることがあります。反対に、白やグレーだけでまとめすぎると、少し冷たい印象になることもあります。

大切なのは、色の数を絞ることです。

色は3色以内にするとまとまりやすい

初心者でも取り入れやすいのは、部屋の色を3色以内にする考え方です。

たとえば、次のように分けるとわかりやすいです。

  • ベースカラー:壁、床、天井など、部屋の大部分を占める色
  • メインカラー:カーテン、ラグ、ソファ、ベッドカバーなど、印象を作る色
  • アクセントカラー:クッション、ポスター、小物、植物などで少し足す色

この3つを意識すると、部屋がまとまりやすくなります。

たとえば、壁が白、床が明るい木目なら、カーテンやラグはベージュやグレージュにするとやわらかい印象になります。そこに観葉植物のグリーンや、黒いフレームのポスターを少し足すと、部屋が引き締まります。

色は多ければおしゃれになるわけではありません。むしろ、少ない色でまとめたほうが、落ち着いて見えやすいです。

床・壁・大きな家具の色を先に見る

買い物をする前に、まず部屋にすでにある色を確認しましょう。

特に大事なのは、床、壁、大きな家具です。これらは面積が大きいため、あとから変えにくく、部屋全体の印象を決めています。

たとえば、床が濃いブラウンなら、家具やラグも重い色ばかりにすると、部屋全体が暗く見えることがあります。その場合は、カーテンやラグに明るい色を入れると、バランスが取りやすくなります。

反対に、床や壁が明るい部屋なら、黒や濃いグレーの小物を少し入れると、部屋がぼんやりせず引き締まります。

木目・布・金属など素材をそろえると整って見える

色だけでなく、素材も部屋の印象に影響します。

木目の家具が多い部屋に、ナチュラルな布素材のカーテンやラグを合わせると、やさしい雰囲気になります。黒い金属脚の家具やガラス素材を合わせると、少しスタイリッシュな印象になります。

注意したいのは、素材がバラバラになりすぎることです。木目、プラスチック、金属、ガラス、派手な布柄が一度に入ると、部屋が落ち着かなく見える場合があります。

素材に迷ったら、まずは「木目+布+少しだけ金属」くらいに絞ると、まとまりやすくなります。

アクセントカラーは小物で入れると失敗しにくい

好きな色を入れたい場合は、大きな家具ではなく小物で取り入れるのがおすすめです。

たとえば、赤や黄色、ブルーなどのはっきりした色をソファやカーテンで入れると、飽きたときに変えにくくなります。クッションカバー、ポスター、花瓶、ブランケットなどで入れれば、気分に合わせて変えやすいです。

部屋の印象を変えるときは、「大きいものは落ち着いた色」「小さいもので好きな色を楽しむ」と考えると、失敗しにくくなります。

賃貸で部屋の印象を変えたい時の注意点

賃貸でも、部屋の印象を変えることはできます。ただし、壁や床を傷つけたり、粘着跡を残したりすると、退去時のトラブルにつながる可能性があります。

2026年5月時点で、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、原状回復は借りた当時の状態に戻すことではなく、通常の使用を超える損耗や毀損を復旧する考え方とされています。ただし、実際の負担は契約内容や部屋の状態によって変わるため、模様替え前に賃貸借契約書や管理会社のルールを確認しておくことが大切です。

壁に穴を開ける前に契約内容を確認する

ポスターや棚を付けたいとき、壁に穴を開けたくなることがあります。ですが、賃貸ではピンやネジの使用が制限されている場合があります。

小さなピンなら大丈夫と思っていても、契約内容によっては注意が必要です。特に、重い棚やミラーを取り付ける場合は、壁の下地や耐荷重の問題もあります。

壁を使いたい場合は、次のような方法を優先すると安心です。

  • 置き型の棚を使う
  • 突っ張り式のラックを使う
  • 壁に立てかけるタイプのミラーやアートを使う
  • 管理会社に確認してから取り付ける

壁を傷つけない方法を選べば、賃貸でも印象を変えやすくなります。

はがせる壁紙やリメイクシートは跡残りに注意する

はがせる壁紙やリメイクシートは、賃貸の模様替えで人気があります。壁や家具の印象を変えやすく、うまく使えば部屋の雰囲気が大きく変わります。

ただし、「はがせる」と書かれていても、すべての壁で跡が残らないとは限りません。壁紙の素材、日当たり、湿気、貼っている期間によっては、粘着跡が残ったり、元の壁紙を傷めたりすることがあります。

