スマートプラグでできること10選|使えない家電も解説

※本記事にはプロモーションが含まれています

スマートプラグは、今ある家電を買い替えずに、少しだけ便利にできる道具です。コンセントと家電の間に挿すだけで、スマホ操作、スケジュール設定、音声操作、消費電力の確認などができるようになります。

ただし、何でもスマート化できるわけではありません。スマートプラグができるのは、基本的に「電気を流す」「電気を止める」の2つです。家電本体のボタンを押したり、エアコンの温度を変えたり、テレビのチャンネルを変えたりするものではありません。

この記事では、スマートプラグでできることを10個に分けて紹介します。あわせて、使わない方がよい家電、買う前の確認ポイント、失敗しにくい選び方も整理します。

スマートプラグでできることは通電のオン・オフ

スマートプラグは、コンセントに流れる電気をアプリで切り替える機器です。

たとえば、間接照明のプラグをスマートプラグに挿すと、スマホから照明をつけたり消したりできます。スケジュールを設定すれば、毎日決まった時間に照明をつけることもできます。

一方で、家電の中には「通電しただけでは動かないもの」があります。電源プラグを挿したあと、本体ボタンを押さないと動かない加湿器や空気清浄機などです。この場合、スマートプラグで電気を流しても、家電は待機状態のままになることがあります。

買う前に大切なのは、次の確認です。

  • 家電のプラグを抜く
  • もう一度プラグを挿す
  • 希望通りに電源が入るか見る

この確認で動く家電なら、スマートプラグとの相性はよい可能性があります。

スマートプラグでできること10選

1. 間接照明をスマホでオン・オフできる

最も使いやすいのは、間接照明やスタンドライトです。寝室、リビング、玄関、デスク周りの照明をスマートプラグにつなげば、スマホからオン・オフできます。

特に便利なのは、部屋の奥にある照明です。ソファから立ち上がらなくても消せますし、寝る前に布団から操作することもできます。

タイマーを組めば、夜は自動で点灯し、寝る時間に自動で消灯できます。手動で消し忘れがちな照明ほど、効果を感じやすいです。

2. 扇風機やサーキュレーターを時間で動かせる

昔ながらのつまみ式や物理スイッチ式の扇風機、サーキュレーターは、スマートプラグと相性が良いことがあります。

たとえば、朝の支度時間だけサーキュレーターを動かす、帰宅前に空気を動かす、寝る前に1時間だけ動かす、といった使い方ができます。

ただし、電子ボタン式の扇風機は、通電しても本体ボタンを押さないと動かない場合があります。購入前に、プラグを抜き差しして動作を確認してください。

3. 加湿器や除湿機の切り忘れを防げる

加湿器や除湿機も、製品によってはスマートプラグで管理できます。決まった時間にオフにしたり、外出時に消し忘れを確認したりできます。

ただし、水を使う家電は注意が必要です。空だき防止機能の有無、転倒時の安全性、連続運転の可否を確認しましょう。水がない状態で動かすと危険な家電には使わないでください。

「つける」よりも「消し忘れを防ぐ」目的で使うと、無理のない使い方になります。

4. 充電器の使いすぎを防げる

スマホ、タブレット、ワイヤレスイヤホン、モバイルバッテリーなどを充電しっぱなしにしてしまう人も多いです。スマートプラグを使えば、夜中の数時間だけ通電する、朝になったら切る、といった管理ができます。

過充電を完全に防ぐものではありませんが、充電器をずっと通電させない習慣づくりには役立ちます。デスク周りや寝室の充電エリアに使いやすい使い方です。

5. ルーターや周辺機器を定期的に再起動できる

Wi-Fiルーター、モデム、NAS周辺機器などを再起動したい場面があります。スマートプラグを使えば、電源を切って入れ直す操作を自動化できる場合があります。

ただし、ここは注意が必要です。Wi-Fiルーター自体の電源を切ると、スマートプラグがインターネットに接続できなくなることがあります。製品のスケジュール機能がローカルで動くか、電源オフ後に自動でオンに戻せるかを確認してから使いましょう。