使う場合は、いきなり広い面に貼らず、目立たない場所で試すのがおすすめです。また、退去が近い場合や、壁紙が古い部屋では慎重に判断しましょう。

床を変えたいなら置くだけのラグやフロアマットを使う

床の色が気に入らない場合、ラグや置くだけのフロアマットで印象を変える方法があります。

ただし、床に粘着テープで固定するタイプは、跡が残る可能性があります。賃貸では、粘着剤を使わない置くだけタイプや、滑り止めマットを併用できるものを選ぶと安心です。

また、家具を動かすときは床を傷つけないように注意しましょう。椅子やテーブルの脚にフェルトを貼る、家具の下にマットを敷くなど、傷防止も一緒に考えるとよいです。

照明交換は取り付けタイプと安全性を確認する

照明を変えると、部屋の印象はかなり変わります。ただし、賃貸で照明を交換する場合は、取り付け部分の形を確認しましょう。

一般的な引掛シーリングに対応している照明なら自分で取り付けられる場合もありますが、配線工事が必要な照明は電気工事士の資格が必要です。無理に取り付けようとすると、落下や感電の危険があります。

また、退去時に元の照明へ戻す必要がある場合もあります。交換前に元の照明を保管しておくと安心です。

部屋タイプ別|印象を変えるおすすめの工夫

部屋の印象を変える方法は、部屋のタイプによって少し変わります。ワンルームとリビングでは、見直すべき場所が違います。

ここでは、部屋タイプ別に取り入れやすい工夫を紹介します。

部屋タイプ 優先して変えたい場所 おすすめの工夫
ワンルーム 収納、ベッドまわり、ラグ 生活感を隠す場所を決め、床を見せて広く見せる
寝室 寝具、照明、カーテン 落ち着いた色とやわらかい光で整える
リビング ラグ、カーテン、ソファまわり くつろぐ場所を中心に色と素材をそろえる
古い賃貸 照明、床、壁まわり 暗さや古さを、光と布ものでやわらげる

部屋ごとに優先順位を決めると、無駄な買い物を減らせます。すべてを一度に変えるより、「この部屋では何が一番目立っているか」を見てから変えるのがコツです。

ワンルームは「生活感を隠す場所」を決める

ワンルームは、寝る場所、食べる場所、くつろぐ場所が同じ空間にあります。そのため、生活感が出やすいのが悩みです。

まずは、見えている日用品を減らしましょう。充電器、書類、洗濯物、掃除道具、食品ストックなどが見えていると、部屋が整って見えにくくなります。

ワンルームでは、収納ボックスや布付きの棚を使って「隠す場所」を作ると印象が変わります。また、ベッドカバーを整えるだけでも部屋の見え方は大きく変わります。

家具は低めでそろえると、部屋が広く見えやすくなります。背の高い収納を置く場合は、入口から見えにくい壁側に寄せると圧迫感を抑えやすいです。

寝室は照明と寝具の色を整える

寝室の印象を変えたいなら、まず寝具と照明を見直しましょう。

ベッドは寝室の中で大きな面積を占めるため、シーツや掛け布団カバーの色がそのまま部屋の印象になります。白、ベージュ、グレー、淡いブルーなどを選ぶと、落ち着いた雰囲気を作りやすいです。

また、寝室の照明は明るすぎないほうが落ち着きます。天井照明だけでなく、ベッドサイドに小さなライトを置くと、夜の雰囲気がやわらかくなります。

寝室は、派手に飾るよりも「眠りやすい」「落ち着く」を優先したほうが満足しやすいです。

リビングはラグ・カーテン・ソファまわりを優先する

リビングは、家の中でも人目につきやすい場所です。印象を変えたいなら、まずラグ、カーテン、ソファまわりを見直しましょう。

ソファがある場合は、クッションカバーやブランケットを変えるだけでも雰囲気が変わります。ラグを敷くと、くつろぐ場所がはっきりして、部屋にまとまりが出ます。

リビングでは、テレビまわりの生活感にも注意しましょう。配線、リモコン、ゲーム機、書類などが見えていると、ごちゃついた印象になりやすいです。収納ボックスやケーブル収納を使うだけでも、見た目はかなり変わります。

古い賃貸は床色・壁色・照明のバランスを見る

古い賃貸で「なんとなく部屋が垢抜けない」と感じる場合は、床、壁、照明のバランスを見てみましょう。

古い部屋は、床色が濃い、照明が白すぎる、壁まわりが寂しいといった理由で、少し暗く見えることがあります。その場合は、明るめのラグ、やわらかい色のカーテン、温かみのある照明を取り入れると雰囲気が変わります。

壁に穴を開けられない場合は、床置きのアート、立てかけるミラー、突っ張り式の棚などを使う方法もあります。

古さをすべて隠そうとするより、木目やレトロ感を生かしながら整えると、自然で落ち着いた部屋に見えやすくなります。

部屋の印象を変えたい時にやりがちな失敗

部屋の印象を変えようとすると、つい何かを買いたくなります。ですが、買い方や選び方を間違えると、思ったように変わらないこともあります。

よくある失敗を先に知っておくと、無駄な出費を減らせます。

小物を増やしすぎて散らかって見える

おしゃれな部屋にしたくて、雑貨や小物をたくさん置く人は多いです。ですが、小物が多すぎると、部屋はおしゃれというより散らかって見えやすくなります。

特に、棚の上やテーブルの上に物が多いと、部屋全体が落ち着きません。

小物を置くなら、数を絞りましょう。棚の上に置くなら3つまで、テーブルの上は基本的に何も置かない、など自分なりのルールを決めると整いやすいです。

好きな色を入れすぎてまとまらない

好きな色をたくさん入れると、部屋がにぎやかになりすぎることがあります。

たとえば、カーテンはブルー、ラグは赤、クッションは黄色、家具は黒、収納ボックスは白、というように色が増えると、視線が散ってしまいます。

好きな色を使うこと自体は悪くありません。ただし、部屋全体の色は3色程度に絞り、強い色は小物で少し入れるくらいにすると、まとまりやすくなります。

サイズを測らずにカーテンやラグを買う

カーテンやラグは、サイズがとても重要です。

カーテンの丈が短すぎると、部屋がちぐはぐに見えます。ラグが小さすぎると、部屋の中に中途半端な四角が置かれているように見えてしまうことがあります。

買う前には、必ず幅・高さ・置く場所の寸法を測りましょう。ネットで買う場合は、写真だけで判断せず、商品サイズを確認することが大切です。

照明が明るすぎて落ち着かない

明るい部屋は清潔感がありますが、夜も強い白い光だけだと落ち着かないことがあります。

部屋でリラックスしたいなら、照明の色や明るさを調整しましょう。調光・調色できる照明なら、作業するときは明るく、くつろぐときは少し暗めにすることができます。

間接照明を足す場合も、部屋中にたくさん置く必要はありません。ソファ横、ベッドサイド、棚の上など、1か所にやわらかい光を足すだけでも十分雰囲気は変わります。

SNSの部屋をそのまま真似して使いにくくなる

SNSで見る部屋はおしゃれですが、そのまま真似すれば暮らしやすくなるとは限りません。

たとえば、物が少ない部屋に憧れて収納を減らすと、日用品の置き場がなくなって散らかりやすくなることがあります。低い家具でそろえた部屋が素敵に見えても、腰がつらくなる人もいます。

大切なのは、自分の生活に合うことです。見た目だけでなく、「掃除しやすいか」「片付けやすいか」「毎日使いやすいか」も考えて選びましょう。

今日からできる模様替えチェックリスト

部屋の印象を変えたいなら、いきなり買い物に行く前に、今の部屋を見直すことが大切です。

次の順番で進めると、何を変えるべきか見えやすくなります。

順番 やること 目的
1 部屋の写真を撮る 客観的に気になる場所を見つける
2 見えている物を減らす 生活感を減らしてすっきり見せる
3 家具の配置を変える 動線と視線の抜けを作る
4 部屋の色を3色以内に整理する まとまりのある印象にする
5 カーテン・ラグ・照明のどれを変えるか決める 効果が出やすい場所から整える

この順番で進めると、「なんとなく買う」が減ります。特に部屋の写真を撮ることは、意外と効果があります。写真で見ると、自分では気づかなかった生活感や色のバラつきが見えやすくなります。

部屋の写真を撮って気になる場所を見つける

まず、入口から見た写真、部屋の角から見た写真、いつも座っている場所から見た写真を撮ってみましょう。

写真を見ると、部屋の中で目立っている物がわかります。カーテンが重たく見えるのか、床が見えなくて狭く感じるのか、テーブルの上が散らかっているのか。原因が見えると、次にやることも決めやすくなります。

残す色と変える色を決める

次に、今の部屋にある色を確認します。

床、壁、大きな家具はすぐに変えにくいので、基本的には残す色として考えます。そのうえで、カーテン、ラグ、寝具、クッションなどをどう変えるか考えましょう。

たとえば、床が濃いブラウンなら、ラグやカーテンは明るめにする。壁が白くて家具も白が多いなら、木目やグレーを足して落ち着かせる。このように考えると、色選びがしやすくなります。