不安なら、ルーター本体ではなく、周辺機器の再起動から試す方が安全です。

6. テレビ周りやゲーム機周りの待機電力を見直せる

テレビ、ゲーム機、スピーカー、レコーダーなどが集まる場所は、待機電力が気になりやすい場所です。電力モニタリング付きのスマートプラグなら、実際にどれくらい電気を使っているかを確認できます。

資源エネルギー庁は、テレビやパソコン、プリンターなどについて、長時間使わない時は主電源を切ったり、プラグを抜いたりして待機電力を減らす方法を紹介しています。

スマートプラグは、これをアプリやスケジュールで行いやすくする道具です。ただし、録画予約やアップデートがある機器は、電源を切ると不便になることがあります。切ってよい機器だけに使いましょう。

7. 外出中の照明で在宅感を出せる

夜に家が真っ暗だと、留守が分かりやすいことがあります。スマートプラグで照明を決まった時間に点灯させれば、在宅しているように見せる工夫ができます。

Tapo P110Mのように、おでかけモードでランダムにオン・オフできる製品もあります。旅行や帰省の時に、照明の点灯タイミングを少し変えたい人には便利です。

ただし、防犯目的で使う場合でも、照明だけで十分とは考えない方がよいです。鍵、窓、郵便物、外からの見通しなど、基本的な防犯対策と組み合わせましょう。

8. 子ども部屋や書斎の電源管理をしやすくなる

子ども部屋のデスクライト、学習用の充電器、書斎の照明などは、消し忘れが起きやすい場所です。スマートプラグを使うと、夜の決まった時間にオフにできます。

ただし、子どもの安全を考えるなら、勝手に急に電源が入る使い方は避けましょう。特に熱を出すものや動くものは不向きです。照明や充電器など、危険が少ないものから使うのがおすすめです。

9. 消費電力を見て家電の使い方を見直せる

電力モニタリング付きのスマートプラグなら、接続した家電の消費電力を確認できます。SwitchBot プラグミニは、公式情報で消費電力量や履歴、消費電力量のエクスポートに対応していることが案内されています。

数字で見ると、感覚と違うことがあります。「この照明は思ったより少ない」「この古い機器は使っていない時も電気を使っている」といった発見があるかもしれません。

電気代を計算するときは、次の式で目安を出せます。

消費電力W ÷ 1000 × 使用時間h × 電気料金単価円/kWh

家電公取協が案内している目安単価は、2026年5月時点で31円/kWh(税込)です。ただし、実際の単価は契約している電力会社やプランで変わります。正確に知りたい場合は、電気料金の明細を確認してください。

10. ほかのスマートホーム機器と組み合わせられる

スマートプラグは、単体でも便利ですが、センサーやスマートリモコンと組み合わせると使い道が広がります。

たとえば、人感センサーと組み合わせて照明をつける、開閉センサーと組み合わせて外出時に家電をまとめて切る、リモートボタンで手元から電源を切る、といった使い方です。

ただし、最初から複雑な自動化を組む必要はありません。まずは照明を1つ操作してみる、充電器を時間で切る、消費電力を見る。こうした小さな使い方から始めると、失敗しにくいです。

スマートプラグと相性が良い家電・悪い家電

スマートプラグは、向いている家電と向いていない家電がはっきり分かれます。下の表で確認してみてください。

家電の種類 相性 理由 確認ポイント
間接照明・デスクライト 向いている オン・オフだけで使いやすい プラグを挿し直して点灯するか
扇風機・サーキュレーター 製品による 物理スイッチ式なら使いやすい 電子ボタン式は待機状態にならないか確認
充電器・デスク周り 向いている 時間管理や切り忘れ防止に使いやすい 必要な時間だけ通電する設定にする
加湿器・除湿機 慎重に判断 水を使うため安全機能が重要 空だき防止、転倒時停止、運転再開の動作
電気ストーブ・アイロン 使わない方がよい 遠隔操作で火災ややけどの危険がある スマートプラグで操作しない
医療機器・生命維持に関わる機器 使わない 停止や誤操作の影響が大きい 手動管理や専用品を使う

スマホでは横にスクロールできます。

表を見ると分かる通り、スマートプラグは「低リスクでオン・オフだけできれば便利なもの」に向いています。危険がある家電や、止まると困る家電には使わない方が安心です。

スマートプラグを買う前のチェックリスト

スマートプラグを買う前に、次の項目を確認しておくと失敗しにくくなります。

  • 接続したい家電は、プラグを挿すだけで動くか
  • 熱を出す家電ではないか
  • 定格容量を超えないか
  • Wi-Fiは2.4GHzに対応しているか
  • 電力モニタリングが必要か
  • 音声操作を使いたいか
  • コンセントの隣をふさがない形か
  • 日本語説明やサポートが確認できるか

とくに大切なのは、家電の動作確認と安全確認です。便利そうだから買うのではなく、「この家電なら安全に使える」と分かってから選びましょう。

生活シーン別の使い方

スマートプラグは、使う部屋によって便利さが変わります。どこに使うかを先に決めると、必要な機能も選びやすくなります。

寝室では照明と充電器から始める

寝室では、間接照明やベッドサイドライトが使いやすいです。寝る前に布団から出ずに消せますし、朝の決まった時間にうっすら明かりをつける使い方もできます。

充電器に使う場合は、夜中の一定時間だけ通電する設定にすると、ずっと充電器をつなぎっぱなしにする状態を減らせます。ただし、医療機器や安全に関わる機器には使わないでください。

リビングでは家族全員が分かる名前にする

リビングでは、家族が同じ照明や家電を使います。スマートプラグの名前を「リビングライト」「テレビ横ライト」のように分かりやすくしておくと、音声操作でも迷いにくくなります。

家族がアプリを使わない場合は、音声操作やリモートボタンを組み合わせると便利です。自分だけが便利な状態にすると、ほかの家族には使いにくく感じられることがあります。

玄関では帰宅前の明かりに使える

玄関や廊下の照明に使うと、暗い時間に帰宅する時に便利です。帰る前にスマホで点灯しておけば、玄関に入った時に真っ暗になりません。

ただし、防犯目的で使う場合は、照明だけに頼らないことが大切です。鍵、窓、郵便物、外からの見え方なども一緒に見直しましょう。

デスク周りでは電源の整理に役立つ

デスク周りは、ライト、充電器、スピーカー、モニターなど、電源が増えやすい場所です。作業時間だけオンにして、夜はまとめてオフにする設定にすると、切り忘れを減らせます。

ただし、パソコン本体や外付けストレージなど、急に電源が切れるとデータに影響する機器には使わないでください。スマートプラグで管理するのは、切れても問題ない機器に限るのが基本です。

使い始める手順

スマートプラグは難しそうに見えますが、始め方はシンプルです。最初から家中を自動化しようとせず、1か所だけで試すと失敗しにくくなります。

1. 使う家電を1つだけ決める

まずは、間接照明やデスクライトなど、安全で分かりやすい家電を1つ選びます。熱を出すもの、止まると困るもの、動作が複雑なものは避けてください。

2. プラグを抜き差しして動作を確認する

スマートプラグを買う前に、家電のプラグを抜いて、もう一度挿してください。その時に希望通り電源が入るなら、スマートプラグで使える可能性があります。

ここで動かない家電は、スマートプラグよりスマートリモコンや専用スマート家電の方が向いているかもしれません。

3. アプリで名前を付ける

設定できたら、家電名を分かりやすく付けます。「ライト1」よりも「寝室ライト」「デスクライト」の方が、あとで操作しやすいです。

音声操作を使う場合は、短くて言いやすい名前にしましょう。家族が使う場所なら、家族にも分かる名前にすることが大切です。

4. まずはオフ操作から試す

初めて使う時は、自動でオンにする設定よりも、自動でオフにする設定から始める方が安全です。切り忘れ防止なら、事故につながりにくく、便利さも感じやすいです。

慣れてきたら、スケジュールでオンにする、音声操作を使う、ほかの機器と連携する、と少しずつ広げましょう。

初めて使うならどれを選ぶべきか

初めてスマートプラグを使うなら、SwitchBot プラグミニのように公式情報が確認しやすく、スマートホーム製品との連携が広げやすいものが選びやすいです。消費電力の確認やスケジュール設定もできるため、照明、充電器、デスク周りから始めやすいです。