捨てる・隠す・見せる物を分ける

部屋をすっきり見せるには、物の分け方が大切です。

まず、もう使っていない物は手放します。次に、日用品や書類など生活感が出やすい物は隠します。そして、お気に入りの雑貨や本、植物などは見せる物として残します。

この「捨てる・隠す・見せる」を分けるだけで、部屋はかなり整って見えます。

最初に変えるアイテムを1つに絞る

一度に全部変えようとすると、費用も手間もかかります。まずは、最初に変えるアイテムを1つに絞りましょう。

おすすめは、カーテン、ラグ、照明のどれかです。

部屋が暗く感じるならカーテン。床が気になるならラグ。夜の雰囲気を変えたいなら照明。今の部屋で一番気になっている場所から始めると、満足しやすいです。

FAQ|部屋の印象を変えたい人のよくある質問

部屋の印象を一番変えやすいものは何ですか?

一番変えやすいのは、カーテン、ラグ、照明です。

この3つは部屋の中で見える面積や雰囲気への影響が大きいため、変化を感じやすいです。特にカーテンは窓まわりの印象を大きく変えます。ラグは床の見え方を変え、照明は部屋の空気感を変えます。

どれから変えるか迷ったら、部屋の写真を撮って一番気になる場所を選びましょう。

お金をかけずに部屋の雰囲気を変える方法はありますか?

あります。

まずは、家具の配置を変える、見えている物を減らす、棚やテーブルの上を整理することから始めてみてください。特に、床が見える面積を増やすと部屋は広く見えやすくなります。

また、クッションや布、ポスターの位置を変えるだけでも印象は変わります。買い足す前に、今ある物の置き方を変えるだけでも十分効果があります。

賃貸でも壁の印象を変えられますか?

変えられます。

ただし、壁に穴を開けたり、粘着跡が残るものを使ったりする場合は注意が必要です。賃貸では、突っ張り式のラック、立てかけるミラー、床置きのアート、はがせるタイプの壁紙などを使う方法があります。

ただし、はがせる壁紙やリメイクシートでも、壁の状態によっては跡が残ることがあります。使う前に、契約内容を確認し、目立たない場所で試してから使うと安心です。

部屋を広く見せたい時は何を意識すればいいですか?

部屋を広く見せたいなら、床を見せること、低い家具を選ぶこと、視線が抜ける場所を作ることを意識しましょう。

床に物が多いと、部屋は狭く見えます。収納を見直して、床に置く物を減らすだけでも印象は変わります。

また、入口から見て窓まで視線が抜けると、部屋が広く感じやすくなります。背の高い家具は壁際に寄せ、部屋の中央にはできるだけ大きな物を置かないようにするとよいです。

センスに自信がない場合、何色を選べばいいですか?

迷ったら、白、ベージュ、グレージュ、ライトグレー、木目系を中心に選ぶと合わせやすいです。

強い色を大きな面積で使うと、飽きたり、他の家具と合わせにくくなったりすることがあります。最初は落ち着いた色をベースにして、好きな色はクッションやポスターなどの小物で少し入れるのがおすすめです。

色を3色以内にまとめるだけでも、部屋は整って見えやすくなります。

まとめ|部屋の印象を変えたいなら、面積が大きい場所から整えよう

部屋の印象を変えたいなら、いきなり高い家具を買う必要はありません。

まずは、カーテン、ラグ、照明、家具の配置、収納まわりを見直しましょう。特に、カーテン・ラグ・照明は部屋の雰囲気に影響しやすく、少ない費用でも変化を感じやすい場所です。

大切なのは、何となく買い足すのではなく、今の部屋を見て「どこが印象を左右しているか」を確認することです。

まずは今日、部屋の写真を撮ってみてください。写真で見ると、片付けるべき場所、変えると効果が出そうな場所、色が散らかっている場所が見えやすくなります。

そのうえで、最初に変えるものを1つだけ決めましょう。カーテンでも、ラグでも、照明でも構いません。ひとつずつ整えていけば、部屋は無理なく、自分らしく変えられます。

参考リンク

くらしのーと編集部

【記事の制作・編集担当】 くらしノート編集部は、住まい・スキル・通信・お金・防犯など、暮らしの意思決定に必要な情報を編集・発信しています。一次情報(公的機関・自治体・公式発表)を優先し、根拠の薄い情報は掲載しません。体験・取材・事例を踏まえ、読者が「今日やること」まで分かる記事づくりを心がけています。 ※掲載内容は、可能な限り公式情報を確認して作成しています。制度・料金・条件は変更される場合があるため、最新の情報は各公式サイトもあわせてご確認ください。

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