一方で、価格を見比べたい人や、まず1個だけ安く試したい人はAmazonで比較してもよいでしょう。その場合は、PSE、定格容量、レビューの新しさ、日本語説明を確認してください。

スマートプラグを使う場所が決まったら確認する

照明や充電器など使う場所が決まったら、公式ページやAmazonで対応機能、定格容量、形状を確認しましょう。

SwitchBot公式サイトで確認するAmazonで探す

スマートプラグとスマートリモコンの違い

スマートプラグとスマートリモコンは、似ているようで役割が違います。

スマートプラグは、コンセントの電気をオン・オフします。スマートリモコンは、赤外線リモコンの信号を送って、エアコンやテレビなどを操作します。

種類 できること 向いている家電 注意点
スマートプラグ 通電のオン・オフ 照明、充電器、シンプルな扇風機など 本体ボタン操作や温度変更はできない
スマートリモコン 赤外線リモコンの代わりに操作 エアコン、テレビ、照明リモコンなど 赤外線が届く場所に置く必要がある

スマホでは横にスクロールできます。

エアコンの温度を変えたいならスマートリモコン、間接照明や充電器をオン・オフしたいならスマートプラグ、と考えると分かりやすいです。

まとめ

スマートプラグでできることは、家電の通電をスマホやスケジュールで管理することです。間接照明、デスクライト、充電器、シンプルな扇風機などとは相性が良く、切り忘れ防止や電気の見える化にも役立ちます。

一方で、熱を出す家電、止まると困る機器、本体ボタンを押さないと動かない家電には向きません。便利さだけで選ばず、接続する家電が安全に使えるかを先に確認してください。

初めてなら、まずは照明や充電器などリスクの低い場所から試すのがおすすめです。使い方が分かったら、SwitchBotなどのスマートホーム機器と組み合わせて、少しずつ便利な場所を増やしていきましょう。

FAQ

スマートプラグはエアコンに使えますか?
基本的にはスマートリモコンの方が向いています。エアコンは温度や運転モードの制御が必要で、コンセントのオン・オフだけでは適切に操作できません。安全面からも、メーカーの説明に従ってください。
スマートプラグはWi-Fiがないと使えませんか?
多くの製品はWi-Fi接続が必要です。製品によってはBluetoothやローカル設定で一部操作できるものもありますが、外出先操作や音声操作にはインターネット接続が必要になることが多いです。
スマートプラグで節電できますか?
切り忘れ防止や待機電力の見直しには役立ちます。ただし、家電そのものの消費電力を下げる機器ではありません。電力モニタリングで使い方を見直し、無理なく切れる時間を増やすことが大切です。
電源タップにスマートプラグを挿してもいいですか?
使える場合もありますが、合計の消費電力や差込口の形状に注意が必要です。たこ足配線や高出力家電の接続は避け、製品の説明書に従ってください。
スマートプラグは高齢の親の見守りに使えますか?
電力使用の変化を見て生活リズムの参考にする使い方はあります。ただし、見守り専用機器ではありません。安否確認をスマートプラグだけに頼るのではなく、電話、見守りサービス、家族の連絡と組み合わせて考えてください。
スマートプラグを買うなら電力モニタリング付きがいいですか?
できれば電力モニタリング付きがおすすめです。価格差が大きくなければ、あとから電気の使い方を見直せるため便利です。ただし、照明のオン・オフだけで十分なら、シンプルな製品でも目的は果たせます。

参考リンク

くらしのーと編集部

【記事の制作・編集担当】 くらしノート編集部は、住まい・スキル・通信・お金・防犯など、暮らしの意思決定に必要な情報を編集・発信しています。一次情報(公的機関・自治体・公式発表)を優先し、根拠の薄い情報は掲載しません。体験・取材・事例を踏まえ、読者が「今日やること」まで分かる記事づくりを心がけています。 ※掲載内容は、可能な限り公式情報を確認して作成しています。制度・料金・条件は変更される場合があるため、最新の情報は各公式サイトもあわせてご確認ください。

関連記事

PAGE TOP